2018年の終わり、フィッシングショーの動画を見ていたら衝撃のシーンを見つけてしまいました。
それはジョインテッドクローでビックベイトブームを築いたガンクラフトのブース。
吉田撃と平岩代表が軽快なやりとりをしている姿はなんとも微笑ましいのですが、トラウトアングラーからすとまったく無縁の絵柄。
しかし、そこで撃ちゃんがブースに置いてある謎のルアーを手にしました。
「何これカワイイー!!」
と撃ちゃんがはしゃぎはじめたのが、わずか70mmの超小型ジョイクロ。
通常「ジョイクロ70」
これがガンクラフトが生み出す初の渓流ルアー。
まさにブラックバス界からの最大の刺客といっても良いアイテムでしょう
ジョインテッド・クローが渓流にやってくる?
2019年。ルアマガリバーやフィッシングショーで公開された渓流用ジョインテッドクローの存在を僕はずっと気になり続けていました。
なにせ渓流用のS字系なんて初めて見ましたし、それがあのジョイクロだと思うと驚くしかない。
というのも、北海道はS字系ビックベイトを使う釣りは確かにあるんですが、それは淡水のトラウトの超大型種であるイトウ族のみ。
しかし、イトウがいるのは北海道でも北端部分に集中しており、北海道全域にいるニジマスやヤマメ、イワナに使うようなアイテムでは無かったんです。
ただし、ぶっちゃけるとS字系を使いたかったトラウトアングラーは山ほどいるんですよ。
僕もそうですが、まず北海道のようにバスもシーバスもいない場所で釣りをしていると、ブラックバス界隈で持て囃されているルアーが気になって仕方がない。
僕なんかバスやってたから、まださほどだけど、北海道で生まれ育って北海道から一度も出たことないキッズ系アングラーなんか、界隈で大流行りしているルアーに興味がわきまくりですよ。
しかし使う場所がないし、使える相手も限られている。
トラウトは体長の10分の1前後の餌を好む生き物であり、バスのように体長の半分以上もある魚を捕食しようとする生き物じゃない。
だからこそ、ビックベイトをぶん投げる豪快な釣りは渓流でも湖でも成立しにくいのがトラウトの世界。
ところが、ここに来てまさか70㎜のジョイクロが開発され、しかも実際に渓流でテストを重ねた結果、プロトの制作がすでに終了し、製品化にこぎつけているとのこと。
というわけで、まだ発売はされていなものの、今後渓流ルアー界を大荒れに巻き込みそうなジョイクロ70の事前情報についてまとめておこうと思います。
ついに明かされたジョイクロ70
ガンズTVで明かされたジョイクロ70
わずか70mmとはあるものの、渓流ルアーとしてグランデサイズ。
しかしながら、一般的にはビックベイトなんて絶対呼べないルアーなので、S字系の小型ジョイントベイトとでも言うべきなのか?
ともかく、ガンズの代表である平岩氏曰く
「渓流でジョイクロを使ったらどうなるのか?」
「非常に使いやすかった」
と仰ってるわけなんですけど
いやマジかよ嘘だろ?と思ったのは僕だけではないはず。
いくら小さくたって、こいつはジョイクロ。
リップのないS字系なんて、渓流でまともに泳ぐのかすさまじく不安。
しかし「渓流でジョイクロ」的なインパクトがとにかくすごいというか
ちょうど釣りを再開した時にはじまったジョイクロムーブメントをずっと見てきた僕からすると、こいつがついに渓流にやってくることが良くも悪くも興奮する出来事です。
ジョイクロ70がついに発売れた
ついにジョイクロ70が発売されたわけですが
もう全然買えません、予想通りすぎて笑いすら出ません。
久々に面白いルアーが来たと思ったけど、これほど買えないものだとは
1回目の販売では購入はなりませんでしたが、次回販売以降に手に入れられれば幸い
ていうか転売屋があまりにクズすぎる!くそ!怒りの記事投稿だよ!
フローティングとシンキングが登場する?
平岩氏が語るところによれば、このジョイクロ70はフローティング、シンキングの2タイプが準備されるとのこと。
すでに完成しているジョイクロ70を見ると、フローティングモデルとシンキングモデルがあるので、量産までいける状態なのかもしれません。
フローティングモデルはフロントに横アイが装着されている、通常のジョイクロと同じタイプ。
シンキングモデルはアゴしたにウェイトがあり、縦アイになっているタイプ。
なるほど、これで渓魚を釣るのか。
と思ったは良いんですが、そもそも気になることがありすぎます。
正直70mmは渓魚にとってビックベイト
当初、ジョイクロ70は当所60㎜での開発をすすめていたらしい。
コメント
平岩氏は昔は渓流マンでトラウト用のハンドメイドミノーを作って売ってたので数十年ぶりに本職に戻ったと言ってもいいでしょう
本当ですか!じゃぁ平岩氏がなんか一周回って帰ってくる感じですね。
ぜひ渓流装備の平岩氏を見てみたいです。