フローティングミノーで渓流ヤマメを釣ると楽しくてヤッベェゾ!【ラパラF5】

ミノー
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夏も終わりに近づくと、やっぱり渓流は活性が上がる。そんな時こそフローティングミノーが楽しい。
そこで夏の終わりこそフローティングだと信じてやまない僕が、ラパラのF5を使って渓流ヤマメを釣ってきた記録を残しておこうかと思います。

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そろそろ渓流でフローティングミノーで釣りたい

渓流ではフローティングミノーを中心に釣りをする人はとても少ないです。

流されやすい、ボトムを取れない、飛距離がでないなど、シンキングミノーと比べると渓流ではデメリットが目立ちやすいゆえなのか?「フローティングは釣れない」と苦手意識を持つ渓流アングラーも別に珍しくありません。

また、フローティングミノーは活性が低い渓流魚には圧倒的不利なルアー。

春先はとくに釣れる気がしないし、水温が上がっても、増水して濁っても厳しい。

なので、そもそもフローティングを選ばないほうが魚が釣れる。

これは否定できないですね、うん。

しかし、僕はフローティングミノーが好きなんです。

ルアーの動きも見やすいし、追ってくる魚も見やすい、難しいけど魚を掛けると楽しいのがフローティングの良いところ。

なかでも好きなのがラパラのF5というモデル。

このルアーは見た目がとても可愛い歴史あるバルサーミノーなんですが、かなり扱いづらい。

ウェイトが一切入っていない上、空気抵抗がめちゃくちゃあるので、かなりもの好きな人じゃないと渓流では使わないかもしれません。

だけど釣りたい、というか今なら絶対F5でヤマメ釣れまくるぞ!よーし渓流だ!いますぐF5を投げにいくぞ!!

と意気込んでいたんですが、ソフトを変にいじったせいでなかなか仕事がおわらず、ようやく終わった翌朝、寝不足でヘロヘロになりつつも気合で渓流にいってきました。まじで朝苦手だよ!

ラパラのF5でヤマメ釣り開始

さてさて何時もの近所の渓流にやってきましたが、すでに水温は下がり、しかも前日の雨で高活性が期待できる状況。

こりゃもうF5で絶対釣れると確信したんですが、なんとこの日、寝ぼけてたせいでアクションカメラをもってくるのを忘れる大失態。

いかん、道北貧釣の活動に支障がでる・・・けど、まぁいいか!今度今度アハハハハ!

とまぁ寝てないゆえのハイな状態で釣り開始。こりゃヤッベェぞ。

で、最初に使ったのはF5のニジマスカラー。

これの背にセリアの蛍光テープを張ったモデルです。

使用するタックルは鱒レンジャーのスピニング。

最近ベイトばっかりだったので、軽く投げる練習をして慣れてみますが、いやーF5の投げずらさは圧倒的ですよ。練習だけで釣りの時間消費するかと思いましたもん。

しかし、そんなことやってられないので、即ポイントにアタックですよ

ところが、最初のポイントで着水したミノーを巻き始めると、いきなりルアーが水中で横っ飛び。真横からタックルぎみに食われました。

最初に釣れたヤマメ。

釣れ方からしても、やはり活性は高い、というか今シーズン1の活性になっている気がする。

てなわけで釣りあがっていくと、次のポイントでは着水した瞬間、シューンと岩陰から飛び出してきたヤマメが浮いているだけのF5に喰いつきました。

なんということでしょう、フローティングで楽しもうかと思った矢先、動かすまでもなく着水即バイトのトップのヤマメ釣りがスタートしてしまいました。

続いてのヤマメも着水後、しばらく放置しただけでズバンと岩陰から出て来てバイト。

これもフローティングミノーならではの楽しみなんですが、なんという活性の良さ。

これはもうF5が良いとか、フローティングミノーが良いとかって話ではなく、もう何を投げても釣れる状況ですよ。針だけ投げても釣れますよこりゃ。

しかーし、そんなことやっていてもルアーフィッシングは楽しくない。

フローティングミノーを使う意味がない。

とうわけで、そろそろトップをやめて、フローティングミノーらいし水面直下で掛ける釣りをやっていくぞいぞい。

てなわけで、フワフワーとF5をキャストして着水、即巻いて潜航。
そのあとは、背の蛍光テープをみてコースと動きを確認しつつ、軽くシェイクを入れつつ巻いていく。

そこに魚掛かると、スコーンとルアーが吹っ飛び、魚が反転する光を見てからフッキングって釣れたーああ釣ったーヤマメ!ヒッ!ヤマメ!!

なんだかおなかの下までびっしり点が入っている珍しいヤマメ。

にしてもこの時期はサイズも良いんだけど、とにかく腹が出てます。

きっと色んな虫を食ってるんでしょうね、それだけ餌が豊富だってのもありますけど、こういう時はやっぱり水面を意識しまくってるんで、フローティングミノーに果敢にアタックしてきてくれて楽しくてしょうがないです。

そしてもちろんヤマメだけでなくニジマスもバイト。

当然ヤマメの活性が高ければ、ニジの活性も高いですね。

ただ、この川では餌の取り合いではヤマメのほうが強いみたいです。

パーマクを書いたラパラのF5にもヤマメがアタック

さて、ここで使いこんだF5にパーマークを描いたモデルを投入。

なにせ私はパーマーク教団の信者でして「パーマークは人類を幸せにする」という教えのもと活動しています。

そして、パーマーク入りのF5は最強!最強!最強!

という狂信パーマークF5の恐るべきアピール力により、バコバコにヤマメが釣れていきます。

やはりパーマークは人類を降伏にしてくれる。

そう確信した朝の渓流ミノーイングでした。

いや、フローティングミノーの話でしたね。そうでした。

渓流でフローティングミノーを使う楽しいぞ

さて、渓流でフローティングミノーを使う楽しさというのは色々あります。

僕は今回F5を使いますが、他にもドクターミノーのジョイントとか、アルボルとかありますが、どれも楽しいです。

重要なのは、とにかく浮くこと。

浮くルアーで釣る渓流ミノーイングだけにある楽しみは、一度覚えてしまうと、それしか使いたくない人も出てきます

バイトが見えやすくて楽しい。

トップの釣りも同時に楽しめる。

ルアーは全然飛ばないけどキャストは楽しい。

などなど、ルアーで魚を釣る楽しみという点においては「バイトが見える」という視覚的興奮があるフローティング系は、やっぱり楽しいですね。活性低いとほんとに釣れないのが痛いですけど。

しかし、渓流ルアーは絶対釣らなきゃいけないものじゃありません。

自然の渓谷を歩きながら、環境や状況を楽しむことを第一とし、それから魚を沢山釣るのを優先するのか、ルアーで釣る楽しさを優先するのか、そのバランスを考えてルアーを選ぶのが、やっぱ渓流の楽しさじゃないかな?と思ったりもしますね。

なので、活性が高いと思ったら、ぜひともフローティングを楽しんでみましょう。
きっと、より渓流が楽しくなると思います。

【今回の使用タックル】
ロッド:鱒レンジャーSP50

リール:シマノ 17セドナ2000HGS

ライン:ラパラ ラピノヴァX0.8号+ナイロンリーダー

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