釣りの怖い話~ラジオ水辺の恐怖~

釣り超コラム
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※この文章は道北貧釣のライブ配信・退廃的釣りラジオの「釣りの怖い話」と題した回の音声記録を元に作成されています

※この配信で語られる怪奇現象の多くは水辺でおきたものです

※釣りに行く時は十分に気を付けてください


2025/07/13

21:00

ライブ配信開始

・・・・おっけーかな?ちょっとまってね・・・・よし

・・・はい、どうも、道北貧釣でございます。

皆さん、怖い話って、好きですか? 僕はホラー小説とか映画、めっちゃ好きなんですよ。でも、実際に自分で怖い話をするってなると、ちょっと話は別なんですよね。

でもね、今回、皆さんからのコメントや、僕自身の体験談を振り返ってたら、「これ、笑えないやつだ」とか、「これ、本当にヤバい奴だわ」って話が、ゾロゾロ出てきたんです。改めて思い返すと、その時感じた漠然とした違和感が、今になって、底知れぬ恐怖に変わる……そういう話ばっかりで。

釣りの怖い話って、不思議と「夜釣り」の最中か、あるいは「釣り場へ向かう道中」、もしくは「帰り道」に集中してるんですよね。夜の闇ってのは、僕たちの五感を研ぎ澄ませる一方で、見えないものをより一層、恐ろしいものに変える力があるのかもしれない。

さあ、これから語るのは、そんな闇が連れてきた、数々の怪異の記録です。あなたの日常のすぐ隣に、もしかしたら、同じような「何か」が潜んでいるかもしれません。

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第一章:【白昼の悪夢】砂浜しべ怒鳴りじじい 〜真夏の海岸に響く、狂気の咆哮〜

これはね、僕が実際に体験した中で、「一番怖い」って言いきれる話なんですよ。まさか白昼の砂浜で、こんなにヤバい奴に遭遇するとは思わなかった。

ある日の真昼間、僕は砂浜で、穏やかに釣りを楽しんでたんですよ。そしたら、ちょっと離れたところに、一人のおじいさんがいたんですよね。最初は気にも留めてなかったんだけど、ふと見ると、そのおじいさん、人目もはばからずにおしっこをしてるんですよ。

その時の姿が、もう尋常じゃなかった。ひょろひょろの白い肌に、真っ白なタンクトップと白いズボン。まるで死装束みたいで、それがまず不気味だった。で、一番目を引いたのが、その顔ですよ。スキンヘッドで、異常なほど大きく見開かれた目。まるで、そこにある全ての光を吸い込んでるんじゃないかってくらい、真っ黒で、真っ暗で。

その異様な容貌だけでも十分怖かったんだけど、恐怖はここからですよ。そのおじいさん、おしっこを出し続けながら、突然僕の方を振り返って、大声で怒鳴りつけてきたんですよ。「ここはおしっこするところだぞ!」って。

いや、冷静に考えてくださいよ。ひょろひょろの白い肌に真っ白なタンクトップと白いズボンを着たスキンヘッドで、目がめちゃくちゃでかいおじいちゃんが、おしっこしながら「ここはおしっこするところだぞ!」って叫んでるんですよ? めちゃくちゃ怖いね、これ。むっちゃくちゃ怖いな。

僕は後にこの出来事を「砂浜しべ怒鳴りじじい」と名付けたんですけど、その教訓はシンプルです。「このおじいちゃんには絶対話しかけてはいけないし、振り返ってもいけない。」あれはもう、人間の常識が通用しない存在でした。今でも、あの顔と声が脳裏に焼き付いて離れないんです。真夏の、明るい砂浜でさえ、こんな得体の知れない存在に遭遇するなんて、釣りの安全神話なんて、一瞬で崩れ去りますよ。

第二章:【湖畔の狂笑】大爆笑する女の視線 〜春先の湖に響く、不自然な笑い声〜

これも僕の体験談なんですけど、本当に笑えない、いじれない類の怖い話です。後々になって、「あれは人間だったのか、それとも…」って、考えるほど怖くなるやつ。

肌寒い春先、僕はとある湖に釣りに行ったんですよ。ちょうどコロナ禍でアウトドアブームだったから、人も多いかなと思って、ちょっと奥まった林の方向に歩いて行ったんです。そしたら、その林のワンドの向こう側に、一人の若い女の人が立ってるのが見えたんですよね。

