セリアにはルアー用の蛍光塗料が売っている。
なにかとチャート系ルアーが好きな僕は、ヒマさえあれば蛍光カラーにルアーを塗装したいと考えていたので、この商品を見つけた時は大喜び。
しかし、本当に蛍光塗料として使えるのだろうか?
疑問に思った僕は早速この塗料を購入してルアーを塗ってみることにしました。
セリアのルアー用蛍光塗料とは?
セリアで発売されているこちらの商品、その名も「ルアー用塗料 蛍光」
カラーはイエローとオレンジの2種類。
いずれも蛍光色であり、これをルアーに塗るだけでアピール力がアップするというすぐれものです。
使い方は簡単。
まずは塗装面の水分、ゴミ、油分、サビやカビといったものを綺麗に取り除く。
続いて容器をよく振り、中身をかき混ぜてから開ける。
それから容器の蓋部分についている刷毛を使い適量を塗り、乾燥させます。
この塗料の中身はニトロセルロースに合成樹脂、有機溶剤といったもの。
乾燥するのが速いタイプですね。
引火性が強いので、火の近くで使用するのは当然のごとく厳禁です。
実際にルアーを蛍光カラーに塗装してみる
それではルアー用の蛍光塗料を使って、実際にルアーを蛍光カラーに塗っていこうと思います。
塗装するのは、いつか買ったまま放置してあったダイソーのジグロック。
こちらを実験材料にして塗装開始。
ということで、まずはイエローから塗装していきましょう。
まずは容器をよく振って中身を撹拌する。
それから蓋の刷毛を使って塗っていきます。
塗るのは結構簡単で、塗料もとても塗りやすいです。
で、実際に塗ってみたのがこちら。
見てわかる通り、思っていたよりも塗料が薄いというか、元の塗装が透けて見えています。
ならばオレンジのほうはどうなのか?と思い、こちらも塗装。
結果としては、やはりイエローとオレンジの双方共に塗料が薄く、ちょっと塗ったくらいではルアーのカラが透けて見える程度となりました。
まぁコレはコレで良いと思いますし、魚が釣れないわけではありません。
いかし、せっかくチャートにするなら、もっとはっきりカラーが出て欲しいと思うのも事実。
試しにパッケージの板紙に塗料を塗ってみましたが、やはり薄い。
真ん中のピンクはダイソーで売ってる蛍光マーカーですが、それよりも塗料が薄いのが見てわかります。
けれども、さっきルアーに直接塗ったときよりもカラーがはっきり出てますね。
では、下地にピンクを塗ってから、こちらの蛍光塗料を塗ってみたら、どうなるのか?
下地を明るい色にすると、さっきよりルアーの蛍光度合いが上がった気がします。
この塗料を使う場合は、塗装を一回剥がしてから、白系のサフを塗って塗装するか、もしくは一度明るい塗料を下地に塗ったあと、この塗料を使うといい感じの蛍光カラーになりますね。
しかし、ちょっと二度手間が面倒というか。
個人的には、そもそも「塗ったらすぐ蛍光カラーになる」位のほうが使いやすい。
ルアーの背中側であったり、お腹側をちょっとだけ塗りたいという手軽さを求めていた僕としては、使い方が少し難しい塗料だと感じました。
しかし使い方は色々ありそう
というわけで、セリアから発売されているルアー用蛍光塗料の実験でした。
個人的にはちょっと塗料が薄くて物足りない部分もありましたが、あえて薄く塗りたい人にはいいかも。
これはこれで色々使い道があると思うので、今後も少し使ってみようと思います。
コメント