サケ釣りに久々に行ったらゴミ凄すぎて笑えない

釣り超コラム
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今回は100年ぶり位に行ったサケ釣りと、釣り場でみたゴミ問題にドン引きしたって話をします。

いや今回はねー、さすがの僕も真面目に書くほか無いっていうか。

いくらなんでもコレは無いなぁ・・・と引いちゃった部分があまりに多すぎる。

時代錯誤というか、あまりにも気にしなさすぎというか

というわけで、今回は大真面目に釣り場のゴミ問題について語るサスティナブルでSDGsであり、レジ袋は絶対使わず、ストローは紙製を好む男αトラウトです!だけど車は中古のトヨタでガソリン車!ブルンブルン

いや、ふざけてないですよ。何言ってんですか?今回マジでサスティナぶってくから。いずれお金貯めて最新鋭の水素エンジンでエレクトリックモーターなステラ乗るから。まじ自動運転しながらAPEXすっから!ハッァ!

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サケ釣りに行ったらゴミが半端じゃなくて引いた

でまぁサケ釣りに行ったのは数日前。

理由は痛風発作がやばすぎて全然渓流に行けてないため、ストレスが悪化。

結果的に博士から「おまサケでも釣ってこい、イクラとってこい」というお達しが。

しかしサケ釣りなんか全然行ってないし、ほんとに釣れるのか?てか港とか釣り禁ばっかりになったんじゃないの?

と思っていたら、インスタでフォロアーさんがポイントを教えてくれたので、ひとまずそこに行ってみることに。

とりあえず準備をはじめてみたものの、タックルはボロボロ。

仕掛けもひどいもんで、サケスプーンなんか錆が浮いてる始末。

そこでホームセンターに行ってダイワのサケ釣り仕掛けを購入。

浮きルアーだけど、ロッドがサーフ用の投げ竿(リバティクラブ)で行っちゃえばいいかと、翌朝サケ釣り場に向かいました。

けど鮭なんて全然釣れなかったよね

なんか人も居なかったし、一か所密集している場所ではポツポツ掛かったてたけど、離れた場所にいた僕には一切ヒットなし。

やっぱいきなり行って釣るとか無理ゲーでしたよええ!サケつりたかったよぉお!!くそぉおおこんなぁ!こんな思いするならぁ?もうサケ釣りなんかいかねぇよぉお!!ちくしょぉおお!!

帰りに発見した大量のゴミが記憶に焼き付いている

でまぁその時は、とくになんていうか、気にもそんなにしてなかった。

アー疲れたー、寝不足だー、ぜんぜん釣れねー、いやシンドー。

てな思いしかないし、おまけに大雨も振り出して急いで車に戻って撤収したから。

けど、そこで車を止めるスペースの脇にゴミが落ちてたんですよ。

しかも1個や2個じゃないです、車を止める場所の端の草むらに、まるで絨毯みたいにズラーっとゴミが並んでる。

落ちてるのは針のパッケージ、仕掛けやらウキやらの袋、餌の袋、弁当、箸、空き缶とかもろもろ。

でも、形から見るに釣り道具のパッケージが大半だったと記憶しています。

渓流アングラーにとってサケ釣り場のゴミがヤバすぎる

このゴミを見て驚く。

ってのは、果たして僕だけなのか?

でもあの、時釣り場にいた人間の中で、間違いなく僕が一番ドン引きしてたと思う。

というのも、僕は渓流アングラーであって、海に釣りに行くこと自体珍しい人間。

おまけにサケ釣りとなると少なくとも7年以上通っていない。

7年前というの、まだ渓流もはじめてないころで、釣りそのものを本格的に再始動していなかったころ。

だから、本当の意味でアングラーとして釣り場を見てなかった。きっとあの頃も大量にゴミはあったろうけど、まるで気にしてなかった。

けれども、渓流アングラーとして釣りをしてから、再びサケ釣りの現場を見てみると、あまりのゴミの凄さにびっくりする外無かった。なんだこれ、ヤバすぎるだろう・・・と。

さて、ここで心の正義マン登場と行きたいところなのですが、残念なことに、僕はもともと倫理観とか民度とか著しく低い人間であるため、申し訳ないですが、そういうのは無いです。

むしろ人間的には悪側の存在だし、そもそも怒りが湧くとかも無いですね。

それを見た時に思ったのが、ちょっとした絶望感です。

それは誰か特定の人間に対するものじゃなくて、人間という全体に向けられたもの。

サケ釣りをする人間にとかじゃないです。自分を含めた、ほぼ全ての人類レベルですね。ほんと人類なんてくだらない生き物ですよ。はい補完計画 補完計画。

まぁね?

