ベアトリス53Sは羽化するレベルのキモ系ルアー【レビュー】

ミノー

アングラーズリパブリックから発売されているベアトリス(beatris)は渓流トラウトマニアの方なら誰もがご存知のルアーかもしれません。

かくいうαトラウトは今年の冬、勢いあまって初購入。

まだまだベアトリス初心者ですが、まずは購入レビューとアクションの感想などを書いていこうと思います。

 

ベアトリス53Sとは一体?

 

ルアーフィッシングをしている人間の中でも、ベアトリスって有名なんですってね。

正直僕はこのルアー、去年の間一切知ることはありませんでした。

 

というか、店頭で売ってるのも見たことなくて。

僕が住む田舎の釣具屋さんとかはダイワ、シマノ、スミス、シュガーディープ挟んでラパラって感じ。中古ルアーでも同じです。

でもなんかジョイント系の渓流ミノーで検索していると「ベアトリスっていうのが釣れる」みたいな情報が出てきたわけです。

はい?ベアトリス?

で、発売元を調べてみるとアングラーズパブリックというメーカー。

もういい歳こいたオッサンながら、釣り歴1年生の自分はまったく知らないメーカー。

まぁ仕方ありません。釣り歴一年なんて人間ならまだまだ幼稚園児。

ポケモンの種類が「イーブイ」あたりしか覚えきれない年齢だし、3段進化カッコイイとか言っているおこちゃま。LVマックスのコイキングのすばらしさにはまだ気が付かないアマチュアということ。もう草生える。ってか跳ねる。

 

ただ、製品のカタログスペックを見て「これもしかしてかなりキてるミノーじゃないか?」と思ってしまい。ついでにジョイントミノー欲しさに大した前評判も聞かずルアーをポチッてたわけです。

ベアトリス53Sは渓流がメインターゲット

 

 

ベアトリスは45㎜~80㎜まで全4種類が発売されています。

53Sの場合メインターゲットとなっているのは渓流域で、ヒラ打ちトゥイッチングを得意とするミノー。

シンキングモデルしかない辺りが最近のミノーって感じですね。

 

特徴は見てわかるとおり、明らかにフォルムの違う全部と後部のジョイント。

そして、幅広の大きなリップ。

このルアーはシングルフックが最初っから装備されているという嬉しいポイント。

渓流ミノーでもわざわざシングルフックに交換せずに済む優れものです。

 

幅広リップとジョイントボディが生むキモすぎるアクション

ベアトリス53Sの最大のポイントは、やはり独特のアクションです。

 

購入前はとりあえず幅広のリップと背の高いボディー。それに後部のジョイントテールがカッコいいなと思ってたんですけど、具体的に水の中でどう動くのか、ルアーを見ただけでは想像しにくかったですね。

そこで、家にルアーが届いたその日にいつもの第七実験室(風呂場)でテストスイムをしてみました。

 

ベアトリス(Beatrice)53S水中アクション

今回もアクション動画を取ってあります。

なんか最近、ルアーを購入したらアクション動画を撮影しておくことが趣味化してきましたね。インターネットに貴重な映像残しておかないと的な?自分の動画コレクションみたいになってます。

フォール姿勢がすでに虫でキモイ

 

着水後、まずはフォール姿勢を見て背筋が寒くなりましたね。

あれ、どう見ても虫ですよ。

ベアトリス53Sのジョイントテールならではのフォールで、テール側を下に、丸くなったルアーがクルクルとスパイラル気味に落ちていく。

もうキモい。この時点で相当虫。なんか子供のころ芋虫とか、ダンゴ虫とかが水に落ちた時にこれとまったく同じ動きをしていたのを思い出しました。

虫恐怖症の人はそうとう煽られていると思うんですけど、これがトゥイッチをされるとさらに背筋がざわつきます。

アクションは虫を超えた虫

もう自分で何言ってんのかわからないんですけど、ベアトリス53sアクションは虫を超えていて、なお虫。いや、虫なのか?もう虫を超えた何かなんじゃないかと思うほどにキモいなと思いました。

自分で何を言っているのか考えてみたら、虫を超えた虫って、それもうテラフォーマズしかないよね。火星侵略したゴキとバトれるってことだよね?

