今回は渓流ベイトフィネスが必要なのか?それとも不必要なのか?この問題について大真面目に考えていこうと思います。
2019年、ついに安価なコスパリールながら、ロキサーニBF8を購入し、いよいよ渓流ベイトフィネスをはじめたαトラウトです。フィネス!
いやマジメです。ほんとうに。
にしてもフィネス!って叫びたくなるのは何故か?叫ぶメリットはあるのか?それとも無いのか?
いや、そのあたりはどうでもいいし、僕の持病に関する話は担当の医師とすることにしますが、こと渓流ベイトフィネスに関しては色々と考えるところがあります。
ベイトフィネス機はいまだに値段が高い
まず第一に、ベイトフィネス機というのは値段が高い。
これが極貧の僕がベイトフィネス機に手を出さなかった理由ですし、そもそもあんな高いリールコスパのコの字も入らないんですよ。
もうこの辺りは仕方がない
なんせ使うパーツがあまりに高すぎる、特にスプールとか。
ただ、最近アブガルシアがコストパフォーマンスの良いベイトフィネスリールを出してきていますし、年落ち型落ちで安く購入できるベイトフィネスリールも増えてきたので、そちらを選ぶという方法がある。
とくにアブガルシアのベイトフィネス機は値段の下がりが異様に速いし、そもそも他社に比べると安めのフィネス機が出ている印象。つまり、コスパのコスの字ぐらいは見えるんですよ。
僕も正直ロキサーニBF8みたいな1万円ちょっとで買えるレベルのリールがなかったら買ってませんでしたね。3g程度が限界ってところで、渓流で使うには結構コツが要るタイプ。
それに、ベイトフィネス機と考えるとまぁ普通らしい。
ただし、この普通のベイトフィネス機が、1年位前までハイエンドモデルの値段でしか買えなかったってことを考えると凄い。
このロキサーニBF8のような安価ながら軽いルアーを投げれるベイト出てきそうなんで、そのあたりに期待ですね。
そもそものベイトフィネスの用途とは
そもそもベイトフィネス機は渓流用に作られたものではない。
唯一あるのはアルファスのストリームカスタムなどの一部のハイエンド機のみであり、その他のベイトフィネス機は基本的に渓流用ではありません。
それじゃぁベイトフィネス機の本来の用途とは?
ってあたりが、僕のように渓流でベイトフィネスを使いはじめた人間が疑問に思うところです。
で、基本はブラックバスでトーナメンターがボートで軽いルアーをカバーに打ちまくる時に、ベイトリールに軽いスプールを付けて使っていたのがはじまりだとか。
そこからベイトフィネス専用機が登場し、より軽いルアーを扱えタイプが登場し、さらにリールカスタムメーカーが、ベイトフィネス機につかうさらなるベイトフィネスパーツを売り出したり、もはやカスタムパーツといえばフィネス化的な状態にあります。
太いラインでピッチングやフリップで効率よくカバーを打つのに適している
ベイトフィネス機の本来の目的は、多少太いラインを使い、ピッチングやフリップで効率よくカバーを打つのが目的でした。
というわけで、ラインは基本的にフロロで8lb以上。
ボートに乗った状態でワーム類をポンポン打ちつつ流していく釣りに適しているわけです。
これがまぁ重要な部分というか、そもそもスピニングとの大きな違いですよね。
ボートで流しながらカバーを効率よく打つ釣り方は、スピニングよりベイトのほうが遥かにやりやすいし、それもフリップやピッチングとなれば断然ベイトが圧倒的に有利。
これが丘っぱりになると利点がまるで変るんでしょうが、ことボートで流してカバー打ちとなれば、そりゃベイトフィネスのほうが有利ですね。スピニングだとモタモタしてるとポイント流れますしね。
それとベイトのほうがカバーから魚を抜きやすいという意見も聞きました。
