バラシ対策のためのスペイルであり、特にローリングをするイワナ系に効果的。標準装備のバーブレスフックのバラシ軽減にも繋がります。
ただし、大物用対策としてローリングスペイルを廃したイッセン45s MAXもあるので、大物が出そうだったり、源流域でスペイルが潰れそうな人はMAXのほうがおすすめです。
【イッセン45s】
全長:45㎜
重量:3.7g
フック:SBL-55M 10番シングルフック(バーブレス)
【イッセン45sMAX】
全長:45㎜
重量:4g
フック:ST-36BC 14番トリプルフック
アップクロス特化型で奇麗なヒラ打ちが魅力
イッセンは渓流ミノーの中でも小型で、なおかつアップクロスに特化したヒラ打ち系ミノーです。
小粒ながら面積が大きい扁平ボディと大型のリップは、上流に投げてからのスピーディーな立ち上がりと、軽やかなヒラ打ちのために付けられたもの。
アップクロスに投げ、シェイキングを入れると細かく奇麗なヒラ打ちを連続してくれます。
ヤマメやイワナにとってかなり効果的な動きらしく、イッセンでかなりの数の魚を釣らせてもらいました。これ釣れすぎです。
すなお過ぎる位扱いやすく動かしやすい
イッセンはとても素直で、癖が殆どありません。
アップクロス特化型のルアーはどこか尖った部分がありがちですが、このルアーに関してはクセらしいクセもなく、誰でも簡単で素直に扱えます。
サイズも小粒であり、キャスト性能も高く、どんなポイントも打てるのが魅力。
ただしヘビーシンキングタイプではないため、深場の攻略は苦手。
最適なのは狭く小さな支流や源流域。
小場所に打ち込み、ヒラ打ちを連続させ続ける釣りで抜群の釣果を叩きます。
おすすめ渓流ミノー5「スピアヘッドリュウキ50Sと38S」

スピアヘッドリュウキは渓流ミノーの定番。
というべきかはさておき、日本の超大手メーカーDUOの製品ですから、日本中の釣具屋に置いてあるのがリュウキです。
てなわけで、初心者だろうが、簡単に手に入るし、補充も簡単。渓流ルアーマンならだれもが一つは持っているミノーですよ。
で、リュウキシリーズの中でも渓流でおすすめなのが50sと38sの2種類です。
この2種類があれば、渓流ミノーイングはどこでもこなせます。マジで。
リュウキ50sがあれば深場も本流も狙える
渓流で使うリュウキシリーズの基本は50s。
全長50㎜、重量4.5gのヘビーシンキングミノーであり、飛距離は抜群。
フォール速度も速く、ボトム狙いに最適で奇麗なヒラ打ちが見えます。
また、本流ではダウンクロスの釣りが増えますが、その際にもリュウキ50sは浮き上がらず、暴れすぎないナチュラルなアクションで扱いやすいミノーです。
リュウキ38sがあれば小渓流は余裕
続いて2019年に発売されたリュウキ38sですが、こいつがまた凄い。
38㎜という小型モデルながら、リュウキシリーズでは最もレスポンスの良いミノーです。
こいつは小渓流なら、まず通して釣れなきゃおかしいレベルのミノーだっと思ってください。
いやいやαトラウト盛り過ぎやろーなんぼなんでもいいすぎやろー
とか関西地方から言われてそうですけど、いやいや本当なんですって。
この小粒サイズで、なおかつ見事なヒラ打ちを噛ましてくるんですよ?
しかもアップクロスで投げても滅茶苦茶動くし、フォール速度も絶妙すぎるんですよ。
そりゃ釣れるわみたいな、もう反則レベルのミノーなんですよ。
ただね?
一つ欠点があるのが、そのまんま使うとベリーとテールのフックが思い切り絡まるのね。
この点はもう以前の記事で散々ディスッテきたんですけど、そもそもこいつ、ベリーなんか殆ど意味ないんで外すか、多少大き目のスプリットリングを噛ませてバランスを取り、テール一本で釣るのがトラブルレスでおすすめです。
おすすめ渓流ミノー6「アングラーズパブリック・ベアトリス45S・53S」

アングラーズパブリックから販売されている個性的な渓流ミノー、ベアトリスシリーズ。
最初からバーブレスフックが装着されていたり、ベリー側だけアイが回転したりと、渓流ルアーマンの要望に応えまくった結果できたようなルアーですね。
僕は数年これを使い続けているんですが、はっきり言って釣れまくり系です。はい。
コメント