ポケモンルアーのピカチュウとカイオーガをゲットしたので、そのインプレとレビューを行っていこうと思います。ちなみに水中動画もあるよ?
そもそも、今回のポケモンルアーを楽しみにしていたのは僕だけじゃないでしょう。
なにせ、今や10代から上は30代まで、ものの見事にポケモンで育ったポケモン世代だらけ。
そりゃポケモンルアーが発売されたとなれば、買う外の選択肢が見当たらない。
しかも!今回のルアーは天下のDUO制作ときたもんだ
さすがDUO様!
他社にはできないことを平然と交渉して作ってのけるぅ!
そこにシビれるアコガれるぅ!
ポケモンルアーの動画も作ってみたよ
今回も動画にてピカチュウとカイオーガーのインプレ&レビュー動画を撮影しておきましたよ。
実際に動かしているシーンもあるので、参考までにごらんください。
ただ、毎回のごとく、詳しいインプレとレビューについてはブログの記事を読んでもらったほうがわかりやすいかと思います。
新なポケモンルアーがはじまった
というわけで始まりました、ポケモンルアーのレビュー記事。
それを書くのは初代からの古参ポケモンファンであり、最初に買ったのはブルー、最初に選んだのはミズガメ、今だに好きな同人誌00それを書くのは初代からの古参ポケモンファンであり、最初に買ったのはブルー、最初に選んだのはミズガメ、好きな同人誌はカスミ本の筋金入りの初代ファン、αトラウトです。よろしくお願いします。
にしてもね、30代の僕なんかポケモンといえば、ブルー、レッド、グリーンだったし、乾電池切れたら温めてゲームボーイに突っ込んでたんですけど。それからもう20年ですか、時代の流れはハヤイものです。
それで思い出したんですけど、一番最初のポケモンブームの時、たぶんバンダイからポケモンのセットルアーが売られていたと思うんですよ。
で、僕もそれを持っていたんですが、あれはまぁひどかった。とくにピカチュウなんか、ただ水に浮くだけのウキと化してたしね。あれほんと何だったの?
だから、今回もポケモンルアーが販売されると聞いて
「まーたワケのわからないノベルティルアーみたいなやつなんだろう?」
と疑ってたんですが、制作がDUOだと聞いて驚きましたよね。そんなん、絶対適当なの作らないだろ。
おまけに昔と違ってユーチューブでルアーのアクションが先行公開されたわけですが、それを見てびっくり。まてまて、これ凄いな。めっちゃ動くじゃんこれ。
とまぁ初代ポケモンルアーで痛い目を見ていた世代は興奮しまくってたんでしょうが、20代や10代にとって、ポケモンルアーが動くのはまぁ当たり前でしょうね。ほんとおじさん悲しい。
ピカチュウがスロージッタータイプになって登場
今回購入したポケモンルアーで一番「はいこれ釣れた」と思っているのがピカチュウですね。
全長は106mm 重量は22gというサイズ感。本家ジッターバグより重めで、ナマズ用のジッター系に近いウェイトになってます。
スロージッターというのが何だか良くわからないんですが、たぶん遅まき専用のトップウォータープラグってことでしょう。そのあたりは後で詳しく解説したいと思います。
フック付きの長いテールが付いている
さて、このピカチュウはただのジッタータイプなのか?
と思いきや、すでに大きな違いが一つ。
それが、見てすぐにわかる、この大きなしっぽです。
ピカチュウといえば、やはりこのシッポですから、これが無ければもうピカチュウではない。
テールの中には貫通ワイヤーが入っており、強度は十分。
食い渋って後ろをついてきた魚や、バイトミスの多いナマズに対して有効な感じがしますね。
スイベル付きのアイが二つもある
続いて注目すべきは、スイベルが付いた二つのアイです。
まずはフロントアイになぜかスイベル。一体なぜ付いているのか?そのあたりは謎だし、ここがスイベルになってるシッタータイプなんて初めて見ましたね。なんでだろ?
そして、テール側にもスイベル。
ここはテールの動きを抑制するためだと踏んでいますが、ジッター系大好きのナマズのローリングをいなすのにも効果がありそう。
しかし、ボディに2ヵ所もスイベルが付いてるとか、かなり不思議な仕様になってます。
デザイン上の問題は2ヵ所
ピカチュウに関しては、公式がすでにデザイン上仕方なく発生した問題として、以下の2点を教えてくれています。
1・テールフックがラインに絡まる。
ピカチュウには当然のごとく必要となる尻尾ですが、これがラインに絡まりやすいので、気になる人は外してくださいとのこと。
しかし、どれだけ糸が絡まろうが、僕は絶対にしっぽを外しませんよ。
なんせ、それはピカチュウでないから・・・シッポのない黄色いネズミで釣ったところで、何一つうれしくない他、このルアーを買った意味がないじゃありませんか!
