今回は頂いたWooDreamのアルボルをレビューさせて頂こうと思います。
こちらのルアーは開店祝いに頂いたのですがブログでレビューしてくれとの話だったので、そりゃもう全力でやっていこうかと思いますが。
なんせ高いからね!自分の値段より高いからねこれ!レビューしていいのかなこれ!?
アルボルはハードウッド製の高級ハンドメイド渓流ミノー
このアルボルですが、貧乏人の僕からしたら一番すごいと思うのが値段ですよ。
だって、一個3690円ですよ?
もう信じられませんよ、わずか5㎝、3gのミノーですよ?
こんな高価なミノーがこの世に存在しているなんて信じられません。完全に渓流ミノー界のメルセデス・ベンツ。自分じゃ絶対に買えませんでしたね。怖いってほんと。
もちろんハンドメイドのウッド製で、このアルボルはバルサ性なんですから、そりゃ高いのは当然。
ただ、メルカリなんかで売ってるむやみに高いハンドメイドルアーと明らかに違うのは、圧倒的なクオリティと実釣性能でしょう。
「アルボルは釣れる」という噂は常に聞いていましたし、北海道の渓流YouTubeでよく見ていたikkiさんとかが使っている印象が強いですね。
けど、僕にはまぁ縁がないルアーだし?いやぜんぜんアルボルとか興味ないし?いやほんとクヤしくとかないからはははええーーーあるぼるーーーアルボルつかってんのとか逆に?逆にダサくない?いやほんと思うんだけど?そんな高価なルアー使わなくたって釣れるし?いやほんとーーーぜーーんぜんぜん
欲しいよガチで
いやマジでアルボルだけは欲しいわ、めっちゃカッコヨスギやろおまえ?他のハンドメイドと全然違うじぇねヵ!
と、嫉妬と羨望で頭がおかしくなり、もうアルボルを見ないようにしようと心に固く誓っていたのですが、頂けてしまった。
てなわけで、アルボルを使う時には絶対言おうと思うあの言葉からレビューをはじめましょう。
サンキュゥーーーーー!!!
ウッドで作られた美しき渓流ミノー
それじゃぁ貧乏人が嫉妬で狂ったアルボルを詳しく見ていこうと思います。
ちなみに頂きモノではありますが「レビューして欲しい」とご意見を頂いておりますし
なにより道北貧釣では値段が上がるごとに厳しく見がちな貧乏人式レビュー方式をとっています。
このシステムにより、アルボルは通常に比べ3倍の卑しさセンサーによる厳しいチェックを受けることとなりますが許してください。
卑しさセンサー全開でアルボル50HRをじっくり見る
こちらが頂いたアルボル50HRです。
スペックは全長50㎜に重量3gのフローティングモデル。
いやーもう僕の卑しさセンサーガッチガチで細かいところまで嘗め回すようにチェックしてますが。
とにかくデキが良い。
これに尽きますね、隙がまったく見当たらない。
それくらいの超高クオリティミノーですね、いやほんとすごいね。
まず素晴らしいのがアルミ張りと塗装の美しさ。
細かい模様も全て立ってるし、文字入れもブレは無し。
おまけに上から吹いてる塗料のグラデーション具合がまた美しい。
ウッド部分をほど良く見せつつ、視認性を失わいこのピンクバックは素晴らしい。うーん良い仕事してますよこれは。
そして、アルボルの特徴ともいうべき腹部の刻印がまたクールジャパン。
匠の技がさえわたっている伝統工芸品レベルの仕上がり。
次期が次期なら浅草でバカ売れしてましたねコレは。
細身の基板リップを搭載したハイレスポンスミノー
リップの部分はかなり細身の基盤素材。
それに、やや体高のあるスラリとしたボディが備わってます。
ちなみに購入後にお風呂場でテストしたんですが
動きがほんとにヤバい。
バルサの限界値を最大にまで引き上げたような、激しいローリング系のアクションで水中をかき回していく。
すごいぞこれは。
さすが高いだけあるし、レスポンスの良さはラパラのF5と同じ位いだけど、動きの派手さと明滅運動具合は、明らかにアルボルが上。
それが釣れるかどうかは別として、渓流で、とくに上流に向かってルアーを投げて動かす際に必要なレスポンス力。そしてトゥイッチなどに対する反応も相当良いルアーです。
正影雅樹氏とのコラボレーションで生まれたミノー
このルアーは正影雅樹氏との共同開発で生まれた渓流用ミノーだそうで、北海道の渓流を中心に色々なフィールドでテストされてできたそうです。
正影雅樹氏といえば、かつてザウルスに居たことがイメージとして強く残っているのと、あのアンバサダー2500の高級モデルがあるというイメージが強い。あれ滅茶苦茶高いんですけど。
なにか「プラッキングの鬼」と言われているそうで、徹底的なこだわりから生まれたルアーがこれらしい。ふんふん。なんかすごいこだわりを感じる。
渓流で使えるアルボルのバリエーションは結構あった
それからアルボルのバリエーションについて色々調べてみました。
いやね?
だってこのハイフロートモデルが相当良い感じだから、他にはどんなアルボルがあるのか気になるじゃないですか。
それで公式サイトを見てみると、かなりいろんなタイプが存在することが判明しました。
アルボル Arbor 40S
アルボルの中でもヤマメに対して一番使いやすそう。
シンキングモデルの40㎜のウッドモデルで、重量は4g
食わせることに特化しているので、魚のサイズが小さかったり、スレていたりしたらコレの出番なんでしょうね。うーんこれは絶対良いやつだな。
アルボル50 Arbor 50S
僕が買ったフローティングよりも、こっちのシンキングのほうが人気があるとか。
そりゃそうだよね、渓流じゃフローティングより釣果が出るからね。
こっちもバルサではなくハードウッドを使っていて強度も良いらしい。
ウォブリングはかなり強めに設定しているらしく、ただ巻でもギュンギュン泳ぐとか。
けれどメインは沈めてからのトゥイッチング。
キャスタビリティとアクション共にアルボルの中では一番渓流で使いやすいモデルな気がします。
アルボル Arbor 50S FLAT
なんとアルボルにはフラットサイド(扁平ボディ)なミノーがあるとか。ええーマジで?
フラットサイド系は渓流ではアピール力が高く、活性の高い魚に有効ですね。
アルボル Arbor 38FAT
これまた可愛らしい38㎜のアルボルまで見つけてしまいました。
フックはテール一本で重量は3gのシンキングモデル。
夏の虫パターン中に有効なモデルらしく、落下する虫を演出すると釣果が上がるみたいですね。
それからアベレージサイズが小さい渓流でもよさそうです。
アルボル Arbor 50S MD
シンキングのディープダイバーという渓流ではタマに見るモデル。
フォールだけに頼らず、より深いレンジに一気にルアーを到達させるという発想で生まれたルアーだけに、ボトムに付く大型渓流魚にはうってつけのルアー。
あとはダウンクロスで深いレンジに届かせる時にもこの手のルアーは活躍しますね。
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