【Jackson】メテオーラ52の人気が高すぎるんですが実際どうなん?【渓流ミノー】

ミノー
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ついにJacksonで大人気の渓流ミノー「メテオーラ52」のレビューをさせて頂こうかと思います。

メテオーラといえば、ここ最近大人気の渓流ミノーであり、売り切れ続出、転売続出のやべーやつですね。

しかし、人気だと知っていても、別に僕は買う気は無かった。

「いや別に良くない?流行りは流行りでしょ?僕は僕の釣りを貫くだけだから」

と、売れたらダサいとか言い出しそうな痛いインディー系アーティストぶってメテオーラーのことを俄然無視していたんですね。

ところがです。

先日ステッカーを送ったお礼にと、なんとあの大人気のメテオーラーを頂いてしまったわけです。

「いやー別に興味ないけどー?メテオーラ?いやー本州では大人気っていうけど、ここ道北だしねー、どうかねーメテオーラ?いやーぜんぜん嬉しくなんて無いよねー?」

と博士(嫁)を目の前に華憐に余裕をブチかました後、部屋に戻ったあと

一人つぶやきましたよね

「うわぁあああメテオーラだぁああ!!うおおお!メテオーーーラァア!!」

ごめんうそ、叫んでたわ。
めっちゃ博士にウルセェ言われたわ。ごめん。

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強がりが通用しない渓流の流星「メテオーラ」

Jacksonが発売した人気絶大の新たな渓流ミノー「メテオーラ(METEORA)」

突如として現れたこの渓流ミノーの人気はとんでもない。

2020年初頭に登場して以来、着実にその人気をのばし現在では渓流ルーアの中でトップクラスの人気を手に入れた、いわばニュー・スターですね。

僕の個人的な意見として(いやこのブログ個人的な意見しかなくない?)

渓流ルアー界に、ここまでの人気ルアーが登場してくると思わなくて。

これまでの渓流の人気ルアーは「Dコンタクト」がやはり王座に居続けいたし

それには当然理由があった。

でね、その理由が圧倒的で

「後方ヘビーシンキング+トゥイッチでの高レスポンス」という、現在の渓流ミノーイングを作り気たあまりにもデカい功績だよね。性能はもちろんだけど、アングラーが持ってるDコンへの信頼度は他の渓流ミノーを凌駕してるんですね。

でまぁ、僕がDコンを普段使わない理由って、ほぼコレでして。

「みんなが信じる王様はつまんない」っていう、ただそれだけなんですよね。ええ超くだらない理由ですよ。ほんとルアーはめっちゃ良いからね。

でもね、つまんないでしょ、王道は。

古いスタイルもいいけど、王道も好きだけど、やっぱ刺激が足りないというか

だから新しいスターが出てくることを待ち望んでいた僕にとって、メテオーラという新たなルアーが人気を博しているという情報は、とても興奮しましたよ。

なんせ渓流ルアーという世界は新陳代謝が著しく低いんですよ。

アングラーの数も少なければ、新たなチャレンジをするメーカーも少ない。

スタイルだってオールドスクール感が強いし、新たなチャレンジってのが、他のジャンルよりしずらそうな気がしてたんですよ。渓流ルアーなのに、流れぜんぜん死んでるじゃん?みたいな。もっと新しい水流してくれよって。

そういう場所に、まさに流星のごとく現れたメテオーラというルアーには、実釣での性能以前に、新しい流れを作ってくれたことに感謝ですよ。

まだまだ飽きないなぁ、ここは・・・っていう気持ちにさせてくれたことにね。

メテオーラはフォール重視の渓流ミノー?

メテオーラが爆発的な人気を出しているのは、JacksonのYoutube戦略が効果的に生きているってのもありますが、それよりもまず「フォールを意識した渓流ミノー」ってのがウケてるんだなぁと思います。

このルアー、どうやらフォールを意識した釣りが得意のルアーらしい。

それが今の渓流ルアーフィッシングに新し流れを持ち込んでいて、人々に受けてるんじゃないかなぁと勝手に思ってたりしますよ。

トゥイッチ連発の渓流ミノーイングはもう飽きた?

