室内で猫さん相手にキャスト練習できるネズミルアーは?

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最近まったく釣りに行けなかったので、釣りブログの更新も止まっていましたが、また再開することにしました。

というのも、例年減り続けている道北の雪が今年はさらに少なく、雪解けが速くなりそうなんです。

となると、釣りシーズンも早めにやってくるわけで、それに向けてキャスト練習を始めました。

何せ去年はまったく釣りに行けなかったので、キャストの感覚をすっかり忘れてしまっていました。

というわけで、猫さん相手に日々室内キャスト練習を続けています。次第に感覚も取り戻してきました。

さらに、猫さん相手なので、ルアーのアクションの練習というか、駆け引き的な練習というか、魚とは違うんですが、猫さんが喜びそうな動きを心がけています。

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アイ付きの猫のおもちゃを使ってキャスト練習

まずは市販の猫用おもちゃで、アイ(ルアーの糸を結ぶ部分)がついているものを使ってキャスト練習をしてみました。

近所で売っていた「パニックマウス」という商品。

ここにラインを結んで室内で投げるのですが、すごく軽くて投げにくい。

基本的にベイトでは無理ですし、ベイトフィネス機でもトラブル続出。

スピニング一択の代物なので、ベイトロッドメインで使いたい人には向いていません。

もしベイトロッドで使いたい場合、「親分ネズミ」という大きめのタイプが売っているので、そちらを試してみると良いでしょう。こちらのほうがまだ投げやすいです。

ただ、使い勝手が悪く、猫さんはすぐ飽きてしまいます。

同じネズミを投げ続けても一日で飽きてしまうし、他にアイ付きのネズミのおもちゃも見つからず、「さあどうしよう」という状況に。

そこで、自作の猫用ルアーの出番です。

室内でのキャスト練習用に毛糸で簡単猫用ルアーを作る

室内でキャスト練習をする際、本物のルアーはもちろん使えません。

硬いので部屋の中がボコボコになってしまうし、ルアー自体もすぐボロボロになります。

また、硬いものは危険。鉛なんてもってのほか。猫さんがいるならなおさら、安全を考慮して金属やプラスチック、木製のものは禁止です。

猫用おもちゃを分解してみると、実はルアーとかなり似た構造をしていることがわかります。

まず、中にはウェイト(重り)が入っています。鉄球のようなものがいくつか入っており、ラトル音を出す仕組みになっています。

また、空洞のプラスチックボディがあり、それをフェルトや毛、麻紐、シリコンなどで覆っている形です。

ただ、問題は重さ。

釣り用ルアーのように10g以上のものは猫さんには使えません。危ないし、当たると痛いし、誤って投げて部屋の中のものを壊してしまいます。

理想は5g前後。

万が一猫さんに当たっても痛くない程度の重さにする必要があります。

また、小さすぎるのもNG。

誤飲や目に当たる危険があるため、サイズにも注意が必要。人に当たったときの安全性も考えると、大きくて軽いものが良いでしょう。

そして作る時に頭を悩ませるのが、このルアーは投げにくいことですね。

それをいかに投げやすく、安全で、猫さんが喜ぶ形にするかを試行錯誤するのが面白い。

最初の1個は絶対失敗するので、「これをこうしたら良いのでは?」「これを変えたらもっと良くなるかも?」と、修正点をみつけて、改善策試しながら、猫さんの反応を見つつ、色や素材、形を変えていくのが楽しい作業です。

僕がまず使ったのは、ダイソーなどで売っている毛糸や麻紐。

これをぐるぐる巻いてネズミ型のルアーを作り、猫さんが噛んでも安全なものを作ります。

中心には硬いウェイトになるものを入れます。

ただ、それが露出しないように、まずは分厚いスポンジなどで包みます。これは安全対策。

ダイソーで売っている「ドアの隙間を埋めるスポンジ」が一番使いやすかったです。シールで貼り付けられるので簡単だし、この中にウェイトを入れればとりあえず安全なものになります。

その上から毛糸をぐるぐる巻いていきます。

フェルトや太い麻紐でもOK。中にスポンジが入っているので、硬い麻紐でもある程度の弾力が出ます。

弾力を増やしたい場合は、スポンジを二重にするのもアリ。

強度を重視するなら麻紐ですが、柔らかさを優先するなら毛糸が良いですね。

途中でアイ(ラインを結ぶ部分)と尻尾をつけて完成。

これが室内で使う猫さん用ルアーです。

猫さん相手にキャストとルアーアクションの練習をしてみる

このルアーが完成したら、室内でキャスト練習。

とにかく軽くて大きくて投げにくいので、スピニングかベイトフィネスで投げるのが良いですね。

僕はどちらも使っていますが、普通のルアーより投げにくいので良い練習になります。

さらに、猫さんの反応を見ながらアクションをつけていきます。

猫さんは飽きやすい性格で、適当に動かしているのを嫌います。

初めて見るおもちゃには興味津々で、放っておいても近づいてくるし、動かせば簡単に遊んでくれます。

しかし、それも数分で飽きてしまう。

ただ巻きは見送られ、ストップ&ゴーにも反応せず、何をしても動かなくなることも。

ここが魚に似ていますね。

見慣れないものや初めてのルアーには反応するけど、そのうち見切って興味を示さなくなる。

そんな時、どうすれば良いかを猫さんで練習。

飽きた猫さん相手に、ただ投げても無反応。

アクションを変えたり、ルアーを変えたりして対応します。

こうして猫さんと遊びながら、シーズンオフ中もルアーフィッシングの感覚を鍛えています!

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