なんでそんな絶望感を味わったかっていうと

僕が普段やってる渓流の釣りって、すごいキレイなんですよ。

とくに現流域なんてゴミなんて見当たらないし、あったとしても空き缶が一個とか、そんなレベル。

で「またじじいが橋から空き缶投げやがったな」と、ひろってバックに入れる。それでゴミ一つない景色が目の前にできる。

そのレベルの美しい景観です。

もちろん人もいな・・・というか、ほぼ入れないような場所。

シカと熊と鳥、そして魚が生きる森の中。文明と無縁の場所。つまり、そこにいる僕自身が捨てられてる空き缶と同レベルで異質な代物。真っ白なキャンパスに、運悪くポツンと垂れた黒い絵の具位目立つんですね。

そんな場所で釣りをしていて、いざサケ釣りの駐車場にある大量のゴミ・・・しかも、明らかに全てが釣り人のモノとわかる代物を見たら、そりゃ引きますよ。わかるでしょ?

さらにショックだったのが、僕も別にサケ釣りが初めてじゃないってことです。

おそらく、数年前にサケ釣りをした僕は、同じようにゴミの山を見ていたはず。

けど、その時のは何も思わなかったし、今みたいにショックを受けることも無かった。

これは、僕の倫理観が上がったとかって話じゃなくて、渓流という美しい場所で、たった一人で釣りをしていたから。自然が、釣り場が美しいっていうことに、あまりにも慣れ過ぎていた。

けれど、人が入りやすく、しかも集まりやすい釣り場は自然とこうなってしまう・・・

そんなことを思い知らされましたね。

90年代バスブームみたいなゴミの惨状が今も続くサケ釣り場

その帰り道、寝不足と戦いながら車を走らせつつ、さっきみたゴミのことばかり考えていました。

考えていたのは、記憶の中にあったものを探していたから。

なぜかずいぶんと前にいったサケ釣りの記憶を探っても、そんなゴミの記憶なんか無い。あれ、なんでだ?全然覚えてないぞ?あんな大量にゴミなんかあったか?

と思い記憶を探ると、ほぼ同じ光景はもう

90年代バスブームの水辺なんですよ。

あの時、バス釣り大ブームがはじまった時の水辺って、そりゃもう大量に釣り関係のゴミが絨毯みたいにあったんですけど、あれとほぼ同じでしたね。

でまぁ、あれからもう30年近くたってるわけですよ。

それでもまだあの光景と一緒の代物見るとは思わなかったですよね、いやまだあったんかーい。だいたいのところで良くなってるぞーい、おーい。

でも不思議なのは、90年代バスブームが起きなかったこの北海道でも、いまだそんなブームみたいな状況が続いてるってことです。ほんと不思議。

それほどの熱狂が北海道のサケ釣りってわけで、しかも毎年秋になると起きる仕組み。

普段釣りをしない人でも、そのへんのおじいちゃんから子供まで、みんなが水辺に集まるあの熱狂が、毎年毎年起きていると考えると改めて驚かされました。

もうみんなサケに夢中ですからね、気合の入り方も凄い。

釣り場に付いた時には「あー3時くらいに車から出ればいーかー」と思ってたら、2時くらいには前の車が空いて人が下りてくる。

しかも1人じゃなく、3人おりてくる。

え?2時だけど?今からいくの?うそ今?と思ってたけど、さすがにこの時間に行く気がおきない。

だから30分ほどしてから、ちょっと釣り場を見てこようと現場に行くと、ヘッドライトの光が5つ。

おい、3人より先に2人いたんかい!何時からそこに居たんだよ!

と度肝を抜かれましたね、なんていう気合。

むろんこんな真っ暗な中投げたって釣れないんですけど、もちろん場所取りのために居るって感じ。しかも小雨振ってる中ですよ、やりますそんなこと?ただの釣りですよ?

しかも皆釣りが終わったら、だいたい作業着に着替えていました。

つまり、そのあと普通に仕事あるわけですね。

いやすごいね、ほんと。もう気合が違うっていうか、それほどの熱狂がサケ釣りにあるんです。

熱狂するほど人は環境を考えなくなる

さて、北海道のサケ釣りはずーっと90年代バスブームが続いてるくらい凄い。

と書きましたが、同じようにゴミも凄いってわけで。

やっぱり熱狂に包まれると、人は環境のことは一切忘れちゃうんだなと改めて思ったわけですね。これ例外なくだと思います。

でまぁ思ったけど、僕が前にサケ釣りをしてた時にゴミの記憶が無いのは、その熱狂の中に居たからなんじゃないか?って思うんですよ。

朝の1時くらいから釣り場にいって、壮絶な場所取り合戦をして、頭の中はサケサケサケサケでもう一杯。

おまけに寝不足なんて当たり前だし、疲労困憊の中やるわけでしょ、サケ釣りなんて。

そうなってくると、もうゴミのことなんて覚えてないんですね。

もしかしたら自分も捨てていたかもしれないけど、それすら覚えてない。

ってことは、たぶん僕は捨ててるなって思うんです。うん。

てかね?

