昨今、釣り業界の衰退やら業界の厳しさを見るようになりました。
というのも、どうやらコロナ需要で業績を伸ばしたところが、コロナが終わってからどんどんとアウトドア系の企業に陰りが見え始めております。
そして釣りの場合は釣り場の減少はもとより、少子化とか、子どもたちがあんまり釣りをしなくなった・・・なんて話もたまに聞きますが、これはどこでも同じというか、古くからある趣味系は将来性というものがドンドン無くなっていくんだそうですが、難しい話なんで僕にはさっぱり。まぁ偉い人が言ってるならそーなんすねー・・・位の気持ちであり、自分が釣りできれば良いやとは思っています。
しかし、プラモしかり、釣りしかり、子どもたちに釣りを流行らせることは確かに大事だと思う昨今、幼いころに漫画、アニメ、映画と釣りに関するコンテンツが多かった時を思うと、やはりメディアとしての釣り布教が足りない気がしている・・・・
というわけで、僕は昔から「日曜の朝に釣り特撮をやるべきなのだ!」と言ってきました。ええ、おそらく死ぬまでニチアサ特撮を見続けるであろう僕としては、日曜の朝という時間帯に、特撮で、そして釣りをやるべきなのだ!という妄想を常にしているわけです。
恐怖!ヤマメ人間!
「恐怖!ヤマメ人間!」とは僕が妄想する釣り特撮番組。ちなみにタイトルはプロジェクト名です。
これをぜひ日曜の朝にやってほしい。そして日曜の朝に号泣する子どもたちの中、選びぬかれた特撮と釣りのエリートを生み出すはずと信じてヤマない架空のコンテンツ。それが恐怖!ヤマメ人間!
そしてこれは石ノ森イズムを継承し、現代に昭和特撮をよみがえらせるヒーローアクション番組であり、血しぶきあり、グロあり、そして悲劇と孤独を併せ持つクトゥルフ系アクションヒーロー。は?深夜はダメです。ぜったい日曜の朝じゃなきゃダメです。
ヤマメと人間の遺伝子を組み合わせ作られた悲しき改造人間「ヤマメ人間」
この物語の主人公は通称「ヤマメ人間」と呼ばれる生命体。
それは、ヤマメと人間の遺伝子を組み合わせて作られたバイオテクノロジー型改造人間。
そのヤマメ人間は醜い姿を隠すため仮面をかぶり、スーツを身にまとい、環境問題や釣りの問題を具現化したかのような敵・・・すなわち、悪と戦う。
初代仮面ライダーの石ノ森先生といえば社会問題を大量にぶち込むというスタイルで有名であり、漫画版仮面ライダーでは環境問題を描いてもいましたし、ライダーそのものが「大自然の使者」であり、愚かな人間社会に怒りをぶつけるという設定もありました。
それを周到し、バッタではなくヤマメの改造人間を主人公にし、初代と同じく、同類として改造された敵たちと戦うというのが本作・・・そう、久しぶりの社会派かつ環境問題系ライダー。
そして、それを生み出してしまった博士もやはりいる・・・その博士は生物学の権威であり、マス類に魅せられ様々な新種の養殖用のマスを作り上げていた。そして、その数が減少の一途となっていたヤマメたちの数をふやすべく奔走していたが、生物の絶滅など自然の一部と言われ、相手にされていなかった。
しかし、マスに取り憑かれた彼はある日、何かに出会ってしまい、狂気にとらわれてしまう。その何かは正体不明だが、それと出会ってというもの、博士は不思議なエネルギーを使い、ついに禁断の実験に手を出す。
それは、絶滅へと向かっているヤマメを強化すること。
さらに狂気に取り憑かれた博士は、水中だけでなく、陸上での生活を可能とし、人間社会にすら溶け込めるマス。つまり、人間のハイブリットモデルまでも実験してしまったのだ。
それを作るために、なんと博士は恐ろしいことに
渓流で産卵しているサクラマスの卵に、謎のエネルギー物質を使い、さらには人間の遺伝子を残すたもの物質・・・つまり、つまりは・・・アレをぶちまけたのである!!!
恐ろしい!!!なんて恐ろしい・・・・狂ってる・・・・博士は一体何を考えているんだ・・・こんなもん日曜の朝に流せるわけないだろ・・・なにが社会派だ・・・クソみたいな下ネタじゃないか・・・
・・・などと思う内に!なんと孵化したヤマメには手足がついており、急成長を遂げ、魚の顔をした人間へと成長していくのだ・・・!
