メップスとは一体?二人の天才(変態)が作る世界一のスピナー(歴史編)

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ブレード系

今回はメップスの記事です。

スピナーといえばメップス!というわけで僕もやっぱりメップスが良いなとおもっていた

わけではない。

むしろ、一度も使ったことがなかった。

もちろんメップスの名前は聞いてました

で、釣り具屋さんでも見てたんですよ。

でも、スピナーといえばキッズの頃にあった激安おもちゃ屋スピナーかブレットンだったんです。

しかし、ブログをやっていたら

「メップスが良い」と教えてもらったわけですね。

そういえば、メップス使ってなかったな・・・

と思っていたら、これまた偶然メップスを見つけまして、購入に至りました。

ちなみにアグリアの2つめを買ったんですが、その際にこのブログからの収益を使わせて頂きました。みなさまありがとうございます。貧乏人にメップスなんて素晴らしきスピナーを使わせて頂き本当に感謝の極み。

というわけで、つい今しがた意を決し、皆様のリールを舐めるメンテナンスサービスを開始したαトラウトです。ステラ舐めさせろステラ!

というわけで、妖怪ステラ舐めになってしまいそうなんですが、そろそろシーズンも終わり。リールの様子がちょっとおかしいな?と思ったらぜひご連絡ください。ハイエンドは錆びるまで舐めようと思ってます。

さて、そうやって憎き高級スポーツ機器を破壊してしまう僕ですが、今回舐めるスポーツ機器はメップスになりましたね。

それにしても良いスピナーです。

界隈ではスピナーの王道との呼び声も高く、歴史も非常に古い西洋アイテム。

フランス生まれらしいのですが、本当にフランスの味がするのか?こいつにバイトする魚以上に徹底的に嘗め回していこうと思います。

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手に入れた二つのメップス

今回手に入れたメップスは2種類。

メップスの中では人気№1と言われるアグリアと、コアなマニアに受けているブラックフューリーの2種類です。

この二つに引かれた理由は、やっぱりカラー。それと形状ですね。

あまりに名前が有名なんでボディ形状を良く見ようとは思わなかったんですが、コメントを頂いた後に改めてその形を見てみると、なるほど──こいつは・・・と唸らせられてしまいましたね。

なんとうか、良く考えられているんですよ。

ルアーの性能はもちろんなんですけど、見てわかる利便性の高さと、効率化されたデザインというか、ちょと普通のルアーとは違うんですね。

そのあたりについては後に詳しく語るとして、まずは購入したメップスのスピナー達のご紹介です。

メップスのアグリア

まずご紹介するのはこちらのアグリア。

サイズは1番で、重量は1/8オンス。

アグリアの中ではでは2番目に小さいスピナーになります。

販売数としてはアグリアが最も売れているらしく、様々なバリエーションが存在しますね。中でも海外ではフェザー付きのモデルが人気だとか。

特徴的なブレードは半コロラドブレードで、触ってみるとかなり軽い。

おなじサイズのブレットンと比べると、その重さが明らかに違うのに気が付きました。

胴体は、これまた似たようなボディをよく見たことがある。

きっと、みんなこのメップスのシンカーを真似したんでしょうね・・・溝に赤が入っていた激安スピナーをあまりに見てきたので、初めて見たのにもはや郷愁すら起きています。

汎用性がかなり高いスピナーであり、使いどころを選ばないタイプ。

さらにカラーリングも最も充実しており、ふつうのスピナーでは考えられない位の種類がありますね。

僕が選んだこの蛍光イエローなんか、メップスじゃなきゃまず見ないタイプ。

あと、レインボーカラーなんかもあり、使い手の好みを完全に満足させてますね。

 

しかしこのブレードのロゴ、いいですね。

Mepps』のカタチ、なんかレトロ。

もう古着屋に置いてあってもなんの変哲もないデザイン

なんかこのロゴのTシャツをコート2枚重ねでムートンブーツはいてるパーマの凄い店員さんにおススメされ

「あ、オシャレっすね」って言ってレジに持ってちゃう

そんなロゴデザインのセンスを感じてしまうのは僕だけでしょうか。

 

ただ、メップスって確かフランスのスピナーって話でしたよね。

なのに、なんですかねこのレトロなコカコーラーのプルタブ感。

もうアメリカ感しか感じないんですけど。そのあたりの謎についてはのちに詳しく解説します。

メップスのブラックフューリー

続いてはメップスのブラックフューリー

こちらも激安で売っておりました。

サイズは同じく1番。カラーはもちろんブラックのみ。

ブレードはアグリアよりも細めで、本体にまとわりつくように回るタイプです。

ブラックフューリー(黒い怒り)という名前から、僕的にはブラックパワーとかブラックパンサー的な人権運動との関連性からマルコムXが残した伝説のルアーなのかと思いましたがやっぱり違いましたね。

