というわけで今回は前回から続いて鱒レンジャーNextCT40ナチュラム限定モデルのレビュー&インプレッションになります。
鱒レンマニアの僕が思わず飛びついた限定レンジャーですが、果たしてどんな代物だったのか?
そして、新なベイトモデルの渓流での使用感は如何なものだったのか?
虚実いり混じるインターネット世界にて、日本全国にいるレンジャーの方々に真実をお伝えすべくブログを書き続ける鱒レンジャーナリストαトラウトです。ペンは剣よりも鱒レン!
とか何言ってるか自分でもわからない大ホラをブっかましつつ今回の記事もスタートするのですが。
まず結論から先に言っておくと。
これ、まじでイイよ。
とくに以前のダークナイトで「4ftの方は使いにくいなぁ」と思っていた僕みたいな人にはぜひ一度使ってみてもらいたいアイテム。
ついでに言うと、これからベイトモデルの鱒レンを渓流で使いたい人におすすめでしたね。
ナチュラム限定の鱒レンジャーNextCT40が届いた
前回の記事で説明したとおり、もはや条件反射でポチってしまったナチュラム限定の鱒レンジャー。
なにせコチとらマスレン使いのガチアングラー、略して「ガチレン」なわけですよ。はじめて聞きましたよね?僕もはじめていいましたよ。なにいってるんだろう自分。
だからもう、とにかく何がなんでもポチりましたよ。
こちらのブログの収益を使わせて頂き、そらもう速攻でポチりました。
それからしばらくして、家に荷物が届きまして、中をあけたらコレですよ。
まぁね?
感じましたよね、運命ってやつを。
あーそうかそうかーあーーーそういうことね?
僕はこのロッドに出会うために生まれてきたんだね?
という具合で、もう見とれてしまいましたよね。
いやね?
なんですかね、もうここまでくると「天命」っていうんですかね。
もう言ってるんですよ。これが
聞こえません?え?聞こえない?いやいや聞こえるでしょ
神が、このロッド達と即和解してこいって、もう聞こえるよね?ぜんぜん聞こえちゃうよね?
とまぁ、そんな統合失調症気味な僕なんで、ちょっと今回の記事のほうも危ないんじゃないだろうか?
とか不安になっているかもしれませんが、問題ありません。
この記事を書く時は安定剤をのんで、アルミホイルをしっかり頭にまきつけ、窓を密閉し、玄関に「監視をやめろ!」と書いた張り紙を無数にはりめぐらし、徹底した安全策をほどこしてから書いていこうと思いま・・・だめだ聞こえる!神が!神がマスレンと和解せよと!!
動画も作ってみた
今回も釣り動画を撮影しました。
変なことを言ってますが興味があればご覧ください。
精神を安定させるため鱒レンジャーNextCT40を持って渓流へ向かう
というわけで、家にいるとどうにも落ち着かない僕は、なんとか精神の安定を図るべく渓流へと向かいました。
やはり渓流はいいです。
なんかよけない声もいらないし、薬もいらないし、アルミホイルもいらないし。
やはり精神が不安定な時は渓流に限りますね、ええ。
とはいいつつも、今回はただ渓流に癒されにきたわけではありません。
目的は、購入した鱒レンジャーNextCT40のレビューですよ。
ここから記事をお書きください。
なにせね?
今回僕がこのロッドを購入したのは、ただの限定モデルだからとかじゃないんです。
なんせこれ、ついにNextになったベイトモデルなんですよ?そんなの買うに決まってるじゃないですか!
