ついに反則ルアー登場!フェイスの実力が高すぎてリアルに引いた日

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フェイス メタルジグ

以前、こちらのブログで不定期で行っている企画『謎のルアーを追え!』の中で、あまりにも正体がわからないため、ヤフー知恵袋およびブログの読者様に救いを求めていましたよね。ブログ読者様からの神コメによりなんとか正体を知ることができましたが、あれが無かったら一生正体不明だったかもしれません。

数々のヒントと努力によりたどり着いたその正体は、アイビーラインが過去に販売していたフェイスシリーズの一つ『bullet fais』

その昔、今だインターネットが普及するより前のこと。

管理釣り場において「トラウト達を恐怖のどん底に追いやった」とすら言われる伝説のルアーです。

【協力お願い】謎のルアーを追え!正体不明の爆釣フェザージグの名前がわからない!

【感謝!】謎のルアーを追え!ついに発見!あのルアーの正体とは?

僕も依然短時間だけ使ったことがあるのですが、その釣れっぷりは確かに異常。

しかし、10分ほどしか使っていなかったので、今回は対ネイティブ用bullet faisの実力を試すべく、今回も天塩川水系にある秘密の小渓流にやってきました。

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虫が飛ぶ中の絶好のコンディション

季節はすでに7月。

北海道はすっかり初夏なんですが、今年は少し気温が低め。
雨も多かったこともあり、蝉の鳴き声を殆ど聞かないままこの季節を迎えてしまいました。

普段ならここでタイニーシケイダーでも投げて遊ぶところなんですが、今回はお遊び無しの本気。やばいほどにマジ。

なぜなら、あのbullet Faisを本気で使ってみようっていうんですからね。

この虫パターン絶好調な状態で、さらに虫に酷似したスイミングジグを使う。しかも本気で投げたおす。

その結果、一体何が起きるのか?
もしかしたら、僕ら人類の想像をはるかに超える事態に陥る可能性も考慮し、念のために自衛隊に出動要請を出そうか迷ったほど。

それくらい予想が付かないルアーですから、とにかく虫よけスプレーンを大量に噴射し、一匹たりとも蚊をよせつけない姿勢でfaisを投げたおすことにしました

無限ニジヤマメのはじまり

今回も釣りあがりスタイルで、ニジ&ヤマメさんの渓流にやってきています。

時間は早朝5時。この後仕事もあるので、2時間ほどの釣行になります。

まずは一番下のプールになっている部分。

ここはすさまじい量の虫が飛んでいて、大量の魚が虫を狙ってうろうろしています。

で、bullet faisをキャスト。

着水後、トゥイッチを掛けると速攻で一匹ヒットです。

なんか虫を大量に食いまくってるんで、ライズも凄い状態。

キャストしてトゥイッチかけてすぐさまバイトしてきました。

で、すぐにまた投げてヒット

うっすらパーマークの子ニジさん。

これくらいのサイズが一番跳ねていますね。

さらに三投目、ふたたびヒット。

多少竿先にカロリーを感じたとおもったら、じゃっかんメタボぎみの尺ニジさん。

少しだけサイズアップしましたね。

 

そして4投目、こんどは可愛いのがヒット。

それからも

ヒット。

ヒット。

ヒット。

ヒット。

ヒット。

ヒット。

チョット

チョット

チョットまってよ!

止まんない。

何これ

全然止まんない!!

全然お魚さん止まんないんだけど!

とりあえずキャストして、そこからトゥイッチを入れるてすぐに何かがヒットする
全部25㎝以下の子供ばかりですが、このプールだけでもすでに10匹以上はキャッチ。

なんか釣れ過ぎるせいで写真も忘れていたというか。

ふだんならどんなかわいい子でも写真とってたのに

今回ばかりはさすがに撮影しなくても良いなと思っちゃっていた。

無慈悲な表層トゥイッチがあまりに強い

表層付近でトゥイッチを掛けていく。

この方法でバイトしてくる魚が圧倒的に多いんです。

ルアーは水面に浮くか浮かないかっていうレンジなんですが、そこめがけてバイトしてくるから、水面を飛び跳ねてくるようにアタック。もうここまでくると毛の付いたトップウォーターです。

フェザージグのような見た目ながら、フロントにアッパーリップ(上向きのリップ)がついているので、水噛みはなかなか。トゥイッチをかけると気持ち良い位左右へ首をふります。

この動きがとても虫に似ているのか、ひたすらにアタックを繰り返してくる。

ミノーよりもはるかに数多くのアタックについに疲れたαトラウト。

おどろきです。

途中で投げるのをやめました。

はじめてです。

アタックが多いから投げるのをやめるルアーなんて、この世に存在したとは。

ボトムでのダートで隠れていたトラウトも根こそぎ

ジグ系のルアーだけに、当然ボトムでもその実力を発揮します。

沈下速度は5.0gのヘビーシンキングミノーと同じ程度。

これをボトム付近に落としたあと、ヒョイ、ヒョイっとボトムを跳ねさせてもがっつりヒットがあります。

また、ここでもヘッド部分のアッパーリップが功を奏し、根掛が極端に少ない。

フックもテールのみなので、ボトム攻めも安心して行えました。

ダウンでの釣りすら簡単にこなす器用さ

faisはリップのおかげで、普通にリトリーブした場合、スプーンに似た左右へのローリングアクションを行います。

というわけで、単純にダウンになげてゆっくりリトリーブするだけでも釣れる。

しかも案外浮き上がらないし、暴れない。

フックが一本なので、ミノーに比べるとフッキング率は若干落ち気味ですが、バイト率はミノーの倍くらいあるので、小物を弾くという意味でもフック一本のほうがありがたいルアーかもしれません。

