今回はLT化された新型レブロスの購入レビューです。
これはダイワが2020年に生み出した新型機であり、安くて使えるエントリーモデルとして人気になった15レブロスの新型機ですね。
けれど安いものにはいつだって罠がつきもの。
特に貧乏な人間はその罠にかかりやすいから気を付けないと、なんて言いつつダイワ教の勧誘に引っかかりレブロスを買ったαトラウトです。不幸だけを引き寄せの法則。
けどね、これはわざとなんですよ。まだ僕はダイワ教じゃない、そのふりをしているだけ。
けど近年ダイワ教の勢いが強く、多くの人間がダイワに狂わされている。特に若者をターゲットにした勧誘に力を入れており、教団のロゴもファッションもストリート風に変化させてきましたね、前のダイワのロゴのほうがオッサン好きだよ?
そんな若者勧誘戦略を打ち出したダイワにとって、新型レブロスは超重要リールですよ。
金は無いけど見た目が気になる若者を入信させるには、レブロスは必須アイテム。
安価で実用的で、なおかつスタイリッシュなこのスピニングリールを使い、多くの若者を入信させ、そこから次はミドル、そしてハイエンドのイグジストまで買わせるのがダイワの狙いありったけの金をダイワ教に献上させるべく、アングラーに施すマインドコントロールのはじまり・・・それが、このレブロスなんですよ。
だから僕は調査のため、意を決してレブロスの購入したんですよ
いや、そんなもん気軽に買えよとか思うかもしれないけど、僕からした超高いからねこれ。まじ僕の貧乏ぶりナメないで。
まぁですよ。
貧乏人やら若者を次々と狂わせるという布教用リール「レブロス」の実態を調べるべく、じっくりとその詳細に迫りたいと思います。
レブロスのレビュー動画も作ったよ
レブロスの文章だけでなく、レビュー動画も作りましたよ。
前半なんか文句言ってますけど、アコム常連の貧乏人なりにがんばってハキハキレビューしてみました。うん、がんばったよ、超つかれたよ。
レブロスLT2500Dを購入しダイワ教の実態を探る
ダイワの新型レブロスが自宅に到着したのは注文してから3日後の事。
早速受け取って段ボール箱をあけると、紺色の箱が登場。
「REVROS LT2500D」の文字がはっきり見えます。
うーん、本当にLT化されていたとは。
それじゃぁ早速箱の中を見てみましょう。
おお、レブロスだ!
しかも待望のLT化がなされた最新のレブロスですよ!
それにしても、エントリーモデルとはいえ、ついに最新リールのレビューとかやっちゃうレベルになったと思うと考え深いです。僕もこれで釣りブロガーですね。
ちなみに2500番はレブロスの中でも超がつく汎用型。
ルアーフィッシングはもちろん餌釣りにも使えるほか、遠距離も近距離も可能。狙える魚種もひたすら豊富な番手ですよ。
ちなみにシャロースプールバージョンでも良かったんですが、ドラグ出されてグングン走られる釣りをやるかもしれないのでDを買いましたよ。
レブロスの箱に入っていたアイテム達
まずは箱に同封されていたアイテムを紹介しますね。
エントリーモデルといえばレブロスと言われるだけあって、実売価格は6000円程度。定価は7000円前後って感じですが、まぁいつも半額に近い値段で売られますね。なんでだろ。
だから箱の中も結構シンプルですね。無駄がない。
でも、さすがダイワという細かい気配。布教用リールに最低限必要なものが入っているし、ダイワ信者を増やすのに十分ですね。
ダイワ教の入会書
まずはこちらの紙ですね。
SLP PLUSというダイワのアフタ―サービス用の入会案内書。
つまりダイワ信者になるための申込用紙です。
ちなみに入会するとリールのオーバーホールといった様々なアフターサービスを受けることができる他、月に1度開催されるダイワ信者の会に出席し、何人のシマノ信者を始末したのか自慢しあうことができます。怖い。
ちなみにダイワ信者の聖書である説明書も入っています。
基本的に信者はこの取り扱い説明書を常に身に着けており、互いが信者かどうかを確認しあっています。
また、夜寝る前には全ての項目を音読しなければならなりません。信者になるつもりならけっして汚すことなく大切に扱ってください。あと読んでください。