渓流ミノーイングといえば、トゥイッチやシェイキングを多用する釣りです。

けど、多用するっていうか、もうずっとやり続けるんだけどね。

ただ巻きじゃロクに動かないヘビーシンキングミノーをアップにキャスト、着水、そこからずーっとロッドを振り続ける。

それはもうミドスト勢もびっくりのロッドの動かし方。

腱鞘炎持ちはあまりにも辛い釣り…それが、渓流ミノーイング。

でも、これは実際確かに釣れる。

Dコンタクトが世に広めたこの釣り方は、渓流魚のスイッチを確実に入れる方法として定着しており、もはやミノーで釣るならロッドをとにかくブルブルさせるのが一番なんです。

しかし、僕もこのやり方をしていて、時々思うことがあったんです。

・・・なんか、飽きてきたな・・・って

一応、ミノーを使った釣りってロッドワークを駆使するものじゃないですか。

他の釣りならジャーキングとか、トゥイッチとか、ポーズとか、色々おりまぜて釣るって感じだし、細かく水中で首をふらせたりとか、ただ巻きだって入れる。

けど、渓流で今まで主流のミノーイングは、永遠とロッドをシャカシャカするだけなんですよ。

けど、まぁ一番これが簡単に釣れるから良いかーって感じでやってたんですが、それが最近では

「もうシャカシャカし続ける渓流ミノーイングが古くない?」

っていう風潮になっている気配を感じるんですね。

それを多くのアングラーに教えているのが、このメテオーラーというミノーらしいんです。

メテオーラはフォールを起点にトゥイッチで掛ける系ですか?

メテオーラの使い方について色々見てみると、どうにも「フォール」を意識するのがベストなルアーだというらしいですね。

トゥイッチを1~3回かけたら、ピタっとルアーを止めて、そのままフラッタリングでフォール。

そこから再びトゥイッチをかけ、またフォール。これを繰り返す。

これはメテオーラ自体がフォール速度が遅めの設定になっているのと同時に、重心もセンターに若干寄っていて、強烈なフラッタリングが出るよう設計されているのか?いないのか?そこは使ってみないと全然わからない!

ただ、トゥイッチ連発してもいけるルアーらしいですね。

そういえば渓流のヘビーシンキングミノー系って、だいたいケツからストーンって落ちるタイプが多かったから、あんまりフォールで釣るっていうタイプは少なかったですね。

けどね、ラパラはフォールで釣ってましたね。

なんせトゥイッチがあんまり得意じゃないうえに、フォール速度も遅いから、渓流ミノーみたいにトゥイッチパンパンで釣り続けるのが逆に難しい。

だからフォールを混ぜた釣りやってたけど、どうやら時代がようやく僕に追いついてくれたようです。

もとはオライの流星がモデルらしい

にしても、今まで見たことない形のルアーです。

サイドがフラットで、かなり細身のボディ。

体高はわりとあるけどマイルド。

いかにもフラッシングが効きそうな感じですが、今までのミノーとは何かが違う特殊なオーラがある。

で公式を見てみると、これはオライノというメーカーで出しているハンドメイドミノー「流星」をモデルに作ったルアーらしい。

ああ、だからボディにJacksonのロゴと一緒に別のメーカーのロゴがあったのか・・・納得ですね。

ちなみにモデルとなったオライノの流れ星は、もとはサクラマス用のルアーとして開発されており、90と80の2タイプがあるようですね。

本物は一本4629円という流石のハンドメイド感であって、貧乏アングラーの僕にはとても手が出せない。

しかし、それを渓流用としてインジェクション化し安価な値段で発売したのが、このメテオーラってわけですよ。

メテオーラのコピールアーまで送られてきた

なんてまぁ人気ルアーを送ってもらったのだろう。

ありがたやありがたや、この乞食アングラーに有難きお恵みじゃぁ・・・と思ったら

実は、もらったのはコレだけではありません。

恐ろしいのは、この大人気ルアーであるメテオーラ52が送られてきたことだけじゃなく

なんか知らないけど、メテオーラにそっくりのルアーまで送られてきたことです。

おいおい・・・なんだこれ、すげぇ似てる。

ハンドメイドって聞いてたから、もうちょっと似てないと思ったら、めちゃくちゃ寄せてきてるじゃん・・・いいのこれ、公の場に出していいの?

と思ってご本人に確認したら「OK!」とのこと、怖い!これはJacksonに怒られるやつ!

