シマノのリールメンテナンススプレー(オイル&グリス)を使をキレイキレイ

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シマノのリールオイル&グリスを使ってスピニングリールをメンテナンスしてきました。

それにしても最近体調不良が止まらないαトラウトです。

最近もう毎日病院にいっていまして。

風邪かと思ったらインフルエンザかと思ったら風邪だと思ったらぶりかえして風邪。

もう無理。

絶対このあと発狂して他人の脳みそを食べるようになるんだ

ショッピングモールにむらがってみたり

28週間でイギリス支配したり

テーマパークに集まってピンキー大好きなハゲに撃たれたり

もういやだ!やってくれ!

はやく僕の息の根を止めてくれ!

約束したろ!僕がこうなったら止めてくれるって!絶対にいやだ!

バイオハザードで超能力で爆破させられるなら、いっそリビングオブ〜のあたりで撃ってほしい!

 

とか思ってゴネてたんですが、医者に

医師「そんな時は、スピニングリールをメンテナンスすると良いよ」

僕「薬とかないんですか?」

医師「ないですね・・・メンテナンスするしか・・・」

僕「ういっす」

 

ということで、ともかく病で動けない僕は釣りにも行けず、スピニングリールのメンテナンスを行うことしました。

その前に自分の脳みそをメンテナンスしたほうがいいんじゃないのか?

と思うでしょうが、そちらはプロにお任せしています。

また、このためにシマノから発売されているリール用のオイル&グリスも購入していたので、ようやく使う機会がやってきたわけですね。

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シマノのリールメンテナンス用オイル&グリスを使う

僕が持っているスピニングリールの中で、昨年最も使用頻度が高かったのは、少渓流で使っていたシマノの17セドナです。

もう購入価格3000円代で買ってきたコスパの極みみたいなリールなんですが、これがまた使い勝手が良いんですね。

でも、やっぱり一年使えば汚れるし、水に漬けてしまって、グリスが固まってしまったような気がします。

ということでメンテナンスをやってみることに。

使うのはシマノのリールメンテナンススプレーという商品です。

ちなみに今回も動画を撮影しておりましたが

この動画撮影をもう一度見返すことで分解したリールを元に戻していたんで。

自分のために撮影してたのを流用しただけです。すいません。

シマノのリールメンテナンススプレーとは?

シマノから販売されているリールメンテナンススプレーとは、シマノの各種リール用のグリススプレーとオイルスプレーになります。

キャッチフレーズは

ステラ、アンタレス純正のグリスとオイル。リールメンテナンスの必需品。

というわけでして。

ハイエンドリールとまったく同じグリスとオイルを塗れうんですよ

そこで、もう僕は憤慨したわけですよ。

シマノめ!やはりそうなのか!?

ハイエンドが変えない僕のような貧乏人にせめてオイルだけでも使わせてやるよってわけか!くそう!資本主義の犬め!キャピタル・ドッグめ!

とかブツブツ言いながらしっかりポチってますよね。

いや、もうシマノから出てるオイルスプレーってコレだけなんで。

けっしてステラと同じオイルが使えるから買ったわけじゃないから

絶対違うから!あんな悪魔のリールのオイルなか使うわけないから!

とか言いながらオイルの香りを嗅ぐのをやめられませんでした。

ステラのオイルじゃなくてメンテナンススプレー

 

