熊よけ鈴は必須アイテム?山に入るには物足りないけど下着なみに大事

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渓流釣りをして、それも源流域に近づくにつれ絶対に必要になるアイテムは何か?

そう考えた時、僕がまっさきにあげるのは「熊よけ鈴」だと言いたい。

というわけで新年一発目から熊が本当に怖いことだけを訴えたいαトラウトです。

なにより本気で熊が怖いと思ったのは自分の目で熊をみた時から

さら思ったのは映画『レベェナント』を見てから

デカプリオが熊に襲われるシーン本当に怖かったけど。

あとデカプリオがアカデミー取れたの本当にうれしかったけど。

 

うん、そこではない。

 

というわけで本日の道北貧釣は熊よけ鈴についてです。

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熊よけの鈴は山に入る必須アイテム

山に入るアクティビティは色々とありますが、その際に熊よけの鈴を持って行かないのはハンティング位のものだと思います。

僕がやっている渓流釣りでは熊よけの鈴はほぼ必須アイテム。

なぜほぼかっていうと、僕の近所の渓流によっては鈴がいらないポイントもありますし、その辺は北海道を含め、日本中どこでも鈴が必要ってわけじゃないと思います。

でも、魚と風景を求めて山間深くの源流域に行けば鈴なしじゃ怖くて入れません。

それは渓流での釣りに限った話でもなく、湖でも必要な所は沢山。

それに、この辺りじゃ山菜取りに行く人もたくさんいるんで、その人たちも鈴を常に身に着けていますね。

あとは登山なんですが、ぼくは登山とかあまり行かないのでわかりません。昔登山に連れてかれた時は鈴なんて付けてなかったし、これも釣りと同じく、エリアによって必要かどうかが変わるんでしょうね。

去年は熊に出会うことが無かった

こうして熊よけ鈴について記事を書けているということは

そう、去年は一度も熊に遭遇せず、襲われもしなかった。

本当にそこはありがたいと思うし、熊よけ鈴のおかげとも言える。

もし付けてなかったら、デカプリオみたいに背中ズタズタで振り回されるはめになるかも。

なお、あの映画で襲ってきたのは子ずれのグリズリーでしたが、北海道の場合はワンサイズ小さいヒグマ。

それでも素手の殺傷能力は人間の数倍ですし

元旦に戦ったメイウェザー5人位あつめてボコボコにされると思って良いでしょうね。

僕が使っている熊よけ鈴

今年も熊に出会わず済みましたが、やっぱり鈴のおかげだとは感じてますよ。

なんせ僕が住んでいる場所は毎年のようにクマが出没するし、山にはどこでも熊出没注意の看板ばっかり。

こんな所で渓流釣りをするなら、そりゃ熊対策は必須だし、その基本となる鈴は絶対に必要。

しかし、だからって熊よけの鈴を何個も付けてるわけじゃないです。

カラビナ付山菜鈴

僕が最初に買って今でも使ってるのが、こちらの鈴。

山菜取り用の熊よけ鈴なんですけど、この手の鈴に専門性はまったくなし。

音がよく響く低音タイプですし、値段も安くてお手頃。

釣りに限らず、山にはいるなら付けてる感じ。

春先に山菜を取る時にも装着しており、使い勝手がよくて今でもずっと使ってますね。

熊が苦手な音について詳しく知らないのでなんともいえないのですが

とりあえず音が遠くまで聞こえて、動くたびに鳴れば良い

位に思っているので、正直登山用とか山菜用とか、釣り用とかは関係ないと思ってます。

というかメーカー側も、そのあたりの詳しい使い分けを指定している所がないんですよ。

でも、なんでも良いというわけでもなく。とにかく音が凄くなること。

そして響く高温であること

これが一番重要だと思ってます。

100均の鈴もクマよけとして使えるのか?

熊よけの鈴が一個だと不安。

ということでセリアで売っていた100円の鈴も使えるのか?

