ホーマックドリルでDIY!カフェっぽい激安調味料棚を作ってみた

釣り超コラム
スポンサーリンク

貧乏だってオシャレに生きたいなんて、わがままですか?

なんて資生堂のシャンプーみたいなセリフを言ってみますが、事実、貧乏だってオシャレな生活できると信じているαトラウトです。

ですが、貧乏人にとってのオシャレというのは、カードでワンクリックという手軽さでは味早生ません。それはもう血と汗と努力の結晶。オシャレとは程遠い努力こそがオシャレを生み出すのですが、今回はホーマックのDCMドリルのレビューもまじえて紹介したいと思います。

スポンサーリンク

妻がおしゃれな家具が作りたいと言い出した。

 

というわけで、最近はやりのDIYというやつにチャレンジしたわけですが

実はこの日、僕は朝から釣りに行く予定だったんですよ。

しかし、その日の朝、寝起き直後に妻が言ってきたのです。

「DIYって知ってる?」

え?なにそれ?

と、戸惑う僕をよそに妻は興奮したおももちで語りはじめました。

「DIYってすごい流行ってるんだけど、私もやりたいの。でもほら私不器用でしょ?だから作ってほしいの。ねぇ、聞いてる?DIYってっしてる?すごい流行ってるの!だから今すぐ!お願い!?ねぇ!D ! I ! Y! D ! I ! Y!

と、最終的にUSAコールのような雄たけびをあげて僕に力説してきたからです。

話を聞くと、どうやらDIYとは日曜大工と同じ意味らしい。

で、最近では日曜日にオッサンが壊れた壁に板を打っている姿とは違い、女子の間のオシャレな趣味として定着しているんだとか。

最近ではカフェテイストの家具などを作るのが主流らしいそうですが、じゃぁ宮越屋コーヒーテイストはどうと聞くと、それだけは却下らしいです。

宮越屋のおちついた雰囲気と、店内にただよう高齢化社会の縮図みたいな不安と緊張感が好きな僕には納得はいきませんが

ともかく「食べログで高評価獲得していてインスタ映えしまくりでパンケーキがおいてあるけどと店でいいのね?」と聞くと

すぐさま殴られ「D!I!Y!」コールです。

何を怒っているんでしょうか。

むしろDIYの使い方間違ってないでしょうか。

そもそも、僕が作るとあなたのDIYでは無いんじゃないでしょうか?

という疑問すら持たせない強烈なDIYコール。

これが保守党か。怖いよまじで。

とまぁ、とにかく話を良くきけば、オシャレな喫茶店にありそうな調味料ケースが欲しいとのこ。

そもそも喫茶店の調味料ケースなんて見たことありませんし、僕が行く喫茶店に見える棚には大量の漫画がおいてあるだけです。

まぁ僕はモノ作りが好きなんでぜんぜんいいんですけどね。

しかし、いかんせん情報が乏しい。

ですが妻は「この間ホーマックのDCMドリル買ったでしょ?ドリル買うってことは家具作るってことでしょ?じゃぁドリルでオシャレなDIYでしょ?やらないんだったら承知しないんだけど」という無茶苦茶な三段論法で攻め立ててきます。

 

いったいオシャレな調味料棚とは何か?ネットで調べつつ作ることにしました。

とりあえず木材を準備した

DIYとくれば、とにかく木材を準備すべき。

そんな直球のアドバイスをもらったわけではありませんが、ネットでオシャレなDIY家具というのを見てみると、たいていが木製です。

つまり、アンティーク調の調味料棚が欲しいってことですで、ならはやくいってくれよ。とボヤいていると再び殴られ「D!I!Y!」コールです。もうなんなの?DIYって何の略なの?

