マジックで黒塗りのミノーを作る。
僕がトラウトフィッシングをはじめてからというもの「黒いミノーが釣れる!」というのが定番になっております。
かくいうαトラウトも自作ルアーにはかならずといって良いほど黒系のカラーリングを取り入れていますしね。というかもう心まで真っ黒。塗装剥がしを使ってもぬぐえませんよ。
ですが、そんな真っ黒な心を持つ自分でも、市販のミノーをマジックで真っ黒に塗ってしまうことは今間で一度もありませんでしたねした。
ネットではその手のルアーが釣れる!と言われていたのですが、いかんせん貧しいαトラウトはそんな思い切った真似ができず、ただひたすらに心だけが黒くなる。
しかーし先日手に入れカスタムしたミノーモンスターはたったの100円。
これならついに黒塗りカスタムができるぞと意気込んでいます。
ミノーどころか世界も黒く塗りつぶせ
黒塗るということ。
それは世界を塗りつぶすということ。
世界は常にクソであると思い生きているタイプの僕にとっては、黒塗りとはいたって正常な行為でもあります。
ストーンズのpaint it blackにもありますが「赤い扉を見ると塗りつぶしたくなる、いや全てを塗りつぶしたくなる」なんて思っているやつに大抵ロクな人間はいませんがね。
そして、ロクでもないαトラウトが黒塗りが好きというのも当然のこと。
それがミノーモンスター相手となれば、遠慮なくマジックで黒く塗りつぶしています。
黒塗りにするときは絵も言えない快楽がありますね。
ほら、真っ黒だぞ?もうここまで真っ黒だぞ?
と、なにか悪い顔をしながら黒くぬっていく。100円のミノーを自らの心と同じ色にそめあげていくことで得る安心感。
すでに闇が相当深いです。
今回はミノーモンスターのガバガバな重心移動システムを固定重心に変更してみました。
こっちのほうが立ち上がりが早いですし、サイレントにしたほうが警戒心の高いトラウト相手には何かと便利なので。
ついでにウェイトも上げて11gに変更。
シンキングの速度を上げる方向で作っておきました。
それと、前回のカスタムから一つだけリップを変更。
横幅の広い短めのリップを装着しました。
これは完全にトゥイッチ仕様にしてしまえと思いまして。
第七実験室(お風呂場)でアクションをチェックしましたが、タイミングが合えば100度位のターンを決められるモデルになっています。
この黒系はボトムの底でピョンピョンとアクションさせてあげようかなと思ってます。
ホログラムの上から黒に塗るとなんかいい感じになる
どうでしょうかこのマジックブラックカラーのミノーモンスター。
今回はブラックなカラーだけでなく、ブラックな世界観も表現するため、余っていた確定申告用紙を背景にしてみました。
とりあえず営業等の利益に5円と入れてみましたが、いい感じに黒い、もう真っ黒だよ世界は。
今回ためしてみてわかったのは、ホログラムの上から油性マジックで黒く塗るとかなりいい感じになることでした。
マジックで完全にブラックにすることもできるんですけど、それを薄く延ばしてあげると、こんな感じで黒の中にホログラムが見えるようになりました。
ミノーの中でも鱗が立体的にあるモデルなら溝に黒がたまってこんな感じになるかと思います。
これでトゥイッチ時に微かなフラッシングも効かせることができて、黒いのにアピール力のあるリアクションバイト系ルアーの完成です。
ちなみに他のミノーモンスターもカラーリングをほどこしてみました。
一番上はウグイっぽい感じのやつを。エラから流血している感じでカラーリングしてみましたが、これが効くようなパターンもあるとかないとか。
下はピンクシルバ―。濁りに強い色ですね。
とりあえずこの三つがあればなんとかなるんじゃないかと。
これでミノーモンスターのカスタムは一通り終わりです。
そろそろ雪も解けてきて道北も釣りを始めた人がちらほら。
本命の湖はまだですが、そろそろ川にいけそうかもしれません。
というかシングルづっくまだ作って無かった。
即席でダブルフックのバーブレスは付けてますが、とりあえずチヌ針が届いたんで作りはじめたいと思います。
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