氾濫した河川に釣りに行ったら異世界についた

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釣り小説

氾濫した河川に釣りにいったら異世界についた~3~

釣りを恨んでも、僕の頭はやはり釣りのことばかりを考える。 なんせ、僕が釣りさえしなかったら、こんな事にはならなかったのだ。いや、この世界にやってくることを、僕はどこかでわかっていた。 つまり、どうようもない釣りバカ。ついでに、思い出したくも...
釣り小説

氾濫した河川に釣りに行ったら異世界についた~2~

2日目 11:30分 ネオ・テシオ 天塩川。 延長256㎞。北海道では2番目に長い河川。 北海道遺産にしてされている有数の大河であり、本来はカヌーで有名だ。 天塩川の由来は、北海道の探検家として有名な蝦夷地御用雇、松浦武四郎が天塩川流域を探...
釣り小説

氾濫した河川に釣りに行ったら異世界についた~1~

4月1日。 エイプリルフール。 世間が欺瞞と嘘にまみれたこの日、僕は顔を洗ったあと鏡を見つめ、そこにいるもう1人の自分に問いかけていた。 「こんなことでいいのか?ええ?」 世間では薄汚いジョークまがいの嘘にまみれていたこの日を僕は前々から苦...
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