どうやらご本人がメテオーラがお好きなようで、どれだけ寄せられるか作ってみたところ、だいぶ良いところまで行ってしまい、僕に送ってくれたのだとか。
とてもありがたいのですが、このままだと道北貧釣がギャラリーフェイクになってしまう。フジタはうちにいません。

しかし、これも動きが気になる。

どうやら3Dプリンターで作った同人ルアー的なモノらしく、本物とはあえて違うテイストに仕上げていらっしゃいますよ。

メテオーラを持って渓流に行ってきた

てなわけでメテオーラを持って渓流に行ってきたわけですが

結論から言えば、メテオーラは速攻で魚が掛かってきました。

52というサイズはそこまで速いヒットを望める大きさでは無いと思っていたのですが、その速度に結構驚きましたね。

絶妙なフォールとフラッシング

あまりにヒットが速いので、一体なにが魚を惹きつけているのか不思議でしたが、あとでもう一度映像などを確認したところ、そのフラッシングとフォールに秘密がある気がしました。

まずフォールですが、これが少し遅い。

センター重心よりの設定らしく、水をおなかでしっかり受けながら細かいピッチのフラッタリングをしながらフォールしていきます。

これのお陰で、アクションをさせて居ない間にも魚を惹きつけることが出来るみたい。

続いてフラッシングがとてもナチュラルです。

トゥイッチを掛けたあと、激しく動いてアピールするという典型的なヘビーシンキングではなく、どちらかといえば控え気味な印象すら受けます。

しかし、フラッシングの回数は多い。

大きくルアーは動かず、本体のロール運動が多いため、一見して地味に見えても、フラッシングで細かく誘っています。

この「地味に見えて派手」ともいうべきアクションが魚の食い気を起こしている気がしました。

活性が低い魚ほど効果が期待できそう

ハイアピール系のシンキングミノーでないのは使ってすぐわかりましたし、魚の追いも良い。

そんなルアーゆえに、テストをした秋の終わりの魚のチェイスは多数あり、実際に釣れもしました。

こんな魚が食ってくるルアーなら、そりゃ流行りもしますよ。

が、しかし。

このルアーも何時でも釣れるルアーってわけじゃありません。

恐らく、得意な部分もあれば、不得意な部分もあるはず。

実際に釣行で使ったのは4回で、季節は秋の終わり。

ゆえに魚の活性が下がり気味で、ルアーを追ってもすぐに止めてしまうような時には、このメテオーラはかなり効果があると感じました。

なので、ぎゃくに水温が上がりすぎて魚が追えなくなっている時も同じように効果があるはず。

使い方としては、遅いテンポで、時々フォールなんかを入れつつ、魚が追いついてくれる速度を意識したアクションが一番良い気がします。

しかし、このルアーはフォール速度がそこまで速いわけではありません。

なので、必然的に渓流の深場には向いていませんし、流されやすくもあるため、水量が多い時にも不向き。

また、高活性で食い気がある魚に対してはスイッチを入れずらい時もあるはずなので、ハイシーズンでは一般的なヘビーシンキングミノーの方が釣果が高いかもしれません。

それでも、魚が活性の良い時期なんてそう無いので、基本的にはこうした低活性&スレに強いルアーのほうが渓流アングラーには有難いのも事実です。

Jacksonのメテオーラの種類は?

メテオーラは今のところ幾つもの種類が発売されいて、どうやら今後の定番のミノーとして売られていくでしょうね。

ちなみに渓流でヤマメやイワナを釣るために使うのは3種類、あとはサクラマスといった大型トラウト向に作られている印象ですね。

メテオーラ52

メテオーラシリーズの中では万能的な感じの52です。

本流に支流にどこでも使えるサイズと重量が有難い代物。

ただ、流通量が時々少なくなり、メーカーから直販という方も結構います。

メテオーラ45

小さな渓流でアベレージサイズの渓流魚を向いているのがこちら。

45㎜に3.5gというサイズなので、低活性な魚により効果的にアピールできるルアーです。

ただし、こちらも品数が安定しないため、メーカー直販というケースが多々あります。

転売が多いメテオーラは値段に気を付けよう

メテオーラは渓流でブームになっていることもあり、転売がメチャクチャに多いルアーです。

正規のルートなら2000円以下で売っているのが普通ですが、メルカリなどでは5000円越えというワケのわからない値段で売られていたりもします。

正直、中には5000円出してもメテオーラが欲しい人もいるでしょうが、こういってはなんですが、そこまで出すならハンドメイドミノーを買うほうが、所有欲を満たせる気がします。アルボルでも買ってくださいほんと。

あと、定価でほしいひとは時間をかけてでもメーカーからの直販を狙ったほうが良いですね。

なんにせよ、人気ルアーというのは色々とユーザーに厄介な事案やトラブルを起こす代物だったりするんで、購入時には色々注意が必要だったりします。

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