なんて思って買った激安アイテムなんですが

これ単体だと熊よけとしては不十分。

こればっかりは安いものを普段から使う僕でも無理ですね、まじで。

安い鈴がだめというより音が小さいから怖い

熊よけの鈴は音が高音で響くほうが安心できます。

鈴はできるだけ音が響いて遠くまで聞こえるのが良いし、小さいのを何個つけてもあまり意味はないかもとか思ってますね。

値段が1000円の鈴でも音が小さいブランド物もショップで見ましたが、あれもよくない。

ただし、一個じゃ不安でとりあえず沢山鈴つけておきたい。

とか思ったら、100均の鈴をおまけで足してあげるのはいいかもしれません。

実は熊よけの鈴が苦手なのは僕

熊が近寄らないように装着するから「熊よけ鈴」と呼ばれていますし、クマが鈴の音を嫌うから効果があると言われています。

しかし、苦手なのは熊だけじゃない。

このαトラウトも

熊よけの鈴の音が大の苦手なんです。

いや、冗談じゃないんです。

僕は本当にこの熊よけ鈴の音が苦手で、できるだけ聞きたくないし、もう耳栓して歩こうかってくらい好きじゃないんです。

だからできるだけ耳の近くでならないように、バックの後ろの下側に装着してますし。

人間マラカスのようにそこら中に鈴を付けている人がいますけど、あれを僕がやったら発狂間違いなし。

なんでここまで苦手なのかっていうと

音の中でも金属や食器がぶつかって出るあの周波数が本当に苦手だから

こういう人はたまにいるんですが

CDで音楽を聞くのはいいけど、ハイハットガンガン叩くよなライブは本当に苦手で

で、たまにハイハット叩くことに全てを費やすドラマーがいるじゃないですか。

ほんと殺す気かと。

もう聞いてるだけで嫌だからライブを途中で帰ります。

あと食器の擦れる音も苦手。

というわけで、取り皿は出来る限り木製にしてます。

だからこそ、鈴の音が本来好きじゃない。

好きじゃないどころか、できるかぎり耳に近づけたくない。

それでも熊よけの鈴をつけているのは

僕が死ぬほど熊が怖いからですよ

はじめて熊を見た時から鈴を手放せなくなる

僕がはじめて熊を目撃したのは、渓流釣りをする前のこと。

その時、僕は山に入っておじさんの山菜取りを手伝ってんですよ。

場所は旭川方面で、山にはいって藪をこいで、川の近くに自生しているギョウジャニンニクを集めてたんです。

ギョウジャニンニクは北海道で一番人気の山菜といっても良いでしょう。

けれど、この山菜はきれいな渓流の近くにしか生えてこないってこともあり、かなり山奥にまで行かないと手に入らないんです。近場の山菜はだいたい近所のひとが取りますしね。

そこでギョウジャニンニクの群れをみつけて、いそいそとナイフでこそぎ、だいたい取ったところで川を降りようとしたら、川の反対がわにいたんです。

 

熊が。

 

すいません語り口が稲川淳二ぽくて

でも怪談レベルの体験なのは間違いなくて

なんか茶色っぽいやつで

しかも子ずれですよ。

あこれやべぇな

て思いましたね、あとの余計な考えなんかゼロ。

 

例えば、レジで財布をあけたらお金が一円も入ってなかったとか

車にもどってお金を探したら、彼女とのデートをすぽかしていたのを思い出したとか

急いで車を走らせたらエンプティランプが光りだしたとか

それに気をとられたら、前の車に軽くおかま掘っちゃったとか

というのとまったく同じく

けれど数段低いトーンで頭の中でつぶやく

 

あ、ヤベェ

 

でしたね、あれは。

しかもクマ牧場とか動物園でみるヒグマよりも痩せていて、体なんかも黒っていうか汚れていたし。

しかも子ずれっていうのがまずかった。

ヒグマの戦闘力は常に高いらしいのだけれど、子ずれになると悟空の体毛が生えて真っ赤になってるようなものらしい。

親熊は顔をあげ周囲の匂いをあちこち嗅いでいる感じで、こっちにまだ気が付いてない。

小熊のほうが渓流の水をペチャペチャ飲んでる。

 