だが、博士はその成長を見ることなく、とある組織により連れ去られた。
その組織の名は「アウトサイダーズ」
シマノとダイワの共同研究のために作られた「プロジェトDC」により生み出された、魚人間達の集団である。
元々ダイワ・シマノの協力で博士はシマノの資金によりヤマメ人間の実験を行っていた。
しかし、DCプロジェクトの中で生まれた異端児達、アウトサイダーズに博士は奪われた結果、それを取り戻そうとするプロジェクトメンバーとの戦い野中で博士が死亡してしまったのだ。
そして、ヤマメ人間は怒りをはじめて覚える。
おそるべき見た目に生んだ博士であったが、そんな自分を愛してくれたただ一人の博士。釣りの楽しみを教えてくれた博士。魚と人間の共存を望んでいた博士。
それを亡き者にしたアウトサイダーズ。そんな計画をはじめたシマノを、ダイワを、そして魚たちをいじめるものたちを、自然を汚すものたちを、悪しき釣り人許さんと、銀色に輝くシルバークリークスーツを身にまとい、仮面の戦士として戦うのである!
そう!恐怖!ヤマメ人間とは!仮面ライダーの新シリーズだったのだ!
アルファス|~変身ベルトはリール~
説明しよう!仮面ライダー・アルファスとは、博士が作り出した魚人強化ベルトリールを使い変身し、悪の組織と戦うエグイほどキツい釣りと環境保護の戦士である!
ちかごろ仮面ライダーが突然、あのお菓子の「グミ」をモチーフにした「仮面ライダー・ガウ」という異色作を見たのがやたら面白かったが、グミがいいなら魚でもいいじゃないか!とばかりに、魚✕仮面ライダーというクトゥルフ神話みたいな仮面ライダーをやってほしいのである。そんで最終的には神話生物とかがすべての黒幕的なかんじにもしてほしいのである!
しかしメインは魚と釣り!
そしてアルファスは人間状態と魚人状態があるが、その見にくい魚人の姿を隠し、その驚くべき身体能力をさらに強化すべく博士が考案し、シマノ・ダイワの共同開発の元作られた究極の兵器、ベルトリールにより変身するのである!
そのリールはシマノ製、ダイワ製とあるが、組織に追われるなか偶然手にいれたダイワ製変身ベルト
「アルファス」により、水のエネルギーを使って仮面ライダー・アルファスへと変身する!
その性能はベルトリールにより決定するため、アルファスの小型軽量・高速とパワーを併せ持つ!
さらにアルファスは様々なカスタムが可能である!
だが、このベルトリールは一つではなかったのだ・・・!
シマノとダイワは互いに競い合うようにベルトリールを開発しており、数名の改造魚人間たちに使い始めたのである。なんて恐ろしいことを!
また、ベルトリールには魚人間の特性にあわせ、ベイト・スピニングなどの種類があり、それぞれ対応した魚人間が使用可能となっている!
ちなみにベルトリール「IMZ」はスマホのアプリを使って遠隔操作で操れるぞ!
ルアーでフォームチェンジ
だが、博士が開発したのはベルトリールにあきたらず、そのリールにさらなる強化をほどこすフォームチェンジが可能になった。
それが、ルアーチェンジである。
ノーマルのベルトリールにルアーと言われるバイオエネルギー樹脂を装着することで、そのルアーに応じた能力が付与される。そして、このルアーは自然に分解する生分解樹脂の開発の中で偶然生まれたバイオ高エネルギー樹脂によるもの。
そのエネルギーや能力はルアーごとに違い、シマノ・ダイワ以外のメーカーも多数開発しており、なかには個人でルアーを作るものも居るという。なんて恐ろしいことをするんだ・・・・もう、世界は終わりじゃないか!
そしてルアーには大きくわけてハード・ソフトという2タイプ。ミノー、クランク、シャッド、トップ、ブレード、メタルなど様々な種類がある。
そして、魚人間一号、ヤマメも戦いの最中、様々なルアーによりフォームチェンジして戦うのだ!
ロッドケイン
ロッドケインとは、リールベルトより生み出されるロッド型ソード!
そのソードはアルファスの必殺の武器であり、だいたいトドメ用に使われるのだ!
アルファスがつかうロッドケイン、シルバークリークロッド以外にも様々なロッドが存在するが、それらは魚人間やベルトの特長により変わる。
また、ロッドにも様々なモデルが存在し、グラスやカーボンなどで性質が異なるほか、なかには二刀流を使うものもいると言われている!
そして、ロッドケインが炸裂したあとは、かならずエグいほど危ない大爆発が起きるのだ!
