ダイワから発売されているシルバークリークシャッドのレビューです。
渓流専用のシャッドという珍しいルアーで、形状にも特徴があります。
渓流でシャッドってイマイチ釣れる気がしなかった僕でも、このシャッドなら魚が釣れると確信できたアイテムなので、渓流でシャッドを使ってみたい人にはぜひおすすめしたいルアーです。
シルバークリークシャッドとは?
こちらが箱入りのシルバークリークシャッド。
スペックは以下の通り
【フローティングモデル】
全長:50㎜
重量:3.2g
【シンキングモデル】
全長:50㎜
重量:3.7g
シャッドなのにシンキングモデルがあるのが渓流らしいですが、フローティングモデルでもキャスタビリティは良く、かなり快適な投げ感が得られます。
アルミ張りの渓流専用シャッド
シルバークリークシャッドはアルミ張りの扁平ボディが特徴的なシャッドです。
なかなかアルミ張りのシャッドなんて見た事ないですが、そこは流石のシルバークリークシリーズって感じですね。
お値段はこれで1100円と値打ち価格。
渓流らしいシャッドという時点で使いたい気分になっちゃいます。
ボディの厚みは渓流ルアーの中では少し太め。
浮力を確保するためでしょうが、割と太いボディが好きな僕はこの形状が良いと思ってます。
しかし、やはり形状的にはシャッドらしいというか、頭のほうが大きくて、お尻にむかって流線形を描いて細くなっていくスタイルは健在。
やはり渓流仕様といってもシャッドはシャッドです。
流れを切り裂くシャッドの魅力
渓流でシャッドを使いたい場面といえば、とにかく「流れの一段下をトレースしたい」というシュチュエーションです。
沈めるタイプのルアーでは安定して泳がせ切れない深いレンジも、シャッドであれば可能。
かといって、ただ長いリップを付けただけでは引き抵抗が重すぎる上、暴れすぎて安定したトレースは不可能になります。
そこで、シルバークリークシャッドは強い流れの中でも安定性を確保するため、まるでアイスやプリンについてくるスプーンのようなリップが付いています。
これにより、ミノーでは届かない強い流れの中、一段深いレンジにルアーを送り込みつつも、安定したウォブリングが可能になっています。
また、トゥイッチンぐにも対応しているリップなので、アップクロスの釣りでトゥイッチをしながら深いレンジをトレースし、ボトムズに潜む大物を引き出すことが可能です。
実際に使ってみた感想は?
シルバークリークシャッドを使って思ったのは、渓流でシャッドを使う楽しさを教えてくれる有難いルアーだということです。
渓流はあまりルアーの選択肢が広くありません。
とくにヤマメやイワナを狙うスタンダードな渓流ルアーフィシングではミノーか、スプーンか、スピナーの3択の中でチョイスしていくのが基本であり、そこに飽きてしまったアングラーも少なくないと思います。
そんな自分にとって「シャッドもありなんだな」と思わせてくれるルアーでした。
実際に使ってみると、使いどころもさほど選びません。
レンジが深い場所ならどこでも使えますし、引き抵抗のが少ないので、柔らかいロッドでダウンクロスをやってもストレス無く使えます。
また、アップクロスでも使うことができました。
深い落ち込みの巻き返しを利用して巻いてくれば、安定して深いレンジをトレースできるので、浮き上がりの心配をせずに済みます。
新しいルアーで新しい渓流ルアーフィッシングをやってみたい人におすすめしたいルアーでした。
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