さて今回はキャタピーで今年初のナマズを釣り上げた話です。
今年から始めた深夜のナマズ釣り。
道北のド田舎で一人キツネとシカを追い払いながらナマズを釣ろうと思っている僕が一番怖いのは、野菜泥棒と勘違いされないこと。
なんかヘッドライト付けたやつが深夜ウロウロしてたら、そりゃ野菜泥棒だと思われる。そうしたら地面にたたきつけられて、顔面ボコボコにされるに違いない。
てなわけで、ご覧の通り野菜泥棒のイメージが火垂るの墓しかないけれど、兄ちゃんの名前が思い出せないαトラウトです。せつこ強すぎ。
まぁね、夜釣りってのは不審者に違いないわけで
しかも海とかならまだ良いけど、こんな地域で、しかもナマズ?そんなの誰も知らないから、まじで声を掛けられたらどうしようと内心不安でなりません。駅のホームで永眠する兄のモノマネでもすれば涙で許してもらえるでしょうか?相手がせつこ以外覚えてない可能性があるから通用するか不安ですよ?
まぁ、あの兄も戦時中に食糧難に困っていたわけですが、当時から食料に困ったら食べていたのが、日本のナマズ。
そのため道北地方にも大昔に本州からナマズが持ち込まれ、食用として放流されていたのが、各地でまだ繁殖を続けてるわけですね。
そんなナマズを釣るべく今年も奮闘したんですが、ようやくキャタピーを使い初フィッシュに至ることができたので、その経緯を紹介したいと思います。
キャタピーで夜のナマズを初ゲットしにいく
その日釣り場に到着したのは、やはり深夜をまわってから
周囲を巡回中だったキツネたちをライトで威嚇してから釣り場に入ります。
前回はヘッドライトが無かったため、今回は持参。
しかも100均のヘッドライトを赤色に塗って使用します。
最初に使うのは、やっぱりキャタピー
なんだかんだ言って、貰ったこのルアーでナマズをゲットしたいとずっと思っていたんです。
だって、なんかキャタピーをみんな使ってるから。
なんかナマズルアーの超スタンダードだって言われてるのに、こいつで一匹も釣ってないんですよ?そりゃ釣りたいよ。なんかこれで釣ってないって変な気がする。蛍の墓は見てるのに、トトロは見てないジブリ好きみたいな違和感がヤバい。
てことで、今夜は最初にキャタピーフィッシュを狙います。
キャタピーのフックをへし折るナマズが出現
それじゃぁ夜釣りを始めるべく、赤いヘッドライトを点灯。
この赤い光は魚を警戒されない光らしく、これで足元を照らして釣っても大丈夫らしいが、本当か?
まぁそのあたりもテストしながらの釣りなんですが、キャタピーを投げていきます。
今回の使用タックル
ロッド:鯰レンジャーCT66
リール:スコーピオン 1501(98年式)
ライン:PE5号
リーダー:デコイ/ナマズリーダー5㎝
てな感じですね、去年とほぼかわりません。
使うルアーはキャタピーをメインに、ビッグバドも。
あとは頂きもののマンピーも使っていきます。
水温は下がったけど以外に高活性
キャタピーを投げてから、すぐに最初のナマズが水面を割りました。
おしくもミスバイトでしたが、下からおもいきりルアーを跳ね上げるような感じ。
ん?なんか活性が良いのか?
そう思ってどんどん投げると、またバイト。
バコンと派手な音をさせて後方で食ったかとおもったら、もう一度ルアーにアタックしてきて、またルアーが吹き飛ぶ。
なんだなんだ?やたら活性が良い。
今日は前日に比べれば水温も少し下がっているはずだし、もう寒くて薄いダウンを羽織りながら釣りをしているのい、この元気のよさ。
それから2頭目、対岸の枯れた葦の中にキャタピーを放り投げて巻き始めると、爆音と共にロッドが絞り込まれました。
いきなりの大物ナマズ
きた、きたぞナマズだ!今年初のナマズ!
よーしと思ってリールを巻くも、妙に抵抗がでかい。
ていうか、重い。
抜きあげようと思ったけれど、なぜか上手くいかない。去年も鯰レンジャーで抜きあげは散々やってるのに、こいつ全然あがらない。
僕「このくそぉおおりゃぁあああ!!!」
と、Uの字に曲がったナマズレンジャーに全力で力をこめ、やっとぶち抜きに成功。
手にしていたランディングネット入った途端、いきなりキャタピーが吹き飛ぶ。
やばいやばい、バレる寸前だった。
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