自作ミノーを作る!オリジナルフローター完コピに挑む

アイディアなど

自作ミノーを作る。

そう意気込んでみたものの、トップウォーターの自作経験は多々あれど、ミノーを作った経験はとてもとても少ない。

それならば、名作ミノーをパクってしまえば良いんじゃないか?

そんな著作権違法常習犯αトラウトです。助けてアディーレ!

しかしアディーレは金になる仕事いがいは受けないと評判。

僕はまだ離婚裁判をやるつもりもないし、慰謝料問題も無縁。

しかし僕は思うのです、著作権は利益を獲なければセーフ。

というかオルルド釣具とか僕よりとんでもないことやってるし

Yapadaなんかいつ大金せしめられてもおかしくない

それに比べれば、僕なんてただ練習のためにミノーをパクろうと思っただけ。

ただし、まねるのは普通のミノーじゃない。

どうせパクルなら大物

あの伝説のオリジナルフローティングをパクろうってんですよ

ラパラのオリジナルフローティングをどこまでパクれるのか?

 

ミノーの中で最も多くの知名度を持っているアイテムは何か?

最も多くの人が投げ、魚を釣ったミノーは何か?

そう考えた時、誰もが思いつくのがそう

ラパラのミノー。

その中で最も知名度が高く、ラパラ社を今の地位にまで押し上げた伝説の処女作。

オリジナルフローティング。

このミノーを練習として作ることが僕の自作ミノー最初の課題としました。

ルアー作りは知りませんが、良い作品を作る上で最も大切なことが何かは知っています。

 

それは、パクること。

 

あのゴッホも、ピカソも、ベクシンスキーも、バンクシーも、世界的に有名なアーティストの多くが最初は模倣からはじめたわけです。

そして、僕もまったく同じことをしようと思っているわけです。

個性なんて死んだほうが良い

ミノー作りに個性というのは、確かに必要なことでしょう。

ミノーに限らずとも、この世にある多数の作品は「個性」によって支えられています。

また、そこら中で個性がどうと言われていますよ。

CMでは「常識なんかぶち壊せ」だの

ユーチューバーは「好きなことを仕事を」だの

ブロガーは「個性だけを武器に戦って金を稼ごう」だの

 

ほんとうにくだらない

 

僕は、この世の個性だの常識だの何だの言いまくる奴らが大嫌いなんですよ。

それはなぜかといえば

だいたい個性がどうのとか、常識がどうのとかいうやつは

一般性と常識によって支えられている

大手企業に就職して安定した給料を得て福利厚生万全で語る「個性?」

 

もうこの大ウソつきがと

 

本当に思っちゃうんですよ。

というか、世の中普通が一番ですし

模倣こそが最良の選択肢なわけで

カッコつけて個性がどうの、常識を破れだのどうの

ほんとうにみんな嘘。

みんな騙されないでと言いたい。

本当に個性しかなくて、常識なんか破るやつ

ヤクザ以下のバカだから

僕が知る限り、そういうやつは個性的だし常識なんか平気でやぶる

だから殆どムショに行く

もしくは平気で無職になる

まともと見せかけてるやつは

誰一人理解されないクソオタとして悲しい一生を送る

 

本当に個性的で常識破れるやつは大抵そうなるし

そうなったやつはみんな知ってる

 

普通こそが最高であり

人類の最大公約数的理想像こそが普通であると

 

だから先ほど僕が理想像とあげた

ゴッホも、ピカソもベクシンスキーも、バンクシーですら

普通という輝きには絶対にかなわない。

はっきりいいましょう

個性を求めるなど

この世の多くのゴミを生むだけの無駄な行為。

だから気をつけてほしい。

あのわけのわからないカッコつけた言葉は全部だいたい嘘。

大学卒業して、普通に就職して、普通に結婚して、子供作って

保険会社のCMみたいな普通の家族になることが世界で一番大変だから

みんな本当に目指すべきはそこだから

だからこそ、僕は個性なんてこの世で一番のゴミだと思っているわけで

いきなり「オリジナルミノーを作ろう!」なんてバカな真似はしないわけです。

むしろ他人のオリジナルをパクル。

堂々と伝説のラパラ・オリジナルフローティングをパクる。

自己啓発本を読み、教師の言う通りにし、親の言う通りにし、徹底的に理想的な普通の人生を歩もうとするかのようにミノーを作りたい。

それが、僕のような哀れな男があこがれる「最高の普通」なんですよ。

 

