渓流でハイドラムを使ってニジマスをつってきました。
しかし、ハイドラムは管理釣り場用のジョイントルアーなので、そのまま渓流で使うのは厳しい。
ということで、渓流でニジマスを釣るための改造を施してチャレンジしましたが、渓流ニジマスには最高のルアーが誕生してしまいました。
ハイドラムで渓流のニジマスを釣ろう
ハイドラムは管理釣り場ではかなりの人気があるジョイントミノーです。
というか、わざわざ説明する必要が無いほどの人気ルアー。
全長70㎜というサイズは管理釣り場ではかなりの大型ルアーですが、ニジマスが大好きなクネクネアクションに加え、4連ジョイントの艶めかしさによりスレた大型ニジマスが釣れると大人気。
一時期は品切れが続出して転売で値段が釣りあげられていたことも・・・あれは困りましたね。
そんなハイドラムは渓流でも使えるのでは?
と以前頂いたシンキングタイプのハイドラムSを使って渓流で釣りをしたのですが、そのままだと渓流では使いづらい所も多々あったので、渓流仕様にカスタマイズすることにしました。
ハイドラムの動画
ハイドラムで渓流ニジマスを釣りにいった動画も撮影しました。
実際のアクション映像もあるので参考にしてみてください。
渓流仕様にカスタマイズしたハイドラム
この黒ピンクのハイドラムは、河川で使うために色んな改造を施しました。
まず元のハイドラム自体止水域で超デッドスローを使うためのアイテム。
なので、渓流などの流れの中ではひっくり返ってしまう問題がありました。
そこで、そのクランクベイトみたいな大型リップを少しだけ短くカット。
これにより、ローリングを抑えて姿勢を安定させ、流れの中で使いやすくなるようにしました。
次にウェイトを増加させます。
元のハイドラムSはシンキングモデルですが、渓流で沈ませるには軽すぎるし、アクションも出しにくい。
そこで0,6gのウェイトをフロント部分に貼り付けます。
これにより少しのウェイトアップでも沈下速度がかなり違う(フロントヘビーは沈みやすく浮き上がりにくい)
また、フロントウェイトにより水中でジグヘットをつけたワームみたいな動きになることを期待しての
カスタムでもあります。
そしてカラーリングですが、ここは暗い渓流でも見やすいピンクバックに。
ボディのカラーは真黒にして、濁りにも強いハイドラム・ストリームカスタムの完成です。
渓流でハイドラムを使ってみた結果
この怪しげなハイドラムは、実際に釣れるのかどうか疑問に思うでしょう。
しかしハイドラム・ストリームカスタムは見事に渓流でのニジマス釣りを楽しむことができます。
リップを短くした後、ウエイトを足して5グラムぐらいに設定したことで、流れの中でも安定して動くようになりました。
そして、水中で様々な動きを楽しめるようになっています。
ハイドラムがニジマスに強い理由は、そのクネクネとしたジョイント部のアクションです。
昔からニジマスはクネクネとした動きが大好きな生き物だったのですが、かといって管理釣り場でのワームは使用禁止。渓流域でもワーム使いは殆どいません。
そこで登場したジョイントルアーによる「まるでワームのような気持ち悪い動き」ってのが出せるのが良いですね。使っていると、どんどんキモい動きを出そうと追及したくなってしまいます(ワームと一緒ですね)
使い方としては、トゥイッチをかけると、まるでジグヘッドを付けたストレートワームのように、ヘッド部分の動きに追従してウニョンウニョンと生命感あふれるアクションをしてくれるので、基本はそこにバイトさせていく。
そしては、ニジマスはこれにとっても弱い。
しかも活性が低いニジマスに良いですね。
釣り場でもスプーンを追ってきたけど、やはり活性が低くて喰い切れなかったニジマスにも、ゆったりクネクネとした動きのハイドラムには速攻でバイトしてきます。
またただ巻き性能も高いので、活性が良ければトゥイッチ&リトリーブ。
ダウンクロスで狙うのもアリですね。
ハイドラムを改造して渓流ニジマスを釣ってみよう
このように、管理釣り場用のハイドラムを改造すれば、渓流ニジマス釣りに強すぎるジョイントルアーが完成してしまいます。
普通の渓流ルアーには無いアクションと使用感はアングラー側にとっても楽しく、渓流のニジマスにとっては、思わず口を使わずにはいられない魅力的なアイテムになります。
カスタマイズされたハイドラムで、どんどんキモく動かして、釣りの魅力をもっと感じることができますね。
コメント