MIU(ミュー)のスプーンはエリアもネイティブも使える【フォレスト】

スプーン
スポンサーリンク

フォレストの定番スプーンであるMIU(ミュー)についてのレビューですよ。

世の中色々なスプーンがありますが、MIUほどフィットしやすいスプーンは無い気がする。それこそ生まれた時から一緒だったようなっていうのは言い過ぎ。

でもそれくらい扱いやすい。

ネイティブよりもエリアフィッシング(管理釣り場)のほうで良く使われているイメージがあるんですが、僕にとってはネイティブエリアでも欠かせない存在。とても安定していて、使いどころも選ばず、渓流ではよく投げています。

スポンサーリンク

MIUのスプーンとは

フォレスト(FOREST) ルアー 14NEW MIU(ミュー)5g No.08 スプーン

MIUはFOREST(フォレスト)が販売しているトラウト用スプーンです。

その歴史は2000年頃からあるのですが、いち早く人気ルアーとなった事から、エリアフィッシングの世界ではレジェンドルアーの一つに数えられているほど。

現在では管理釣り場にとどまらずバリエーションを増やし続け、渓流を中心としたトラウトフィッシングの世界でもなくてはならないルアーとなっています。

管理釣り場業界と共に歩んできた名作スプーン

MIUのスプーンが発売されたのは丁度2000年代。

当時からスプーンは釣りの世界に多くあったのですが、MIUは管理釣り場用の

管理釣り場が盛り上がりはじめたこの頃、まだ管理釣り場でエリア専用のスプーンが殆ど存在しなかった頃に登場し、多くのエリアアングラー達を驚かせたとか。

それから19年近くたった今でも現役で活躍しているため、エリアスプーンの中では長老クラスの歴史があるアイテムです。

放流の定番スプーンとして活躍

発売当初の2000年初頭は、放流の定番スプーンとして使われていました。

管理釣り場における放流は千載一遇のチャンス。パチンコでいう所の激熱演出到来というわけ。

そこで効率よく魚を釣る上では、高活性で気の立っている魚にアピールできるスプーンが効果的。

しかし当時はまだ管理釣り場でMIUほど完成度の高いスプーンが無かったこともあり「放流に効く」と一躍人気ルアーに。

さらにオレ金といった高活性時に効くカラーが定着したのもMIUのおかげらしい。

ここまで書くと、もはやエリア用スプーンの元祖的なポジションにいるアイテム。

それだけにファンも多いんですが、渓流釣りがメインの僕もMIUがかなり好きですから、スプーンを使うアングラー全般に言えることだと思います。

MIUのアクションはオート千鳥

MIUはお尻を振りながら誘う典型的なウォブンロールを見せるタイプ。

かと思いきや、巻いていると突然「フラッ」といった具合に、アクションが止まったり、大きくテールを振るような時があります。

その微妙なアンバランスさは、表面積が広く、テール側の強めカーブがあることから生まれるもの。

流水をテールで掴み、お尻を振るのですが丁度水流がテールに当たらない時が出てくる。もしくはテールが流水をつかみすぎて、大きくお尻を振りすぎる時がある。

このようなイレギュラーさは途中から設計されたもの。発売当初のMIUには無かったものらしいのですが、いつのまにかそんなルアーになっていたそうです。

このフラつきが、ただ巻きでついてきた魚に捕食させるタイミングを生む、ナチュラルトゥイッチのような現象を起こすんです。

それがMIUが釣れると言われる原因であり、今でもなお現役のスプーンとして活躍している理由です。

僕はエリアではなく渓流で使っているんですけど、これがまぁ良い仕事をする。

ただ巻いてくるだけでフラっと入った時にヤマメがパクん。

僕はスプーンを渓流で使うとき、かならずトゥイッチを入れて誘うんですけど、MIUだけは違いますね。余計なことをせず、レンジとコースだけ考えて操作できる。

あと20㎝下を狙おうとか、もう少しリトリーブを早くしようとか、本当にそれくらい。

誘いのタイミングを考えずにスプーンを操れるから、ものすごい集中したスプーニングができます。

あまりに豊富なバリエーション

2019年の段階で発売から20年近くたつ定番スプーンだけに、そのバリエーションは普通では考えられないほど多岐にわたっています。

管理釣り場用のカラーリングは数えきれないほどで、定番カラー以外に毎年新色が発見されネット上に公開されることから「スプーン界のアマゾン川」と言われているとかいないとか。