髪が長くて、オレンジっぽいかピンクっぽいか、とにかく薄手のワンピースみたいな格好だった記憶があるんです。僕、普段はあんまり映像の記憶力ないのに、その時のディテールだけは鮮明に覚えてて。見た目は10代後半から20代前半くらいの若い子でした。最初は「キャンプに来た人かな?」と思ったんですけど、肌寒い春先に、そんな薄着のワンピース姿で一人でいるってのが、まず不自然じゃないですか。解禁日直後でしたからね。そんな格好のやつ、絶対いないのよ。

で、近づくにつれて、違和感が恐怖に変わっていくんです。彼女、直立不動のまま、どこを見てるのかも分からない不自然な笑顔で、ひたすら「はっはっはっはっはっはっ」って、大爆笑し続けてるんですよ。スマホを持ってるわけでもなく、誰かと話してるわけでもない。ただ虚空を見つめて、ずっと笑ってる。まるで湖の底か、空の何かを見てるかのように。

「なんだ、この変な人?」って思いながら、怖がるってよりは「変だな」って気持ちで見てたら、彼女がふと、僕の方を見るんですよ。目、合っちゃったんです。「こわっ!」って思って。マジで。

ワンドを挟んでたから、すぐには逃げられない。僕、怖くなって、目を合わせないように、ゆっくりと後ずさりしながら、来た道を戻ったんですよ。そしたらね、その笑い声が、ずっと後ろからついてきてたんです。「うわ、やべえ」と思って、その時は必死で振り返らなかった。もう、お急ぎでそこを離れて、ようやく人里離れた道まで出た時に、笑い声は聞こえなくなってたんですけど。

これ、人間だったのか、それとも霊だったのか、今も判断できないんですよね。もし人間だったとしたら、本当に正気じゃないタイプの人だった可能性もある。そういうヤバい人って、マジでいるから、迂闊にいじれない。霊だったとしたら、その笑い声の残響は、きっと消えない。僕はあんまりこの話を、ネタにできないんですよ。しべじじいみたいに怒鳴り散らしてくれれば笑い話にもできるけど、この女の人は、いじれない。ただただ怖かった。女の人の、特に若い子の笑い声って、ホラー映画でもよく使われるけど、直に体験すると、マジでめちゃくちゃ怖いんですよ、本当に。今思い出しても、あの時の映像が頭から抜けない。

第三章:【窓からの凝視】ずっと見つめ続ける老人 〜廃屋の窓から覗き込む、執拗な視線〜

はい、それでは色々と怖いお話がコメント欄で頂いているようで・・・ええっと、ずっとこっちを見ている人がいた・・・なるほど、いや怖いですよそれは。

そういえば、ありましたね、僕もそういうの。でもこれは、たぶん心霊現象とかでは無いというか、でもやっぱり怖いというか・・・

川でナマズ釣りをしていた時のこと。対岸には、廃業した農家なのか、古い家が建ってたんですよね。で、その家の一階、玄関の外側にある「風防」っていう、北海道独特の防風室みたいな窓から、一人のおじいさんが、じっと僕のことを見つめてたんです。

最初は「珍しいから見てるのかな?」って思ったんですよ。僕がナマズ釣ってるのとか、物珍しいだろうし。でも、時間が経つにつれて、その視線が、ただの好奇心じゃなくなってくるんです。おじいさん、窓枠に身を乗り出すようにして、「だんだんこう、こう外にこう、めっちゃ僕のことこうやってどんどん見てくみたいな」。その視線が、ますます凝視するような、不気味なものに変わっていったんです。風貌に手まで当てて、もう顔も押し付けてこっちを見てるみたいな。