うん、確かにベイトのほうが巻き上げやすいしね。
スピニング巻くのと、ベイト巻くのだと入る力がまるで違うというか。
たぶんリールの持ち方とか、ハンドルの位置だとかの問題で、リール自体の巻き上げ力は一緒なんだろうけど。
ただし、この「強引に引っこ抜ける」的な部分は正直疑問というか、機種によってはスプール破壊につながりそうな予感もしてます。
渓流におけるベイトフィネス機のNTR性能
さて、本来バスフィッシングで生まれたベイトフィネス機が、なぜだか渓流にやってきた。
きっとバスフィッシングの世界で叩かれすぎたのか「もう良いわ!みんな
いや、それだけでなく、渓流専用機すら生まれた経緯からも考えて、渓流でのベイトリールの人気はやはり高いと思えます。
それもこれも、本山氏が渓流にベイトフィネスを導入したのが切っ掛けだったと考えているのですが、そもそも渓流とベイトフィネス機は非常に相性の良い場所だったとも考えられます。
そして、現在スピニング派の人たちがベイトフィネス機を使った途端。
「今日からベイトフィネスにはまった」的に、一瞬にして堕とされる可能性が高い。
このベイトフィネス機というのは軽量ルアーを投げる性能以前に、スピニング派を寝取る性能。
つまりNTR性能の高さこそ脅威とみなすべきなんです。
というわけで動画を作ってみました。
というか不倫といえばヘンリー塚本氏と花岡ジッタ氏へのリスペクトが止まらなかったです。
フリップとバックハンドがやりやすい
なぜだかベイトフィネス機をNTR機みたいに言ってますけど、僕もすっかり寝取られそうになっている一人。
かつてはスピニング一本で貞操をかたくなに守ろうと思っていたのに、いつの間にかベイトフィネス機と不倫関係にあるわけです。
なんてダメなアングラーなんだと自分を責めた時期がありましたが、今やベイトフィネス機の虜になってしまった。やはりふしだらな自分。
しかし、やはり関係を持ってしまったのは僕だけのせいではない、ベイトフィネス機の魔性とも言える魅力がそこにある。
渓流は狭い場所で、距離20m以内を狙い、石ころ一個の隙間に入れるようなキャストばかり繰り返していきます。
こういう場所では、たしかにベイトのほうが有利になりやすいですね。
僕が買ったロキサーニBF8みたいな安価なモデルですら、ピン打ちのしやすさはスピニングより確実に上。距離は劣るけど狭い場所で投げやすく、しかも精度が高い。
これが渓流では非常に適した部分でもありました。
まず真っ先に感じたのはフリップキャストやバックハンドがスピニングよりやりやすいことですね。
スピニングでフリップができない的な人は結構多いというか、そもそもスピニングでフリップすると、どうしても親指の付け根を上にする手首でしか流れない。そのせいで、問題でロッドが下まで下がらない。
そこで穂先の反動で飛ばすフリップを使うんですが、これは練習を結構必要しますし、ロッドが堅くなるほど難しくなる&フェザリングの練習も必要なので、サークルキャストのほうが楽だったりします。
一方、ベイトフィネ機は手の甲を上にしたまま手首を下げれるので、いとも簡単にフリップができる。
バックハンドも同じで、フリップとほぼ同じように投げれるほか、斜め下から真横まで、あらゆる角度でキャストできるため、そりゃやりやすい。
スピニングでも可能ですが、明らかに投げやすさが上といか、正直いってスピニングで頑張って練習したものがベイトフィネスにより一瞬で失われそうになり怖い。
「やめて、スピニングで凄い頑張ってきたショートキャストの努力が、ベイトフィネスのほうが楽なんてダメだ!そんなわけが!ああ!」
と叫ぶも、無慈悲なほどのフリップ&バックハンドによりショートキャストをピン打ちされアヘ顔必須。ず、ずるい・・・こんなのずるいよぉお!!
