ダイワ:シルバークリークミノースローフォールカスタムは小渓流にもってこい【レビュー&インプレ】

ミノー
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今回はダイワから発売されているシルバークリークミノー・スローフォールカスタムについてのレビューをしていこかと思います。

最近のシルバークリークミノーはダイワの渓流ルアーのシリーズ名になってますが、どれも値段が抑えられつつも、使いやすく釣れるルアーばかり。

ぼくもダイワのルアーは滅茶苦茶愛用しており、ラパラの次の多用するメーカーです。

そんなダイワから「スレた魚に効く」と噂のスローフォールカスタムがあるとのことで、こちらのルアーのレビュー&インプレをやっていこうかと思います。
【結論】

・水深のない小規模渓流ではベストなフォール速度

・レスポンスがかなり高い

・シングルフック2本つけるのは難しい

・軽いのでベイトフィネスはそれなりのリールが必要

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ダイワのスローフォールカスタム(40SS)のスペック

スローフォールカスタムは渓流で使うミノーの中でも小粒なタイプ。

50mmのミノーを普段つかってると「うわなにこれちっさ!」と驚きます。

ただ僕は今年よく40mmを使ってるんで、なんか慣れてきましたね。

【スペック】

サイズ:40mm

重量:3g

フック:標準12番トレブル

40㎜ともなるとフロントとリアの二か所にシングルフックを付けるのが難しくなるうえ、フックが与えるバランスの影響もシビアにるうえ、めちゃくちゃ絡まります。

なので、僕は良く掛かるテールフックのみ8番のシングルをつけ、フロントは標準のトレブルのバーブを潰したものを使用してます。

見た目はとても綺麗な小型の渓流ミノー

このルアーは見た目がかなり可愛くて良いです。

目がやたら大きく見える赤ちゃんぽい感じが癒し。

デカいルアーには迫力がありますが、小さいルアーにはこの可愛さがあっていいです。

しかも、小さいながら作りもとても綺麗。

ボディ側面にはしっかりアルミ張りまでしてあります。

カラーバリエーションも流石ダイワというべき豊富さですね。

低活性とスレを攻略するために作られたミノー

スローフォールカスタムは低活性の渓流魚、もしくはスレた魚を攻略するために作られたルアーです。

とくに重要なのはサイズの小ささと、ゆっくりとしたフォールアクション。

ヘビーシンキングミノーよりも遅いフォールで、より魚に対して長い時間ルアーを魅せられるだけでなく、その小型ボディによりルアーを見切らせない。もしくは魚に対して「こいつなら食える」「こいつなら縄張り争いで勝てる」という優位性を与えるのが目的ですね。

これにより、やる気がない魚でもルアーにアタックしてくる確率が高まります。

また、小さいボディとゆっくりとした動きは、他のルアーに慣れた魚にも効果的とのこと。

とくにフォール時間をながくとることで口を使わせられるのは良いですね。

シルバークリークミノー・スローフォールカスタムを渓流でインプレッション

てなわけで、スローフォールカスタムを持って渓流に行ってきました。

狙うのは当然ヤマメさん。小さな渓流での使用です。

使うタックルは以下の通り

ロッド:鱒レンジャーRZ B

リール:アルファスAIR TW

ライン:PE0.8 シンキング

いきなり綺麗なヤマメが釣れる

さて大好きなヤマメ釣りシーズンに突入した近所の河川。

今年はどんなルアーで釣ろうか色々迷っている中、やっぱりスローフォールカスタムを試さずには居られない。

てなわけで投げると、やはり3gはそれなりに飛距離は出ない。

しかし、アクションはかなり良い感じ。

浮力が高いファットなボディなので、トゥイッチした時のキレは良好。

そしてフォールはそれなりにゆっくりな感じ。もっと遅いと思ってましたが、べつに遅すぎるわけでもなく、むしろ今回行ったような小さな渓流だと丁度良いレベル。

「あれ、おもったより使いやすいぞ」

と、スローフォールという名前にビビッテいた僕は快適に使えることに驚きつつアルファスAIRでビュンビュン投げ続けておりました。

すると、ヤマメがチェイス。

しかし食わせることができず、こんどはクロスで投げ入れ、チョン、チョンとゆっくり動かすと食わせることに成功。

釣れたのはキレイなヤマメ。うんうん。新子もだんだん成長してきたようです。

外にも新子ヤマメちゃんがスレがかりでヒット

とりあえず2匹釣れたのでもうOKって感じです。

小渓流や源流で効果を発揮するルアー

実際に魚を掛けてるまで使ってわかったのは、このルアーは増水していない小渓流ならとても便利なルアーだと感じました。

とくにヤマメを釣るのに凄く向いていますね。

僕が通う道北の小さな河川には、大きなヤマメはおらず、ほぼサクラマス化してしまうので、釣れるヤマメも結構小さいのが多い。

そういう所でヤマメを釣るなら、この40㎜の小型ボディと3gという重量は釣果を出しやすいうえ、根掛も回避しつつ、かなり快適な使用感を生み出してくれると感じました。

ヘビーシンキング系だと、小渓流ってけっこう石とか引っ掛かったり、ボトムに当たったりして、トゥイッチもせわしくなく、リーリングも速めにやらないといけないですから。

ベイトフィネスタックルの場合は、僕が使うアルファスAIR TWで快適に使えたので、これより上のモデルなら問題なく扱えると感じました。

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