でも、そこから一歩も出てこないんですよ。

普通出てくるでしょ、そこまでやってるなら。風防から出てきて、こっちにまで来ますよ。

距離は離れてたんだけど、その視線が肌で感じられるくらい強烈で、僕は次第に居心地の悪さと、心の底から湧き上がる恐怖を感じ始めました。もしかしたら、認知症とかの、いわゆる「地方症」を患ってる方だったのかもしれない。でも、そうであったとしても、あの執拗な視線の重圧は、釣りをしてる無防備な僕の心を、確実に蝕んでいったんです。あの時のおじいさんの目に、一体何が映ってたんだろうな…。

第四章:【山中の呼び声】「おい!」と囁く影 〜渓流の奥深くで聞こえた、不自然な声〜

これはリスナーさんからの投稿と、僕自身の体験が重なる話です。山の中って、独特の怖さがあるじゃないですか。

リスナーさんから、「山で『おい!』って男性の呼ぶ声が聞こえたら逃げろって都市伝説がある」ってコメントがあったんですけど、これ、僕も渓流釣りに行った時に、一度だけ体験したことがあるんですよ。

山の中って、普段聞くことのない、けたたましい鳥の声とか、得体の知れない動物の鳴き声とか、いろんな音が聞こえるんですよね。大体は、すごい叫び声みたいな動物の音なんだけど、その中に紛れて、はっきりと「おい!」っていう人の声が聞こえたんです。

最初は「熊かな?」って思ったんです。僕も山で熊を追い払うために「おい!」って声を出すことがあるから。あるいは、他の釣り人が近くにいるのか、と。でも、今、こうして思い出してみると、その声のトーンがどこか不自然だったんですよ。特定の誰かを呼ぶかのような、奇妙な響きがあった。

その時は「変だな」くらいにしか思わなかったんだけど、今考えたら、めっちゃ怖くなってきたの。あれ、何だったんだ? 「意が分かると怖い話」ってあるじゃないですか。まさにそれ。その時は全く怖くなかったけど、後になってから「うわ、やべえ、思い出した!あれ、怖い奴だったんじゃねえか!」って。山で聞こえる「おい!」は、人間を惑わす山精とか、あるいはもっと恐ろしいものの呼び声だったとしたら…ゾッとしますよね。あの声の残響は、今も僕の心に深く残ってます。

第五章:【深淵からの異物】ルアーにかかった禁忌 〜目に見えない脅威の温床〜

これは、リスナーさん(グラさん)からの、直接的な恐怖とは違う、生理的な嫌悪と、得体の知れない脅威を感じさせる話です。

夜、近所の河口でシーバス釣りをしていたリスナーさん。一匹釣って、もう一匹狙っていたら、かかった。必死に引き寄せて、目の前まで寄せたところで、ばらしちゃった。「くそっ」って思って、ルアーを回収したら、なんと使用済みのコンドームが釣れてたっていうんですよ。

いや、怖えっすね、冗談じゃないですよ。これ、とんでもないウイルスとか、他人のタンパク質が、そこに詰まってるわけでしょう? しかも、水の中で長期間あったコンドームの中に、一体どんな未知の病原体が繁殖してるのか、想像するだけでゾッとする。

冗談じゃなく、人類を滅ぼしかけよ、多分これ。映画『12モンキーズ』じゃないけど、人類を未曾有の危機に落とし入れた原因って、案外こういうことなんじゃないかって、本気で思っちゃいますよね。

目に見えないものへの恐怖って、人間にとって最も根源的なものの一つじゃないですか。その中には、他人の分泌物や、得体の知れないウイルスが詰まってるかもしれない。この一本のコンドームは、釣りの最中に、僕たちの衛生観念と、人類滅亡の可能性までをも突きつけてくる、最悪の異物ですよ。水辺と人間社会の闇が交差する場所で吐き出された、現代社会の最も陰湿な闇の象徴なのかもしれない。本当に怖えっす。

第七章:【夜港の囁き】「そうです」と見えない声 〜沖縄の港で聞こえた、意味不明な肯定〜

これもリスナーさんからの投稿で、音系の怖い話ですね。見えないものへの恐怖を掻き立てる、まさに怪談の真髄みたいな話。

港で夜釣りをしていた時のこと。周りには、僕以外誰もいないはずだったんです。潮風と波の音だけが静かに響く闇の中で、突然、真後ろから「そうです」っていう声が聞こえたっていうんですよ。