まず立ち上がりが早すぎね。

この速度で立ち上がれるミノーはじめて見たのでまぁ凄いっていうよりドン引きでした。

ウォブンロールは相当強烈なのに、ジョイントテールがブレーキの役割を果たしているので物凄い勢いでクネクネクネクネと動きまくる。エイリアンの子供かよもう。

トゥイッチ時には羽化するかと思った

極め付けはトゥイッチ。

ベアトリス53Sは幅広リップが全力で水をかんでいるので、ターント角度は相当深め。

わずかにトゥイッチを入れただけで180度ターンを決めてしまうのですが、そのスピード感や姿勢が僕史上最高に生命観にあふれていたし。

やばい、これ羽化しそうだな。

という危機感すら沸きましたね。

 

いや、本当に焦りましたよね。

あーだめだめ。ここお風呂場だから。この動きから察するに信じられない蛍光グリーンの生命体生まれちゃうから。そのまま人間に寄生してスピーシズしちゃうから。もうトゥイッチしないで?ここおうちの中だからね?羽化するなら外でやって?ねぇ!聞いてるベアトリス?ここお風呂場だからね??

・・・と。気がつけば自分が動かして居ることを忘れる始末。

それくらいキモい。

このキモ過ぎアクションの秘密は幅広リップだけでなく、ウェイトの絶妙なバランス。そしてベアトリス53s大きさの違うボディが秘密なんでしょうね。

ベアトリス53sルアーの内部に隠されたギミックもキモい

さて、さっきから「キモイ」しか誉め言葉がみあたらないベアトリスさん。

その内部の構造にいよいよ迫っていこうと思うんですが、ここでもキモい以外の言葉が見当たりません。

アンチフックアウトシステム搭載

ベアトリスさんの説明書もよまず、まずはルアーの細部をイジっていて驚いたのが、フックアイがクルクルと回りだしたことです。

こ、これはまさか

ANTI HOOK OUT SYSTEM(アンチ フック アウト システム)だと!?

説明しましょう。

このロボットアニメの最終兵器っぽいアンチフックアウトシステムとは、アイ自体をローリングさせることができるシステム。

フッキング時にバラシの原因となるフックのロック状態を限りなくなくし、魚の動きにこれでもかとついていく真にキモいシステムです。

このシステムが付いているルアーはいくつか知っていたのですが、まさか53sレベルの渓流ミノーに搭載されていたとは。恐ろしいよベアトリス。

サイレントモデルの固定重心方式がキモイ

ベアトリスはどれもサイレントモデルの固定重心方式で作られてます。

警戒心が高いトラウトにも有効ですし、そもそも虫を演出しやすいベアトリスはサイレントがぴったりですね。

53Sなんかはもろに虫渓流がターゲットなんで音が無い方がいい感じ。

それと良くみると、テール側にも重心がある。

なるほど、しっぽ側も重くなっているから、あのなんともキモいスパイラルフォールが生まれるわけか。これはキモい。

1200円前後で購入可能

ベアトリスの53Sの値段は1200円前後で買うことができました。

45sになるとさらに安くて1100円代で購入可能です。

これだけ高性能なミノーだけに値段も高いかと思いきや、案外コストパフォーマンスに優れているところがまた魅力。

カラーバリエーションも豊富なのも良いですね。

スピアヘッドリュウキとコンビで現場で活躍してくれるかもしれません。

 最初からシングルフックが付いているのが最高にエモい

そして、ベアトリスの構造で最も押したいキモイ部分。

いや、もうここはキモイという言葉は適格ではないでしょう。

エモイ。

最高にエモーショナル。いや僕自身をエモーショナルにしてくれた部分。

それは、最初からシングルフックが付いていることですよ。

シングルフック付きの渓流用ミノーって、僕はこのベアトリス以外一切持ってないんです。

少なくとも有名どころのミノーはどれもトレブルですし、エリア用になってはじめてシングルフック付きのルアーを出すのが大手メーカーの戦法じゃないですか。

そのせいで、渓流トラウトでシングルフックばかり使う道民の僕は毎回シングルフック代の出費がかさんでしまうわけで、信頼のガマカツのトラウトシングルフックを付けるとルアー1個に対して100円は使う計算になるんです。

