釣り小説

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釣り小説「最悪の日」

今日は最悪な日だった。 といったら、なんか思いついたんだけど。僕はいつも最悪な話ばかりしている気がする。いつも人に言いたくなるのは、幸せだったり、嬉しかったり、楽しかったりすることじゃない。というか、そんなものあったのか?って位、口を開こう...
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氾濫した河川に釣りにいったら異世界についた~4~

白人美女になったエリーと喋る今、僕はこの女が本当に魚だったのか忘れそうになっていた。 「ここはラボなのよ、名前はテシオ・ラボ。私の研究室よ」 そう説明を受けつつ、真っ白な部屋の隅で、これまた真っ白な球体をいじり回しながら彼女は語る。その顔立...
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氾濫した河川に釣りにいったら異世界についた~3~

釣りを恨んでも、僕の頭はやはり釣りのことばかりを考える。 なんせ、僕が釣りさえしなかったら、こんな事にはならなかったのだ。いや、この世界にやってくることを、僕はどこかでわかっていた。 つまり、どうようもない釣りバカ。ついでに、思い出したくも...
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氾濫した河川に釣りに行ったら異世界についた~2~

2日目 11:30分 ネオ・テシオ 天塩川。 延長256㎞。北海道では2番目に長い河川。 北海道遺産にしてされている有数の大河であり、本来はカヌーで有名だ。 天塩川の由来は、北海道の探検家として有名な蝦夷地御用雇、松浦武四郎が天塩川流域を探...
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氾濫した河川に釣りに行ったら異世界についた~1~

4月1日。 エイプリルフール。 世間が欺瞞と嘘にまみれたこの日、僕は顔を洗ったあと鏡を見つめ、そこにいるもう1人の自分に問いかけていた。 「こんなことでいいのか?ええ?」 世間では薄汚いジョークまがいの嘘にまみれていたこの日を僕は前々から苦...
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