スピンキャストでエゾイワナが釣れたやったぞ入魂の回

ロッド
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ついにスピンキャストを使ってようやく入魂することができましたよ。

いやー、実は時折スピンキャスト60というロッドに、ダイワのスピンキャスト80なリールを使っていたんですが、いまだヒットは無し。場所はだいたい湖となんですけどね。

まぁね、原因はわかっているというか

どー考えてもトップじゃないタイミングで時で、ひたすらトップしか投げなかったからなんですけど。

だって、釣りたかったの

スピンキャストタックルで、頂いたサミー65とかで、ボーンって一発出したかった。

そんな欲望があまりに強すぎたこともあり、いままで2回挑むも全て釣果ゼロ

くそう・・・もう少し…あと一ヶ月後の減水状態になれば、このサイズのトップでも余裕で出るのに…!

とか、どう考えてもここはミノーかスプーンだろってタイミングでやってる自分がどうかしている。

まぁ、ここはもう少し待とうと思い、一旦は湖でのスピンキャストを使ったトップウォーターフィッシングを中止しました。

けれど、湖でトップの釣りは一旦中止したとはいえ、このスピンキャストで何か釣りたい…

せっかくフジのガイド修理キットを使ってトップガイドを復活させたし、このロッド用にスピンキャストリールもダブルハンドル化させたわけだし…

そう考えていた僕は、最近睡眠障害がひどいせいで朝方に釣りにいけないこともあり、昼食後のわずかな時間を家から抜け出して、近所にある渓流へと向かったのです。

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渓流で無理やりスピンキャスト60を使う

てなわけで、どこの渓流に行こうかなと考えながら、とりあえず近くの天塩川へと向かいました。

まぁ釣れなくてもいいからロッドが振れる場所がいいなと橋に到着したら

とんでもない茶色の激流でした。

いや無理無理なにこれ無理なんですけどー

と、あっけなく退散。

そういえば最近ずーっと雨が続いていて、本流は2週間位まともに釣りができる状態じゃなかった

それじゃーどうするかなーと、本流に入り込む近くの支流をチェックすることに。

でも、本流があれじゃあ支流だってまともに釣れる状態なのか・・・

と思いきや、思いのほか水量が少ない。

もちろん何時もにくらべたら多いし、釣りできるギリギリの量だけど、これくらいならイケる。

てなわけで、早速車を降り、スピンキャストタックルを持って渓流へと入ったのですが。

完全にここで使う長さのロッドじゃなかったですよね。

この渓流、いつもなら4ftの鱒レンジャーしか使わない場所だったのを思い出しましたよ。

おかげでロッドを折らないように慎重に入渓したあと、1発目のキャストからまるで決まらない。

川幅1mも無い場所で、6ftのロッドなんか、室内戦でスナイパーライフル振り回してるようなもんです。

しかし、それでもスピンキャストならいける。

そのことを思いだした僕は、悪戦苦闘のキャストをやめ、穂先から垂れるルアーを掴むと、そのまま弓を引くようにロッドを引き絞りました。

そう、スピンキャストは狭い場所でも大丈夫。

なぜなら、ボウ&アローがあるのだから!

ランボー的なボウ&アローで入魂

バックアンドフォースの4gを掴み、ロッドをしならせて狙いを定めると、気分はさながらランボー3怒りの大脱出状態になります。

まぁそんな人間は僕位なんでしょうが、この時はもうスピンキャストっていうかコンパウンドボウで狙いを定めている気分だし、握っているのがルアーじゃなくプラスチック炸薬付きの矢に思えてくる。

てなわけで、渓流に居るのに、目の前に戦闘ヘリが見えたので

あ、統合失調症だな

と気が付いたんですけど、もう遅い

そのまま

「俺は、お前の悪夢だ・・・!」

とクソ痛い台詞を呟きながらルアーを発射しました。

狭い場所でボウ&アローを撃てば、この長さでも狙い通りに着水。

多少重いロッドですが、ガングリップなんでよけい狙いも定めやすかったですね。

けどね、いやまずいでしょ

釣りしている最中に統合失調症の症状に気が付いたら、もう釣りどころじゃない

ああどうしよう、次の精神科で幻覚が見えたことを言わなきゃ

と位気持ちでリールを巻いていると

すると、即座にヒット。

ボウ&アローで怒りのアフガンを思い出し興奮した魚でもいたのでしょうか、なんか妙に元気なやつが食ってきました。

よーしと思い切り巻くと、全然上がってこない。

くぅーーーなんだーーーなんつうパワーだ!

と思っていたものの、なんかサイズが結構小さい。

あれ?なんで?なんで上がらんの?

と思いスピンキャストのダイヤルを触ると

滅茶苦茶ドラグが緩んでたんだな。

もう本当にヌルヌルドラグはこれだから・・・と、せっかくの気分が台無しにされつつ、ドラグをしめるとあっという間にランディング。

釣れたのは、なぜか小さなエゾイワナ。

なぜかというのは、この小さな支流では、過去に一度もエゾイワナなんて見たことが無かったからですよ。

本流の大増水で支流に逃げたのか、はたまた上流域から流されてきたのか。

とにかく嬉しい魚なので、本当にありがたい。

ネットを忘れてしまったので、フックを持ってそのままリリースです。

いやー嬉しいなー、ようやくスピンキャスト60で入魂できた。

なんて思いつつ、次の魚を狙ってキャストすると、なぜか糸が出ていかない。

あれ?バックラしたか?

急いでカバーを外して中を見てみると、信じられない位がっちりスプールの間に糸が入ってましたね。

こうなると、工具を使わないと修理不能。

こういうのがスピンキャストのダメな所だな・・・と、せっかく入魂できたのにまたマイリールをディスりつつ、仕方なく車へと戻りましたよ。

ようやくスピンキャスト60が入魂できたので

というわけで、トップを一旦諦め、無理やり渓流でボウ&アローをしながらイワナを釣ることができました。

最初はこんな長い竿どうしようかと思ってたんですけど、スピンキャストお得意の技を思い出せてよかったですよ。

あと、フジグリップはやっぱりスピンキャストには向いてますね。ストレートなグリップよりサムバーが押しやすいし。

でも、こいつは小さな渓流用のロッドじゃないし、本番は湖。

やっぱりもらったトップウォーターやミノーで一匹つるのが狙いなんで、まだまだ満足せずにこのタックルを使っていこうと思います。

【使用タックル】

ロッド:スピンキャスト60

リール:ダイワ/スピンキャスト60

ライン:海平2号

ルアー:バックアンドフォース4g

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