しかし、ベアトリスは初めから適合サイズのシングルフックを付けてくれてるんですよ。

いやもうほんと、これだよ。僕が欲しかったのはこういうミノーですよ。

しかもちゃちなシングルフックじゃなくて、クロームメッキが施されたタイプ。

それでもって、最初からちゃんとバーブレス。

フック交換の手間もなく、しかもバーブも潰す必要もない。時間的コストと金銭的コストを減らしてくれるなんともアングラー思いのルアーだったのです。キモいキモイばっかり言ってたけどね、本当はエモイよまじで。

 

ベアトリス53Sおすすめアクションは?

アングラーズパブリックが推奨するところのベアトリスのお勧めアクションはトゥイッチ&ドリフトだそうです。

まだ実際に使ってみてないので何ともいえませんが、トゥイッチが最大の武器だというのは良くわかります。

それで、ドリフトはやっぱりチョイチョイ動かしながら流してあげると良い感じになるのかもですね。

たぶん使い方的には、53sの場合はアップクロス最強な感じがします。

この幅広がミズをがっつり噛んで流れに乗せてもアクションを詰め込みまくりな感じがします。

実際に渓流で使ってみた感想はのちほどインプレとして追記したいと思います。

というわけで、今回は最高にキモいミノー、ベアトリスの購入レビューでした。

ベトアトリスのインプレ開始

 

ベアトリス53Sの使い方が結構わかってきたので、インプレッションを追加します。

まず購入当時のレビュー通りというか、アップ~クロスで一番威力を発揮するルアーだと感じました。

アップでの動きは秀逸

幅広のリップががっちり水を噛むのと、わずかなアクションで大きく体が動きますね。

上流に向けてキャストして、少し沈めてからトゥイッチを加えると簡単にアクションがつきます。

無理やり動かす感じもなく、本当にわずかなロッドアクションで操作できるルアーです。

ドリフトは確かに秀逸

看板に偽り無しというか、ドリフトは確かに秀逸です。

姿勢も安定していますし、リフト&フォールも可能。

クロスに投げたあと、そのまま沈めてボトム付近からジャークさせ、またフォールするような動きに反応がすこぶるいいです。

もちろんトゥイッチを加えながらの動きも良いです。

ただ、ターン後は水の抵抗が大きいのかひっくり返る時がたまにありますね。

流速のある場所でのダウンクロスは苦手っぽい

幅広のリップで水を噛む能力が高い+ジョイントで動きが出やすい。

というベアトリス53sの性能は、ダウンでは逆効果になることもありました。

とくに流速のある場所でのダウンでは、かなりの確率でルアーがひっくりかえります。

まぁこれはしょうがないといいますが、アップ~クロスでの使うのがメインのルアーですし、ジョイントですし、バランスを崩すのは当然といえば当然。

ただ、流速が緩んでいる場所では良い動きをしますね。

飛距離はかなり出る

自重が重く、テール部分にもウェイトがあることから飛距離はかなり良いです。

最初はジョイント系ルアーだし、そんな飛ばないんじゃないかと思いきや、リュウキ50sよりもぶっ飛ぶ。

むしろ飛び過ぎて、対岸のボサに突っ込んでしまい一回ロストしたほどです。いやまじきつい。

でも、これだけ飛んでくれるルアーなら、川幅がある沢でも安心して使えます。

ただし、キャスト後にフック同士が絡むことが時々ありますね。

ジョイントルアーなので仕方ないのかもしれませんが。

アンチフックアウトシステムが結構きく

最初、テールフック部分にばかり魚が掛かるので特に気にもしてなかったんですけど、アンチフクアウトシステムのあるベリーは確かに効果があります。

バーブレスだっていうのに、ベリーにヒットしたニジマスが殆どバレません。

リュウキ50sのベリーもバーブレス化してたんですが、この部分にヒットするとバーブレスは結構バレるんですよね。

それが無いってことは、やっぱりアンチフックアウトシステムは効果があるってことでしょうか。

バーブを付けたら効果はわからないですけど、同じバーブレスのミノーで試すと結構違いがわかります。

 

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