ラパラのオリジナルフローティングをパクりに行こう

というわけで、こちらが僕が今回パクる予定のオリジナルフローティングです。

サイズは5㎝のF5。

昨年使い、完全に一目ぼれしてしまったラパラ伝説のミノーですね。

このミノーはひたすらに飛ばないのに、ただ巻きでのアクションが超秀逸。

僕みたいな渓流アングラーはフローティングをあまり使わないのですが、このアクションを見た瞬間に一気に引き込まれ、このルアーで釣りたいと中毒にもっていった最高のミノーです。

もちろん最新の渓流ミノーのほうが釣りやすいんですけど、以前この記事で買いた通り。

釣れるルアーで釣りたいんじゃない

僕はラパラで釣りたいんだ

と、完全にゾッコン状態で飛距離がでなくても頑張って投げたおしていました。

 

しかしこのミノー、お店では殆ど見かけない。

先日仕事で札幌まで出かけてしまったんですが、勢いでアメリカ漁具などの大型釣り具店に行って

「よーし、ここでラパラのミノー買ってやるぞー」

とチェックしたんですが、それが全然見当たらない。

なんでカウントダウンアバシのリップレスなんだよ

それよりカウントダウンとフローティング置けよ。

なんてアメリカ漁具のラインナップセンスについてここで文句言っちゃいますけど

 

ともかく売ってない。

 

僕はネットで買ったんですが、大型のお店ではなかなか見かけない。

ラパラは日本ではあまり人気がないのは知ってましたが、まさかここまでとは。

もしこのままラパラの取り扱いが減ってしまったら、いずれオリフロすら手に入らなくなるかも。

 

だったら、今のうちにオリジナルフローティングをパクる技術を手に入れたい。

というか、もしパクれたらお金を掛けずに済む

という貧乏根性丸出しスタイルで、ラウリラパラが生んだ伝説のルアーに挑んだわけです。

数々のビルダーが模倣に挑んだオリジナルフローティング

世界で最も有名なミノーであるオリジナルフローティングですが

僕的にこのルアーに興味を持った理由は

かつて名だたるビルダーやメーカーが模倣に勤しんだ歴史を持つことですね。

 

初登場は1940年代。

そこから20年をかけて一気に世界中に広がったラパラのオリジナルフローティングは、ミノという存在を世にしらしめ、多くのルアービルダー達に衝撃を与えたといいます。

その結果、ラパラのオリジナルフローティングをどうにか自分の手で作れないかと、数々の人間がこのルアーをパクりにパクりまくったんです。

それこそレーベルミノーにはじまり、あの伝説のパクリルアーであるバンゴミノー、日本でもダイワがそのまんまのダイワミノーを販売したり、まぁそこら中にオリジナルフローティングのパクリが存在するのです。

しかし、そのパクりが無かったら?

その後のミノーの発展は無かったでしょうし、現在企業でルアー開発に取り組んでいる人たちの中にも、子供の頃にラパラのオリジナルフローティングを真似してバルサを削った人が大量にいるわけで。

つまり、ミノーの歴史はこのルアーをパクることから始まった。

だったら僕も、このルアーをパクり、道北貧釣ミノーの歴史をはじめたい!