当然キャストアビリティ高し

3.8gながら、ボディは細く短いため、当然のごとくキャストアビリティは高い。

しかもアッパーリップが上を向ている=ルアーの後ろ側に隠れて空気抵抗を受けにくい。

という理由により、同重量のミノーよりもはるかにぶっ飛びます。

ここまでくると、デメリットを見つけるほうが苦しい。

非常に稀ですけど、かつて「チヌークS」でもデメリットを見つけるのが難しかったですが、このフェイスはそれを遙かに上回ってデメリットが見当たらないのです。

が、それこそが、実はこのルアーのデメリット。

使っていけば誰もが気が付く問題点について見ていこうと思います。

予想の上を行くデメリット

ここまで使って、もはや完璧とも見えるfais。

しかし、実際に使った僕は、このルアーにはある決定的な問題点があることに早々から気が付いていました。

それは、あまりにも釣れ過ぎるということ。

渓流ルアーフィッシングにおいて、実は釣れ過ぎるというのも問題の一つになるということを知ってしまったのです。

ゲーム性が失われてしまいがち

多くのルアーが目指しているもの。

それは「餌」と形容されることでしょう。

着水と同時に食う、放置するだけで食う、いかなるタフコンディションでも食う。

その理想像とされているのが餌。

つまり、餌釣りと同じ釣果をルアーで叩けるかどうかを、多くのルアーは目標としているのです。

が、しかしですよ。

もし本当にルアーで餌釣りと変わらない釣果を叩いたとしたら。

おそらく、多くの人が「このルアーはつまらない」となってしまうんです。

実際にfaisは驚くほど釣れますし、1投げ1ヒットっていうのもざらにあるわけで。

とくに渓流の虫パターン真っ最中である初夏から夏にかけては間違いなく餌に匹敵します。

するとどうでしょう。

僕はとたんに気が緩み、何の緊張感もなくなってしまったんです。

こうすれば釣れるんじゃないだろうか?

どうすれば釣れるんだろうか?

なんて考えずにキャストしてしまう。

考えるのはコース位のもの。

で、それでも釣れるとわかる安心感。

餌釣りと同じような釣果が得られてしまう渓流釣りで、単純作業を繰り返すだけの釣りしかしなくなるんです。

つまり、体は忙しくしていても、その分脳みそが完全に休んでたんです。

そもそも、ただ釣りたいっていう人ならルアーフィッシングになんてはまらない。

ゲーム性に特化している釣りだからこそルアーフィッシングにはまってる。だから、すごいわがままなんです。

釣れ過ぎたら全然つまらないってボヤきはじめるんですよ。

 

そういうわがままな生き物である僕にとって、このルアーの最大の欠点が「釣れ過ぎること」でして。

ここぞという時に限定的に使うのは最高。

でも、常にこのルアーで釣ろうって気にはならないんです。

小物から先に釣れてしまいがち

釣れ過ぎるがあまりの欠点として、その場にいる小物から先に釣ってしまうのも問題かもしれません。

大きなトラウトよりも俊敏に動く小型トラウトのほうが、当然この手の虫ルアーへの反応が速い。

こうなると、その場で小型のトラウトばかり釣ってしまい、大物が警戒して動かなくなってしまうというリスクも当然生まれます。

僕は小さいのも良いんですが、できれば良型のトラウトを優先して狙っていきたいので、やっぱり小さい魚が真っ先に反応してしまうルアーは場合によってはデメリットになってしまいます。

ぶっちゃけ反則じゃないか問題

bullet faisは毛巻きのルアー。

いわばフェザージグのようなもので、ルアーフィッシングで使うのは若干反則気味な気すらしてしまいます。

反則気味に感じてしまうのは、たぶんフライとかに似ているからなのか。

それとも、渓流トラウトマン的な意識。

つまり「あくまでハードルアーで釣る」というこだわりが僕の中にもあるせいなのか。

釣れれば何でも良いと思っていた意識の低い僕にも、まさかこんな気持ちがあったとは。

このルアーを使っていると、なんだか反則じゃないのかという気持ちにもなってしまいます。

夏場は坊主になりそうなら使うことにしようかと

faisは確かに物凄い釣れます。

ただ、虫パターンの最中は釣れ方がヤバすぎるっていうので、ちょっと反則だと思ってしまいますね。

というわけで、今後は一投目からfaisを使うのは控えていこうかなと。

それに、このルアーは手に入れるのがとてつもなく難しい。

ロストすることを考えるとおいそれと使えないですし、あまりに釣果が出ない場合や、ここぞというタイミングの必殺ルアーとして繰り出していこうと思います。

それにしても、このルアーを使って、やっぱりルアーフィッシングは「ゲーム性こそが命」だと思い知りましたね。

今後はまったく釣れないルアーで頑張って釣るっていう楽しみも覚えていきたいと思います。

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