というわけで、ステラと同じオイル!って話は置いておいて。

このスプレーはシマノのリールなら何でも使えるってわけ

でもなく、実際にはダイワだろうが何だろうが、どんなリールにも使えるスプレーらいしです。

しかし、ダイワはダイワでメンテナンスのスプレーを出しているんで、ダイワ派の人はダイワのスプレー、シマノ派の人はシマノのスプレーを使うって人が多いかも。

でも実際は「どっちか持ってたら両方使う」っていう人が案外多いかもしれません。

実際に僕もシマノのリールに使いますけど、もう一つメンテナンスが必要なダイワのスピンキャストもこのスプレーでメンテナンスするつもりです。

グリスとオイルのセット

ちなみに僕が買ったのはグリスとオイルのセットでして、これが一番お得でした。

というのも、メンテナンスをする上でグリスかオイルのどっちかで済むことが無い。

僕は以前、色々他のもので代用できないかと考えてホームセンターでアイテムをあさり、古いリールにつけてみたんですが、やっぱり難しい。

「だったらシマノから出てるセットを買っちゃえば、それでメンテが済む」

と思い、はじめからこのオイル買っておけば良かったと思ってます。

シマノのメンテナンススプレーを使ってお手入れ開始

というわけで色々書いてきましたが、シマノのメンテナンス系のスプレーを使って、スピニングリールの手入れを行うことにします。

1年も使えばもうだいぶ汚れてますし、使わない冬の間にきれいにしてあげましょう。

とはいえ、この分解というのは非常に怖い。

下手をするとパーツがなくなったり、組み方がわからなくなったりする。

しかもただオイルを足す通常のメンテナンスだと、リール内部の汚れたオイルが取れない。

普段のメンテなら分解は必要ないんですが、今回はリスクを冒し外科手術に挑もうと思っています。

スピニングをメンテナンスするためのアイテム

今回、一年間使い続けた17セドナを救い出すため準備したのは以下の道具です。

 

・シマノのリールメンテナンススプレーセット(オイル&グリス)

・ドライバー各種

・オイル受け

・ブレーキクリーナー

・綿棒

・ティッシュ

・スマホのカメラ

 

この中でも重要なのは、オイルとグリス、そしてブレーキクリーナーですね。

汚れたオイルを落とすならコレ。

シューっと一発で古いオイルが流れてくれるので便利です。

あとは綿棒とティッシュも大事ですね。

汚れを落としたあと、ブレーキクリーナーを拭いてあげたりするために重要です。

それとスマホのカメラですが。

何気にこれが無いと分解なんて怖くてできない。

理由は当然、分解したあと元に戻せなくなるから。

で、思ったんですけど。

分解の様子をぜんぶ動画で撮影しておくと楽じゃないの?

と思って撮影したんですけど、これ画像より断然良い。

どのパーツがどこにはまってたのかわかりやすいし、手順を全部撮影しなくても、動画逆再生で手順がわかる。

今後リールの分解時には、手元を常に動画撮影しながら行おうと思ってます。

まずはスピニングを分解

 

とりあえず、まずはスピニングを分解しないといけません。

しかしドキドキする。

かつて激安リール、アブガルシアでは幾度となくやっていますが、新しいリールを分解するのは緊張します。

もし中身が普通のリールと違ったらどうしよう。

さすがにDCみたいにコンピューターが入っているわけないだろうけど

いきなりグラフィックボードとか出てきたらどうしよう

その下からSSDみたいなの入ってたらどうしようか

シマノのオイルで何とかなるの?

読み出し速度さらに上がるとかあんの?

これでFFできるようになるの?

 

そんな不安に駆られ、息もあらく分解を続けていったのですが

大丈夫です、普通のリールでした。

 

危ない、中古のGTXとか入ってたらドスパラに売ってやろうと思ってたけど大丈夫。

ばっちり普通のシマノのリールでした。本当によかった。

古いグリスはパーツクリーナーで全部落とす

ギアやローターを外していくと、中のグリスが変色してヤバいことになってました。

水につけたグリスは思い切り固まりますね。

この上からグリスアップしても回転が重くなるだけで効果無し。

てことで、パーツクリーナーを使って古いグリスを全部落としちゃいます。

ベアリングはとりあえずオイルに漬けちゃう

一年使ったリールのベアリングはとんでもない事になっています。

オイルが古くなって固まってしまったり、周囲のグリスが隙間から入り込んでいたり、回転が地獄のように重くなってます。

本来はベアリング用のオイル抜きやオイルが存在するんですが、僕は昔ながらのオイル漬け作戦で対応です。

とりあえずオイルにつけ、シャカシャカふって放置。

そうすると中のオイルが溶けて、新しいオイルが入りベアリングが復活します。

小さい所から順番にパーツクリーナーで古いオイルを落としていく

分解しながら場所ごとにネジやワッシャーを分けておく。

このあたりはリールに限らず、分解の鉄則。

リールの場合は全てをバラさなくてもメンテはできるので、僕は部分ずつ分けて分解していきます。

例えばベイルアーム周辺ですが、こんな感じでラインローラーを先にやっちゃいます。

 