うわどうすんのこれ・・・これどうすんの・・・・

 

とか思ってたんですが、おじさんが

「静かに立ち去ったら何もしてこない」

と、僕を連れて後ろへと下がるわけで

もう幽霊相手にしてるのと同じスタンス

おじさんが熟練霊媒師にすら見えてくる

とか考えてつつも、本当に緊張しながら、おじさんに続いて一歩づつ下がっていき、そのまま川をまたぐルートから元きた林道へと戻っていきました。

おじさんはヒグマを見たのは過去に何度もあるようだったんで頼れると思ったんですけど

林道に出た瞬間。

 

おじさん「まだこわいわ、見ろぉ、足がいうこときかねぇ」

と笑いはじめます。

 

ちなみに「こわい」というのは恐怖を現してるんじゃなくて、北海道の方言で「体の調子が悪い」という意味。

この場合はどっちの意味もあるんですが、おじさんの指さす方向をみたら、釣れたての魚みたいにプルプルしてる左膝がありました。

 

おじさんでもさすがにあれは無理だったようです

僕なんか一生いらないですあんな体験。

 

でも、あの時僕らはなんの装備もなく山をはいったわけじゃなくて

ばっちり鈴をつけて山に入ってたんですよ。

熊対策としての鈴の効果は?

実際に鈴をつけていても、熊と出会ってしまった経験があるのは僕だけじゃありません。

こんな体験をした人は北海道でよくいるし、山菜取りでも、渓流で釣りをしていて熊を見たって人はたくさんいる

けど、その人達が熊よけ鈴をつけていたのかというと

ほぼ付けてる。

ということは?

熊よけ鈴というのは、絶対に熊を避けられるアイテムではないってことです。

熊よけ鈴は確かに効果はあるとは思っている

熊よけ鈴をつけていても熊に出会うし、クマに襲われる。

もしそうだとしたら、身に着けていてもあんまり意味もないですね。

しかし、効果が全くないわけではないようで、熊は鈴の音に警戒心をあらわにするようで。

 

2018年にSTVで放送された熊の生態に関する番組で、観測地点の餌場に設置されたカメラで録画されていた熊が、クマ鈴をつけた人間が近づくと、数百メートル先であるにも察知し、その場を逃げていくシーンを見ました。

熊たちは親子。

真っ先に音に気が付いたのは母親で、その母親が逃げると、子供たちもその場を離れていきました。

つまり、通常の野生の熊であれば、遠くから鈴の音がするだけでも十分効果があるのは間違いない。

しかし、それでも熊と接触する人間がいるのはなぜなのか?

よけいにわからなくなります。

熊よけ鈴が聞こえてない場合が多い

まず考えられるのが熊よけ鈴が聞こえていない場合。

おそらく、渓流などで熊と遭遇するのは大体このケースだと考えられます。

なぜかというと、渓流で熊と遭遇したという話や、その手の動画を見ても、熊は人間の声や姿を確認した途端、一気にその場から逃げ出しているからです。

つまり、警戒心が高い状態の熊。

本来なら、鈴の音が聞こえた時点で近寄ってこないはずなんです。

なのに、それでも偶然遭遇してしまう可能性について考えて真っ先に思い付くのが

熊よけの鈴が聞こえていなかった。

という考えです。

 