ダイワ信者の証「スプールワッシャー」
続いてスプールワッシャーも入いってました。
これはスプールの高さを調整するためのもの。
ですが、本来の使い方はダイワ信者の階級を表すものです。
ワッシャーが3つは最低ランクを意味しますが、手にしているワッシャーの数が多いほど高位の信者となります。大切に扱いましょう。
新型レブロスはLT化され小型で頑丈になった
とりあえず同封の入信用アイテム紹介はここまでにして、信者獲得のための実機、新型レブロスについて触れてみましょう。
特に今回のレブロス最大の売は、なんといってもLT(LIGHT&TOUGH)ですね。
LTとはギアやスプールの各所の設計を軽量化させ、なおかつ強度を増すというダイワの新設計のこと。
スプーは薄肉アルミスプールを使用し、強度と精度をましたデジギアを使用。
重心の位置なども見直し、よる軽く、扱いやすいリールになっています。
最初、このLT設計は一部のソルト用リールにのみ使用されていたのですが、2018年からはフリームスといった入門用モデルの一番高いリールにも採用されていましたね。
そしてついに2020年には、ダイワのエントリーモデルの代名詞であるレブロスもLT化されたというわけです。
これにより、レブロスは以前のモデルよりも10gの軽量化が完了。
重心の位置なども手前に移り、より操作しやすくなっています。
ちなみにダイワ信者であってもLT設計の秘密に触れられるのはごく一部の上位信者のみとされており、その詳細は不明。
一説によれば、ダイワ教の釣り人改造計画の中核を担うシステムともいわれており、その秘密に触れた人間はことごとく始末されたといいます。
ちなみにマグシールドの中を見た人間も始末されます。気を付けましょう。
レブロスに搭載されたATDと大型ドラグノブ
続いてレブロスに搭載されたATDについて。
ATD(オートマチックドラグシステム)と言われるこのシステムは、ドラグの出し方の変化を抑え、より魚の動きへとスムーズに追従するためのシステムです。
ドラグを使ったファイトでは、前半では適正な設定だったのに、後半になるとドラグがズルズルになることがあります。滑り出しとその後が随分違うんですね。
でも、それを防ぐために作られたのがATD。
滑り出しから出し終わりまで、ドラグ力が一定のまま動き続けてくれます。
トラウト相手にドラグを常に使う僕としては、レブロスにこれが付いてたのはありがたいですね。
ちなみにATDはダイワ信者にとって人類の起源とも言われており、そのシステムは最小の人類である「ムラカミ」を産み落とし、彼のハートランドから作り上げた「ナミキ」によるマシンガンキャストで世界が生まれたとされています。
ドラグノブが大型化
そして大型化したドラグノブが結構気に入りました。
たしか以前のモデルのノブは小さかったんですが、20レブロスからは超が付く大型ノブになってきました。
これで釣りの前のドラグの調整が楽になったし、いざという時に締めたり緩めたりもスムーズにいきます。
結局ATDが付いていても、トラブルでドラグを調整するハメになるのは当然のこと。予想以上の大物が掛かったり、根掛したり、色々ありますからね。
その時にスムーズにドラグを調整できると、魚をバラしたりラインブレイクする回数を減らせるようになります。
この大型ノブダイワ教において「天の瞳」と呼ばれているらしく、信者のいかなる行動も監視すると言われています。ダイワ信者である限り、このドラグノブに常に行動を見張られていると思ってください。
エアローター搭載モデル
新型レブロスにはエアローターが搭載されていますよね。
といっても、このエアローターはあっても無くても一緒みたいに言われているやつなので、実際どうでも良い気がしてならない。うん。
ただ一応説明しておくと、肉抜き軽量化されたボディでスムーズな回転を作ってくれるという画期的な何か。うん、まじで何か。
とりあえず巻き感がアップするらしいんです。ダイワが言ってるんだから間違いありません。ダイワ信者になりたい人は何も考えず「エアローターは凄い」と覚えてください。