的なNTR展開により、スピニング派がベイトフィネスに堕とされるのは今後も数多くあるでしょうね。
低弾道でのピンポイントキャストがしやすい
続いて低弾道でのピンポイントキャスト能力により、やはりNTRされてしまうアングラーが多いでしょう。
そもそもベイトを使っていた人はさほど気にはならないんですが、ベイトフィネス機からベイトを使って慣れていくと、あまりにピン打ちしやすいので虜になる人も多いはず。
軽いルアーをピンポイントで入れるため、スピニングでは人差し指でのフェザリングが必須。
しかし、スピニングはフェザリングをしてもルアーは放物線を描こうと落下していきますし、弾道を低く投げようとするためには、それなりの速度が必要。つまり、時速40kで走る車をブレーキングして雑巾の上にタイヤを止める能力が必要になります。
一方、ベイトフィネス機はキャストしたあと、スプールによりルアーが引っ張られる状態になり、自動的に速度が落ちる。
さらにルアーは立てたロッドの先端方向に引っ張られるため、上へと向かう力がはたらき、ゆっくり投げても低い弾道を保ったままポイントへ飛行。
さらにサミングは回転するスプールを抑える方式であり、出ていくラインを指で触れる方法よりも確実にコントロールできる。
というわけで、ピンスポットに投げるという意味では、やはりベイトのほうがやりやすい。
しかもカバーの下に入れるとなれば、きちんと奥まで届くのはベイトしかない。
「そ、そんな・・・スピニングはそんな奥まで届かないっていうのに・・・くそ・・ピンポイントすぎる・やめろ・・・うぉおおお!!」
といった具合に、勢いのあるスピニングのピン打ちとは違い、あまりにもスローリーでテクニシャンなベイトフィネス機の快楽に押し負け、完全に寝取られてしまったアングラーも多いでしょう。
渓流ベイトフィネス機が必要ない場合も
さて、NTR性能があまりに高く、渓流のベイトフィネス機にやられてしまう人が多いなか、ベイトフィネス機が向いてない人というのも確実にいます。
これはスピニングに体が完全に馴染んでいる、貞操を守り切っている人たちであり、むしろNTR体質でないぶん素晴らしい。正直僕とはNTRものじゃないと全然興奮しない体質になってしまったので。
そんな情報は聞きたく無かったでしょうが、渓流ベイトフィネスタックルに向いていない人も当然いるでしょうね。
バックラッシュが起きるとなえちゃう人
まずバックラッシュが起きるとなえちゃう人は、渓流ベイトフィネスがしんどくなるでしょう。
ベイトフィネス機とはいえ、ベイトである以上バックラッシュが起きるのは避けられません。
魔性の魅力を誇るベイトフィネス機ですが、ほんの些細なことでブチギレ、ラインがグチャグチャになってしまうのは、ビッチによくありがちな生理時の情緒不安定っぷりとまったく同じ。
ベイトフィネス機「なんでよ!どうして私のことを大切に扱ってくれないの!スピニングと別れて結婚してくれるって言ったじゃない!」
僕「ええ??あ、ああもちろんさ、そりゃ君のことが大事に決まってるじゃないか」
てな具合に、これまた丁寧にバックラを治せる人ならいんですが、スピニングの雑に扱ってもバックラしない部分になれてると面倒です。
ただし、放置しすぎのライン癖によりバックラが起きるスピニングと違って、ベイトのバックラは基本キャストミスによるもの。
慣れれば慣れるほどバックラが消えていきますし、スピニングより治る確率も高い。あと自分のミスだと割り切れるので、練習次第ってところもありますが、慣れないと地獄です。
シュパっと投げたい人には向かない
渓流ベイトフィネス機は、スピニングと同じ速度では投げれません。
というか、ベイト機全てがそうなのですが、スピニングのように「シュパ」っていうキャストフィールはないのです。
むしろベイトフィネス機になるのは、「シューン」という感じ。
ロッドにルアーの重みがのった所で、ロッドをふってリリース。そしてスプールが音を立てて回転してルアーが飛んでいく感じ。
このスピード感の違いにより、軽快なスピニングとのやりとりになれてると、ベイトのまったり感になれない人もでてきます。
例えばスピニングの場合
僕「実はベイトフィネスと不倫してるんだ」
スピニング「OK離婚しよ」
くらいのスピードでリリースされてしまうのに対して、ベイトフィネスの方は
僕「スピニングとはまだ離婚できそうもない」
ベイト「勝手な人ね、本当に、別れるなら別れるでいいんだけど、私だってあなたのことが好きなの。でも辛いわこの関係は、私のことが好きならわかってくれるでしょ?」
と言った具合に尾を引きつつもリリース。
このリリース感覚の違いで好みは完全に別れるはず。
さっぱりリリースできるスピニングもいいし、なんか重い感じのベイトも捨てがたい。メンヘラになるレベルで迷う。くそう!僕はなんてダメな男なんだ!
