しかも他にも沢山の釣り具をもらってしまった。
あまりに申し訳ないので、何かお返しをしなくては。
でも、金欠でロクな道具を持っていないのでお返しのしようがない。
そこで、さっそく鱒レンジャーを片手に大型釣具店に乗り込み、ステラとアンタレスを強奪しようと準備をしていました。
僕「このままじゃぁ義理が通せない・・・絶対にハイエンドリールを叩きとったる!」
ここ、道北スラムじゃ金が無ければ叩けばいいと誰もが教わるもの。
そうイキがって鱒レンジャーの先端に凶器のナス型オモリを装着していたのですが
あさひさあん「いやいやお気になさらずに!いらない釣り具を里子に出しただけなんで!」
と、僕を止めてきます。
しかし、そんなのはうそにきまってます。
貧しき僕が雷魚釣りをしたいと言い出したのをみかね、リールを送ってくれたに違いありませんし
このリールは先祖代々伝わる伝説のアンバサダーのはず。
間違いありません。
このクレストマークはあさひ家の家紋に違いない。
なんていう慈悲深いお方だろうか。
ただ、だからといって叩きで獲った、世界一汚れたハイエンドリールを渡しても、きっとあさひさんは悲しむだけ。というかあさひさんが捕まるだけ。
というわけで、僕は自作のアイテムなら喜んで受け取ってくれるだろうと、木製ルアーケースと共に、試作品として作っていた自作の小型トップウォーターをプレゼントすることにしたのです。
お返しのため自作木製ルアーケースを作る

というわけで自作のルアーケースを作っていきます。
元々、自分の渓流用ルアーは自作の木製ケースに入れているのですが、今年はもう一個新しいのを作ろうと思っていたんですよ。
ということで、その第一号をプレゼント用にしようと思ったんですね。
使うのはホームセンターで買ってきた木材。
こいつをのこぎりで切り、ルアーケースを作っていきます。
なお、詳しい作り方はこちらからどうぞ。
ノコギリでカットして材料を準備
僕の木製ルアーケースは素人の作り方なので、あくまでDIY。
なので、まずは木材をカットし、くみ上げるためのパーツを作ります。
オシャレな女子がやりそうなDIYを常に目指しているので、それはもうオシャレにいきます。切るとかいいません、カットって言いますし、BGMはlo-fi musicいがいダメ。
で、そのカットのために使うのがこちら

高級大工道具
播次郎作 鋸
前回DIY記事で登場した伝統的なオシャレ・ノコギリでゴリゴリカットしていきます。
この鋸でゴリゴリとカットしていくと、全てのパーツがあっという間にそろいます。

で、こいつをさらにオシャレにすべく、オルタナティブかつバンキッシュな状態にするため、オーガニックにネジを止めてやります。

このオーガニックなネジを閉めてやると、あっというまに組みあがります。非オーガニックなネジではだめです。無農薬で大地の旨味を十分に吸い込んだネジだからこそのオルタナティブさですよ。
あと背景に見えるのは居酒屋で見るサッポロビールのケースじゃありません。Gucciの箱です。勘違いしないでください。

それから箱の中にハイブランドな溝を掘ってきます。
ここは手作業で掘っていきますが、けっこう時間がかかります。溝の入れ方一つでオシャレさが台無しになるのです。
ちなみに、この溝に板を差し込み、取り外し式にして使うルアーのサイズに合わせられるようにします。

さらに仕切り板を装着し、ベルサーチでモダンかつダイナミズム溢れる極上の空間が完成。ちょっともう自分でも何言ってるかわかりません。
とにかくオシャレな気持ちで作っていたのですが、そもそもオオシャレが何かわからないので、なんか渋谷っぽいタピオカな蓋を取り付け、タピオカな着色をし、タピオカを飲み込むとあら不思議。

このようにビンテージ感あふれるレトロ系ボックスが完成します。
さて、オシャレなのは苦手だし、何言ってんのか自分でもわからなくなるので、いつもの感じに戻しましょう。
まず。この箱には設定があります。
それは「事故で破壊された謎の研究所後から発見された箱」というもの
北海道の山中にかつてあった巨大な白い研究施設
地元住民すら何をしているかわからない建物でしが、10年前の爆破事故により廃墟となってしまったのです。
そこへ、興味本位で廃墟めぐりをしていた貴方が偶然この箱を見つけるのですが、その中には奇妙なルアーが詰まっていたのです。
箱の中には元殺し屋の小型トップウォーター達

箱をあけると、その中には6つのルアー達。
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