美深の道の駅でチョウザメ見学!天塩川を追われた幻の王

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今回は北海道に生息するチョウザメを見るため、美深町にある道の駅に行ってきたレポートです

この天塩川には幻の名が付く魚が幾つかいますが、その中でも本物の幻といえば、たぶんチョウザメでしょう。

というか、間違いない。

あのイトウですら幻とすら言われていますが、チョウザメは正真正銘の貴重種。というよりも、絶滅危惧種と言って良いレベルの魚。

そんなチョウザメの養殖を行っている美深町の道の駅にお盆を利用して出かけてきました。

道の駅美深にやってきたけど大混雑

というわけで美深町の道の駅にやってきたαトラウト。

目当ては勿論チョウザメ館なのですが、とにかくこの日は人が多い。

お盆のまっただ中ということもありますが、異様なほどの人気です。

かくいうαトラウトと妻も、その熱気に驚きを隠せません。

というのもこの道の駅、道北は稚内と旭川を繋ぐ主要道路のど真ん中にあるということで、お盆ともなると北からも南からも大量の人が通過します。

そんな人たちが北海道の長い運転に疲れ立ち寄るのが道の駅びふか。

店内には飲食もお土産も充実しており、なによりお腹を満たしてくれるあの商品が大人気

にしても大量の人が道の駅へ。これが美深道の駅のポテンシャル。

この大量の人々が買い求めてやまない商品が美深コロッケ。

お値段わずか100円ちょいで変える美深のコロッケは絶大な人気を誇っており、お盆の昼時ともなるとコロッケを買い求める列が大量に発生しています。

凄まじい行列に圧倒されながら、なかなか進めない施設内を物色しようと試みますが、その時、妻から信じられない一言が放たれました。

しかし、あまりのショックに何を言っているかわかりません。

そんな、そんなわけがない──

僕が耳を疑い、もう一度妻に尋ねる。

すると、今度はゆっくりと妻が口を開いた瞬間、周囲の音は掻き消えました。

時間すらも止まっていたでしょう。

あらゆる空間から隔絶され、逃げ場を失った僕の耳に、笑顔で妻はこういったのです。

 

「コロッケ食べたい!」

 

 

無理。

いや、

絶対に無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ぃぃ!!!

そう激しく首を振っていた僕でしたが、僕の背後では見たこともないスタンドが隣のおばちゃんにラッシュを仕掛けていたとのちに妻は語りました。

それもそのはず。

僕がいきなり無理無理スタンド使いになってしまったのも無理はありません。

この時、お盆休みを利用した旅行客たちが人気のコロッケを手に入れようとしている状態。

冷静に考えてみましょう。

僕が彼らなら、絶対に並ばない。

苦しい渋滞を乗り越え、眠気をこらえ、完璧な旅行プランを実行するために、道の駅にやってきてまで再び渋滞に突っ込んでいったような狂気の連中。

つまり、そもそも器が違う。

この列に並んでいる人間は完璧なお盆エリート。

いわばお盆特殊部隊。略してOST(オボン・スペシャル・チーム)の隊員たちなのです。

それを、なんか近所からやってきて「チョウザメミテぇ~」とか言っただけでやってきた二等兵の僕に耐えきれるわけがない。くぐった修羅場が違いすぎるのです。

道の駅美深名物くりじゃがコロッケ

道の駅びふか名物であるくりじゃがコロッケは絶大な人気を誇る一品。

このコロッケを買い求めてやってくる人も多く、道の駅にやってきたらぜひ食べてもらいたい商品。

ただし、お盆などは地獄のようなあり様になり、精鋭以外は入手困難。

できれば普通の休日にやってきて、ゆっくりと味わって欲しい。

人気商品だけあってまじでおいしいです。

コロッケ以外にも色々な食べ物が売っている

道の駅びふかにはコロッケ以外にも沢山の商品が売られています。

中でも注目なのが、施設の外にある店舗コーナー。

こちらは道の駅びふかの出店ではなく、美深町の人たちがお店を出しているので個性が凄い。

そば粉を使ったガレットというとんでもないオシャレ商品が販売されており、インスタ映えの嵐が巻き起こっている。

この道北の道の駅とは思えないおしゃれさに、まるで期待していなかった女子が歓喜して注文し、撮影した瞬間にカメラが爆発。GPSの位置情報から、ここにインスタ映えするもなどないと油断していたiPhoneにとってガレットの登場は予想外だったのでしょう。