ついにNextになった鱒レンジャーのベイトモデル
鱒レンジャーのベイトモデルといえば、やはりダークナイトシリーズ。
通常のレンジャー改よりも少し硬くて重いというこのベイトモデルは、僕的にもかなり気にっていたんですが、それがついにNextになったんですよ。いや嬉しい。
なんでNextになったら嬉しいのかって、そりゃ僕が書いたNextの記事を読んでくれればすぐわかると思いますが、超簡単に言うと。
すげーミノーイングがやりやすくて、おまけにキャストもしやすくなった
これに尽きるわけですよね。
というのも、以前までの鱒レンジャーはロッドの反発がまるで無かったせいで、ミノーイングのようなラインスラッグを出す釣りがやりにくかった。
ミノーを引っ張ると、ティップがうまく戻ってくれなくて、ラインスラッグが出せない・・・つまり、ミノー本来の動きを引き出しにくかったわけです。
それがNextになった鱒レンジャーのスピニングは、今までのものより明らかに反発力が高まっていた。ロッドの復元力そのものが上がってるんです。ようは、ちょっとシャキっとしてるんですね。
そのおかげで、ミノーイングがやりやすい。
おまけに、穂先がへたに暴れなくなったものだから、キャストもスムーズになったんです。
その性能が、ついにベイトモデルにも使われたとなれば、そりゃ買うしかない。
まぁ、いつか出るんじゃないかな?とは期待してたわけですけど、まさか限定モデルから出すとは思いませんでしたよね。
限定カラーのマスタードイエロー
それから今回の限定モデルは、カラーや仕様が限定感あふれるものになってますよ。
とくに僕が惹かれたのが、このマスタードイエローです。
マスタードイエローのロッドってだいぶクラシカルな感じだし、結構良い色だな。ていうかなんかフェンウィック意識しすぎな気がする。いやまてよ、もうこれ実はフェンウィックなんじゃないか?アイアンなんとかじゃないの?いやもう絶対そうだよこれ実はフェンウィっく
とか思いながら頼んだわけですけど、実際に届いてみると、いや、うん、ぜんぜん鱒レンでしたね。
で、色は写真で見るよりも結構暗い感じというか、なんでしょうか、鱒レンにあるまじきクラシカルさ。いやまてて、これワンチャンでやっぱりフェンウィックじゃないか?諦めたらだめだよ。諦めたらフェンウィック終了でしょ30代はみんなそう言うよぉぉおぁぁああースラムダンクでバスケはじめたやつ多かったなマジであれ何なの本当にクソ爽やかでしょ?なんで体育館裏で僕だけ邪眼開けるとか信じて邪王炎殺黒龍波だそうと汗を流してたのマジゆるせな──
──とか思いながら鱒レンジャーの色合いを眺めてましたが、うん、やっぱりいいですね。こういうシックな色合いも。なんか大人な鱒レンジャーです。拗らせた30代にはぴったりです。
あとグリップ部分は普通の鱒レンジャーですね。なんかクラシックな色だけど、僕が使うロキサーニBF8みたいな黒いロープロ機とかも似合う感じがしてます。
お値段ほぼ5000円の高級鱒レンジャーが登場
そして、特筆すべきはこの高級鱒レンジャーですよ。
なんと、お値段は4980円。
もう鱒レンジャーじゃトップクラスに高額です。
値段が高い理由は、金メッキ加工と、ウッド調のパーツを使っているからですね。
いやー、もうね?ついに出ましたよ。
鱒レンジャーなのにカルコンやアンバサダーを合わせるためのロッドっていう、わけのわからないものが!
いやもうさ、鱒レンもロキサーニBFとかで良いじゃん?スコのフィネスとかでいいじゃん?なんでそんなに高級な丸型リールに合わせようと思ったの?背伸び通り越して骨延長手術だよこれ?ジャックハンマーかっての。
まぁね?
別に今まで丸型ベイトをレンジャーに合わせる人も多かったと思いますが、このカラーリングは明らかにソッチ系を意識してますね。ガッチガチの高級志向ですね。
とはいいつつ鱒レンジャーなのはかわらない。
いうなれば改造に500万円掛けてベンツ仕様にしたワゴンRみたなもんですから。
けれどね、これが良いんですよ。
なんともチープな鱒レンがゴールドとウッド調をまとってしまうキナ臭い感じが、僕はかなり好きですよ。これはコアだね。うん。
で、アンケートを取った結果、ユーザーから一番欲しいと言われたのがこのカラーらしいんですよね。
だから当然、今回の限定モデルではコッチのカラーが人気だと思いますね。
で、ちなみに変わってるのは色だけでなく、グリップ部分も少し細くなってます。
この細いグリップが実釣にどんな影響があるかわからないので、一応似合わないなりに、ロキサーニBF8を付けて実釣に挑もうかと思います。
あ、ちなみにフォロアーさんに教えてもらったんですが
じつはこれより1000円高い鱒レンジャーカスタムというアイテムもあるんで、気になる方はこちらもチェックしてみてください。(ただ、もう売ってるのかどかわかりません)
限定鱒レンジャーを持って渓流インプレッション
てなわけで限定の鱒レンジャーを持ち渓流へ。
向かったのは、なんか毎回行ってる天塩川水系のとある細い支流です。
だってね?
やっぱり4ftのロッドといえば細い支流じゃないですか?