そう考えるのは、このルアーの歴史を調べまくった僕としては何ら不思議な発想でもないのです。

まずは型を簡単に取ってみる

ルアーをパクる上で最も最初にやるべきことは、やはり型取り。

現代では3Dスキャナーを使うような方法もありますが、万年金欠でろくにルアーも買えない僕にそんな高価な機材は買えない。

ということで、まずは鍛え上げた想像力を駆使し、脳内を1940年代に突入させハイテクの存在を一切消し去ります。

そう簡単にできないし、僕には無理、やっぱり3Dスキャナーが欲しい。

そんな方はユーチューブでナットコールキングとかの音楽とか流してください、一瞬で今自分が操作している箱型の物体の存在が理解できなくなります。

そうして懐かしさを通り越した未知の40年代に突入したら、ようやく紙とペンを用意。

オリジナルフローティングの模りを開始します。

 

とりあえず適当にペンを走らせてみたものの、この方法だとアバウトにしか型がとれない。

そこでなんどか線を引き、デッサンの要領でだいたいのアタリをとりました。

あとはこいつをはさみで切り出し、バルサにあてがいます。

バルサを切り出してオリフロっぽいくカッターで削る

簡単に作った型をバルサにあてがい、オリジナルフローティングっぽくカッターで切り出していきます。

ちなみにバルサ材を使うことすら初めてなんですけど。

何これ、サックサク切れる。

僕が今まで作ったことがあるのはウッド材のトップウォータープラグだけなんで、普通の木材みたいなのを使ってまして

この間作った渓流用ペンシルベイトとか100均で買った丸材ですからね。

それが今回はバルサ材。

ハンドメイドルアーでは最も有名な素材だけあり、その扱いやすさは抜群。

なるほど、このルアーを作ったラウリラパラもバルサ材に行きついたわけだ

なんて感慨に浸りながら、スルっと切れる木材の感覚にハマり

なんで危ない素材だ。

これは本当に木なのか?

実は食べれるんじゃないのか?

などと飢えに苦しむ僕は小腹がすいてたのもあってか

思わずバターかと思って食パンに塗ってしまうところでした。

切り出した2枚の素材を合わせてさらに削る

そこでさらに切り出したもう一枚のバルサ材と合わせて、最終的な形を整えていきます。

この方法であってるのかわかりませんが、とりあえずサイトや動画で確認したところ、多くの人がこの方法でやっていたので。

ちなみに僕が自作ルアー関係で一番好きな動画投稿者は

『the handomade lure』ですね。

How to make a plastic fishing lure Part1 Making the Mold

 

パイクフィッシングをメインにルアーを作っている人なんですけど

技術がやばいのはもちろん、かなり面白いルアーを作っていて参考になりまくりです。

 

で、色々と参考にするものは参考にしつつ

はがしやすい両面テープでくっつけ、カッターとサンドペーパーを作って削っていきました。

ちなみにこの作業、かなり無心になれるので好きです。

削り続けるみたいな地味な作業はどうやら僕に向いているらしく、ユーチューブのライブに参加させてもらいながら永遠と削ってました。

削り終わったら針金を曲げてアイを作る

とりあえず削り終わったラパラ

なんかオリジナルフローティングより小さいし、ずんぐりむっくり。

やはり最初の作品ってのは不細工ですね、ぜんぜんラパラに似てません。

しかし、とりあえず作ってみようと針金をまげてアイを作り、シンカーを入れずに接着。

ちなみにラパラのF5はウェイトが一切入ってません。

これを模倣するなら、僕も勿論のウェイトは無し。

面倒なわけじゃありません。

飛距離が出ない部分すらも真似たいという意気込みだと思ってください。

リップを付けようとするが問題発生

今回は塗装は無しのテストになるので、リップを付ければ本体は完成です。

とりあえずそのあたりにあったプラ板を切り抜いてリップを作ろうと思ったのですが

F5のリップをよーく観察してみると。

なんか曲がってる。

リップ中心にむかってゆるいカーブを描いており

コンビニアイスに付いてくるプラスプーンみたいな形をしているのです。

これは今すぐコンビニに行くべきか?