渓流では水の流れる音が大きく、しかも反響しているような場所もあります。

そういった地点では熊だけでなく、鹿との遭遇率も高いのですが、彼らはこっちの姿を見た途端、一気に逃げ出していきます。

どうやら渓流では人間の鈴の音だけでなく、足音すら消してしまう効果がある様子。

だから鈴だけでは不十分だと思って行ったほうが無難。

しかし、音が聞こえていないで偶然遭遇するケースでは、熊はびっくりして大抵逃げてくれると思うので、危険性はあまりないかもしれません。

鈴が聞こえても人間を襲う熊の存在

ここから僕が最も恐れているの熊についてのお話です。

僕が調べた限り、2016年位から熊よけ鈴の効果にネット上で疑問が呈されるようになってきているのですが、その原因となったのが。

熊よけ鈴に効果がない新種の熊の出現です。

この手のニュースが前年から多数報道されるようになったのが原因となり、ネットでも

「熊よけ鈴に効果がないのでは?」

という憶測が飛び交うようになりました。

この新種の熊の存在が確認されはじめたはかなり古く、2000年前後には鈴どころか、ラジオすらまったく効かない熊がニュースで取り上げられていました。

YouTube

この動画は北海道三笠市で撮影されたもの。

襲われているのは釣り人。

しかしなんの対策もしていないわけではありません

確認できるだけで3人以上はいますし

ラジオを鳴らしているし、場所は湖。

水の音や森にさえぎられて音が聞こえないわけがありません。

釣り人達も「複数人で行動し音を鳴らす」

という基本的な熊よけ対策をやっているようなので、落ち度があったと思えない。

 

ところが、熊はなぜか湖付近に出没。

 

周囲の人間が「なぜ熊が現れた?」と慌てている様子からも、対策は行っていたのだと推測できます。

しかし、なぜか釣り人めがけて熊が襲いかかる。

慌ててリュックを投げつけると、クマはそのリュックに夢中。

そのすきに逃げて助かったという流れですね。

このように、クマがなぜか現れない場所に現れ、しかも音が明らかに聞こえているにも関わらず、まっすぐ人間を襲う。

これが新種の熊と呼ばれる存在です。

音を恐れない熊がいる?

この新種の熊の存在は各地で報告されているようで、ここ数年で一気に熊に襲われる人たちの数が増えています。

原因として考えられているのが、過疎化により熊のテリトリーが広がったこと

さらに熊の餌となる木の実などが減ってしまう

ほっかいどうではエゾシカの急増により熊の食べる餌が減った。

などなど、様々な説が唱えられています。

 

ただ、そこに共通しているのは

熊鈴をつけていたり、ラジオを付けていたりするにも関わらず

なぜか熊に狙われるという事態です。

 

他にも車が狙われたり、チェーンソーを使って大きな音を立てながら木を切っているにもかかわらず、背後から襲われるというニュースもあります。

 

つまり、クマは明らかに以前よりも音に対する警戒心を解いている。まるで鈴やラジオの音=人間がいるとわかって襲っているかのように。

この現象に対して、一部の専門家は

「クマが人間の出す音を学習している」

と説明しています。

 

北海道を訪れ、動物園や熊牧場に訪れヒグマを見た経験のある人はわかるでしょうが、熊というのはかなり利口な生き物です。

特定の動きをしたときに餌をもらえると、すぐにそれを学び、手をふったりすることで餌をもらうことをすぐに学びます。

しかも一頭がその行為で餌をもらえると、ほかの熊もまったく同じことをし始めるわけで、クマ牧場にいくと手をふりまくる熊たちであふれているんですね。猿なみの学習力です。

他にも知床の国立公園では、旅行客が車から熊に餌をあげたことにより、その後多くの熊が通りかかる車を恐れず、まどをノックするかのような行動まですることがあるとニュースで流れていますから、クマ達は明らかに学習し、それは餌に関わる問題なら驚くほどの速さで学ぶというのは素人目にもわかりますね。うちの猫でもそうですしね。

何一つ芸を覚えず、呼んでもどこかに隠れてでてこないうち猫。

でも、餌の時に「マンマだよ!」と言い続けた結果

マンマと叫ぶだけでどこからかすっ飛んで来る。

うちにいるメダカですら、水槽に入れて3に目には

人間の指が頭上に来るだけで餌をもとめて水面に集まる。

 

なら、かつてはサーカスにすら出ていたクマなら、もっと簡単に、しかも複雑ことを学習するでしょう。

 