ベイトフィネス機という魔性は数字にしにくい
さて、ここまで渓流におけるベイトフィネス機について書いてきましたが、その魔性っぷりはおそらく目に見える数字として表せるものではありません。
なぜなら人間は本来不条理を好む生き物であり、数値化されたメリットのみで動けるほどシンプルでは無いからです。
まるで実益もなく、ただ胸糞が悪くなったり、罪悪感に襲われるだけのNTRものAVが常にカテゴリー上位にいるの同じ。
人は不都合であり、不快なはずのデメリットに快楽を見出してしまう奇妙な生き物なのです。
その点、ベイトフィネス機会の魔性っぷりは一見してデメリットながら、人間の複雑性ゆえにメリット化している部分が多い。まるでメンヘラビッチの虜になる男のように。
例えば、スピニングは優秀で軽量ルアーも簡単に飛ばすものの、誰でも簡単に飛ばすし、どんなリールでもまぁまぁ飛ばしてしまう。非常に優秀で性格も良く明るい女の子なのである。
一方のベイトフィネス機会もはやメンヘラ女子としか言いようがない。
ブレーキセッティング一つでバックラし、使うラインも好みがあり、スピニングのように勢い任せに投げたら即バックラである。しかもスプール重量ごとにキャストフィールや強度変わる。この上なく面倒なのだ。
しかし、このメンヘラはただ面倒なわけではない。この上なくワルい。スピニング春の男たち次々と寝取ることすら厭わない恐るべきビッチなのである。
しかしそれが結局いい女だと感じる男が多いのが、ベイトフィネス機流行の原因かもしれませんね、ほんとうにみんなバカ。
不条理を好むアングラー達は一定数いる
この世は常に利便性だけで物事選ぶことはできないもので
スピニングほどの優秀なリールは軽量ルアーを使うライトゲームの世界では必須アイテムであり、ベイトを選ぶという選択肢は当然ない。
しかし、それでも渓流アングラーは常に最新のものを選ぶという人間ばかりではなく、むしろ旧式のスピニング選ぶ人間もいる。カーディナルシリーズのオールドスピニングとか。
リールを巻けばカタカタうるさいし、重くギア比も低い上、ドラグ性能もやっぱり劣る。整備性だって悪い。
しかしそれでもベイトより軽いルアーを投げれる。だからオールドタックルでもアンバサダーではなくカーディナル派が圧倒的に多い。
しかし、さらに不条理なことをやる人間がいる。
一部の人間はアンバサダー2500を何万円もかけてベイトフィネス化するというとんでもなく馬鹿げた道楽をやってる。
そこまでやる理由は、メリット云々じゃない。道具に対するこだわりは一種のロマンであり、ロマンチシズムほど不条理この上ない感情はないからだ。
そのロマンチシズムが渓流にベイトフィネスを呼び込んできたのは間違いないし、それは不倫ロマンを求めるくらい理にかなってない欲望と夢に世界なんだと思う。
そうして結局NTR展開で修羅場に陥りバックラし、3g投げれるはずのルアーがロッドのせいで投げれなかったり、ナイロン使うせいで飛距離が出なかったり、スプール強度きにせずブッコ抜いてたらスプールがゆがんでしまったりして、不幸な目にあう。
にもかかわらず、なぜだか「あのリールなら投げれるのでは?」と、ベイトフィネスを諦めずに改造を試みる人たちや、メーカーが出す新たなフィネスリールにチャレンジしたりと、もはや狂気の世界に突入する人々はいまだ増え続けている。
ベイトフィネス最大の功績はライトゲーマーに新たな選択肢を与えたこと
バスフィッシングの世界でベイトフィネス不要論が出るのはよくわかる。
そもそも利点がプロ専用のもので、そこまでこだわらなくても関係ないし、そもそもベイトで投げるようなオンスのルアーをメインに使う人も多く、スピニング一本も持ってないアングラーだっているほど。
しかし渓流やソルトのライトゲーマー違うわけですよ。
なんせ僕らは今の今まで、スピニングタックルしか使うことができないような釣りをしてきたんですから。
そういう人間にとって、「ベイトがある」という選択肢ほどうれしいことはないんでです。
今までスピニング一本でずっとやってきたけれど、みんな「スピニング一筋何十年」的に入れ込んでいるわけではなく、「スピニングしか使えるリールがない」っていうのが実情だったわけで。