しかしこの時期にアイスなんて絶対食いたくない。

ということであえなく断念し、このまま普通の垂直リップにすることにしました。

後々サーキットボードでリップを作ろうと思ったんですが

良く考えてみたら、ラパラのリップはどれもこれもカーブしたタイプばかり。

これは完コピを目指す最大の難関となりそうです。

実際に泳がせてみると絶望に襲われた

というわけで完成したのがこちらのミノー。

もうあまりにも不細工すぎてオリジナルフローティングに似てない

あまりに似てなくて泣きたくなる。

でも、これが僕の技術の限界。

つまりこれくらいミノー作りが下手ってことですね。

しかしまだ諦めたわけじゃありません。

僕の第七実験室(お風呂場)でのテストが残っています。

奇跡が起きるかもしれない

そんな期待だけは捨てず、いざスイミングテストに挑んだわけですが。

 

結果から言いましょう。

惨敗です。

元旦のメイウェザー戦を覚えている方も多いでしょうが

あれから11日目を迎えた1月10日。

僕の風呂場にF5というメイウェザーに挑み

3ノックダウンを喰らった僕が倒れていました

 

まるでラパラのオリジナルフローティングとは似ても似つかない動き。

さすがに無理だとは思ってましたが、ここまで酷いとは。

このルアーの動を見て愕然。

これはあまりにも道のりが遠い。

 

パクって初めて知る実力の差。

 

たかがバルサ、素材はローテク、あくまで旧世代のルアー。

ところが、それをほぼ同じ材料で再現しようとしただけでこのザマです。

 

いったいどうすればもう少し近づくのか?

 

そこでリップを少しだけ長くして、シェイプを細く削ってみました。

強度的にはかなり不安ですが、オリジナルのF5に少しシェイプは似てきた気がする。

 

そこで泳がせてみると、これも少しだけF5に似てきた。

しかしまだほど遠い。

ウォブンロールのピッチは逆に速くなってしまい、F5のエモーショナルなウォブンロールとはまったく離れてしまった。

あまりに酷い。

これほど難しいとは。

想像していたけれど実感できていなかった。

このルアーに多くの人間が挑戦し、失敗したという逸話は本当だったようです。

ラパラのオリジナルフローティングの完コピは終わらない

というわけでラパラのオリジナルフローティングに挑んだあげく

予定通りの大敗を喫したわけです。

 

やはり基礎中の基礎を学ぶのは難しい。

ノーシンカーの古典的なバルサミノーの動きを真似るだけで苦労している

というよりも、重心に頼らず全て微妙なバランスだけで作られたミノーだけにコピーが難しい。

そんな感想を受けています。

しかし諦めてはいません。

とりあえずはミノー作りを学ぶために、ラパラのオリジナルフローティングをしばらく真似てみようと思います。

問題はバランス。それとリップ。

このラパラの湾曲したリップをどうやって作るのかが課題ですが、しばらく作って試してみようと思います。

非常に難しいですが、色々調べつつなんとかやってみます。

それにしてもラパラのオリジナルフローティング恐るべし。

そして僕のミノー作りの実力も低すぎる。

これでは渓流のトップウォータープラグ作りというヤバイ仕事は務まらない。

とりあえず、基本のミノー作りをマスターしようと思います。

コメント

  1. OG-sun より:

    明けましておめでとうございます。今年も面白い記事よろしくお願いします。
    札幌に来てたんですね。
    それぞれ釣具屋の特色ありますが、アメリカ屋はラパラに全く力入れてないです。
    札幌でラパラを買うなら天狗屋かマイロッホが比較的在庫あります。
    むしろ旭川にはラパラのテスターの野村のむ子さんがいるので、旭川の方が売ってそうなイメージがありますね…。

    • αトラウト より:

      OG-SUN>明けましておめでとうございます。今年もなんとか面白い記事を書いていこうと思います!
      なるほど、札幌なら天狗屋とマイロッホですか、月1度ほど札幌に打ち合わせで行くので今度見てきます。
      野村のむ子さん!あのラパラのテスターさんですね。僕も時々ブログ読ませてもらってます。めっちゃ釣りますよね!
      旭川の釣具屋は一件めちゃくちゃラパラ置いてありますよ!最近行けてないんですけどね。