 

さて、こちらが今回準備した木材です。

ホームセンターで300円で売っていた激安木材。

今までしりませんでしたが、木材も広告で安売りしてたりするんですね。

 

それとDIYですが、どうやらこういう感じの作業をやることのようです。

(画像引用元:https://limia.jp/idea/13389/)

このようなオシャレーな家具を作るのがDIYというものらしいです。

 

で、作るときには

(画像引用元:https://netshop.impress.co.jp/node/3378)

こういう感じでオシャレーな感じで笑顔で作業しつつ

オシャレな道具を使って楽しむことらしいです。

 

なるほど、つまりすべてにおいてオシャレを楽しむ。

作るところからオシャレでいくのがDIYということなのか。

 

それで、これをまずはオシャレニカットしなきゃいけないんですが。

今回、DIYという最近はやりのオシャレ家具作りのためにオシャレな道具を導入することにしました。

それがこちら。

 

 

 

 

播次郎作大工道具一式

 

ここでまさかの伝統職人道具

 

 

オシャレなDIYにしてはあまりにもストイックなこのアイテム。

実はもらいもので、倉庫にあったのですが使う機会がなく保存されていました。

DIYにしてはあまりにも職人仕事っぽい感じですが、仕上がりがオシャレになればいいんですから、さっさと進めましょう。テヤンデイ。

数年ぶりにのこぎりで木を切る

 

さて、まずはのこぎりでカットしなくてはなりませんが、そのまえに寸法を測ります。

今回は縦50㎝、横40cm、奥行き15㎝のオシャレサイズでいきます。

ええ、この時点で僕は何がオシャレなのかもうわかっていません。

こんな渋過ぎる道具でDIYしてるんですしね。もうどうでもいいです。

「エイサ!ホイサ!エイサ!ホイサ!」

と、大工仕事ではよく聞くと思われる掛け声をなんとなく出しつつのこぎりを動かします。

本当にこんなことでオシャレな道具が作れるのかわかりません。

木の切り方もこれであっているのかわかりません。

それに、写真を見て気が付いたでしょうが

木を載せているのは、実はコカコーラーのビンケースです。

 

 

もう何もかもが渋い。

 

ダメダコレ。頭にタオル巻いたオッサンが競馬ラジオ流しながらやる仕事だコレ。

 

すでにDIYというより、本来の日曜大工らしさしかありませんが、ともかくオシャレな家具ができると信じて木を切り続けます。そう、きっとコレがオシャレなDIYなんです。

 

 

オシャレを信じることでようやくカットが終わりました。

人間信じることは大切です。

で、案外ノコギリで切るのは楽でしたが、なんか板が剃っていたりして平じゃありません。

こういう細かいところが気になるのが悪い癖。

とか相棒の紅茶すきなオッサンのふりをしてみましたが、ノコギリもって汗をかいている僕では役不足です。

 

木を平にするために、箱に入っていた播二郎印の最高級カンナと金槌を取り出します。

最高級・品質保証とのワードがとんでもなく力強い毛書体の隣に並ぶ姿には圧巻ですね。

 

果たして、この伝統の大工道具でオシャレな調理棚が本当に仕上げられるのか疑問です。

本来ならたのもしい道具たちですが、またDIYとは何かが違う気がする。というか、どんどんと違う方向に進んでいる気がしています。

 

 

そんな心配もよそに、最高級品質のカンナは恐ろしい切れ味を発揮して木を削っていきます。

さすがです。これをやっていると、気分はもう大工。

もうDIYやらオシャレなカフェ風調味料棚なんかしったこっちゃない。

 

いますぐ最高のヒノキ風呂を作りたい。

 

そんなテヤンデイな衝動にかられるのを我慢して、ようやくここでDCMホーマックのドリルを投入します。

DCMホーマックのドリルがDIY感を取り戻す

ここでようやく今回レビューをするといっておいたDCMドリルが登場です。

前回のレビュー記事ではあまりにふざけ過ぎたため、なんと記事内のタグに見捨てられるという失態を演じましたが、今回はH2タグさんもH3タグさんも静かに見守っているので真面目にいきたいと思います。

ルアー製作用にDCMドリルを買って本音漏れたらh2~h3タグがキレた

 

 

