【ラパラ】カウントダウンエリート登場!なんだこれカッコよすぎだろ【レビュー】

ミノー
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ラパラが生んだ伝説のシンキングミノー「カウントダウン」シリーズに、ついに正統後継機となる新モデルが登場しました。

その名も「カウントダウン・エリート」

いやかっこいいいね、エリートですって。

うん、でもね?

本当に時期を考えてほしいの、ラパラさんには。

この間愛車がついにドライブシャフトがイカれて、ついに新しい車を買うと思ったのに、ここにきて新作ルアー?もうお財布空っぽすぎて底がメッシュになってるんですけど?

てなわけで、カウントダウンエリートの発売によりより一層貧困を極めつつあるαトラウトです。ノーアコム、ノーライフ。

もうね、本当にきついのよ。

なんでこんなにお金が飛ぶのよ。

ただ生活しているだけでお金が無くなるのに、車代とか本当にキツイ。

なのにここにきてカウントダウンの新作?

しかもトラウトを意識したモデルですって?

人が金が無い時期に、いや万年金ないけど、特に無いこの時期によくもぉおおお!クソォオオ!

もう勘弁ならない!絶対買ってやるぞぉお!?

と、お金が無いのも気にせず通販で速攻買ってましたよね。

だってカウントダウンって発売されてから、もう80年以上経つんですよ?

その正当な後継機がようやく出るんですから、我慢できるほうが病気。まじで病院行ったほうが良いですって。

と、目を血走らせながら精神安定剤をかみ砕き、アコムにある僕の普通預金口座からお金を引き出し購入しました。ありがとうアコム。ありがとうお薬。おかげでエリートを買えましたよ。

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カウントダウンエリートの動画を作ったよ(水中アクションあり)

カウントダウンエリート発売を記念して動画を作りました。

以前のカウントダウンとの違いや飛距離、アクションなど詳細に解説。

ついでにヒットシーンと要らない茶番もあるので購入の参考にしてください。

カウントダウンエリートを手に入れた

発売から数日後、お金が無いながらも必死にネット通販の購入ボタンを押した僕は、ついに僕はカウントダウンエリートを手に入れました。

で、まず最初の感想なんですけど。

「かっこよすぎだろこれぇえ!!」

ですね、はい。もう一人で叫んでました。

クラシカルさを前面に押し出しながら洗練されたフォルムと、アルミ張りの顔。

そして重量感のあるボディに、カウントダウンらしい窪んだ丸形リップ。

だめだ!これはもうだめだ!もう正気を保てない!

だから先に言っておくよ。

これから先、僕が書くことなんか一行だって読まなくていい!

買え!そして部屋にかざれ!あと使え!保管用と実用で一人2個買え!!

カウントダウンエリートを目の前に正気が保てない

購入したら最後、カウントダウンエリートの魔力により僕のレビュー能力を一切そがれた結果、ついに読者に「記事なんか読まんでええ、買え!」と言ってしまった僕。

けど、一応読んでくれる人のために感想を書こうと文字を並べたのですが。

「すげぇ!カッコイイ!すげぇえ!カッコイ!ラパラ!世界のラパラ!」

と、ただひたすらにラパラをたたえるロボット化してしまいました。

しかし、それではアレクサ以下、いや、もはやSiri以下のゴミAIです。

そこで、なんとかレビューを続行するため、釣具屋で大量に売れ残っていたカウントダウンアバシのことを思い出し、なんとか正気に戻りました。

すまんアバシ。

なんかカウントダウンのバージョンアップとか言って全然売れなかったお前のこと、僕は決してわすれないから!