さらにカラーだけでなく、サイズバリエーションも豊富。

管理釣り場用だけでなく、ネイティブ用もあるのですが、そのサイズの刻みかたが凄い。

本流から小渓流まで幅広くカバーできるサイズがそろっているので、MIUだけでカバー可能です

管理釣り場で活躍する1.5g・2.8g・3.5g

MIUの定番は管理釣り場用の1.5g~3.5gまでのサイズ。

僕が初めて使ったMIUもこちらでしたが、やはり動きが抜群ですね。

やはりオレ金などの派手めの色が人気で、古くから管釣りをやられている方はよく使っているイメージです。

ネイティブトラウト用の5g・7g・8g

MIUがネイティブトラウト用に販売したのが5g ~8gまでのスプーン。

形状は管理釣り場用のものと同じですが、カラーリングがネイティブ用にアレンジされているのが特徴。レンジキープのしやすさが売りです。

オレンジ系、チャート系などがそろっていて、本流トラウトが好きな色がそろってますね

小渓流用の2.8g・3.5g・4.2g

僕が現在渓流用に使っているのが2.8~4.2gまでのネイティブトラウト用モデル。

MIUのスタンダートモデルよりも少しだけサイズアップしていますが、基本設計は同じ。

カラーリングはネイティブ用と一緒で、フラッシングと派手さで誘える色がそろってます。

フォレストからMIUは永遠と販売されるかも

フォレストが発売するスプーンの中で一番好きなMIUですが、このスプーンの販売が終わるっていうのは考えられないというか、それくらい数がある。

というか、MIUがなくなると困るのは僕。

売っている場所も多いし、ネットでも手軽に買えるうえ、値段も休め。

カラーリングもサイズも地獄のように豊富なんで、絶対好きなスプーンが見つかるのもうれしいところ。

レンジを掴んで、コースを考え、ただ巻くだけで集中したスプーニングができるうれしいルアーなんで、渓流で使うのにも向いています。

スプーンの中

スプーン
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサードリンク付き関連記事
道北貧釣

コメント

  1. 毛虫猫 より:

    マーシャルも使ってあげてくだせぇm(_ _)m
    これを使い込んでからヘビーシンキングのミノーの出番が減りました。
    4.8gがおすすめっす

    • アバター画像 αトラウト より:

      毛虫猫さん>コメントありがとうございます!
      マーシャル使ってみたいんですよね。
      シマノのスリムスイマーは使ってるんですけど、マーシャル渓のあの細さもたまらない。
      そういえば細いスプーンってけっこう良い感じなんですよね、あの低いレンジの狙いやすさとか、使い方独特ですけど面白いっす。
      今度マーシャル見かけたら買ってみます。

  2. Dマン より:

    MIUは鉄板ですね~。
    ぶっちゃけMIUとPALだけあれば十分な気がします。
    ストリームタイプのエリアに行く機会が多いのですが、2.2gと2.8gのカラーローテしてるだけで安定して釣れちゃいます。
    限定カラーやら年度カラー、とても魅力的なのですがロストすると手に入れにくいので怖いんですよね
    2017年のイケイケグレーはフェイバリットなので見つけ次第ストックしているところですw

    • アバター画像 αトラウト より:

      Dマンさん>MIUいいですよねー
      カラーも多いし、集めがいもあり、毎年の新色なども魅力的。しかし同じカラーが見つからないという苦労もありますねw
      見つけたら即買いレベルですね本当。