まずはこんな感じで、ネジをつける部分に2mmの穴をあける。

とくに理由もわからないんですけど、通販で買うイケヤの組み立て式家具はたいてい穴が開いてますからね。なら開けとけって話ですよ。

そんなイケヤ原理主義者ってわけじゃないんですけど、たぶん穴をあけたほうが、ネジも入れやすいし、木もわれないかなって思いまして。

 

続いてカットした木材をネジで組み立てていきます。

DCMホーマックドリルはパワーがなさそうだからどうかなと思ったんですけど、ガンガンネジを締めていきます。これくらいの家具を作るくらいなら特に問題なさそうですね。

 

 

そして無事組み立て完了。

なんとか家具の形になってきましたよ。

このままでも使えそうですが、今回ははやりのDIYということで、オシャレな感じに塗装してあげることにしました。

塗装をしてよりカフェっぽくする

さて、江戸前大工道具でしあげた調味料棚ですが、このままでは妻に文句を言われます。

そこで、ネットでカフェっぽい調味料の棚というのを探し、そのデザインにあわせて塗装していくことにしました。

 

まずは下地にニスを塗る。

ニスを塗ることで防腐効果がたかまるということで、家具では必須事項みたいですね。

とりあえずニスですが、こちらはダイソーで買ってきたものを使用。

コスパがいいので重宝します。

ニスが乾燥する間、時間があるのでルアーを作ります。

オシャレなカフェ風の家具もいいですが、やはりルアー製作こそ本領。

これでもかとばかりにドリルをうならせ、5㎜のステンレス板に穴をあけまくります。

こちらは鉄男を作るためのもの。

量産体制に入っているので、とにかく穴をあけまくります。

で、その後ウェイト付と石膏粘土を固めてオーブンで焼き上げ。

塗装をすませてしまえば終わりです。

こちら、今回数量限定生産したミニ鉄男。

重量12gというなんとも微妙なウェイトでレイクショアジギングを制するために作り上げまいた。フックが一個なのでバイト率が不安なので、あとでフェザーを取り付けます。

 

で、鉄男が完成したころ、ようやくニスも乾燥。

続いてカフェにありそうなビンテージっぽい塗装をほどこしていきます。

 

まさかの仕様変更

 

いよいよ塗装に入ろうというとき、妻がとんでもないことを言い出しました。

「ねぇ、家具の手前側の板なんだけど角丸くしない?」

そうです、まさかの仕様変更です。

エンジニアの大半がストレスで死にそうになること請け合いの例のやつです。

「これだから営業は現場のこと何もわかってないんだ!」

と、口々にストを起こそうと決意しはじめる頃ですが、よりにもよってなれないDIYでの仕様変更。これはどうなるかわかりません。

 

が、とにかくやってみる気にになりました。

オシャレでかわいいDIYで仕様変更にキレるなんてあってはなりません。

ここはかわいく

「えーもーはやくいってよー」という感じで女子会のノリを出しつつも、実のところ腸煮えくりかえっている女子っぽくこいつを取り出します。

 

播次郎・最高級ノミ

 

もう絶対に許しません。

人がせっかくニスを塗ったというのに

製造・設計・WEB・開発・修理などなど、現場の人間を地獄に追い込んだ仕様変更の恨みを今晴らさんとすべく、家具の裏に呪詛を掘る勢いで角を落としていくことにします。

 

仕様書変更反対!

 

クソの営業を断固許すな!!

 

と、恨み節を唱えながらとにかくノミで角を削っていく。

切れる。とにかく切れる。

なんせ、僕のノミには、現場の人間のすべての残業が宿っているのです。

そうさ、もうDIYなんかいらない。

ここからはDIYじゃなくていい。

すべてのクソ営業にR・I・P(レスト・イン・ピース)だ!