「何がそうですなんだよ!怖っ!」って、僕も思わず叫びましたけど。本当にそうですよ。何に対して「そうです」って言ってるのか、何を肯定してるのか、全く意味が分からない。その意味不明な言葉が、真っ暗な背後から、ごく自然に、でも確実に聞こえてくる状況って、もう振り返ることさえ許されない、不可解な恐怖を増幅させますよね。

振り返っても誰もいない情景を想像するだけで、その不可解な恐怖は一層深まります。その声の主は一体何者で、何を「そうです」と囁いたのか。それは、僕たちが皆抱えている「見えないもの」への根源的な恐れを呼び覚ます出来事でした。特に「意味が分からない言葉」ってところが、僕たちの脳が最も恐怖を感じやすい、未知の事態を象徴してますよね。

第八章:【闇に消えた約束】「俺がやるよ」と語る男 〜誰もいないテトラポッドの影で〜

これは僕の体験談なんですけど、さっきの「そうです」の話に通じる、音系の不可解な恐怖です。

港のテトラポッドの陰で夜釣りをしていた時のこと。少し離れた場所から、誰かが電話をしているような声が聞こえてきたんですよ。内容は「僕がやるよ」「僕に任せてくれ」「あなたは何にもやらなくていい」「僕がやるから」といったもの。30代くらいの男性の声で、まるで誰かと深刻な話し合いをしているかのような、緊迫したトーンでした。

「あ、別の釣り人がいるのかな?」って思ったんです。ライトをつけたくない場所だったし、その人も真っ暗闇で釣ってるんだろうなって。左側にいたから、「あ、左に人いんな」って。で、その時、移動しようと思って、テトラから下がって、その人の横を抜けて行こうとしたんです。そしたらね、誰もいないんですよ。誰にもいない。さっき「うん、僕はやる、間違いなくやるよ」って言ったやつが、いねえ!あれ?

「おかしい!」って思って、ライトをつけたんです。必死で周りを照らしたけど、誰もいない。テトラのどこかに隠れてるのか?って思ったけど、見当たらない。そういう時って、本心では見つけたくないんだけど、怖いから人であってほしくて見つかりたいんですよね。僕 は「いないいない。あ、いないいない。あ、怖い、帰るわ!」って叫びながら、その場を後にしました。

一体、あの男は誰だったのか。そして、何を「やる」と言っていたのか。今思い出しても謎っすね。誰にも見えない場所で、誰にも聞こえない相手と、何を「やる」と約束していたのか…その見えない行動の先に何が待っていたのかを想像すると、身の毛がよだつ思いがします。

第九章:【島全体の呪い】顔のない老人が彷徨う離島 〜閉ざされた空間が育む、深遠なるホラー〜

これはリスナーさんからの投稿で、僕が一番怖いと思う「島ホラー」の一部でございます。

10年以上前、友人と離島の漁港で夜釣りをしていた時のこと。防波堤の先端で、穴釣りをしてるおじいさんがいたんで、「釣れますか?」って声をかけたら、「うん、今夜はいまいだね」と、ごく普通の返事が返ってきたそうなんです。その時は、何も違和感はなかった。

で、その場を離れて、夜の漁村を友人と二人で歩いていたら、友人が突然、青ざめた顔で聞いてきたんです。「さっきのおじいさんの顔見た?」って。リスナーさんは「暗くてはっきり分からなかったな」と答えたら、友人が衝撃的な告白をしたんですよ。「顔が真っ白で、目も鼻も口も何もなかったよ」って。

いや、これ怖ええ。島っちゃん怖ええ。こんな島怖ええわ。その言葉を聞いた瞬間、二人は翌日、早々にその島を離れることを決意したそうです。

僕ね、「島ホラー」って、地域系ホラーの中でも一番怖いと思ってるんですよ。都会とか田舎とか、怖い場所は色々あるけど、島ってめっちゃ怖い。なぜかって、島全体が丸ごと「何か」に覆われてる可能性を想像しちゃうから。因習とか呪いとか、その土地の自縛霊みたいなやつが、島全体を支配してるんじゃないかって。

