というわけで今年一発目の記事はアルファス AIR TWについて。
そう、アルファス、しかもAIR TW、つまりベイトフィネス機。
あのロキサーニBF8を使っていた道北貧釣が、まさかのアルファス?
おいまて、一体どこから捕って来たんだと今にも詰め寄られそうですが、安心してください。
こちら、嫁が買ってくれました。ポイントで。
お店を始めるのや、色々な記念日もあったんで、何か欲しいものがあるかと聞かれていたんですが、それならリールが良いなと言っていたら、なんとコチラを買ってくれたんです。うれしいよぉお。
ちなみに3ヶ月使っての渓流ベイトフィネにおけるインプレ記事はこちらです
アルファス AIR TW という高価なベイトフィネス機がやってきた

てなわけで、嫁からプレゼントという形でもらったこちらのアルファス AIR TW。
ぶっちゃけ3万円で購入したとは言え、定価は4万円越え。
つまり、貧乏人の僕にとっては鬼のように高級なリールってわけです。
ていうか、僕の記憶をさかのぼっても3万円を超えるリールを買ったことがない。
いや、唯一あったけど、高校生の頃に買った銀メタだけ。古すぎる。
だからもう久しぶりの数万円リールなんで、僕からしたらハイエンドと同じですよハイ。

しかしアルファスエアの新型が2020年に発売されたのは知ってはいましたが、こうして手に入るとは思いもよりませんでした。
自分には多少もったいない気がしかない。
いや、ぶっちゃけもったいない。
しかしベイトフィネス機として、一番気になっていたのがアルファスAIRTWだったものだから、そりゃ嬉しいのは間違いない。
てなわけで、一人で「ほうほう」「なるほどね」「うーん」とかうなりながら、最新鋭のベイトフィネス機をチェックしていました。
アルミボディのイケてる感が凄いベイトフィネスリール

20年モデルのアルファスAIRTWはアルミボディにガンメタ風の塗装が施されたモデル。
以前のアルファスエアに比べてよりシャープな印象を受けるのは僕だけなのか?
さらに今回は28mmという驚異の小口径マイクロスプールが搭載されているわけで、ベイトフィネス機としては「ここから上は無いのではないか」とすら言われているとかいないとか。
また、最近のダイワらしいTウィングシステムも搭載。
これで一体何グラムまで軽いルアーが飛ばせるのか?見ているだけで性能をチェックしたくてたまらなくなりますね。
T-ウイングシステム

今回のアルファスエアにはTウィングシステムという、ダイワお得意の技術が使われています。
僕はダイワのベイト自体初めてなんで良く知らなかったんですが、これ、見れば見るほどキモい機能ですね。
クラッチを切ると、ウィングがせりだして幅広のレベルワインドとなり、ライン放出時の抵抗を限りなく減らす。
そしてクラッチを入れて巻き始めると、今度は元の状態に戻り、Tの字の下側部分の溝にラインがおさまりスプールに綺麗に巻いて行く。
うーん、ダイワにはこれが有るとは聞いてはいたものの、まさかここまで変形するとは。
変形好きの僕としては結構好きですねこれ。
エアブレーキシステム

続いて最近のダイワのベイトフィネス機を中心に使われているというエアブレーキシステム。
スプールの回転が強い状態ほどブレーキに近づき、逆に回転が低い時ほどブレーキから離れるというもの。
実はこれに良くにたシステムを90年代のアブガルシアがXLTシリーズというリールに搭載してますね。僕も持ってはいるんですが、あっちはブレーキそのものがスプールに近づくというタイプで、バネを利用した旧式のもので、効果のほどは大してありませんでした。
しかし、それから20年たって、今度はダイワが空気と遠心力を使って、より効果的なシステムを作り上げたらしい。
このシステムの狙いは、とにかくバックラッシュを防ぐというもの。
同じブレーキ設定であっても、軽い投げ方やルアーではブレーキが弱くなり、逆に強く、重いものを投げる時ほどブレーキが利きやすくなるシステムです。

ブレーキユニットがせり出すと、この溝部分におさまるように入っていくらしい。
なるほどー考えたもんだなー。最新のリールっていうのはやっぱり進化してるんですね。
超小口径スプールΦ28mm AIRスプール

そしてお待ちかね、こちらがダイワが開発した超軽量&小口径のスプールです。
さっそく猫にリールをいじられたせいで、なんか毛がついてますが、これは家の猫にリールが気に入られた証拠です。

重量は8.1gとひたすらに軽い。
僕が持っている唯一のベイトフィネス機であったロキサーニBF8の半分ですからね、とんでもない軽さです。
さらに口径がたったの28㎜。
いままでのベイトフィネス機が30mm以上あったのに対して、突然20㎜代に突入してきたんですから、そりゃみんな驚きますよね。
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