そこが終わったら、ラインローラー部分を戻してからベイルアームを外し、接続部分のグリスを落として再度グリスアップ。

 

こんな感じで、一箇所ずつやってくと大量のネジやワッシャーに頭を悩まされずに済むので、効率いいなとおもってます。

ちなみにベアリングは基本いじらないんですけど、なんかオイルが固まってるなーって思ったらタッパーにオイルをためて、そこに漬けちゃいます。

それで再生できるのは新しいやつだけなんで、同じくシマノから出てるベアリングのオイル抜きとか必要なんでしょうが、そちらが買えなかったので漬け込みで対応です。

 

スプール部分も素人はイジレないので放置

スプール部分もやっぱり放置です。

このあたりは特殊なグリスを使っていたりするらしいので、素人では手が出せません。

グリスアップをやっちゃってる人もいるんですけど、ベテランさんばかっかりで、素人の僕はスルーです。ドラグが変になったら怖すぎる。

ローラークラッチより質が悪いので、あんまり触りたくありません。

綿棒とティッシュが大役立ち

やっぱりリールのメンテナンスでは綿棒とティッシュが大活躍ですね。

円形のパーツが多いし、グリスが水で固まってたりして、面貌がないとぜんぜんダメですね。

ちなみに僕は、この綿棒で汚れを取る作業が大好きでして。

もう永遠と綿棒で拭いていられるというか、非常に楽しい。

きっとこの作業が好きな人は僕と一緒で半端じゃない非リアかもしれませんが、大丈夫、一緒に綿棒できれいにする小さな喜びを分かち合っていきましょう。

オイルとグリスを指す位置

ちなみにオイルとグリスを指す位置は、シマノのリールならスプレーの説明に書いてあります。

 

一応グリスをつける部分のほうが多くて、オイルをつける部分のほうが少ないですね。

他にも、グリスを漬けても良いけど、オイルでもいけるよ!みたいな場所もあります。

だいたいグリスのほうがパーツの持ちは良くなるし、サビにも強くなるんですが、オイルを使ったほうが回転が良くなるとか。

僕はオイルを使って回転効率重視でやっておりました。

最後に動画をみつつ組み立てて完成

というわけで、オイルやグリスを軽く塗りつけたら、あとは組み立てるだけ。

というか、リールのメンテナンスはここが一番怖いわけで。

気がついたらネジがないとか、気がついたらワッシャーがないとか、どう組み直したら良いかわからなくなるなんて日常茶飯事。常人のIQが一気に20位になって全てを諦め宇宙の端で笛をふいて暮らすようになるのです。

そこで、今回は動画を撮影することで全てを記録。

これが大変助かりまして、パーツの位置もさることながら、手順もしっかり残っているので大助かり。

僕みたいに脳みそがフロッピーで動いているタイプの人は、一瞬で記憶領域が埋まって何一つ覚えていないので、動画撮影しておくことをおすすめします。

通常のメンテナンスはグリスとオイルを注入するだけ?

実は秋に一回メンテナンスをしていたんですが、その時は中身を開けるとかはしていませんでした。

その時には注入するだけで、簡単にすませてました。

オイルの注入箇所も説明に書いてあったりするんですが、基本的にはベイルアーム周辺と、ローター、それとギア部分の注入口からグリスを指す感じでしょうか。

開けずにオイルを指すだけですめば良いんですけど、水につけちゃうと、やっぱりオイルが固まっちゃいますね。丁寧に使いたいです。

蘇ったスピニングリールさん

というわけで、ついに蘇ったスピニングリールさん。

巻心地は見事復活。

やっぱり古いグリスが水とかに濡れて固まると、おもいきり巻き心地に影響しますね。

あとラインローラーもやっぱり動かなくなってました。

ベアリングないと、オイルがなくなるとすぐダメですね。

17セドナはや水分、分解メンテンナンスはしやすい構造なんで、自分でもオーバーホールしやすいタイプですが、高いのはメーカーに持ってくのが一番ですよ。超怖いですから。

 

でも僕は自分で修理するのが好きですし、なんかやってると楽しいです。

他にも買った安いリールでメンテが必要なものがあるので、改造もかねてメンテしていこうと思います。

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