そもそもベイトを試す機会すらない。だって7g以下のルアーしか渓流じゃほぼ使わないから。
そういう釣りは、ベイトフィネスの登場によって一気に空間が広がったような感覚になったというか、いままで選ぶことができなかった道が開いて、ニューステージ突入っていう気分ですよ。
ゆえに多くのライトゲーマー達はベイトフィネス機にこぞって寝取られているし、そのために幾ら金を突っ込んでしまおうが止められない。
どれだけ悪い女だろうが、現状に満足できない人間にとっては天使にすら見える時もある。なんせ、今のライトゲームに息苦しさを感じていた人たちなんだから。
だから本来のバサーによるベイトフィネスよりも、タックル選択の狭さに飢えていたライトゲーマー達にとってのベイトフィネス機のほうが有難みが段違いなんです。いくらスピニングより飛距離が劣るとはいえ、人間であるいじょう新たなタックルへの飢えもあれば、好奇心もある。
だからぶっちゃけ、バサーにとってのベイトフィネスとライトゲームをやってる人間にとってのベイトフィネスはぜんぜん価値が違う。富裕層に1万渡すのと、スラムのキッズに1万渡すの位の違いですよ。
ベイトフィネス機というのは、ソルトのライトゲームや、渓流、エリアトラウトなんかの世界のほうが重要性はデカイですね。
さらに安価なフィネス機が出てくる予感
現在有名メーカーの中で最も安いのロキサーニBF8ですが、このようなリールは今後も出てくるでしょうね。
というか、もはやフィネス専用機にとどまらず、フィネスもこなせる汎用型のベイトがどんどん出てくるでしょう。
となると、フィネスがどうとか言ってるのは今のうちだけな気もしています。
それくらいベイトは進化していくだろうし、ドラグ性能も高くなるだろうし、そういう機械の進化を見るだけでも楽しいですね。
僕みたいな貧乏人でも、さらに手軽に買えるようなベイトフィネス機が手に入るんだったら、もっとユーザーも増えるでしょうね。
そして、さらに軽いルアーを快適に投げれるようにもなるかも?
そう思うと、やっぱりワクワクするリールだとは思いますよ。
今はまだまだなんだけど、これから先が凄そうっていう期待の領域ではありますね。
ベイトフィネスは要らないのか?
ぶっちゃけると、しいて使う理由が無い人には要らないよ渓流では。
というか、なにも今無理してベイトフィネス使う必要無いと思う。
慣れた道具のほうが良い人だっているし、正直ずっとベイト使ってなかった人がベイトの感覚に慣れるのは難しい部分もあるし。
ベイト普段から使ってる人とか、キャスト練習はまるタイプの人とか、覚えが速い若い子なんかのほうが向いてるようん。
ていうか、もう少しまったほうが安くて良いベイトフィネスでてくるだろうし、18年に発売されたモデルとかも激安で手に入るし、正直いって今はとくに要らないと思う。
ていうか、必要な人はもうとっくに買ってるのね。
そういう人は渓流だけのスピニングじゃ満足できないだろうし、新しいタックルへの好奇心も強いから、もうとっくに調べてるはずなんで。
でもまぁ上記の通りって感じで、ハマるひとはドハマリする。
正直僕も元々ベイト勢だから、ベイト使うほうがしっくりきちゃう所があるし。
あとスピニングとベイトフィネス使い分けるのも面白い。
現状、どうしても1gレベルのルアーは投げにくいし、極細PE使わないとまともに飛ばないって所もあるだろうから、2g以下はスピニングで丁寧に投げて、それ以上はベイトでビューンとか、タックルを選ぶ楽しみを味わってみるのも良いですよね。
このポイントは浅いし狭いから、軽いルアーでスピニングでいこうとか
ここは淵も多いし打つ場所多いから、ヘビシンでベイトでいこうとか
車にタックル二つ釣んどけば、ルアーごとにライン交換の必要もないし、選ぶ楽しさあったほうが面白かったりしますしね。
というわけで、ベイトフィネスに寝取られた僕は、おそらくこの関係をやめることができず、さらにスピニングも愛し続けていくでしょう。
そうさ、僕がクズだ!
まぁ愛のカタチも人それぞれ
ベイトフィネスもひとそれぞれ
てなわけで、とりあえず今シーズンは両刀で色々と頑張っていこうと思います。
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