狭いところで、コンパクトにロッドを振れるっていうのが強み。
しかもベイトモデルとなれば尚のこと、狭い所で振るロッドとして活躍してくれるはず。
ぶっちゃけ鱒レンジャーはそんなに良いロッドというわけじゃないけれど、限定モデルで、しかもNextになったレンジャーを試さずには居られません。
というか、新しいロッド自体買ったのが久しぶり。
鱒レンを買った人間とは思えないほどニヤニヤしながら藪を漕いで入渓していく貧乏人の姿を誰にも見られていないことを祈ります。
鱒レンジャーNextCT40インプレはマスタードイエローから
てなわけで、まず最初に使う限定モデルの鱒レンジャーはマスタードイエローからです。
やっぱりこの色が一番のお気に入りだったので、案の定ロキサーニBF8を装着して渓流へと向かいましたよ。
にしてもこのマスタードイエロー、渓流で映える映える。
こういうクラシカルなカラーは、やっぱりトラウトには似合いますね。
で、まずはキャストフィールですが、以前のベイトモデルに比べて明らかに変わりましたね。
まず反発力が少し高まっているんで、穂先が暴れることが無い。
テイクバックしたあとのリリースもやりやすい。うん、確実に進化している。
以前のベイトモデルならロッドのタメを利用して、ワンテンポずらしたリリースタイミングになっていたけれど、やはりNEXTはそこまで待つ必要がなく、より投げやすい仕様になってます。
それからアクションですが、
で、最初に使ったルアーがリュウキの45s
おそらく僕の持っているヘビーシンキングミノーじゃ一番動かないやつですね。
これが動かせれば、とりあえずミノーイングはやれるだろうと思い使ってみたのですが。
確かにまぁまぁ動く。
「まさか・・・あの動かないリュウキ45が動かせるだと!?」
とか、思わず馬鹿にしていた主人公の信じられないポテンシャルを目にしたライバルっぽい発言しちゃいましたが、まぁ仕方ない。
やはりNextになった鱒レンのベイトは違う。
というか、ぶっちゃけスピニングのNextSP40よりも動かしやすい気がするんだけど?
とにかくミノーイングは問題無さそう。
なら、一般的に考えてq渓流で4ftロッド一番投げるだろうルアー
シルバークリークミノー44sの登場。
今じゃ値段の安さと使いやすさでDコン超えの普及率とまで言われるまでになりました。うん、個人的な感想だけどね。
そのため、テストルアーとしては最適。
こいつで1匹釣るまで投げてみよう・・・と投げ始めてみる。
やっぱりキャストフィールはダークナイトより良い。
世界場所でのピンポイントキャストが必要になっても、フリップで綺麗にライナーが飛んでくる。
で、着水促進トゥイッチでバイト。
なんだと思っていると、釣れたのはイワナ。
なんかこの川は今年は珍しくニジマスばかりで、イワナあまり見ないなと思ってたけれど、そろそろ本流から入って来たのだろうか?
こうなるとアメマスを釣りに本流に行きたくなるけど、とりあえず4ftの入魂はもう一本あるので我慢です。
それと言い忘れてましたが、このマスタードイエローは薄暗い渓流でも結構よく見えるので良いですよ。
前にも書いたんですが、渓流は大体薄暗いので、黒いロッドが見にくい時がある。
で、ロッドが見えないとトゥイッチの具合もよくわからず、雑なアクションになりがち。
でも派手すぎるロッドが嫌な人には、このマスタードイエローはすごく良い。見やすいけど落ち着いてる大人な感じですね。
コスメ的にも色んなリールが合うし、僕みたいなSFっぽいアブガルシアもギリギリイケてくれるのがありがたい。
今後の展開としてベイトにはレトロポップなカラーを出して欲しいなと感じましたよ。
高級なゴールド×ブラックの鱒レンジャーも使ってみた。
この日は時間がなくてマスタードイエローのテストだけでした。
それからしばらく雨が続いて釣りに行けず、悶々とした日々を送っていたのですが、昨日ようやく朝方に晴れ間がのぞき、渓流に行くことができました。
で、使ったのがブルジョア風の高級仕様であるゴールド×ブラックの鱒レンジャーNextCT40ですよ。
まぁナチュラムのアンケートでは一番欲しいカラーリングだったらしいんで、買うならこっちって人も多いかもしれない。
しかし、残念ながら僕の持ってるロキサーニbf8みたいなリールが全く似合わないのが辛い。
それでもとにかくリールをくっつけてたんですが、なんかひたすら浮いてる。
けれど、なんかハイソサエティになってもやっぱりレンジャーですね、なんか遠目から見てたらソレっぽくなってきました。
で、使った感じは基本マスタードイエローと一緒。まぁ2千円位高い理由がほぼコスメなんで仕方ないですね。
ただ、グリップ部順がやや細くなっていることもあり、トゥイッチがやりやすい気がする。