しかし、ガレットも良いですが僕的なおすすめはそこではない。

この道の駅びふかでしか味わえない、美深ならではのめちゃくちゃ変わった料理があるのです。

美深の道の駅にあるおすすめグルメ

美深にある道の駅びふかにある食べ物の中でも、僕が最も好きなものはコロッケでも、ガレットでもない。

それはまさに美深町ならではの味。

旅先で予想すらしていなかったのに、一度食ったら絶対に忘れられない。

それはまさしく行きずりの出会い。

既婚者のパパにママ。

忘れよう。

今は一回忘れて夢中になってしまおうか?

という甘いささやきにほだされること間違いなしのグルメを紹介です。

ワイルドな野生の雄々しさが魅力の鹿肉ソーセージ

美深道の駅

美深自慢の鹿肉をふんだんに使ったソーセジ。

その味のワイルドさは半端じゃない。

野生のシカ肉はとてつもなく肉肉しく臭いのだけれど、それをスパイすとハーブをまぜてひき肉にし、さらに燻製にすることで信じられないほど美味いソーセージになっている。

ソーセジといってもふにゃふにゃした味は一切なし。

本来硬い肉をひき肉にした結果もあり、むしろ柔らかいスパイスサラミ。

一口食べれば誰もが思う感想をここでいうとしたら間違いなくこれ。

「まじでビール飲みたい」

正直、ここは運転かわってもらって自分だけビールを飲みたい。

その結果結果となり、離婚を言い出されたってかまわない。

とにかく今、ビールをあおって鹿肉ソーセージにかぶりつきたい。

と、そんな衝動に駆られる多るべきソーセージ。

その他多くの鹿肉商品がある中、このソーセージは本気で美味い。

ただの観光客向けの変わり種ではない本気のグルメである。

美深の珍味チョウザメおこわ

美深道の駅

 

