それを多くのアングラーに教えているのが、このメテオーラーというミノーらしいんです。
メテオーラはフォールを起点にトゥイッチで掛ける系ですか?
メテオーラの使い方について色々見てみると、どうにも「フォール」を意識するのがベストなルアーだというらしいですね。
トゥイッチを1~3回かけたら、ピタっとルアーを止めて、そのままフラッタリングでフォール。
そこから再びトゥイッチをかけ、またフォール。これを繰り返す。
これはメテオーラ自体がフォール速度が遅めの設定になっているのと同時に、重心もセンターに若干寄っていて、強烈なフラッタリングが出るよう設計されているのか?いないのか?そこは使ってみないと全然わからない!
ただ、トゥイッチ連発してもいけるルアーらしいですね。
そういえば渓流のヘビーシンキングミノー系って、だいたいケツからストーンって落ちるタイプが多かったから、あんまりフォールで釣るっていうタイプは少なかったですね。
けどね、ラパラはフォールで釣ってましたね。
なんせトゥイッチがあんまり得意じゃないうえに、フォール速度も遅いから、渓流ミノーみたいにトゥイッチパンパンで釣り続けるのが逆に難しい。
だからフォールを混ぜた釣りやってたけど、どうやら時代がようやく僕に追いついてくれたようです。
もとはオライの流星がモデルらしい
にしても、今まで見たことない形のルアーです。
サイドがフラットで、かなり細身のボディ。
体高はわりとあるけどマイルド。
いかにもフラッシングが効きそうな感じですが、今までのミノーとは何かが違う特殊なオーラがある。
で公式を見てみると、これはオライノというメーカーで出しているハンドメイドミノー「流星」をモデルに作ったルアーらしい。
ああ、だからボディにJacksonのロゴと一緒に別のメーカーのロゴがあったのか・・・納得ですね。
ちなみにモデルとなったオライノの流れ星は、もとはサクラマス用のルアーとして開発されており、90と80の2タイプがあるようですね。
本物は一本4629円という流石のハンドメイド感であって、貧乏アングラーの僕にはとても手が出せない。
しかし、それを渓流用としてインジェクション化し安価な値段で発売したのが、このメテオーラってわけですよ。
メテオーラのコピールアーまで送られてきた

なんてまぁ人気ルアーを送ってもらったのだろう。
ありがたやありがたや、この乞食アングラーに有難きお恵みじゃぁ・・・と思ったら
実は、もらったのはコレだけではありません。
恐ろしいのは、この大人気ルアーであるメテオーラ52が送られてきたことだけじゃなく
なんか知らないけど、メテオーラにそっくりのルアーまで送られてきたことです。
おいおい・・・なんだこれ、すげぇ似てる。
ハンドメイドって聞いてたから、もうちょっと似てないと思ったら、めちゃくちゃ寄せてきてるじゃん・・・いいのこれ、公の場に出していいの?
と思ってご本人に確認したら「OK!」とのこと、怖い!これはJacksonに怒られるやつ!
どうやらご本人がメテオーラがお好きなようで、どれだけ寄せられるか作ってみたところ、だいぶ良いところまで行ってしまい、僕に送ってくれたのだとか。
とてもありがたいのですが、このままだと道北貧釣がギャラリーフェイクになってしまう。フジタはうちにいません。
しかし、これも動きが気になる。
どうやら3Dプリンターで作った同人ルアー的なモノらしく、本物とはあえて違うテイストに仕上げていらっしゃいますよ。
メテオーラを持って渓流に行ってきた

てなわけでメテオーラを持って渓流に行ってきたわけですが
結論から言えば、メテオーラは速攻で魚が掛かってきました。
52というサイズはそこまで速いヒットを望める大きさでは無いと思っていたのですが、その速度に結構驚きましたね。
絶妙なフォールとフラッシング
あまりにヒットが速いので、一体なにが魚を惹きつけているのか不思議でしたが、あとでもう一度映像などを確認したところ、そのフラッシングとフォールに秘密がある気がしました。
まずフォールですが、これが少し遅い。
センター重心よりの設定らしく、水をおなかでしっかり受けながら細かいピッチのフラッタリングをしながらフォールしていきます。
これのお陰で、アクションをさせて居ない間にも魚を惹きつけることが出来るみたい。
続いてフラッシングがとてもナチュラルです。
トゥイッチを掛けたあと、激しく動いてアピールするという典型的なヘビーシンキングではなく、どちらかといえば控え気味な印象すら受けます。
しかし、フラッシングの回数は多い。
大きくルアーは動かず、本体のロール運動が多いため、一見して地味に見えても、フラッシングで細かく誘っています。
この「地味に見えて派手」ともいうべきアクションが魚の食い気を起こしている気がしました。
活性が低い魚ほど効果が期待できそう
ハイアピール系のシンキングミノーでないのは使ってすぐわかりましたし、魚の追いも良い。
そんなルアーゆえに、テストをした秋の終わりの魚のチェイスは多数あり、実際に釣れもしました。
こんな魚が食ってくるルアーなら、そりゃ流行りもしますよ。
が、しかし。
このルアーも何時でも釣れるルアーってわけじゃありません。
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