レブロスのスペックと一覧
それじゃぁレブロスの詳しいスペックについて見ていきましょう。
僕が購入したのは2500Dですが、他の人は別の番手が欲しいでしょうしね。
ちなみに今回は5000番と6000番という超大型番手が新登場しました。
エントリーモデルのレブロスで大物アオモノを釣りたいロマン溢れる方にはおすすめですね。
品名 | 巻取り長さ (cm/ハンドル1回転) | ギア比 | 自重 (g) | 最大ドラグ力 (kg) | 標準巻糸量 :ナイロン(lb-m) | 標準巻糸量 :ブレイド(号-m) | ベアリング ボール/ローラー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LT1000S | 64 | 5.2 | 200 | 5 | 2.5-100 | 0.3-200 | 4/1 |
LT2000S | 68 | 5.2 | 200 | 5 | 3-150 | 0.4-200 | 4/1 |
LT2000S-XH | 81 | 6.2 | 200 | 5 | 3-150 | 0.4-200 | 4/1 |
LT2500D | 75 | 5.3 | 220 | 10 | 12-150 | 1.2-300 | 4/1 |
LT2500S | 75 | 5.3 | 220 | 10 | 4-150 | 0.6-200 | 4/1 |
LT2500S-H | 79 | 5.6 | 220 | 10 | 4-150 | 0.6-200 | 4/1 |
LT3000D-C | 80 | 5.3 | 230 | 10 | 16-150 | 1.5-300 | 4/1 |
LT3000-CH | 84 | 5.6 | 230 | 10 | 8-150 | 1-200 | 4/1 |
LT3000S-CH-DH | 84 | 5.6 | 240 | 10 | 6-150 | 0.8-200 | 4/1 |
LT4000-CH | 89 | 5.6 | 255 | 12 | 12-150 | 1.5-200 | 4/1 |
LT5000D-CH | 87 | 5.6 | 260 | 12 | 25-150 | 2.5-300 | 4/1 |
LT6000D-H | 101 | 5.7 | 340 | 12 | 30-150 | 3.0-300 | 4/1 |
(引用元:ダイワ)
ちなみに今回のモデルが大幅にドラグ力が強化されてます。
以前の15レブロスは2500番で10kgなんてなかったし、僕が使ってる同クラスの17セドナなんか大体5kg程度ですからね。一体どうした?
実用ドラグ性能はもう少し下でしょうが、これでパワーフィネス的な使い方も楽のできるだろうし、でかい魚も強気でいけそう。ここも信者が増える原因になりますね。
レブロスのアンチリーバス機能はインスタント方式
続いてレブロスはアンチリバース機能がありますね。
このあたりセドナにはついてないし、最近のリールにはめっきりなくなりました。
ただ、こういうエントリーモデルは色々な釣りに対応しないとならないので、あったほうが便利ということも。とくに餌釣りとかですね。
ベイルアームはハンドルを回すと簡単に戻ってくるタイプ
渓流みたいに着水で即アクションを掛ける釣りで地味に大事なのが、ハンドルを回すだけでベイルアームがしっかり元に戻るかですよね。
この点は見事クリアしてまして、かなりスムーズでしたよ。
前作がどれくらいスムーズにベイルが戻るかわからないんですが、僕のもってるシマノのセドナよりも戻りは良いですね。メーカーは違えどさすが新型、3年前のリールには負けていません。
くそう、なんか悔しい。
レブロスの巻き感はお値段以上だった
そしてお待ちかね、レブロスの巻き感についてですよ。
でも、最初はなんか抵抗が強かったですね。
箱から出してすぐに巻いてみると「ん?なんだこんなもんか?」ていう重さだったし、巻いている時の音なんかも安っぽい感じ。
いやーこんなんじゃ流石に僕は信者になりませんよダイワ様?