鹿肉ソーセージが本気で美味しい商品だったのに対して。

このチョウザメおこわは、本気で観光客のウケだけを狙いにいく、というむしろストイックなグルメであることを知ってほしい。

僕が目的としているチョウザメの肉を使って、地元のもち米を焚き上げたのち、中にチョウザメの具をさらに入れたままお握りにした商品。

まずチョウザメを食べるということすら珍しいというのに、さらにオコワ、さらにお握りにしてしまうという発想の鋭には脱帽である。

さらに、一口食べれば、このおにぎりの凄さがわかる。

ここまで珍しい商品なのに、まるで味がしないのだ。

凄いアイディアである。

鹿肉の場合は、臭みを生かすためにハーブやスパイスを使っていた。

ところがチョウザメの場合は、フカヒレのように本来大して味がしない食べ物なのに、それをやんわりオコワにすることで一切の雑味どころか大半の味まで消し去ったのだ。

しかし、まずいわけではない。

食べた時に感じるなんともいえない優しさ。

チョウザメというイカメシイネーミングからは想像もできないふくよかな旨味。

チョウザメの出汁がごはんにしみこむことで、非常に繊細なおこわとなっている。

ただ、このおにぎりに関しては味よりも思い出優先型。

美深にきてチョウザメのお握りをたべ「なんだこれ!」と家族で笑うこと

そして、「チョウザメのオコワおにぎりっての食べたんだけどさ・・・」と人に話せる重要なネタとして、味よりも重要な思い出を残してくれる商品なのです。

美深の道の駅はレジャースポットが半端じゃない

混雑していた道の駅びふかで食事を終えたあと、いよいよ美深の道の駅の本気とチョウザメを見にいくことにします。

北海道の道の駅は様々な施設が併設していることで知られておりますが、この美深の道の駅の施設はすごい。

むしろ美深道の駅共和国。

この道の駅の敷地の中に、衣食住を全てまかなえてしまうレジャー施設が存在するのです。

道の駅びふか

Googleマップさんで見た道の駅びふかの地図です。

国道側にある建物が普通の道の駅。

しかし、その裏側にある橋を超えるびふかアイランドと呼ばれるエリアに突入。

実際のところ、道の駅に来る人の半数はこのびふかアイランドを目的にやってきていると言っても過言ではないでしょう。

道の駅びふかの人気キャンプ場

道の駅びふかの裏側にある双子座橋を超えると、そこからびふかアイランドのキャンプ場に突入します。

キャンプ場はフリーサイトとオートサイトの2種類があり、どちらも有料。

しかし、交通の便が異常に良いことや、施設の設備が整っていることもあり、お盆のこの時期にはテントでいっぱいになるので、早い者勝ち状態になっています。

キャンプ場を見ると、昼からすでにビールを飲みながらバーベキューをしている人達ばかり。非常にうらやましい限り。

トイレも炊事場もあるので、キャンプ場の設備としてはとてもオーソドックスではありますね。

ただし、このキャンプ場が人気なのは、何も交通の便が良いとか、道の駅の近くにあるからとか、そんな理由だけではないのです。

美深温泉のレストランでチョウザメの刺身が食べれる

なんと道の駅びふかにはキャンプ場だけでなく、温泉まであるのです。

しかも、その場所はキャンプ場の目の前ときたものだからたまらない。

キャプといえば、やはり問題となるのがお風呂。

僕が良く出向くキャンプ場は付近に温泉などないので、基本は風呂に入るために近くの入浴上まで車で向かっていました。

ところが、このキャンプ場は敷地内に温泉施設までも完備。

さらに、温泉内にはレストランがあり、そこで養殖されているチョウザメの刺身まで食べれるんですよ。

温泉でゆったりして、さらにキャンプまで楽しんで、真昼間にビールに焼き立てソーセージ。

しかもチョウザメの刺身まで食べれるとか。

もう我慢ならない。

もうここまできたら不謹慎だと思うよ僕は!!

ほんとうに、お盆だって仕事の人もいるんだし、もっとみんなのことを考えてもらいたいと、ツイッターでわけのわからないSNSマナ―を説く意識高い学生みたいな気持ちになってますが、さすがにこれは不謹慎。いますぐ現実放りだしてキャンプさせてねぇお願い?