と、ラパラがすでに無かったことにしようとしているカウントダウンアバシの辛い記憶で立ち直った所で、さっそくレビューに入りましょう。

カウントダウンエリートのスペック

てなわけで、さっそくカウントダウンエリートのスペックについて見ていきましょう。

今回発売されたカウントダウンエリートは75㎜のモデル。

クラシックのカウントダウン7と同じと思って良いんでしょうが、そのスペックはかなり変わってますね。

【スペック】

モデル名:CDE75

重量:10g

全長:7.5cm

潜航レンジ:1.2m

フック:Two VMC 7554#10 (トレブル)

参考元:ラパラ・カウントダウンエリート

カウントダウンエリートはカッコ良くなった

さて、いつまでも箱に入れていても仕方がないので、さっそく開封といきましょう。

やばい、どうしよう、何これ。

なんか箱から開けた途端、さっきより200カラット位輝きが増してんだけど。

もうルアーじゃないんだけど、北欧の伝統と最新技術が生んだ新たな生命体なんだけど。

え?これ売っていいの?大丈夫?なんかこう、倫理的に大丈夫?水産物輸入規制とか引っ掛かってない?

と一瞬不安になったんですが、1時間くらいしてコレがルアーだったことを思い出しました。ああ、これもう薬とか草とかいらないわ。超chillれるわ。

顔つきが遡上魚のようになった

まず目につくもの。というか、もう一見して誰もが思ったのが顔つきの変化ですよ。

以前のモデルに比べると、やっぱりこの顔が一番違う。

前のカウントダウンが凄くカワイイ感じだったのに。

なんというか、すごく厳めしい感じになりましたよね。

しかも今回のモデルはアルミ張りで顔を作ってきたんですよね。

いやもうすごいカッコイイ。かっこよすぎて「イトウクラフトの新作かな?」と思ってしまったのはそこのトラウトアングラーだけじゃないのは先に言っておきます。

オシャレ渓流ルアーメーカーといえば誰もが知るイトウクラフトですが、今回のカウントダウンのデザインはまさにそんな感じ。

いや、イトウクラフトっていうより、なんか凄く高い渓流用のハンドメイドミノーっぽいな?

そう、まさにそうなんですよ。

つまり、完全に日本のバルサ製渓流ミノーを意識して作ってきてるんですよ。

これはラパラジャパンが企画したルアーだからってのもあります、トラウトをターゲットに据えたルアーを作った結果、こうなったとも言える。

いやーでも、ラパラからまさか渓流バルサっぽいミノーが出るとは。

なんて言いつつ、僕も渓流でラパラを使う一人ですし、そういう人は結構多いから、こういうデザインになるのは不思議じゃないかも。

でも、ここがラパラらしいっていうか、ちょっとカワイイのが。

アイはきっちりプリントなのね。

いやーたぶんここ、日本のバルサミノーならなんかハメてたんでしょうけど、さすがラパラ

カウントダウンにリアルアイなんて言語同断とばかりにプリントにしてきました。

たぶん、アイを付けないだけでも値段も安くできるんでしょうね、なるほど、新しいね。

鱗模様が映える山形の扁平ボディが渋すぎ問題

カウントダウンエリートを見て次に気が付くのが、この扁平ボディですよ。

いやー渋い、なんだこれ、どうやったらここまでカウントダウンが渋くなるんだ?

と首をかしげてため息漏らすレベルの秀逸なフォルムです。

しかも以前のカウントダウンが丸形だったのに対して、今回は扁平ボディときたもんだ。

さらにさらに、よーく見ると、ボディ表面のアルミ張りがウロコ模様になってるんだよ、しかも側線まで入ってるんだよ!

くぅううヤベェーーーなんだこれ!くそしぶぅう!!

って感じで、もう永遠と眺めてられそう、っていうかもう見すぎてブログ書けないんでモニターに張り付けてますね。あ、ちょ、文字見えないけどエリートが見えるからいいか、誤字っとこ。