この「顔のない老人」が一人だけじゃないかもしれない。もしかしたら、その島に住む者たちが皆、顔のない異形と化してるのかもしれない。ゲームの『SIREN』の「屍人」みたいに、島全体が異形になって、襲いかかってくる恐怖。僕、怖すぎて、子供の頃『SIREN』プレイできなかったんですよ。途中でやめたもん。「もう無理」ってなって。あの島が人魚の呪いにかかって、屍人になっていくって設定が、あまりに怖すぎた。

北海道にも、アイヌの妖怪「ケナシコルウナルベ」っていう「のっぺらぼう」の伝承があるらしいんです。北海道と本州で文化的な交流がない頃から、同じような「のっぺらぼう」の目撃談が観測されてるってことは、これは本当にいる可能性が高い。離島の閉鎖性が、古くからの忌まわしい存在を今も閉じ込めている。その島は、僕たちを、人間の形を保てなくする何かに変えてしまうかもしれない。その想像が、本当に怖すぎるんです。

第十一章:【闇夜の巨大な影】ボート下を横切る未知の恐怖 〜夜の海に封じられた、僕のトラウマ〜

これは僕の体験談の中で、最も忘れられない、強烈な恐怖として、僕の心に深く刻み込まれてる話です。

僕、クトゥルフ神話とか、ああいう「海の底には、人類の想像を絶する巨大な生物が潜んでいる」っていう話が、めちゃくちゃ好きなんですよ。だから、漠然と夜の海に畏怖を抱いてたんです。

ある日の夜、おじさんと一緒にボートで沖に出て、釣りをしていた時のこと。月明かりは出てたけど、周りは何も見えない、漆黒の闇。僕は心の中で「この海の底には、信じられない巨大な生命体がいるかもしれない、恐ろしい!」って思ってたんですよ。

それで、怖いから懐中電灯で、こう、海の底をガッと照らしてみたんです。「なんかいないかな、怖いのがいないかな」って。そしたら、信じられない光景を目にしたんですよ。

ライトの光を完全に遮るほどの、巨大な「黒い影」が、ボートの下を「ブオッ!」って、横切ったんです。本当に、一瞬で今まで光が通ってた水の底が、真っ黒になった。ライトの円形の光が全く届かないほどの大きさだった。あれはね、真っ黒な「背中」だったと思う。間違いなく生き物。

うわあ!」って叫んで、もうパニックですよ。「なんかいる!」って大声で叫んで、「帰ろう!」って懇願したんです。おじさんは最初、僕が怖がってるのを信じなくて、「お前、怖えんか!」って、ずっとからかってきたんですけど、あまりに僕が叫び続けるから、結局、何も釣らずに帰ることになりました。

あの黒い影は一体何だったのか。今でも未だに分からない。でも、あれはマジで生き物だと思います。くっそでかかったんですよ。ロシアの秘密潜水艦とか、北朝鮮の潜水艇だった可能性も考えたけど、日本海側だったとはいえ、エイとかイルカとかマグロとか、普通の海の生物の規模じゃない。ライトの半径が全部消えるくらいの大きさって、一体何なんだろう。

この衝撃的な体験以来、僕は「夜の海恐怖症」になっちゃって、夜の海に釣りに行けなくなったんですよ。本当に怖かったから。冗談抜きで。夜の海には何かいるって、僕はもう見ちゃったし、知っちゃったから。

だからね、僕、将来、あの村で頭がおかしくなった老人みたいになると思うんですよ。「奴らが来る!夜の海は奴らが出るんだ!」って叫び続ける、「発狂した真実を語る老人」に。「あのじいちゃんは頭がおかしいんだよ」って言われるだろうけど、僕は本当に来たんだ!って叫んで、真っ先に奴らに食われるタイプですよ、きっと。

第十二章:【山道の神隠し】白馬二頭のロマンティック怪談 〜山神の使いか、精霊の足跡か〜

これはリスナーさん(八上プリンさん)からの話で、直接的な恐怖というよりは、どこか神秘的で、ロマンティックな要素をはらんだ怪談です。僕、こういう話、めちゃくちゃ好きなんですよ。