熊が人間を襲った時に、そこで熊よけの鈴が鳴っていたとしたら

次に襲う時にも、然熊よけの鈴が合図となるかもしれないのです。

鈴の音=人間の居場所だと狙っている

ある熊が人間を襲ったとして、さらに2人目、3人目と襲うのはまったくありえる話。

北海道で有名な三毛別熊襲撃事件では、一度人間を襲った熊がその味をしめ、わずか5日間のうちに7人を食べ、3人にケガを負わせていますから、学習から実行までのスパンが恐ろしく速いのです。

2014年に熊よけ鈴をつけていたにも関わらず、秋田で熊に襲われ失血死した女性がいましたが

やはり前年に女性を襲い死亡させた熊だったと明らかになっているらしく

一度人間を襲った熊が再度襲うというのはあり得る話のようですね。

 

その熊が襲った人間が鈴をつけていたとしたら、鈴の音を頼りに人間を襲う熊が出てもまったく不思議じゃないわけで。

 

鈴の音を出したら逆に危ないような地域は確かにあると考えられます。

ただ、そこがどこなのかは不明。

何頭いるかもわからない。

それが一番怖いですね。

熊が鈴の音を無視する理由は?

ただ、僕は鈴の音だけを頼りに熊が襲っているというのは無理のある話だなと感じています。

熊は基本臆病な生き物であり、それは野生動物全てに共通しているのは間違いないはず。

しかし、そんな熊ですら人里に現れたり、鈴の音すらかまわず最初の人間を襲い、続いて鈴の音を学習して人間を襲う理由は?

そう考えると、自然と

飢えと食べ物の匂いが最も大きく影響していることに行きつきます

自宅の周辺に出没した飢えた熊

昨年、僕の住む家の前に熊が出没した事件がおきました。

しかも出てきたのは集落地帯で、人里離れた山間とかではありません。

熊が現れたのは秋の終わりの深夜。

目撃した人間が何人もいたのですから、クマは人間の存在に気が付いていたはず。

にもかかわらず、あたりをウロウロと歩きまわり、しばらくは周辺を歩き回っていたようです。

 

こんな出来事は、北海道では当たり前のようにおきていますし、札幌でも南西部では住宅地によく熊が出没します。

このようにクマがリスクを冒し、人の前に姿を現すのは決まって餌を求めているからです。

人間の住む地域に行けば餌が手に入ると学ぶ熊はかなりいますし、畑で農作物を食べる熊もかなりいます。

しかし、だからといって熊が平気で餌を食べてるわけじゃありません。

人間が来れば怯えて逃げ出すものもいれば、銃で撃たれて死ぬものもいる。

もともと熊は小心者で、ささいなことで驚き逃げるような生き物。

いくら学習するとはいえ、野生の熊が人間や車を見て驚かないわけじゃない。

 

それで人前に姿を現すリスクを熊が選ぶのは飢えが一番の原因です。

 

どんな動物であれ、飢えれば死ぬ。

ただ黙って死ぬ位なら、リスクを承知で餌を取りに行く。

それが熊が餌を取りに人里に現れる理由。人間でも、金がないから強盗をしたり、犯罪に走るし、人だって殺しますが、それと一緒です。

 

しかし貨幣社会ではない熊社会にとって何より大切なのは

『餌を手に入れること』であり

そのためならいかなるリスクも背負うはず。

 

そこで昔から僕がおじさんに言われていたのが

「山に入るときは飯はもってくな」

というものです。

 

山菜とるおじさんは爆竹を鳴らして山に入るのが通例で、鈴は当然、笛もふきます。

それでも熊に出会うことがあるのですが

その時に匂いのするものを持っていたら危ない

ということで、匂が出る可能性がある食料は山に持ち込まないんです。

例えばお握りだとか、お弁当だとかはもっての他で、おじさんは山で食事をしません。

 

さらに、おじさんは取った山菜をジップロックにいれ、さらに2重袋につめてゴムで縛り、バックにしまいます。

 