てかね?この辺りもやっぱりトラウトミノーっぽいよね、しかも滅茶苦茶高いやつね。

いやーしかしクオリティ高いなぁ、こだわりが半端じゃないぞ今回のカウントダウンエリートは。

おまけにカラーバリエーションがエグい

そしてこのカラーバリエーションですよ。

rapalaの定番カラーもきっちり備えているんですが、ワカサギ、ヤマメ、イワナあたりが滅茶苦茶ジャパンエディションじゃん。

ていうか、これ凄い。

下手するとハンドメインドミノーなんか目じゃない塗装だし、これ3000円で売ったって全然買うだろ普通。やめろよメルカリで転売するの、知らない人マジで買っちゃうぞ。

でまぁ、僕はオレンジベリーのカラーを買ったんですけど、次買うならオレンジ×金か、やっぱりヤマメですよね。うわーかっこよすぎだろーーーー。

なのにリップがカウントダウンなのよ

で、ここまで高級な日本のバルサ製トラウトルアー感を出しておきながら。

リップがめっちゃカウントダウンなんだよね。

見て、このまるい窪み。もうこれ無かったら絶対カウントダウンってわかんないよ。

まぁこのリップこそカウントダウンの象徴みたいなもんですから、この辺りは絶対に変わらない。つまり何を言おうが、こいつはカウントダウンなんですよ。

でもね、じつはこのリップを以前のCD7と比べてみると。

実はカウントダウンエリートのほうがリップが小さいんですよ。

あれ、おかしーな・・・と、ふとCD5と比べてみたら、リップのサイズが合う。

つまりこのカウントダウンエリートのリップは、以前のCD7のものではなく、CD5 とほぼ同じサイズのものが装着されてるんです。

たぶんこれは空気抵抗を減らして飛距離をアップさせるのが最大の目的なんでしょうが、アクションを殺さないために、あえて小さいリップを装着したっていうのが正しいかも。

この辺りは実際に使ってみないとわからないんで、インプレ記事で報告しますね。

カウントダウンエリートは飛距離が20%アップした?

今回のカウントダウンエリートは、伝説のカウントダウンのアップデート版。

だからこそルアー名に「legend2.0」という名前が付いているわけで、いわば正当な後継機です。

ということは?当然以前のカウントダウンよりも優れている点が山ほどあるわけです。

その中でも最大のアップデートが飛距離。

以前のカウントダウンに比べて、およそ20%も飛距離がアップしたというんですから驚きです。

とドヤった所で、ふとアバシもたしか20%飛距離が伸びていたことを思い出し、また涙腺にこみあげるものがあります。違うんだアバシ、おまえはチューニングモデルなんだ…後継機じゃないんだよ…諦めてくれよ…

飛距離が20%アップした秘密はウェイトと浮力の増加

カウントダウンエリートの飛距離アップの秘密は、ボディの形とウェイトにあるようです。

まず、今回のウェイトには普通の鉛ではなく、タングステンコアウエイトを使用。

これにより、鉛よりも小さく思いウェイトを本体に装着しています。

さらにウェイト位置は以前のモデルよりも後方、かつ低重心に設置したことにより、飛距離への貢献度をアップしています。

また、さっき言ったとおりリップも小型化しているので、当然飛距離は上がりますよね。

ただし、ただ飛ぶだけのルアーならカウントダウンの後継機にはならない!

と言っていたら、タックルボックスの中からすすり泣く声が聞こえてきました。いや、アバシのこと言ってるんじゃないからね、まじで泣かないで。ごめんって、もう言わないから。

──ともかく、ただ飛ぶだけじゃダメなんですよ。

ていうか、元々カウントダウンっていうのは、飛ばすことよりも、どこでも安定して泳ぐことのほうが重要なルアーですからね。

本来、カウントダウンっていうのはトローリング用に作られたルアーであり、そもそもキャスティングのことなんて考えられてないんです。

だから、カウントダウンのこと捕まえて「飛ばないなこれ使えない」とか言うこと自体、すでにお門違いってレベル。ほんとうにやめてほしい。僕もこのブログで散々ラパラは飛ばないって言ってるけど。愛があるからね?僕の場合。なんかそのあたりのアングラーが飛ばないっていうのと訳が違うんだからね?

てことで、飛距離を出しつつも、カウントダウンの安定した動きを出さないと、legend2.0どころかエリートすら名乗れない。

そこでボディを扁平にして背を高くし、ウェイト上部に山を作ることで高い浮力を確保したわけです。

実際に昔のカウントダウンとエリートを見比べると、パッと見細くなったように見えますよね?

