鱒レンジャーCT50でベイトフィネスやった感想

ロッド
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鱒レンジャーCT50ダークナイトを使いベイトフィネスをやってきた感想について。

前回、今年の初の渓流釣行ながら、タックルも含めて全て始めて尽くしでしたね。

初めてのベイトフィネスだったし、リールも初のロキサーニBF8。

しかもロッドは鱒レンジャーCT50ですよ。

昨年から鱒レン使いとして渓流釣行を重ねてきた僕ですが、今年の一発目もやはり鱒レン。

ただ、今回はベイトロッドの方なので、ようやく実釣に至ったこともあり渓流でのインプレッションを書いていこうと思います。

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鱒レンジャーCT50ダークナイトを渓流ベイトフィネスで使う?

渓流ベイトフィネスは何かとお金が掛かる。

そう思っていた僕にとって、神が差し出したのが鱒レンジャーのベイトもであるCT50ダークナイトでした。

かの有名なバットマン映画「ダーク・ナイト」から間違いなくパクってきたネーミングセンス。キャッチコピーは

「新たなレンジャー、闇より来る」

というもので、これでもかと言う位のヒーロー感を出してます。

しかし、その実態は実売3000円以下の激安グラスロッドというのですから、もはや高度なギャグだと判断するしかないんのです。

実際に鱒レンジャーのベイトを渓流で使ってみた感想

渓流ベイトフィネスは敷居があまりに高すぎるため、僕のような渓流中級者にもなれない新参には非常に入りにくい世界。

おまけにタックルも軒並み高く、まさに金持ちの道楽状態なのですが、ここにきて小渓流ならギリギリ使えるロキサーニBF8を手に入れた僕。

だったら鱒レンジャーで激安の渓流ベイトフィネスをやるしかないと勇んで渓流に行ってきました。

鱒レンジャー・ベイトモデルのナイロンラインでの使用感

まずは普通にナイロンラインを使った時の使用感です。

使ったナイロンは8lbで、場所は渓流や本流、湖などです。

湖のほうでは釣果は上がりませんでしたが、渓流では鱒レンジャーCT50+ロキサーニBF8のコスパ重視渓流ベイトフィネスで一匹ニジマスが釣れました。

使ったルアーは4g~7gのスプーン。

4~5gのシンキングミノーに、あとは6g~8gの小型トップウォータープラグですね。

感度が地獄のように悪い

その結果といえば、やはりナイロンの感度は地獄のように悪いです。

スピニングも鱒レンジャーも感度がまるでありませんでしたが、その性能は鱒レンジャーのベイトモデルにも継承されてしまいました。

もうこれは仕方がないというか、皆さまも経験があるでしょうが。

自分の父親や祖父がハゲでいたら、当然自らもハゲゆく運命というか。

どうしようもない。こればかりは避けようがないので、ひたすら育毛剤を使ったりシャンプーで気を使ったりするしかない。まったくいらないアビリティを無理やり継承されちゃうこのシステム。本当に遺伝って理不尽。ゲームシステム狂ってるよほんとうに。

そんな僕も、うちのじいちゃん二人ともハゲてたから幼少期からシャンプーで爪を立てない作戦を永遠とやって運命にあらがってきましたし、この鱒レンジャーCT50も普通にナイロンを使っていたら、あっという間に毛根がなくなる。いや、感度がなくなる。