なぜそこまで厳重に山菜を保管するのだろうと思い尋ねると

「山菜そのまま持ってたら熊に狙われるから」

と淡々と怖いことを言い出しました。

おじさん曰く

熊はこの山菜の匂いでリュックの中に餌があると知り、それめがけて襲ってくるとか

そもそも、熊は人間を食おうと思って襲ってくるわけじゃいそうで

人食い熊伝説などもあり、「熊は人間を食う」という説が強いですが、熊が人間を食べるなんてケースはとても稀なことで、実際にはただ襲われるだけ、食われることはほぼ無いそうです。

 

じゃぁなんで彼らは人間を襲うのかというと

その多くの理由が、背負っているリュックの食料を狙うからだ

と、おじさんは言ってました

 

熊は雑食性なのですが、基本的に狩りをするのが下手な生き物で、エゾシカなんかまず襲えないし、鳥も無理、ウサギだって走ってもおいつけません。

そんなヒグマがタンパク質を大量に摂取するタイミングなんて、死んだ野生動物を食う時か、遡上した鮭の死骸を食べる時位。

そんな彼らが僕らの肉を目当てにするわけがなく

人を襲う熊が最初から狙っているのは僕らの食料で

やつらは山賊みたいなものらしい

 

熊が山の中で食べているのは主に木の実や山菜。

なかでも。ウドの芽や、フキノトウなどの人間が好む匂いの強い山菜が大好物らしんです。

そんな山菜を普通に持っていると、当然匂いの塊となってしまい、餌が取れない飢えた熊の標的になってしまうらしいんです。

しかも、そういう熊は、偶然出会うわけじゃないそうで

山菜がある場所は熊の餌場になっているらしく、遭遇率は高いのですが

襲われるのは大抵帰り際で、山菜を持ってる状態。

つまり

熊は偶然でもなんでもなく

山菜の匂いを追って人間を追跡し、距離をつめて一気に襲うとか。

 

熊も当然襲うかどうか迷うそうなんですが、距離をつめたら一気に襲撃するんだそうです。

 

本当かどうかはわかりませんよ?

でも理屈的には確かにそうだとおもったわけです。

 

だから、鈴の音がきらいでも必ず身に着けるのは、熊がとにかく怖いから。

渓流釣りをしていても絶対に襲われたくない。

そして、熊よけ鈴と同じ位危ないと思っているのが

熊の出没するエリアに食料を持っていくこと

人間の食べ物は山菜よりもはるかに強い匂いがでるので、いくらリュックの中だろうが絶対に熊にはわかるでしょうし、その匂いのせいで、熊よけ鈴の効果が台無しになると思ってます。

熊は生き残るために人間を襲っている

僕ら人間をふくむ動物の重要な選択フローは2通りしかありません。

それは世にいう『fight or flight』の原則。

戦うか、逃げるか

自然界で生き残るには、この原則ほど大切なものは無いと思ってます。

 

クマに遭遇した人間にとっても、この2択は絶対に死ぬまで迫られるわけです。

それで、退治したと毎年のようにニュースで武勇伝を語る老人がいますよね。

空手で勝った!とか投げ飛ばして勝った!とか言ってますし、ネタにもなってます。

けど、彼らが生き残っている以上、それは選択が正しかった証拠。

そこで「逃げる」という選択をしたら食われていたかもしれない。

 

で、それは熊にとっても同じというか

熊の鈴の音が聞こえた時点で、多くの熊は「逃げる」を選択するんです。

逃げるは恥だが得をするというのは熊にとっても一緒。

それが熊よけの鈴を覚えた熊だろうが変わらないと思っています。

 