リスナーさんが6、7歳の頃、父親と山道を歩いていた時のこと。父親より150cmくらい先を歩いていたら、さらに100m先のカーブの向こうから、大きな白馬が二頭、走っていくのが見えたというんですよ。子供心にそれはとても怖くて、急いで父親の元に戻ったそうです。でも、その映像は今でも鮮明に覚えていると。

僕がこれを「ロマンティック怪談」って呼ぶのはね、ここが血まみれの女の人とかじゃなくて、「白馬二頭」っていうのが、もう高ポイントなんですよ。一頭じゃなくて「二頭」っていうのがまたいいですよね。オスとメスかな、とか。もしかしたら、恋してる白馬の霊が走っていた可能性もあるわけじゃないですか。

得体の知れない感じなんだけど、なんかその山の神みたいな存在感というか、白馬って精霊の可能性もすごく高いじゃないですか。こういうタイプ、めちゃくちゃ好きなんですよ。伝承とか、民族的なものとか、そういうのが絡んでそうなタイプっていうか。人里離れた山中で、こんな神々しい、でもどこか不気味な存在と遭遇するって、ただ怖いだけじゃなくて、僕たちの心に壮大な物語を想起させますよね。それは、自然の中に宿る、人間の理解を超えた力への畏敬の念であり、ある種の「神話」が現実になったかのような、不思議な体験だったんじゃないでしょうか。

エピローグ:夜釣りの向こう側、そして恐怖を語り継ぐ者たち

いかがでしたでしょうか?「道北貧釣」の「退廃的釣りラジオ」で語られた、数々の釣りの怖い話。

改めて振り返ると、夜釣りって、本当に危険と隣り合わせな場所が多い。僕も釣りの怖い話を色々聞かせてもらいましたけど、やっぱり圧倒的に夜の話が多いですよね。夜の闇は、僕たちの五感を研ぎ澄ませる一方で、普段見過ごしてしまうような微かな違和感を、強烈な恐怖へと増幅させます。

怖い話には、「笑いではごまかせない本当の恐怖」が存在します。僕が「湖で大爆笑する女」を「いじれない」と語ったように、真の恐怖は、僕たちの理性やユーモアの介入を許さない、絶対的な存在として、目の前に立ち現れるんです。

釣りは、自然と向き合う行為です。そして自然は、時に僕たちの理解を超えた、畏怖すべき側面を見せることがあります。今回紹介した話は、そんな自然の、そして人間の心の奥底に潜む闇を垣間見せてくれるものでした。ホラー作品を愛する僕は、単に怖い話を消費するだけでなく、その背景にある「真実」を深く探求しようとします。

僕は、これからも釣りを続けるでしょう。でも、夜の海だけは、もう行けないかもしれません。だって、僕はもう知ってしまったから。「海には奴らが出るんです!

もしかしたら、30年後、僕は本当に、その真実を語り続ける「発狂した老人」になってるかもしれません。それでも、僕は、この身をもって知った恐怖を、語り継いでいこうと思います。

あなたも、もし釣りの怖い話を体験したことがあれば、ぜひコメント欄で教えてください。ただし、あまりにリアルすぎる体験談は、あなたの心を深く蝕むかもしれませんので、くれぐれもご注意を…。

さあ、今夜もまた、月明かりの下、あるいは漆黒の闇の中、誰かが竿を垂れていることでしょう。しかし、その背後には、見えない何かの視線が感じられるかもしれません。そして水底からは、今日もまた、私たちを誘うかのような、不気味な囁きが聞こえてくるのです。

それでは皆様、お付き合いありがとうございました。お疲れ様でございます。

【配信終了】

この配信の後、配信者である道北貧釣は再び不可思議な現象を体験したという。

また、問い合わせフォーラムやSNSのDMにて、様々な水辺に関する恐ろしい体験談や怪奇現象にまつわる話が時折届くようになったという。

それをもとに、道北貧釣は釣りに関する怖い話をまとめあげ記事を作成し、いつか釣りの怖い話にまつわる何かを作りたいと考えているそうである。

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