これもまたアメリカンなネーミングだなとは思いましたが、予想ではブラックバスなんかをターゲットに据えていたのが大きく関係しているのかも。

スピナーといっても、その回転の仕方で使い勝手が大きく変わるとうのがメップスのモットーらしく、ターゲットやエリアごとに様々なスピナーを開発しています。

で、ブラックフューリーの細く長いブレードは、水深の浅い場所で使うことを前提にしているそうなんですね。

僕ら日本人はあまり大型のスピナーを使うことが無いんですが、ユーチューブでロシア人釣り動画を見るのが趣味な僕としては、今でも大型のスピナーが現役で活躍している様子に慣れています。

ただその場合、ブレードがボトムの石やらウィードに当たって結構邪魔になることも多く、ブレードが邪魔にならないよう細長いブレードが作られたようです。

小型スピナーを使う僕の釣りでも、たしかに水深の浅い場所ではブレードがボトムにあたってコツコツ言うことが多いし、その仕組みを知って唸らされる一品。

ブレードが黒いのはシルエットを強調するため。

おすすめは濁りの中や、マヅメ時、曇った日中や、ウィードの中などの光量が減っている水の中だそうで、バスを釣る人間におすすめと公式がおっしゃってます。

メップススピナーのデザインはとてもオタクぽい

さて、代表的なアグリアとブラックフューリーについて見てみましたが、おそらくベテランアングラーの方々には非常に懐かしいアイテムだなと思われているかもしれません。

僕も確かに昔から名前は知っていましたが、恥ずかしながら使うのは初めてで、僕としては結構新鮮なルアーなんですね。

そんなメップス初心者の僕からすると、相当歴史があるはずのこのスピナーから、なんともオタクイズムをくするぐる仕組みが随所に見えるんです。

コスト低そうなのに強度があるクレビス

まず目がいったのが、このクレビスです。

かなり古くからカタチを変えていないと言われているので、設計当初からこのクレビスを使っていたんでしょうが、にしても合理的ですね。

普通のクレビスであれば穴を開けてワイヤーを通すところを、折り曲げた鉄で作ってます。

たしかに、これなら小さなクレビスを作る繊細な作業はいりません。あれ、作るのかなり大変そうですもんね。

さらに2枚折りにすることで強度を増し、ブレードが吹っ飛んでしまうのも防いでいる。クレビスの変形も防いでいて、長期使用に耐えられる仕組み。

地味ながら結構画期的なアイディア。これなら僕でも出来そうだって思うくらい簡単なのに、強度抜群のクレビスができる寸法です。すごい。

そこまでやるのか?ソロバン状のシンカー

次に目が行ったのが、この3つ並んだソロバン状のシンカーです。

スピナーについてるシンカーというと、赤いビーズみたいなのが普通だと思ってたんですが、meppsにはこの三つのソロバンが付いてます。

「なるほど、これで釣りをしながら経理もできる・・・」

というところに合理性を感じたわけではありません。

凄いと思ったのは摩擦を減らす努力を限界までやってることです。

ウェイトの役目を果たしているのはもちろんですが、それを3つ重ねることで、できるだけブレードの抵抗を減らしてますね。

しかも最後の一つだけ、ワイヤーに干渉しないような大きさに。ううん、細かい。

 

特徴的なソロバン状の形は、恐らくブレードめがけて食ってくる魚を獲るため、できる限りフックとの距離をなるべく縮めようとした結果の形でしょう。

しかし、縦の長さを節約すると、どうしても横に面積が増えてしまい、ブレードに触れてしまう。

そこでソロバン状三角錐にし、アクションの途中でブレードと接触したとしても抵抗を減らそうと考えたんでしょうね。

ブレットン等と比較すると、メップスのスピナーはよりコンパクトにまとまっていて、ブレードとフックの位置が近くなってます。

この様に、素人目でも見てわかるほど拘りがこもっているデザイン。

小さな金属の組み合わせで、かなり高度なことをやってのけています。

で、僕が思ったのが

効率や機械的性能ばかりを追求する

ものすごいオタクっぽい部分がある。

という第一印象ですね。

 

コメント

  1. Old Fly fisher. より:

    有難う御座います。何気なく50年前を思い出し、メップスを検索したらこの記事に出会いました。メップス・アグリアTW,アグリアLong,この2つが私のお気に入りでした。40年前からフライフィッシングの世界に浸りましたが、そのトラウトフィッシングの根底には今もルアー・スピナーの経験が生きています。それはただ一つ、トラウトフィッシングに光は要らない。と言う事です。真夜中の真っ暗闇、光や色の無い世界でもトラウトは釣れます。それも大型魚が。40年間に数百種類もの毛針を作って釣りをして来ましたが、ともすれば真実を忘れがちです。その真実とは光も色ない世界で魚は釣れると言う事です。人は目から入って来る情報に惑わされる物です。失礼致しました。Tight Lines!