こんにちは、道北貧釣です。
北海道が今年も容赦なく暑くなりまして、もう脳みそが煮えそうです。
でも僕には釣りとルアー作りがあります。
暑さで狂いそうな頭も、ルアーをいじっている間だけはなんとか平常心を保てるわけですが、それにしても暑い。
自宅に作った作業部屋で夜中にルアーを作っているんですが、その部屋にクーラーが付いていないのでキツいのなんの。金がないからクーラーは付けられないので、扇風機とポカリをガブ飲みしながら頑張っております。
そんな感じで作っている自作スプーンスインガー2号機と3号機ができたので釣りに行ってきました。
そろそろお披露目できるレベルになったかな……という感じだし、早く出さないと今年のシーズンが終わってしまうので、8月の前半に出して秋の釣りで使えるようにしたいと思っています。
2フックスプーン・スインガー2号機ができるまで
ルアー作りって、試行錯誤の繰り返しですよね。
失敗して、形を変えて、また失敗して……それでも続ける理由はシンプルで、自分で作ったルアーで釣る魚が一番うれしいからです。
そんな泥臭い工程の末に完成したのが2号機です。
スインガー2号機のスペック

- 全長:40mm
- ウェイト:約4g
- 形状:細身のスプーン
- 特徴:トゥイッチでも巻きでも使える2WAY設計
- フック:ダブルフック(前寄り+テール)
このモデルは山の小さな渓流を意識していて、小場所で軽快に動かせるサイズ感にしました。
全長は40mmという、小さな渓流では標準的なサイズ感にまとめて、重さも4gという一般的な感じにしてあります。

これくらいが結局タックルバランス的に一番使いやすいし、投げるのにストレスもあまり掛からないんですよね。大きいのも小さいのも釣れるし、活性が高くても低くても釣れる。ほんとうにアベレージです。
これを基準にして、あとは魚の状況や川の状況によってウェイトを落としたり、サイズを下げたりするのが小さな渓流での釣りになるので、まずはこのサイズを作ることにしました。
2号機、初めての実戦投入
いざ川へ。最初の1投で見事ヒット!
自作ルアーで釣れるあの瞬間、あれは言葉になりません。
続けて2匹目もキャッチ。
魚は元気、僕は汗だく。
虫も多くて地獄みたいな環境ですが、動きがうまくいっているのがわかりました。
2フック仕様は、どこに魚が食いついたかで活性が見えるのが面白いです。
真ん中のフックに掛かったら元気な魚、テールならちょっと慎重な魚。
このあたりは調整の余地があるなといろいろ反省です。
やっぱり自分が作っているものは「良いな」とはあまり思えなくて、自信がないというか、自尊心がないというか、ダメなところばかり見てしまいます。このままお蔵入りさせようかという気分にすらなりますが、そのダメなところを改良して続く3号機を作ることにしました。
課題点:サイズ感とフック位置

2号機はアクションは合格。ただ、課題が二つ見えてきました。
もう一段サイズダウンしてもいい。暑い時期、活性が落ちる魚には小さいシルエットのほうが強い場面があります。真ん中フックの位置はアタリがあるのに弾かれることがあり、フック位置の微調整が必要です。シルエットを補足するなどのフォルムの調整や、デザインをシンプルでもっとレトロにする、といった点も課題に挙がりました。
全体的に修正していきますが、とくにフックの位置はシビアです。後ろ過ぎてもダメだし、前過ぎてもダメで、一体どこにフックをつければいいのか大悩みです。
このルアーは普通のスプーンと違って、ベリーフックが搭載されているのが最大の特徴ですが、この位置決めがとても難しいです。前に付けすぎた場合、トゥイッチした時にリングやスナップ、リーダーに絡まってしまうので、それを避ける位置を探して調整しました。
毛虫地獄から生まれた3号機

帰り道に立ち寄った公園でブランコ毛虫大量発生事件に遭遇。今年は大量の毛虫が発生していて、かんがえごとをする時に立ち寄る近所の公園が毛虫に占拠されてしまい、うかつに近づけなくなってしまいました。
そうしてルアー作りのアイディアを寝るための散歩コースを失った僕は、その恨みをルアーの改良にぶつけました。
スインガー3号機の改良ポイント

- フックの位置を変更
真ん中の掛かりを重視し、バランスを再設計。 - 曲げ具合の見直し
レスポンスを高め、細かいアクションが出るように。 - シルエットの最適化
少しコンパクトにして虫っぽさを強調。虫パターンでも使える感じに。
毛虫を見ながら作ったせいか、どこか動きが虫っぽくなってしまいました。
フックは以前よりもいい感じで、絡まる確率が減りました。
それからデザインもシンプルに変更し、よりレトロ感を強めました。
3号機、再テストへ
改良した3号機を持って再び川へ。
暑さでフラフラしながらも投げ続けると、魚が追ってくるのが目に見えてわかりました。
動きがコンパクトになったおかげか、小さな魚でも積極的にアタックしてきます。
まだ調整段階ですが、虫パターンにハマると面白い動きをするルアーになった気がします。
まとめ
- スインガー2号機は、40mm/4gの軽快なスプーン
- 2WAYアクションで魚の活性がよくわかる暑さに耐えながら、さらに進化していきます
次回は3号機をさらに煮詰めていきたい。
暑さと毛虫には勝てませんが、とりあえず一旦の完成を目指しております。