2・ミミの部分が破損しやすい。
飛び出ている耳の部分がどうしても破損しやすいとのこと。
そりゃそうですね、普通のルアーにこんな突起つけませんからね。そら壊れますよね。
けれど、だからといって耳が無いピカチュウとか、しっぽのないピカチュウよりピカチュウじゃないないですね。
カイオーガがクローラーベイトになって登場
続いてカイオーガですね、こちらも僕的には懐かしい。
ルビー/サファイアで登場し、それ以降も水属性最強の伝説のポケモンとして度々姿を現してきたカイオーガですよ。でかいなぁ。
これが、まさかのクローラーベイト。つまり羽根モノルアーとなって発売されるとは。
重量は48g、全長は153mm
デカダッジに近いサイズ感のビッグクローラーベイト。くーたまらない。
しかもデティールがこれまたすごい。
細部にまでこだわりぬいた作りは見事という外なく、もはやルアーではなく、完全に公式のフィギア。
お値段はピカチュウ以上ですが、これなら値段的にも納得です。
ジュラルミン製のウィングがカッコイイぞ!
カイオーガーの一番カッコイイところは、やっぱりこのウィングですよね。
ジュラルミン製で軽量かつ強度の高い羽根で、しっかり穴の部分も再現されている。
これがバタバタいいながら動いてくると思うと・・・ああ、もっかいルビーやってた頃にもどりたい!おじさんもう現代社会で生きれない!ポケモンばっかりやってたあの頃に戻りたい!こ
そんな現実逃避を加速されてしまうレベルのクオリティなので、ぜひとも直に見てほしいです。
フェザーフック付きでバイト率も高そうだ
デカ羽根といえば、フック部分についているフェザー。通称マラブーフック。
これも標準装備されていて、マジでデカ羽根感満載です。
フックは前後2ヵ所であり、フックサイズもそれなりに大きめ。
ビッグフィッシュをものにしたくなるこの感じ、いいよいいよ!
ポケモンルアーのピカチュウ&カイオーガーのアクションをチェック
とまぁ外見の説明はここまで。
ここからは実際に動かしてみた際のアクションについて詳しく解説していこうと思います。
ちなみに、ナマズ釣りようにピカチュウメインで使う予定なので、僕はピカチュウを2匹ゲット。
カイオーガーは保存用なので、アクションチェックだけのため現場で使います。だって傷だらけにされたくないよ!!お金ないよ!!
ピカチュウは絶対釣れるルアーだと確信
まずはピカチュウから投げてみよう。っていうか誰だってピカチュウから投げるに決まってる。
てな感じでアクションチェックを開始。
使うタックルは、頂きもののカストキングのリールとロッド。ラインはナイロンの20ポンド程度を装着。
第一投。キャストフィールはなかなか。さすが22g。ジョイント式とはいえキレイに飛んでいきます。
着水後の浮き姿勢はテールの影響もあってか、左右どっちかに傾く。
そこから、まずは普通の速度でリトリーブを開始。
すると、カポカポカポとキレイな音をたててピカチューが動き始める。
すごい、すごいよピカチュウ!昔みたいに、ただの丸ウキと化してた頃は全然別物だ!ちゃんとジッターバグしてるじゃないか!
とまぁ感動しながら巻いてましたよね。
気になるテールの部分は、スイベルの影響もありほとんど動かない感じ。
これは良いですね。ナマズが後ろから追いかけてきたら、見事にここにバイトしそう。食うのが下手な魚には、ここが動かないほうが絶対ノリやすいです。
スロージッターバグなわけ
それから、さらにスローにまいてみる。
すると、これまたヨタヨタと動いてくる。しかもきちんと。
22gもあるジッターバグとは思えない。これは大きなカップの影響もあるだろうけど、スイベルが効果を発揮していのかもしれませんね。でなきゃフロントにスイベルなんて付けないもの。
さらにトゥイッチをかけると、テーブルターンもちゃんとできる。
おおーいいぞいいぞ、はいはいこれは釣れた、ナマズ一撃で釣れたね。
じゃぁ次は速巻きを試してみようと思いまして
なぜかって、ジッター系は昔からファストリトリーブをすることで水面を走り回るインベーダーアクションというものがあるからです。
これが使えるのかと思って、リールをグリグリ巻き始めると。
なぜか潜るんだな、これが。
一体なぜこんなことになるのか?
ローリングスイベルが原因で強い水圧がかかると、おそらくルアーがすぐに回転して、逆さまになったカップのせいで水の中に突っ込んでしまうのでは?
