先日誕生にプレゼントにキャンドゥーのミノーを頂き、その性能に驚いたので早速記事を書きました。
にしても、近頃忙しくて釣りに行く余裕がないうえ、増水やらで入渓を避けていたのですが、気が付かないうちに発売されていたのがキャンドゥー(CANDO)のミノー
その特徴を簡単に説明すると
・貫通ワイヤー式で安心して使えるミノー
・シンキングで安定して良く動く
・重心移動もちゃんと動く上ほのかにラトル入り
・これを110円(税込み)で売ってるのはどうかしてる
・メーカーがもはや可哀そうなレベル
・発売元の株式会社まるきはもはや100均釣具ウォーのアナハイム
ということでございます。
もうやばい、ヤバすぎるってわけで、その全貌を書き記しておこうかと思います。
キャンドゥミノーのスペック

このミノーは公式スペックで8.5cm
重量は7gというアイテム。
現在カラーは全3色ほど確認されているようですが、これからカラーやサイズバリエーションが増えていくかもしれません。
しかし、どうもやっぱり8.5㎝というわりに小さいなと思ったら、リップの長さこみのサイズ表記なんですね。
実際は7.5㎝位というサイズ感ですし、フォルムも結構スリムな感じ。
しかもボディの内部にリフレクターが貼り付けられているタイプで、日本のルアーでは結構珍しいです。
おまけにワイヤー貫通式ときたら、本当に日本のミノーっぽくない。
まるで海外のミノーですよこれは。
ラパラのソルトウォーターX-RAPにそっくりの100均ルアー

どことなく海外ルアーの匂いを感じ取ったキャンドゥミノー。
で、このルアーを初めて見た時に思ったのが
「あれ、これラパラのX-RAPにそっくりじゃね?・・・」
だったのはもはや言うまでもありません。
もうどー見てもX-RAP。外見もそうだし、貫通ワイヤー式もそうだし、なんならカラーリングからアイまでそっくりすぎる。
とくに似ているのがソルトウォーターX-RAPというモデル。
一応ラインナップの下限は10cmまですが、それを7㎝までサイズダウンしたら、まさにこんな感じ。
金型がそもそも一緒なんじゃないのか?と疑いたくなるほど似てるので、ぜひチェックしてください。
まさかの100均ルアーで貫通ワイヤー式という衝撃

安いアイテムが好きな僕ですが、普段から100均ルアーを積極的に使っていないのは、やはり強度不足が怖いから。大型魚じゃなくても、普通に投げて折れたりしたらどうしよう・・・と不安になるモノが多かった。
ゆえに、メタルバイブなどの金属系以外は積極的に使わなかった。
ところが、そんな100均ルアーの不安を一撃で払拭する強烈なワード
それが「貫通ワイヤー」ですよ。
100均ミノーでも大型魚が狙えてしまう?

この貫通ワイヤーはバルサ系ミノーならほぼ全て。
大型魚を狙うミノーやシンキングペンシル、トップウォーターもほぼコレ。
そして、おそらく元ネタとなったラパラもABS素材になっても貫通ワイヤーを今でも採用しています。
この貫通ワイヤー式が優れているのは、たとえルアー本体が壊れても、ワイヤーだけが生き残り魚が釣れること。
なので、ルアー本体の強度がどうしても弱いバルサ系のルアーは貫通ワイヤー式になります。
そうでもなくともモンスターを相手にするルアーはエイトカンでは引っこ抜かれる恐れがあるので、貫通ワイヤー式になってる事が多いですね。
つまり、このルアーも貫通ワイヤー式ということは。
たとえ100均だろうが、同サイズの他のミノーよりも明らかに大型魚を釣るのに向いている。
なんせ、たとえ本体を壊されてもワイヤーで釣り上げますからね。
しかも、貫通ワイヤー式のABSミノーって、ワイヤーを通すためにだいたいボディも分厚くなるんで、普通に割れにくそう。
こんな強度が約束されたミノーが100均から出されたら困りますよ。
なんせ、その辺りの1000円以上のミノーでビビりながら大型魚釣るよりよほど安心できてしまう。
シンキングで安定して動く優秀ミノー

さて、100均ルアーの強度を解消されましたが、まだまだ100均のここが不安ってところが
まともに動くミノーなんですかこれ?
ですよね、うんうん。
現在100均にあるミノーはダイソーのミノーモンスター位しか無いんですが、このルアーは本当―にまともに動かない事が多く、基本無改造で使うのは無理。しかも強度もめちゃくちゃ低い。
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