そもそも、熊にとって人間は簡単に襲える相手じゃないと思うんです。

だから突然であったらすぐに逃げるし、偶然出会ったらヤバイと考えているのはあっちも同じはず。

けれど餌が取れず、テリトリーも他の熊に追われ、生存率が極端に低い熊が人間の存在に気が付いた場合逃げたとしても、どうせ冬を越せなければ死ぬかもしれない。

そこで熊に「戦う」をコマンドを選択させるのが

音もならさず山にはいって、急に出会ってしまうことで

さらに「ガンガン攻める」まで選ばせてしまうのが

食べ物の匂いで相手を誘ってしまうこと

だと思ってます。

だから僕は鈴をつけますね。

もし熊のおおくが鈴めがけて人間を狙ってきたら絶対つけません。

でも現状は、鈴をつけないで偶然エンカウトして、空手おじさんみたいに

「緊急回避的戦闘」に巻き込まれるほうが怖いし

そっちのほうが回数が多いと考えてます。

 

けれど、鈴の音が聞こえず

さらに食料に匂いまでしたなら?

人間を襲うのを過去に一回しか成功してなかろうが

一度たりとも成功していなかろうが関係はなく

「イケルかも」と危険な賭けにでる熊は絶対にいる。

 

だから僕は熊よけの鈴は絶対につけますし、さらに言うと

熊が出没するエリアに食料は持っていかないほうが重要だと思ってます。

食べ物の匂いがしなければ、なお彼らが戦う理由がなくなると考えているので。

 

というか、それだけじゃ足りないというか

鈴だけじゃなく、さらに大きく鋭い威嚇音がするアイテムを使う。

笛や爆竹も使いますし、入渓地点でクラクションをならしたり

なんというか

そう、もうやるだけやります。

歌も歌うし、止まって休む時は音楽もかける。

道北の方渓流でHIPHOP聞こえてきたら僕だから

絶対に脅かさないでマジで。

いきなりwat’s up men!とか言ってこないで

心臓止まって死ぬから

 

それくらい怖いんですよ、マジで熊が。

もう熊怖くないんですけどとか言う人はいっかい熊見てきて。

ちかくに熊とかいないし、動物園もないっていうなら今すぐレベナンと見て。

マジで怖いから。

絶対死ぬから。あんなの。

運が良くて仮死状態。

しかもそのあと息子までやられる

相手は熊じゃないけど

 

ぜひあの映画も見てもらいたいんですが

鈴はもちろんとして

それだけじゃ絶対に足りません。

だって、何個付けようが音が遠くまで響くことはないから。

音が鳴る回数は笛ますが、届く距離はぜんぜん変わらないんですよ。

だからこれだけじゃ絶対足りない。

どっちかというと、さらに大きく音を出せる笛を定期的に吹かないと無理。

が、それは次の記事にとっておきましょう。今回は熊よけ鈴の記事ですから。

 

ただ一つ言うとしたら、鈴は音が出ますが

熊にとってさほど怖い音じゃないと思います。

なんか妙な音がする!って思う位というか。

 

はっきりというと

餌が取れずに飢えていて、意を決して人間を襲う

そんなリスクを覚悟した熊を威嚇できるほどの能力は無いです。

 

野生の覚悟は命の覚悟。

人間の覚悟とはケタが違います。

魚釣りたいとか、山菜とりたいから危険な山に入る人間のそれとはレベルが違う。

やつらは生きるために襲う。

だから超強い。

体格とか筋力と爪とかキバとかもそうだけど

本当に怖いのはその覚悟

だから、餌のためにリスクを覚悟した野生動物であれば

たとえキツネ一匹だろうが人間は負ける。

そう思ってるんですよね。

 