などと考えていましたが、詳しい原因は不明。
たぶん、わざわざ「スロージッタータイプ」と書いてあるのは、速巻きで使うなって意味なんでしょうね。
けど回ったらダメってことはないと思う。回って釣れることだって絶対あるからね。
うん。もう今回はポケモンルアーだからね、みんなもわかってるとは思うけど
むしろダメ出しするやつポケモン好きでもなんでもないからね
このルアーの意味わかってますかー?って、20周年ですよー?って
ポケモンのデザインそのままにルアーにしてるんですよー?って
なに贅沢言ってんだー?って、出してもらってありがとうございますだろー?って
そりゃもう鬼のように説教するつもりだからね。
オマ!オマ何言ってんの!ってオタク特有の早口でしゃべりまくりたいからね。
てなわけで、速巻きで回転しようが問題なし、はいピカチュウありがとう、DUOさんありがとう、もう感謝しかありませんはい。
カイオーガは予想通りの動きだった
てなわけで、続いてはカイオガーのアクションをチェック。
とりあえず事前にDUOの動画で村田基さんがグリグリ巻いていたのを真似てみる。
おー動く、すごい勢いでクロールをしてくる。
これはとんでもないアピール力。まさにカイオーガが水の中で暴れまわっているかのようだ!
しかし、いや、たぶんそうなんだろうけど・・・
と思って、今度はスローリトリーブをしてみる。
すると、やっぱり動かないんだなコレが
デットスローでは動かないのは知っていた
おーいなんだよ!デットスローでは動かないじゃないか!
デカ羽根なのにこれ使えないじゃな!
なんて興奮することはなく、まぁ仕方ないよなと思っていたのは、そもそもDUOの動画で村田さんのリトリーブが異常に速かったから。
普通デカ羽根なんてスローに動かすのが基本みたいなルアー。
それをいきなり、高速リトリーブでバチャバチャやって一言
「これ、トッパーの人好きだね!」
まて、まってくれジム
ぜったいコレは何かあるだろ!!
とスマホの画面に突っ込んでいたのは僕だけじゃないはず。
そうです、だいたいこの手のデカ羽をそんな高速で巻くトッパーなんて滅多にいません。そんなの回収の時くらいですよ。
それをいきなりファストリトリーブ。
さらに普段ならもっと饒舌に語るはずの村田さんが、トッパーの人好きだね!の曖昧な感想一言で終わるあたり、どう考えても、そう
このルアー、ぜったいデットスローじゃ動かない。
と気が付いてはいたわけで、実際に投げて確信した次第ですよ。いわばジムからの前フリみたいなもんですよこれは。
でまぁデットスローで動かない一番の理由は、羽の大きさが足りないのと、穴が開いてること。あとは姿勢なんかもあるでしょうが、とにかく羽でしょうね。
でもね?カイオーガの手をリアルに再現した結果、デットスローが出来なかったのを、むりにデットスローにするべくデカイ羽付けるのは、やっぱり違うと思う。
ウェイトによる姿勢の変化も、やっぱりカイオーガっぽい感じにならないと意味ないしね。
つまり、これはDUO的には「もうめっちゃ頑張ったけど、これが限界」って所なんだろうな、と。
たぶん版権元の会社に色々とダメ出しくらいながら作ったんだろうし、羽がでかいバージョンも作ったろうし、デットスロー対応も作っていたとは思う。
けど、たぶん単純に「デザインがカイオーガーから逸脱してる」て言われて鬼のリテイクを食らいまくったんでしょうね。
なんせあのDUOのルアーですからね、当然そのあたり考慮して作ろうとはしたけど、結果的にデザイン優先になっちゃったてことでしょう。
でもね、それでいいんですよ。
これはあくまで、ポケモンルアーですし、デットスローで動かないだけ。むしろ動かないほうが釣れる。そういう羽モノなんですよ。聞いたことないけど。
今年はまずピカチュウでナマズを狙う
というわけで、ポケモンルアーのレビューとインプレになりました。
実際の動きのほうが、そりゃ専用のルアーのほうが良いに決まってますから、アクションが悪いところは、ぶっちゃけ僕は目をつぶります。なんせポケモンで育ってますから。
あと、ルアーの作りが滅茶苦茶綺麗ってところも許せちゃうところですね、ぶっちゃけ泳がすのもったいない。フィギア並に作り込んだルアー、そう滅多にお目に掛かれないですから。
けれど、やっぱり釣りたいよね。
特にピカチュウはナマズにはサイズ的にも機能的にもベストな気がする。
なので、今年のナマズ釣りで実釣に投入する予定。
いやー、ぜひともピカチュウでナマズゲットしたいところですよ。
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