悪の組織「アウトサイダーズ」
しかし、アルファスにとってシマノ・ダイワは本当の敵ではない。
この物語の中に登場する怪人達・・・それは魚人製造計画によって生み出され、差別され、自分たちを生み出した人間たちに復讐すべく決起した魚人間の反逆者達。
その名も、アウトサイダーズ
彼らの多くは研究の中で消耗品として扱われ、処分される予定だった外来種タイプの魚人間たちを中心に組織されており、シマノ・ダイワの研究施設を脱走したのち、人間たちへ復讐し、世界征服を企む組織である。
アウトサイダーズのリーダーであり、絶対的な力と知性を持つブラック・バス将軍は密やかに人間社会に紛れ込み、各地に支部を設立。
大幹部でありヤマメの宿敵となるマス族を支配するブラウントラウト大佐。
圧倒的な力をもち沼を支配する雷魚大使、戦闘員のブルーギルを生み出し組織を拡大したスモールマウス博士。
などなどの幹部、その他の多数の怪人により構成されているとかなんとか。
また、彼らは魚人間の技術を使い、水辺にある憎悪や怒りを持つ生命体を改造人間として生み出せるほか、水辺にいる人間も魚人間にしてしまう。例えば釣り場に捨てられたゴミに怒りを覚えた人間を、ポイ捨て吸い殻魚人間にしてしまう事もできる。
その力をつかい、すべての人間に大して怒りを覚える生命を魚人間へと変え、世界を魚人間のものとする野望のため彼らは残忍かつ凶暴に!全力で努力し!規律を重んじ!毎日頑張り!創意工夫をこらし!情報発信を心がけ!グッズ販売も忘れず!各種メディアを使いこなし!しっかり子どもウケする笑いとかも取りつつ今日も世界征服を狙うのだ!
残酷!ネイティブモード!
フォームチェンジ以外にもベルトリールには「モードチェンジ」といわれるものがある。
これは魚人間の持つ潜在能力を強化する目的で作られたが、危険性が大きいものばかりであり、その代表格が「ネイティブモード」」である。
これは、魚と人間の改造人間であるアルファスであるが、彼もまた凶暴な魚人間の一人であり、その凶暴性を強化したもの。それにより、自らの怒りがコントロールできなくなったとき、野生の本能が暴走。通称「ネイティブモード」という危険状態に入る。
この状態のアルファスは凶暴な戦い方で相手を襲う暴走モードであり、噛みつきなどの恐るべき攻撃を行うのだが、その時は相手の目をねらったり、噛みちぎって血しぶきが出たり、内蔵が四散したりする!カッコイイ!
そして、ネイティブモードになったアルファスを止めるには自然を愛する心を取り戻すしかないのだ!やめろアルファス!血抜きをするな!腸を取り除こうとするな!
進化!シルバーモード!
アルファスは戦いの中で進化する!それは一定の条件を満たすことにより、シルバーモードといわれる最強のモードに変身できる!アルファスの場合はサクラマスのように強く!圧倒的なパワーとスピードを手に入れるのだ!
しかし!シルバーモードはその力と引き換えに様々なデメリットが存在し、魚人間の生命力を奪ってしまう!
そして、それはアルファス以外のベルトリールを使う魚人間達も可能である!魚たちは戦いの中で成長し、より強く!命がけの戦いを行うのだ!
アルファス!おまえは一人じゃない!
悲しみ、怒り、ゆるさんアウトサイダーズ!
と孤独な戦いをはじめたアルファスであったが、彼は一人ではない!
DC計画の発端であるシマノ・ダイワであるが、そのメンバーにも計画に反対していたものがいるので、アルファスを色々とサポートしてくれるぞ!あとなんか他の会社とかも助けてくれるぞ!
また、プロアングラー達もアルファスを手助けしてくれる!なんかこう、立花のおやっさんみたいな感じで助けてくれる!
そして、伝説の潮来釣具店の店主が、アルファスに様々な事を教えてくれたり、怒ったり、なんかキャスティングとかおしえてくれるし、ベルトリールの洗い方とかも教えてくれるが、シマノ社員はそれはダメだとかいって色々めんどくさいことになり、ダイワ社員は関わり合いになりたく無さそうにしてくれるぞ!
そして、同じくDC計画で生み出された魚人間もアルファスと志を同じくし、彼と共にベルトリールを使い変身し戦ってくれる!
だが、ベルトリールのちからはアウトサイダーズも使う!彼らの幹部はそれぞれ盗み出されたハイエンドモデルを持っていると言われ、その力は圧倒的。そして一部のプロアングラーたちは愛する外来種を差別し、駆逐しようとする人間たちに反発し、アウトサイダーズの理念に共感。外来種駆除法案を成立させようとする、なんか凄い嫌な政治家を襲おうとする!やめろ・・・気持ちはわかるが・・・それじゃ、まるでテロリストじゃないか!くっそ!目を覚ましてくれ!そんなのまちがっている!!!
というわけで釣り特撮番組をお願いします
てなかんじで、日曜の朝に子どもたちに見せることで、釣り人口が増えると共に、釣りのマナーの向上と、釣り場の環境問題もしっかりとおぼえてもらえる釣り特撮ヒーロー番組をぜひお願いします。