 

 

はじめてノミを使いましたが、まさかこれほどうまく削れるとは。

みごと角をおといて丸くしたうえ、下の板には傷がまったくついていない。

さすがです。

ブラック企業で働くエンジニア達の怨念は伊達ではありません。

 

 

 

その後、とりあえずペンキでドバーっと塗ってやればカフェ風だろう

という安直な発想のもと、オシャレっぽい水色の塗料を刷毛で豪快に塗っていきます。

 

で、塗り終わったあと、何かが足りないと思い、塗った塗料をはがしてみることに。

するとどうでしょう、あっという間に使い古したフンイキが出てきました。

ここでさらに調子に乗り、その上から刷毛先につけたアイボリーを塗っていきます。

 

こんな感じで木目が白くなっているように見せかけるテク。

実はαトラウト、趣味でプラモデルを作っておりまして。

こちらのラパラのが乗っているプラモのウェザリングなんかが得意だったりします。

しかし、装甲騎兵ボトムズを作るうえでかかせない泥臭いウェザリングテクが、まさかオシャレ家具作りで生かされるとは。むせる。

 

オシャレなDIY調理棚が完成

ここまで、まさに苦難の連続でした。

あいついで起きる悲劇と裏切り。

最愛の妻の死と、強敵の出現。

そして明かされるαトラウト出生の秘密。

そんなシーズン4で打ち切りになりそうな洋ドラ展開だった今回でしたが、ついに調味料棚が完成しました。

 

それでは、じっくりと御覧ください。

 

いかがですか。

まさかこの展開で、ここまでカフェっぽい調理棚ができるなんて、作っていた僕だってだって予想していませんでしたよ。

ちなみにアップでみると、こんな感じになっています。

正直、まさかのカフェ感。

あの工程でここまで来れるとは、というか、このブログでこんなオシャレなアイテムが登場するとは夢にもおもいませんでした。

 

ですが、ここまでオシャレだと、だんだん腹がたってきます。

なんでしょうか?こうあまりにもオシャレすぎると、こう、なんかシャクにさわりますね。

というわけで、妻に内緒でこの棚にこんなものを置いておきました。

 

 

アジシオです。

 

オシャレな棚におくことで、よりダサさがアップする魔法の粉です。

うん、いいね。

なんかよくなってきたぞ。

 

豆板醤です

 

なんか中華の調味料をのせることでより心の平穏が取り戻せてきました。

もう少しです。

もう少しで完全な絵になるはず。

 

 

白だしです。

 

日本人の和の象徴でもある白だしをおくことで、鼻につくオシャレ感になごみをプラス。

もう少しです。

あと少しで、僕が求める形になるはず。

こうなったら、もうあれを置くしかない。

 

ゲキブルです

 

完璧。

まさに完全体。

オシャレの中に潜む激安メタルバイブのチープなピンクが映えに映える

これ以上ない完成度がここに生まれました。

 

オシャレな棚にルアーは置くな

 

しかし、ゲキブルを置いて調味料棚の完成度にニヤついていた時

背後にしのびよってきた妻が問答無用でゲキブルを取り除きました。

やはり調味料棚にメタルバイブレーションを置いたのがわるかったのでしょうか。

それとも、ジャカルのトリゴンだったら許してくれたんでしょうか。

JACKALL(ジャッカル) バイブレーション TN60 フルタングステン 13g 60mm 黒王ギル

ジャッカルはゆるすが、クロスファクターは許さない。

そんな差別がどうやら我が家で横行しているかは現在調査中ですが

 

とにかく、なんとか無事にオシャレな調味料棚を作ることができました。

にしても、木材加工は楽しいですね。

実はまた家具を作ることになっているんですが、端材が結構でていて、これでルアーでもできるんじゃないかって画策しています。

なづけで「HAZAIルアー」

なんかカッコイイですが、あまりもので作るコスパルアーですね。

それと、ルアーボックスとか作れたらいいなと思ってます。

いいですよね、木製のルアーボックス。

貧乏な僕では絶対に買えないアイテムですけど、自作するなら別ですからね。

今後はDIYに嫁がはまってくれたおかげで、あまった材料で木材をゲット。

そこからさらにウッド系のアイテムを自作するチャンスが生まれそうです。

 

釣り超コラム
スポンサーリンク
シェアする
スポンサーリンク
スポンサードリンク付き関連記事
道北貧釣

コメント