でも、全面からよく見比べてみると、体積はエリートのほうが多いのがわかります。

この高い浮力により、10gというボディを支え、カウントダウンらしい安定した動きを出せるようになっています。

カウントダウンエリートは強度もアップしている

このカウントダウンエリートは飛距離だけでなく、強度もアップしています。

というのも、バルサ性のカウントダウンは、やはり強度に不安があるルアーでしたからね。

貫通ワイヤーを使用しているため、ルアーが壊れて魚がバレるということは無いんですが、ボディそのものが割れる現象は多々確認されています。

そんな割れやすいバルサボディの強度を上げるためラパラが取ったのは、ワイヤーではなくステンレスプレートを使うことでした。

つまり、このルアーの中にはワイヤーではなく、それぞれのアイを先端にもつ一枚の頑丈な鉄板が入ってるってことなんです。

これでなんで強度が上がるのかといえば、まず曲がらないんですよ。

元のラパラのルアーが壊れてしまうのは、ボディに衝撃があったからというより、中のワイヤーに負荷かが掛かると曲がってしまい、バルサ材がねじれて折れるためです。

それを防ぐべく、一枚の硬い鉄板を入れてやれば良いんじゃね?

と、これまた凄い発想で貫通プレートのミノーを作ったわけですね、これは凄い発想です。

おかげでボディの強度がアップしたらしんですが、実際に買ってみてわかったのは、プレート作りのアイですら滅茶苦茶頑丈そうってことです。

ここがワイヤーなら曲がったり潰れたりするところを、打ち抜きのプレートアイですからね。これは余程のことが無いと潰れないでしょう。てか潰れるのこれ?

アクションも魚を誘いやすくなっている

さらに、このカウントダウンエリートはアクションにも大きな変化があるようです。

まず、ローリングにより明滅運動が追加されたことですね。

以前のカウントダウンもリトリーブ時には多少ローリングをしていましたが、今回のモデルのほうがローリングが強めに設定されています。

しかも、扁平ボディによる明滅運動も追加。

丸形だった旧カウントダウンでは出せなかった明滅運動が出せるというのは、どのエリアでも効果的にアピールを高めることができそうです。

続いてフォールでのフラッタリングが追加された点。

前のモデルでは微妙なフラッタリングはしますが、ちょと離れてみたらスーっと普通に落ちる程度でしたよね。

しかし今回のモデルは低重心&扁平ボディでセンター部分に高い浮力があるため、見事にフラッタリングをしながらフォールしていきます。

これでリトリーブ時だけでなく、フォール中にも魚を誘うことができるって寸法。すごくない?カウントダウンエリートってすごくない?

っていうと「いやいや、他のミノーなら普通にやれるよ」とか言われそうだけど、カウントダウンはずーーっとできなかったんですよ。まじで、そこはちゃんとホメてほしいし、人間なら80才位だよ?もうヨボヨボだよ?

そのおじいちゃんが、突然Twitterやってリプライ返してイイネして動画投稿しはじめて、釣りのフォロアー1000人以上居ると思って。しかも新型iPhoneで。

すごいでしょ?もう奇跡でしょ?それくらいの進化なんですよ。

カウントダウンエリートのアクションや使用感について

今回は購入レビューでしたが、すでに動画の方で水中アクションを含めた使用感を簡単に解説しています。

さらに詳しいインプレッションについては別記事にてご紹介しているので、こちらもチェックしてください。

カウントダウンエリートをレビューしてたらまた欲しくなった

以上がカウントダウンエリートの購入レビューでした。

で、今この記事を書き終えた感想なんですけど。

もう一個欲しい。いや、できたら2個、いや、もう100個くらい欲しい。

っという、もうレビューなんか関係ない欲望のシャワーでしたね。もうむり。

それくらいコイツはカッコイイ。ていうか何これ、ラパラさんついにヤっちゃったね?

こんなもの出されたら、アコムの口座が完全に空になって、プロミスにまで口座作らないとならない。借金背負って多重債務カウントダウンって、自己破産までのカウントダウンまで速攻じゃん。信じられない位のドシャローだよここ。

──てな具合で、僕の借金がまた膨らみそうなルアーがでちゃって困ってます。

でね?

やっぱりこれ、ラパラにとっての久々のヒットルアーになる気がしますよね。

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