と、妻に訪ねてみましたが

「私虫苦手だし無理」

と一周、これだからインドア派の女子とはそりがあわない。

だったらなぜ結婚しているのかまったくもって不明ですが、きっと愛ってそんなもの。

それにキャンプが苦手な妻とでもその気になれば大丈夫。

こちらの温泉施設には宿泊施設もついているのですから。

テントとか持ってないけど、とりあえず宿を探している人。

なんかキャンプしてたら豪雨になっちゃって、サイトから脱出した人も救ってくれる神仕様。

美深の道の駅は釣りもできる

そして、このブログをお読みの方に重要なことをお知らせしなければなりません。

実は美深町にある道の駅びふかですが、なんと。釣りができる場所まであるのです。

道の駅美深の裏にある池は釣りが可能な場所となっており、こんな看板までしっかりと立っています。

グルメも楽しめ、キャンプもできて、温泉も入れて、ついでに釣りまで出来るありがたみ。道の駅ではない、神の駅びふか。間違いない、ここは楽園なのです。

釣りができるエリアはこんな状態。

普通の管理釣り場ではありません、カバーが生い茂るかなりハードな場所。

僕がここで釣りをした時にはフナが良く釣れましたし、その時ヘラ竿を出していたおじさんの話によれば、比ぶなやヘラも居るようです。

そして、このカバーを見ればルアーマンは誰もが想像するあいつ。

そう、雷魚。

やつもこの池のどこかに生息しているのだと、風の噂に聞き及んでいます。

実はこの時、カバーの隙間に何か動く黒い影を発見。

やけに水面をチャポチャポしていましたが、あれは何だったのか。

もしかしたら鯉などもいるかもしれませんね。

ちなみに、この三日月湖の橋から上流側はカバーが一切なく、カヌー体験ができる場所になっています。

釣りにキャンプに温泉ときて、今度はカヌー。

こんな贅沢なキャンプ場が美深の道の駅の裏側に隠されていることを知っている人は少ない、まさに超穴場スポットなのです。

美深の道の駅でチョウザメを見ていこう

というわけで、ついに美深の道の駅にやってきた本題。チョウザメを見る時がやってきました。

チョウザメ館があるのはキャンプ場の奥。林の中にひっそりと洋風の建築物がたたずんています。

ただ、ここにいるのはチョウザメだけではなく、美深町を流れる天塩川の生物もいるので、釣り人にとっても楽しめる場所になっています。

施設の入り口に作られたチョウザメのデザイン。

アイコン化されたチョウザメはまさに古代魚という感じ。

というかモンスターハンターを思いだした人は間違いなくゲーマー

魚好きはこの時点で興奮しっぱなしですが、ともかく中へと入っていきます。

すると、そこに居たのは天塩川のアイドル・ヤマメです。

なんとも愛らしい姿を店ながら泳いでいますし、その姿は陸の上で見るよりもはるかに綺麗。

これは僕もヤマメ飼いたい・・・とつい思ってしまうわけです。

ところが、その隣に妙な生き物が。

んん??

なんだこの黒くて可愛い生き物は。

やけに鋭角的なデザインの体に、鋭く大きな尾びれ。

そのシッポをくねくねと動かしながら、ヤマメの後ろをついて泳ぎ回っています。

なんなんだ、この可愛すぎる生き物は・・・

ただ可愛いだけじゃない、武骨さすらあるのに可愛い。

やばい、やばいぞヤマメさん。あんたの座、こいつめっちゃ狙ってるよ!

と、一気にこの謎の生き物のファンになったわけですが、良くみると、さっき入口にあったデザインとそっくり。

そう、これはチョウザメの幼魚。

生まれてまもない、チョウザメのベイビーなのです。

写真で見ていた限り、ともかく威圧感しかないデザインの魚だったのに、幼魚の頃は信じられない可愛さ。

もう大きくならないで、一生そのままでいてほしい!

と、かつてピカチュウの進化キャンセルをした時の気持ちになり、見えないBボタンを連打していました。

さらに奥に進むと、今度は少しだけ大きな魚が。

体長は20㎝程。全体的に黒っぽく、小さな斑点が連続しています。

そう、こちらはイトウ。

天塩川の王様であるイトウも、小さいころはこんなに可愛らしい姿をしています。

というか、一見するとマス類に見えないし、遠目から見たらウグイと勘違いしそうです。

その隣の水槽には、60㎝以上はあるだろうアメマスさんが泳いでいました。

その体は黄金に輝き、まさにゴールデンカムイ。

僕らが釣りあげて陸上で見るのとはまるで違って、とてつもなく美しい魚だと感じました。

天塩川の淡水魚コーナーの最後をかざるのは、やっぱりイトウ。

現在、天塩川では絶対的な王の座にいるフィッシュイーターです。

しかし、そんな恐ろしい巨大魚は、水の中をゆっくりと漂いながら、時折写真を撮る僕の顔をじっと見つめている。正面からみるとぼんやりしている妙に愛嬌のある顔ですが、これでも魚に鬼と書く生き物。