とイキっていたんですが、もしかしたらと巻き続けてみる。
すると、巻き感がどんどん良くなって、しまいにはシルキーな巻きごこちに変化しました。
これはたぶんグリスのせいですね。
つけ過ぎてるのもあるけど、外気温がマイナス10度以下の道路を輸送されてきたから、そもそもグリスが堅くなってた可能性もあります。
だから最初は硬くても、巻いてる内にこいつは良い感じになります。
まあね、これはお値段以上の巻き感ですよ。
特別いやな感じもなく、スムーズに、ふつーに、ぐるぐる巻ける。
今時のキッズはこの巻き心地からスタートするのかと思うと嫉妬が湧きますね。セットの500円スピニングからはじめろよくそぉお!!
レブロスのデザインが僕好みになってる
こうしてレブロスを一通りレビューしてみましたけど、実は僕、以前の15レブロスがあんまり好きじゃなかったんですね。
もちろん性能面とかじゃないです、ただの見た目。ようは好みの問題ですよ。
なぜかといえば、なんかギャルソンのステッカー張ってあるワゴンRみたいだったからです。黒金のジャージにサングラスで行動してそうなタイプ。ようは特技がパチスロとDVぽくてまじで苦手なタイだった。全力で偏見だけど。
でも、そういうヤンチャスタイルがキッズには受けてたわけですよ。
でもね、僕はトラウトマンだし、オッサンだし、あの金色全開な感じがどうにも苦手だった。
だからシマノのセドナを選んだわけですし、あのシルバー貴重にゴールドがちょと入ってる位のほうが落ち着いていて好きだった。
けど、今回の新型レブロスは、じゃっかんゴールドが抑えられていたし、スプールの溝が細くなって、なんか繊細な感じになっていた。
全体のトーンが若干大人しくなったんですよ、はい。
つまり、前回の15レブロスの趣味がDVのパチカスっぽかったんですが、こいつはちょっと大人になってるんです。僕にはわかります。多分子供のために禁煙しましたね。間違いない。
そんなヤンキーがちょと大人になった位が僕にはちょうど良い。セドナに比べたら派手だけど、これくらいのデザインのほうがロッドにも合わせやすいです。
ちなみにレガリスがレブロスか迷いましたね。
だって1000円位の差だから、ハンドル交換できてベアリングが一個多いレガリスのほうが性能面では少しだけ上ですよね、普通に考えて。
まぁですよ?
貧乏人っていうのは1000円でも安くて良いものが欲しいわけで、やっぱりレブロス買うっきゃないだろうっていうのもあった。
あと僕がレガリス使うのなんか違うなっていうのもあったよね。やっぱり道北貧釣はレブロス位じゃないと。
あとデザイン面で今回はレガリスよりレブロスのほうが僕好みだったのも大きい。
レガリスは黒を基調にゴールドを押して、シルバーを添えてきました。ようはコントラスト大き目のクールなリールって感じ。強いなっていう印象。
一方のレブロスはゴールドとシルバーが同比率で、そこにラメブラックだから、逆にクドくないの。全体に薄くまとまりがあるから、むしろ落ち着いて見えるけど、派手さはしっかり残している感じ。むしろ知的なんだよね。うん、正直カッコイイ。見直したよレブロス。今回のデザインは本当に良いよ。
レブロスはダイワ教に入信させるのに十分だった
というわけで全てのポイントを見たのですが、結論としては
レブロスはダイワの布教リールとして恐ろしい威力を発揮します。
安いからとバカにできない高い性能に、キッズから大人まで虜にする新デザイン。
LT搭載により軽さと強さを兼ね備えた新ボディ
しかもドラグ力まで強化されていて、本気で色んな釣りに使える仕上がりとなっていました。
だから先に言っておきましょう。
もし初めて買ったリールがレブロスなら、その人物が間違いなくダイワ教に入ってしまうと!
もしダイワ教に入る気がないならセドナにしたほうが良いですね。下手にレブロスかったら、もうダイワから抜け出せないかも。うん、これはまさに餌リール。ここから底なしのダイワ沼へと初心者アングラーをいざなう危険なリールですよ。
というわけで、僕も下手するとこのままダイワ教に入り、車を売り払ってスティーズairを買ってしまうかもしれませんが、なんとかレブロスで我慢したいです。耐えられるかな。
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