なんか緩く持っシェイクを繰り返すときには細い方がやりやすい気がするする。小指をひっかけやすいから力を入れず、手首が少し自由になる感じ。あと手が小さい人にも良いと思う。重いリールだときついけど、ベイトフィネスやるならコレくらいの方が良いかもなと思ったり。
とかゴチャゴチャ考えつつ投げていたのは、ラパラのCD3。
けれどリップが折れてしまったので、アルミ製のオリジナルリップを装着したタイプだ。
なんでアルミなのかといえば、こいつはダートだけを考えて付けたリップであって、泳ぐためのものじゃないから。ようはダートカスタムってわけです。
そいつを投げ、トゥイッチをしてやると、なんか思ったよりも上手く左右にルアーが飛ぶ。
通常のCD3には無い動きを楽しみつつ釣りあがって行くと、最初にヒットしたのは小さなニジマス。
うんうん、これはいいぞ。
なんか知らないけど面白いラパラが出来たな、今度もコレ使ってこう。
てなわけでルアー交換。
続いて使ったのは、オリジナルのCD3。カラーはJapanエディション。
改造したやつが釣れたのだから、とりあえずオリジナルでも釣っておこうと投げていく。
普通のラパラCD3の場合、トゥイッチをかけてもあまりダートすることはありません。
むしろまっすぐに、ブルブルブルっと細かく動く。安定感重視のリップのせいで。
この特性を利用して、僕は水深がある程度存在する場所なら、ロッドを立ててトゥイッチを強めにかけてリフトし、そのごフォールを入れる動きで釣ることが多いですね。
この日もこのパターンでのヒットが多く、小さな子がなんどもアタックしてくる。全体的に活性があまり高くない日は、こういう間を意識した動きのほうが口を使うことが多い気がします。
それから最後に巻物を試すべくセットしたのが、ラパラ傘下のブルーフォックス社が出しているミノースピン。
ブルーフォックスのスピナーにCD3のボディが付いているタイプで、スピナーながらミスバイトが少なく、糸ヨレもしない優れもの。ラパラ好きの僕としては、一度はこれで釣りたいと思っていましたよ。
で、キャストして巻いていくと、やっぱり今日一番のバイトが出て来る。
なるべく小さな子を掛けないように大きめのフックをセットしていたにも関わらず、小さなニジマスを数匹釣りあげる。やっぱりバイトが凄いことになる。
で、この日の朝はこれで時間切れ。
テストのつもりが、やっぱり色々と楽しんで帰ってこれたわけで、なんかもうすっきりしてしまいました。
鱒レンジャーNextCT40は限定だけで終わらせないで欲しい
というわけで、限定の鱒レンジャーNextCT40を購入して使ってみたわけですが、結論としましては。
これ限定とかやめて!お願いだからシリーズ化して!
ですね、はい。
とにかく今までのダークナイトに比べて断然使いやすくなっているので、少なくともベイトモデルのNext化を定番として売り出してもらいたい。
あと、CT40だけじゃなくてCT50のNextもぜひとも出して欲しい。そうすると、渓流だけじゃなくて本流や他の釣りでも使いやすくなるので。
それからカラーですが、ぜひこのテイストの色合いも定番化してほしいなと思いました。
とくに視認性の良いのにクラシカルでカッコイイレトロなカラーは全然ありですね。
僕みたいに薄暗い渓流でロッドワークを使って釣りするタイプにはとてもありがたい色です。あと、レンジャー使いからすれば、黒ばっかりだと飽きますよね実際。
あと、なんか高級感溢れるデザインのやつがあったりするのもアリなんじゃないかと思う。
なんか手持ちでカルコンやアンバサダーで渓流やってる人とかには、こっちの方が合う気もするしね。
まぁそんなわけで、今回の鱒レンジャーは結局「買いやな」と思わされるアイテムでかなり満足できるアイテムでした。いやー、ほんとこれシリーズ化してほしいなぁ。
※追記
みごと定番化
コメント
いつもブログ&Youtubeを楽しく拝見しております。
私も妻帯者の貧乏釣り人のため、勝手に親近感わきまくりですw
道北貧釣さんのブログを見てずっと気になっていた鱒レンジャーですが、この記事を拝見していても立ってもいられずナチュラムさんでポチってきました!
しかも、NextのSP50とCT40ナチュラムスペシャルの2本を一気に!!w
なかなかネットでも近所でも売っていなかったため、非常に嬉しい情報でした。本当にありがとうございます。
(ナチュラムがアフィリエイトに対応していればご協力できたのに…)
埼玉在住のため、お店の方へ伺うことはできそうにありませんが、陰ながら応援しておりますので、どうかコロナに負けず頑張ってください!
いつもご覧頂きありがとうございます。
いやー金がない上に結婚してるとマジで貧乏ですよねw
いやいや2本買っていただきナチュラムさんに代わってありがとうございます。
お店のほうも貧乏人の思い付きでやるショボい感じの企業ですが、がんばらせてもらいます。ありがとうございます。