でも、多くの釣り人がこの魚を釣るために人生の大半の時間をなげうっているのだと思うと、鬼というより魔という字があてはまる気すらしますね。

天塩川に生きる淡水の王

天塩川の淡水魚コーナーを見終え、元きた道を戻ると、そこに巨大な展示物があるのに気が付きました。

まるで全身が骨の鎧に覆われたような白い体。

発達した鱗が体を突き出しいるいかめしい姿。

その迫力ある恐ろしい姿こそ、天塩川にかつて生息していたミカドチョウザメです。

全長146m。

体重18.2㎏。

1996年に利尻島付近で捕獲された個体ですが、このミカドチョウザメはかつて天塩川にも生息していたことを示す記念の展示物になっています。

ミカドチョウザメは世界でもすでに絶滅危惧種となっていましたが、かつてはこの天塩川にも数多く生きていたようですね。

そう考えると、当時の天塩川の生態系の頂点はイトウではなく、間違いなくこのミカドチョウザメだったのでしょう。

奥の水槽を見てみると、養殖されたチョウザメの水槽がありました。

種類はベステル種、ホシチョウザメ、シロチョウザメ。

これらのチョウザメは道の駅の施設の中にある養殖場所で研究の末生まれた魚たちであり、天然ものではありません。

ですが、その体のサイズがとにかくすごい。

見る限りにメーターオーバーがずらり。

さらに時折、2メートルに達しようかという超巨大チョウザメが水槽に姿を現します。

チョウザメの魅力は、やはり体のサイズ。

最高齢163歳まで生きると言われているこの魚は、体のサイズも大きくなりやすく、最大で8メートルを超えるような種類のチョウザメも存在すると言われています。

また、貫禄しかない鋭さのある見た目がカッコイイ。

巨大化する淡水魚はナマズやコイのようなずんぐりむっくりのデザインが多いですが、チョウザメは力強く、鋭く、攻撃的。

これぞ、まさしく“淡水の王”と呼ぶにふさわしい魚。

しかし、その王はもはや美深町の道の駅で養殖されるのみ。

本物の王は、今や美深を流れる天塩川にやってくることはありません。

天塩川を追われた王

美深の道の駅は天塩川のすぐ近くに作られています。

そして、釣りが可能な三日月湖も、もとはといえば天塩川の一部。

それを池に変えたのは、北海道に入植してきた僕のような人間たちでした。

道の駅の中には、蝦夷を北海道と命名したことで知られる探検家、松浦武四郎の石碑が。

「天塩川日誌」で知られる松浦武四郎が天塩川をのぼり、この地の有用性を江戸に報告。

その結果、江戸は北海道開拓方針を決定。

その中でも道北地方において重要視されたのが天塩川の水産資源と、運河としての利用です。

天塩川は道北の材木などを切り出したのち、それを運河を通じて下流域に運搬するために、曲がりくねったカーブは全て三日月湖になったのです。

また、天塩川流域の水産資源も活用することに決定したのですが、中でも貴重とされていたのがチョウザメでした。

当時、チョウザメは菊とじ鮫と言われ、江戸幕府への献上品となっていたほど。

そのチョウザメも天塩川では古くから食料として扱われていましたが、石狩川では神格化され、川の主としてあがめられていましたし、それも食用価値を上げた原因の一つ。

また、チョウザメからとれるキャビアは、ロシアとの貿易においても有効活用されたでしょう。

しかし、北海道開拓が進むにつれチョウザメの乱獲が相次ぎ、明治末期になり本格的な開拓が完了しようという頃には、すでに石狩川、そして天塩川のチョウザメは絶滅したと言われています。

もしもチョウザメの乱獲が止まっていたのなら、天塩川の王はイトウではなく、今もチョウザメになっていたのかも。

食用価値をあまり見いだされず、釣り人によってギリギリの所で守れたイトウとは対照的に、早期から食用としての利用価値が高かったチョウザメは復活することすら叶わなわず。

この川を追われた王は、今は絶滅危惧種としてロシアと北海道の間を行き来しています。

幻の巨大魚の現在

美深町の道の駅で養殖されているチョウザメ。

かれらが天塩川を遡上し、美深町にまでやってきた姿は目撃されてはいません。

しかし、北海道の沿岸では毎年チョウザメが少量網に掛かり、天塩川下流域では、年に一度の割合でイトウ釣り士が偶然チョウザメを釣りあげていたりもします。

チョウザメはサケと同じ遡上魚であり、海を回遊したあとに元の川へどもっていく魚。

つまり、絶滅したと思われた天塩川にも、少なからずチョウザメが生き残っているということ。

王はいつか、また栄光を取り戻す日が来るのか?

それはわかりませんが、ぜひ一度、この目で天塩川を泳ぐチョウザメを見たい夢だけはわいてきました。

淡水の王が戻るまで道の駅でチョウザメを見よう

美深町の道の駅はレジャー施設も充実していますが、僕的にはやはりチョウザメ館が一番のおすすめスポット。とくに釣り好きならぜひ一度見てもらいたい。

それから天塩川に釣りにでかけて、もしチョウザメが掛かったとしたら・・・

なんて甘い夢が見れるほどの相手ではありません。

天塩川のチョウザメは、誇張ではなく正真正銘の幻の魚。

狙って釣れる相手じゃありませんが、そんな期待をしながら竿を振るのも良いかもしれません。

道の駅「びふか」詳細

道の駅住所:北海道中川郡美深町字紋穂内139番地
道の駅電話番号:01656-2-2900
チョウザメ館電話番号:01656-2-2595
営業時間:11:00~21:30(日帰り入浴)
定休日:原則無休
公式URL:道の駅びふか

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