ファーストヒットでニジマスを掛けたときだって、最初は根掛かと勘違いしたレベルでしたし、そのあとモソーっと動いてからようやく魚だと気が付きましたよ。

ルアーの操作性も良いとはいえないが

続いてルアーの操作性ですが、これも褒められたものではないです。

テーパーはレギュラーですが、グラスソリッドの悪質なベナベナ感のせいで、もはや夜の騎士という単語が酔ったオッサンの下ネタに聞こえるレベル。

「へへ、姉ちゃん、夜のベットじゃ俺もダークナイトだぜ」

と、ヘベレケのハゲたオッサンが、グダグダになりながらルアーを操作しているレベル。もうベナンベナン。キビキビなんて動かせはしない。

ただし、そのグダグダ感はスピニングの鱒レンジャーよりも若干まし。

あっちが3件目に突入しているレベルなら、こっちはまだ2件目ですんでるオッサン。まだギリギリネクタイしてるし、終電のことも考えてる。

多少張りがあるので、伸びの少ないナイロンやフロロ、エステルならまだましなアクションが出せますね。

PEラインを使うと鱒レンジャーCT50は蘇る

続いてPEラインでの使用感ですが

やっぱり鱒レンジャーのベイトにはPEがマスト。

そう断言できる位、PEにしたとたん扱いやすさが上がりますね。

まだまだガイドが凍る時期なので、河川でテストがてらに使った程度ですが、やはり感度も上昇し、ルアーの操作性も格段によくなる。

鱒レンジャーのもつ「グダグダの運命」に逆らうとしたらPEラインを使うのが一番というか、むしろそれしかない。

グラスソリッドとPEラインの相性の良さはかねてより言われていることですが、このロッドにも当然それが当てはまりました。

ルアーの操作感と感度がアップ

いくらグダグダロッドの鱒レンジャーとはいえ、PEラインを使えばそれなりにシャキっとした使い心地になります。

「夜のダークナイトったって、おじさんお金とか全然ないから」とか言ってるグダグダのオッサンに優しい嫁がいたらもっとダメになるわけですよ。

そこで鬼のPE嫁の出番。

ジョーカーのごとき恐ろしい奥さんをプレゼントしてやるんです。

すると、きちんと終電にも帰るし、嫁に電話もするし、飲み過ぎたら怒られるから、そりゃシャッキっとする。

ようは相性の問題で、これくらいグダったロッドには、張しか無くて他のロッドとなら揉めてしまうようなPEが一番しっかりするんです。

ルアーの操作感は格段にあがるし、トゥイッチングも普通にできる。

ミノーイングをするつもりなら、間違いなくPE推奨ですね。

感度も上昇しており、何に引っかかったのかもわかりやすい。ガッという手ごたえだったら石か何かで、グゥーンと少し間延びしだしたら流木だとか。

さらにボトムにコンタクトした感触もしっかりわかる。

いや、そりゃ普通わかるだろ思っている人は鱒レンジャーを使ったことがないんです。

このロッドでわかることなんて、自分に金がないこと位ですからね。

振るたびに気持ちだけは張りつめていきますよ。

まぁそれがPEを使ってやるとすごくわかりやすいし、あとはベイトのほうがスピニングより感度に優れてること。少しだけ普通の鱒レンジャーより張りがあるティップという部分も影響してますね。

リーダーで最後の味付けをしてあげる

PEラインにより少しはシャキっとする鱒レンジャーのベイトモデルですが、ベイトフィネスで使うときにはリーダーには気を付けたいところ。

渓流に生息するトラウトは、たいてい元気が良く、首振りもハード。とくに激しいヘッドシェイクをするヤマメ、ニジマスは距離が近いと一発パーンも十分あります。

僕はナイロンリーダーを使っていますが、こっちのほうが細かいヘッドシェイクには耐えやすいですね。

酔い過ぎてグッタリしがちな鱒レンジャーのおっさんは、蹴っても殴っても耐えてくれるのですが、復元力が少ないせいで、細かい揺さぶりでは吐いてしまう可能性が高い。つまりオートリリースです。

このオートリリース(ゲロ)を防ぐには、酔ったオッサンにサスペンションをつけて耐えられるようにリーダーは長め推奨です。

鱒レンジャーのベイトでしばらく渓流ベイトフィネスをやってみる

というわけで渓流ベイトフィネスを鱒レンジャーCT50でやってみましたが、なかなか面白いです。

これはしばらく鱒レンジャーのベイトを使っていこうかと思いますね。

まぁもちろん金がないので新しいタックルが買えないからではありません。まったくそんなわけありません。本当にやめてください。やめて、こっち見ないで。

そうやって視線をそらしつつ話をすすめますが、去年とは違い、今年は鱒レンジャーを若干使いやすく改造して使う予定です。

しかしまた道北地方は気温が下がってきてしまいましたよ。

朝方に釣りにいけるけど、日中は大半無理なんで、まだまだ厳しいですが、そこはガイドを凍らせながらでも挑戦したいです。

ロッド
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