そんな状況ですから、熊よけ鈴っていうのは絶対安心アイテムなんかじゃない。

だけと必須なのは間違いなくて

例えば冬山に入るのには防寒着や長靴などの装備が必須であり、それが寒さから身を守ってくれますが、何より下着が必須。

でも、下着だけじゃ寒くて死にそうになる

その場合の下着と鈴は僕にとって同じで

最悪肌に身に着けてる何かっていうレベルなんです。

だからそれじゃぁもちろん足りない

だから絶対に無意味じゃない。

というか、無いという前提が考えられないアイテムなんです。

様々な熊よけ鈴

というわけで、もはや必須アイテムな熊よけ鈴について色々とまとめてみました。

僕は安いものしか使ってないんですけど、身に着けるのにオシャレないアイテムとか結構ありますね。

渓流アングラーにとって、鈴ってほぼ100%身に着けてるアイテム。

北海道じゃ山に入る以上誰もが付けるお約束って感じ。

となると、やっぱり色々なメーカーが鈴を出していて、探してみるとかなり沢山ありました。

デザインが可愛い冒険倶楽部 熊ベル

デザインが秀逸でなんとも可愛い冒険倶楽部の熊ベル

しかも音をならせたくない時に鼻の部分を伸ばすと、消音状態にできる優れもの。

そもそも鈴の音が苦手だけど、熊が怖いから身に着けてる僕は、できることなら普段は鈴の音は聞きたくない。

だから移動中の車の中とか、渓流に入る前では鈴の音がうるさくて仕方ない。

でも、これなら鈴を消音状態にできるしかなり便利。

値段は1700円代が中心で、ベーシックい勝手も良い

これはかなり良いし、熊よけ鈴を使うならぜひこれにしたい。

ベーシックなハイマウントの熊よけ鈴

見た目から完璧なベーシックスタイルというハイマウントの熊よけ鈴。

こちらも消音機能付きで使い勝手が良いですね。

カラビナを付けなくても装着できるタイプで、そのあたりが苦手な人にはいいかも。

誰でも付けて使えるデザインって感じです。

ガシャガシャ言わせたいなら3連鈴

熊よけ鈴は常に音がなっているわけでなく、動くと鳴るアイテム。

なので、動き方によって不思議とならない時間があります。

僕はそもそも鈴の音が苦手ですし、笛のほうが重要だと思ってるんで良いんですけど

やっぱり音が鳴らないと不安ですよね。

そんな人がよくつけているのが三連鈴。

こいつはバックに取りつけておくと常にジャラジャラいってくれるので、音がならない時間が極端に少なくなります。

ただ、音の響き方は僕が使っている釣り下げタイプが一番遠くまで届くので、他の鈴と併用すると良いと思ってます。

熊よけ鈴で熊と出来る限り出会わない

ということで、渓流での釣りをする時にもリンリンと鈴をならし続けているみなさん。

ぜひとも熊に合わないで頂きたい。

これだけは伝えたいわけで。

というか、会ったらもう最後ですから、ネットとかやって釣り情報検索してる場合じゃないから。

ていうか釣りしてる場合じゃないから。

釣り=熊だったらぜったい熊のほうが優先順位高いから!

ということで、もう秋の終わりとかヤバい時期にはあんまり山の奥深くにいくとか危ない真似はさけて、もう安全第一で釣りします。

むしろ日々のストレスから逃げるために釣りしているのに

そこで死んだら元も子も無い。

それに、渓流で釣りしてて鈴つけてない人はあまり見たことがない。

いたとしても、だいたい家の裏の川にやってきたじいちゃん位。

てか、じいちゃんたまに鈴とかまるで付けてないんだけど

まじ生い先短いとどうでも良い感あるけど、気を付けてじいちゃん!

 

まぁですね

最近ネットだと、おかっぱりでベスト付けた方が良いとか色々あるし

渓流系動画でも鈴つけたほうがいいってコメントあるけど

そういうマナーとか、モラルとか、ルールとかじゃなくて

これは、そういう話じゃない

 

マジでみんな生き残って!

 

いや、一番生き残りたいのは自分なんだけどね!

 

山で熊に襲われて「大丈夫!」っていうやつは居ないんです。

足を滑らせてとか、自分のミスでっていうもんじゃなくて、襲われるんですから。

それに襲われる=死だし、山ってそういう所。

熊に襲われて生きて帰ったら年一レベルの大ニュース。

そのうちカポエラおじさんも出るのではと期待。

いやいや、そんなこと言っちゃいけない。

そもそも出会わないのが一番。

あと鈴よりも笛とか爆竹とかのほうが重要だと思ってるので、もしこれから山に入ってアウトドアしようって人は、そっちのアイテムも買っておきましょう。

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