こんにちはαトラウトです。
最近は釣りにも行けず、深夜「クソオォオオ釣りに行きてぇ!!」といううっぷんを自作コスパルアーという形で昇華させております。
そんな中で、最近ロシア人の自作ルアーがめちゃくちゃ面白いということに気が付きました。
日本の自作ルアーというとハンドメイドの美しいルアーで、買ったらだいたい5000円的なやつですよね。
ところがロシア人はとんでもない超ハイパワーなコスパルアーを大昔から現代にいたるまで作り続けてるんです。
ロシア人の定番自作ルアーは鉄パイプだった
日本以上に盛り上がりを見せているなと思うのがロシアの釣りユーチューバーたち。
広大なフィールドがあり、狙える魚種も豊富。
しかもキングサーモンやパイク、イトウ族などの超大型トラウトがいるロシアでは再生回数も日本とはけた違いのトラウト系ユーチューバーがゴロゴロしてるんですよ。
そんな彼らは日本よりもはるかに多くの自作ルアー動画をアップロードしているんですが、その中でもやけに動画の数が多いのがこれ。
説明の必要はもはやないでしょう。
そう、ルアーっていうかただの鉄パイプ!
なんていう粗暴な外観!
なんという凶悪なボディ!
あまりの衝撃に思わず高評価&再生リスト入りしてましたね、
とりあえず制作方法なんですが・・・
もう形を見てもらえればわかるでしょうが、参考元の動画をご紹介します。
翻訳してみると「15分で出来る爆釣ルアー紹介!」
という紹介からはじまります。
まぁ作り方は予想通り。
むしろ予想のはるか斜め上というべきでしょうか。
その制作方法について簡単に紹介すると
ステップ1・鉄パイプ買ってくる
ステップ2・鉄パイプをのこぎりで半分にする
ステップ3・ドリルで穴をあける
ステップ4・フックをつけて完成
って、ワイルド過ぎだろ!?
どれだけワイルドなんだよロシア。
自作ルアーって言えるレベルギリギリのやつだよこれ。
しかも鉄パイプをぶった切って穴を開けるなんて。
さすが恐ロシア。いざとなった敵をさす凶器にもなってしまうじゃないか。
翻訳したらこのルアーの名前は「スプーン」だった
うぉおいい!
どこがだ?どこがスプーンなんだ!?
スプーンどころかストローでもないよ!
誰がどう見たって鉄パイプだよ!!
と一人突っ込みまくってたんですが。
どうやら海外では鉄のルアーをなんでもスプーンと呼んでいるらしい
だからこれもスプーン。
文句があるならダバイて感じで屈強なロシア人にサンボで殺されるかもしれないのでルアーの名称についての追求はやめます。
ロシアの鉄パイプルアーは普通らしい
日本語のサイトでこのルアーについて言及しているところがなく検索に苦労しましたが、どうやらロシアでは歴史が古く、めちゃくちゃポピュラーな自作ルアーみたいです。
とりあえず二つの動画を紹介しましたが、これ以外にも多数の鉄パイプルアー作成動画がロシアの釣りユーチューバーが発信していました。
中には鉛を内部に流し込んでいるものもあったり、古いビデオ動画を転載したものまであります。
てことは、結構歴史もあるルアーなのかな?
はじめ見た時は衝撃だったので気が付きませんでしたが、鉄パイプルアーについて見ていく内に、この形はどこかで見覚えがあることに気が付きます。
これって、もしかしてカストマスターの原型なのか?
カストマスター 1/8oz ACME KASTMASTER【メール便可】
鉄パイプルアーはトラウト狙いらしい
これも驚きなんですけど、鉄パイプルアーはどうやらトラウト狙いのルアーらしいんですよ。
んなばかな!と思って動画を見てみると、パイクやら巨大なマスらしきものを釣っている・・・
なるほど、こいつは大型のトラウトを狙うために作られたアイテムなんですようね。
しかもどでかいルアーは海じゃなくて川で使って釣っているのが凄まじい。すごいぞロシア。
それにしても、鉄パイプで魚を釣るのが当たり前の国って
あまりにワイルド過ぎて釣りの価値観をぶち壊される!
この鉄パイプルアーはロシア人だけが限定で作りまくっているのか、他国の自作ルアーではほとんどでてきません。
トラウトがめちゃくちゃ多いロシア産の鉄パイプルアーですが、これはもしかしたら日本でも使えるかも。
面白いんで今度作ってみようと思います。
コメント
はじめまして。古い記事にコメントですいません。
ウチもこの記事を参考に小型のを作ってみました。
管釣りで使ったのですが普通に釣れました。初心者
なので釣れると嬉しいんですが(笑)。
おめでとうございます。カッコイイです。男の中の男のルアーです。
ありがとうございます。ちょっと研究してみようと思ってます。
管釣りなので規定の範囲内ですが「あのおじさんパイプ投げてる」
とか子供に言われたりガチな釣り師に「ふざけるな!」とか怒られ
ないか心配です(笑)。