渓流用語「アップ」「クロス」「ダウン」ってなに?

渓流ルアーHOWTO
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今回は、渓流釣りでよく使われる「アップ」「クロス」「ダウン」という用語について語っていこうと思います。

渓流釣りについて調べている方なら、「アップクロス」や「ダウンクロス」という言葉を一度は見たり、聞いたりしたことがあるかもしれません。

しかし、最初のうちはさっぱり意味がわからないものです。

「アップ? クロス? ダウン? 結局どっちに投げればいいの?」となる方もいるでしょう。

そんなわけで、今回の記事では、今さら聞きにくい渓流ルアーの基本用語について解説していきます。

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アップとは?

アップとは、川の上流側に向かってルアーを投げ入れることです。

渓流では、基本的に上流へ向かって歩きながら魚を狙う「釣り上がり」が多くなります。

そのため、自然と上流側にルアーを投げるアップの釣りが基本になりやすいです。

直アップ

直アップとは、真っすぐ上流に向かってルアーを投げ入れることです。

狭い河川ではよく使うキャストで、斜めにルアーを投げるスペースがない場面で使うことが多いです。

小さな沢や川幅の狭いポイントでは、ほぼ直アップでしか攻められないこともあります。

クロスとは?

クロスとは、川を横切らせるようにルアーを投げることです。

渓流では、何らかの形で斜めにルアーを投げる場面が多いため、実際のキャストの多くはクロス気味になっていることが多いです。

ただし、ひとことでクロスといっても、上流側に斜めに投げるのか、下流側に斜めに投げるのかで呼び方が変わります。

そこで出てくるのが「アップクロス」と「ダウンクロス」です。

アップクロス

アップクロスとは、上流側の斜め前方に向かってルアーを投げる方法です。

川を斜めに横切らせるようにルアーを泳がせながら、流れに乗せて引いてくるイメージです。

渓流ではかなり使用頻度の高いキャストで、小渓流ではアップクロスを中心に釣りを組み立てることも多いです。

魚の上流側からルアーを通しやすく、自然に流れへなじませやすいのが特徴です。

ダウンクロス

ダウンクロスとは、下流側の斜め方向にルアーを投げ、川を斜めに横切らせるように攻める方法です。

川幅が広い渓流では、ダウンクロスを使う場面が多くなります。

対岸側へルアーを投げ入れ、流れを受けながらルアーを泳がせることで、広い範囲をサーチしやすくなります。

ただし、流れを強く受けるため、ルアーが浮き上がりやすい場面もあります。

そのため、ボトム付近を丁寧に攻めたいときは、アップクロスを使ったほうが通しやすい場合もあります。

直ダウン

直ダウンとは、真っすぐ下流に向かってルアーを投げ入れ、そのままルアーを巻いてくる釣り方です。

川幅が狭い場所や、アップでは反応しなかった魚をもう一度狙いたいときに使いやすい方法です。

ルアーが流れを受け続けるため、アクションは出しやすい反面、魚に見切られやすい場面もあります。

小渓流はアップクロスを中心に使う

小渓流では、アップクロスを中心に使うことが多くなります。

川幅が狭い場所では、ダウンクロスを使う場面はそれほど多くありません。

ただし、アップクロスで通して反応がない場所でも、ダウンクロスで通し直すと反応が出ることがあります。

アップクロスで攻めていき、魚のチェイスを確認したら、今度はダウンクロスで攻め直す。

こうした使い分けも、渓流ルアーフィッシングでは有効な方法です。

川幅が広くなるとダウンクロスを中心に使う

川幅が広いエリアになると、今度はダウンクロスを中心に使うことが増えてきます。

というのも、川幅が広い場所では対岸に向かってルアーを投げ入れ、そこから巻いてくるだけで、自然とダウンクロス気味のコースになることが多いからです。

広い範囲を探りやすいので、魚のいる場所をサーチする釣りにも向いています。

一方で、ダウンクロスは流れを受けやすく、ルアーが浮き上がりやすいという弱点もあります。

ボトム付近を攻めたいときは、あえてアップクロスに投げ入れて、ルアーを沈めながら通していく釣り方もあります。

アップとダウンとクロスを使い分けよう

このように、アップ、クロス、ダウンとルアーを投げ入れるコースを使い分けながら川を攻略していくのが、渓流ルアーフィッシングです。

攻めるコースを変えることで、魚に対するルアーの見え方や流れ方も変わります。

同じポイントでも、アップクロスでは反応しなかった魚が、ダウンクロスでは急に反応することもあります。

反対に、ダウンクロスで見切られた魚が、アップクロスで自然に流したときに食ってくることもあります。

アップクロスでだめならダウンクロス。

ダウンクロスでだめならアップクロス。

そんな感じで、状況に合わせて臨機応変に攻め方を変えていきましょう。

渓流の流れは毎回同じように見えて、実はけっこう違います。

だからこそ、投げる方向を少し変えるだけで、魚の反応も変わるわけです。

このへんが渓流ルアーの面白いところであり、同時にちょっと面倒くさいところでもあります。

でも、その面倒くささが楽しいんですよね。釣り人、だいたい自分から苦労を買いに行く生き物です。

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