日本の釣り場清掃活動を楽しもう:美しい自然と釣り文化を未来へ

環境問題
スポンサーリンク

みなさんの釣り場はキレイでしょうか?僕が住んでいる地域の釣り場は結構キレイなんですが、海に行くとけっこう汚いですね。やっぱり、人が多いところほどゴミは出るってもんです。

そしてやはり、釣り場はキレイなことに越したことはない。自分の部屋は汚くても釣り場はキレイなほうが良いに決まってる。

なにせ釣りは自然と触れ合い、心をリフレッシュする素晴らしい趣味。なのに自分の部屋と同じ汚さだったら、そりゃもう嫌ですし、そもそも汚い釣り場はいろんなデメリットが大きすぎる。釣り場が汚れるということは、そこにすむ魚に大きな影響を与えてしまう。つまり、釣りが楽しめなくなる結末を招きます。

そこで、今回は、日本各地で行われている釣り場清掃活動について詳しく紹介してみようと思います。

スポンサーリンク

釣り場清掃活動のメリット:環境を守るだけじゃない

釣り場を清掃することで、美しい自然環境を維持するだけでなく、釣りの楽しみを深める多くのメリットがあります。

1. 魚の生息環境を守る

釣り場のゴミが減ると、魚たちの生息環境が保たれます。水中に残った釣り糸やプラスチックごみは、魚や他の生物にとって大きな脅威です。環境を守れば、将来も豊かな釣果が期待できます。

2. 地元住民との交流が増える

清掃活動は、地元の住民や他のアングラーと出会う場でもあります。ゴミ拾いの最中に「この海、昔はもっと綺麗だったんだよ」といった話が聞けるかも。地域とのつながりを深めることで、釣りがますます楽しくなるでしょう。

3. 自然の美しさを満喫できる

自然を楽しむ釣り場がきれいだと、心地よく過ごせます。「魚を待つのも悪くないな」と思える釣り場なら、釣りの魅力は倍増です。ゴミがない場所で、のんびり釣り糸を垂れる時間こそ至福のひととき。

4. 釣り禁止を避けるため

近年は環境意識への高まりと、ゴミ清掃活動に従事できるような人手が不足していることから、ゴミが増えるという理由で釣り禁止になるエリアが増えています。

とくに港は釣り人の出すゴミや、それによるトラブルで釣り禁止になる所が毎年増えており、このままでは港で釣りを楽しむことができなくなる日が近いかもしれません。

それを避けるためにも、釣り人は釣り場をキレイにする存在であることが大事。

また、たまに釣りをする人でも「釣りをするなら釣り場が汚さない」という意識を持てるような取り組みを率先して行うことで、将来の釣り場を守ることにも繋がります。

釣り場清掃イベントの紹介

日本には様々な釣りの清掃イベントがあります。一人で釣り場の清掃を行うのが恥ずかしいひとは、こうしたイベントに参加して多くの人達とワイワイ清掃活動を楽しんでみるのも良いでしょう。

1. 日本釣振興会の全国水中清掃活動

日本釣振興会は、全国各地で水中清掃を実施しています。田ノ浦漁港(和歌山県)や山中湖(山梨県)など、釣りが盛んな地域を中心に行われ、釣り人と住民が協力し、水辺のゴミを除去します。
日本釣振興会の詳細

2. 琵琶湖のLOVE BLUEプロジェクト(滋賀県)

「LOVE BLUEプロジェクト」では、釣り人が水辺のゴミを拾う活動が行われています。地域住民との協力で、美しい琵琶湖の自然を守るための活動が広がっています。
LOVE BLUEプロジェクトの詳細

3. ダイワの「Live with Nature」プロジェクト

釣具メーカー「ダイワ」は、エコをテーマにした「Live with Nature」プロジェクトを展開し、釣具の回収やリサイクル活動を推進しています。
ダイワの詳細

4. アングラーズ「CLEAN UP PROJECT」

株式会社アングラーズは、CLEAN UP PROJECTとして全国各地で釣り場の清掃活動を実施。釣りアプリを使って参加者に特典を提供し、清掃活動への参加を促しています。
アングラーズの詳細

5. 豊橋市の釣りと清掃イベント(愛知県)

愛知県豊橋市では、「釣りしながら清掃」をテーマに、釣り人がゴミを回収するイベントを開催しています。ゴミを拾いながら釣果も楽しめるという一石二鳥の取り組みです。

6. 北海道の自主清掃活動

北海道の釣り場では、地元の釣り人たちが自主的に清掃活動を展開。漁港や湖でのゴミ拾いを通じて、地域の自然を守る文化が根付いています。
北海道の詳細

7. 舞鶴親海公園の清掃活動(京都府)

京都府舞鶴市では、親海公園の釣り場清掃が定期的に行われています。地元の人々と釣り人が協力し、ゴミを持ち帰る習慣を広めています。

8. 諸磯海岸と野比海岸の清掃活動(神奈川県)

神奈川県では、地域団体が諸磯海岸と野比海岸での清掃活動を展開。観光客や釣り人が協力し、ビーチの美しさを保っています。

9. フィッシング遊の清掃イベント

釣具店「フィッシング遊」では、釣り場清掃イベントを定期的に開催。釣り人同士が協力し、釣り場の環境を守る活動が行われています。
フィッシング遊の詳細

釣り場清掃に参加して得られるもの

釣り場の清掃は面倒なことなんですが、これが不思議と達成感が好きで続けている人も多いです。

というのも、人はわりと面倒な事が好きないきものであり、なおかつ綺麗好きな人も結構いるんですね。

なので、釣りをするついでにゴミを拾うことで、魚は釣れなくてもゴミは集めたことで達成感を得られることもあります。

釣果以上の満足感

ゴミ拾いを終えた後に釣れた魚の味は、格別です。環境を守ることで得た釣果は、心からの喜びにつながります。

仲間との絆が深まる

清掃活動で出会った仲間との絆は、長く続くものです。釣り仲間ができれば、次の釣行も楽しみになります。

自然を守ることで次世代へつなげる

私たちの行動一つで、釣り場の未来が変わります。次の世代も美しい自然の中で釣りを楽しめるように、今できることを始めましょう。

まとめ

釣り場を清潔に保つことは、釣り文化の維持と自然保護の両方に大きく貢献します。日本各地で行われている清掃活動に参加することで、釣りの楽しみがより深まるでしょう。

また、釣果だけでなく、仲間との交流や自然の美しさを楽しむ時間も大切にし、次世代へとつなげる一歩を踏み出してみてください。

興味がある活動があればぜひ参加してみてください。きれいな釣り場で釣りを楽しむことは、釣りという趣味の一部です。

環境問題
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサードリンク付き関連記事