激安タックルインプレ。
それは、激安タックルをあえて買ってみる苦行。
世の中には「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、その言葉が示す通り、世の中にある安物大抵が値段相応の機能、もしくはそれ以下しかなく結局ゴミと化してしまう。
それら激安タックルを片っ端から買って試すことで人柱と化すのがαタックルのしごと、というかそもそも安いタックルしか買えないから!という僕と同じような人のために今回は激安タックルマニアの間で注目されているグラスロッド、glassy(グラッシー)を買ってみたのでレビューしてみます。
Glassy(グラッシー)562FULが家に届いた
前回使っていた980円の名称不明グラスロッド、通称マスヒンが壊れてから、まったく同じようなグラスロッドを探していたαトラウトがネットで見つけたのが、ハラ(TIGA)のグラスロッド、Glassy(グラッシー)562FULです。
アマゾンで送料込みで、なんと1700円という驚きの価格。
エリアトラウト用として使われることが多いそうですが、ネイティブでも使えるのか試しに買ってみました。
【詳細スペック】
全長:1.68m
重量:55g
LINE:6lbまで
LURE:5gまで
2本継竿のグラスロッドっていうのは今時めずらしいですね。
グラスロッドで有名なマスレンジャーなら以前も使ってたんですが、一本竿なんで車に積み込むのが面倒だったり、持ち運びが大変だったりします。
けど、2本継竿なら持ち運びも良いんじゃないか?と思い買ってみました。
Glassy(グラッシー)を使ってみた
というわけで、届いてから何度からglassyをエリアで使ってみました。
釣れたのはヤマメだけですが、ロッドはとにかくやわらかいですね。
バッドからグーンと曲がるグラスロッド特有のまがり。
アタリなんてまずわからないやわらかさですが、食い込みはやっぱりいいです。ULなので小さいヤマメもはじくことなく食わせることができました。
しかし、使ってから3日目、渓流域にいった時に思わぬ事態発生します。
岩にぶつけてディップが折れる
なんと、使って3日目でディップ部分が破損。
嘘だろ?こんなこと本当にあるの!?
と思いましたが、これはさすがに使ってみないとわからない。
岩にぶつけてバキーン。ちょっと荒く扱いすぎたみたいです。
他のブログの記事なんかを見ても、やっぱり折れてしまった事もあるみたいです。
ロッドのトップガイドを入れ替えようとおもいましたが、ばっくり割れただけじゃなく、真ん中から竹割り状態。これはさすがに無理。
んじゃぁってことで、とりあえずロッドの先端を削って応急処置をしてみました。
ひとまず現場で第二ガイド部分までカットして、即席ショートロッド化。
これで何回か振ってみましたが、まぁ使えないことはないですね。
あとは、値段も安いのであんまりダメージもないです。
もしかしたらこの折れたロッドを使ってなんらかの改造をしてみるかもしれません。
Glassy(グラッシー)を使ってみたまとめ
Glassy(グラッシー)を使ってみた感想は次の通りです。
・食い込みが良い
・小物もはじかない
・製品の質にバラつきがある
・ディップが簡単に折れる
・そしてめちゃくちゃ安い
というわけで、この値段なら折れてもとくにダメージが少ないので、ためしに買ってみるのもアリですね。
ただ、グラスロッドでも100%のグラスというわけではないので、やっぱり折れるときは折れます。扱いは普通のグラスロッドのつもりで使っちゃだめですよ。
丁寧に扱えばまず問題はなさそうです。
こればっかりはどうしようもないですが、折れたら折れたで修理したり、僕みたいにおもいきりカットしちゃってもロッドとしは使えます。
お子さんにロッドを買ってみようと思ったり、とりあえずULのロッド使ってみようかなと思うなら購入もあり。エリアで使うならまず問題ないスペックです。
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