「よっしゃーゴミすててやるぜぇ!」なんて、滅茶苦茶意識して捨てる人なんか、まぁ居ないです。地球を絶対ゴミ箱にしてやるという悪の組織なんて無い。

だいたい「なんかゴミ持って帰るの面倒だし捨てとこ」みたいな、たいした意識もなくポイしちゃうからね。

それがゴミの少ない場所なら罪悪感も沸くだろうけど、あんだけゴミがある場所だと、もうここに捨てていいもんだと思うヤツだって出てくるでしょうよそりゃ。意識なんて簡単に低下しますからね。

その意識ってやつをサケ釣りの熱狂は奪ってくるわけだし、そもそもの「釣り場にゴミを捨てない」っていう考えを持つ人間は、サンデーアングラに持てというのも難しいかもしれません。

ただ、昔と今が違うのは、社会そのものがゴミに対する問題意識が高いってことです。

サケに熱狂している人間はゴミのことを忘れているけど、普通に生活している人からしたら「うわー汚すぎるだろ、ここは」ってなるでしょ。

誰があのゴミ片づけんの?釣り人がやんの?え?うちら?ってっさ

なので、当然サケ釣りに来るお祭り連中がゴミを増やしてると思っているので

「あいつらのせいで汚くなった、もう釣り禁だ!」となる。

さらに最近じゃ密になり感染対策を防がない場所は批判の対象になる。

僕がいった場所は比較的人が少なかったけれど、それでも明らかに釣れる場所には隣と1m程度しか間合いが無い状況で竿を振ってる。当然マスク無し。

まぁ現在の状況を考えると、サケ釣り激戦区となる場所に関しては、当然ゴミは凄いは密だわマスク付けてないの当たり前。コロナ対策の不備やら、ゴミ問題で大炎上したNAMIMONOGATARI並みのHIPHOPイベントが秋になると開催されてると思って良い。波の向こうからジブラにAKがやってきて、LEXやAwichがブチカマシて、最後にJp the wavyが「超wavyでごめんね♪」とか言ってくるわけですね。ごめんねじゃないよ!HIPHOPどうしてくれんだよオマ!

すいません、ちょっとHIPHOPのあの話になると熱くなっちゃって。今はサケ釣りの話しをしないと。

で、サケ釣りって北海道じゃ毎年恒例のwavy(流行)とはいっても、やってることが時代遅れ感がいなめない。

というか、今の今までこの現状であり続けてること自体が不思議。ほんと90年代のままじゃん。

僕がいった場所も、あれだけのゴミが捨ててあれば当然クレームが入るだろうし、釣りしない地元民が釣り禁にしたほうが良いと言い出すのも時間の問題だと思う。いや、釣りしてる人もいうか。

だからね

サケ釣り楽しむためには、どうしたって少なくともゴミを出さないっていうルールが必要になってくるだろうなーと思う。というか、もう必然の領域にきちゃったというか・・・もうバックレられなくなってきたなぁ。これは。

釣り場のゴミはやっぱりルールを厳格化するしか無い

他の釣りに関してもゴミ問題はあるでしょうが、サケ釣り場のゴミのひどさは常軌を逸しすぎてる。

とくに渓流アングラーの僕からしたらドン引きだし、あれじゃいつ地元民に釣り禁にされたっておかしくないんで、いつまでも平成初期引きずってないで、そろそろ令和のサケ釣りやってくださいよ。

ってことですが、普段ぜんぜんアウトドアとか釣りしないヤカラ系はゴミとか平然と捨てちゃうし、疲労困憊してサケのことしか頭に無い人だと、ゴミへの意識がまったく回らない可能性も高い。

だからコレは、どうやってもゴミを持ち帰るルールを作るとか、最悪罰金出させる位にしないと無理だろうなとも感じますね。

てか、罰金出させる位のほうが絶対良いと思うんですよ。

「釣り禁にしますよー」じゃ遠征組は関係ないしね。

直接、本人に、ゴミを捨てたらヤベぇことになる!レベルじゃないと。

てか、その方が清掃費用を税金から出さなくてもいいし、捨てた人から徴収しちゃえば良いんじゃないですかね。

あとは良く聞くけど、ライセンス制度。

これは効果的だし、見回り要因の費用も確保しやすいから、かなり良いんじゃないですか。

どのみちアキアジなんて北海道の超重要な水産資源なわけで、ライセンスあったほうが最終的にみんな得するんじゃない?とも思ったり。あれだけの釣り人口があるなら、一人当たりのライセンス料だって格安になるに決まってるしね。

そこで、ライセンス取得にあたってゴミを捨てないことを明記した契約して、罰則金幾らって説明したら、普段釣りしない人も「あーゴミ捨てたらダメだな!」って思うって絶対。

サケは美味しく食べたいし釣りたいからゴミは持ち帰るしかないよ?

とまぁ、サケ釣りにいったけど釣れないし、寝不足だったし、おまけにゴミは酷いわで結構散々な感じだったんですけど、最終的にサケはお客さんに頂きました。しかもメスのイクラ入り。ありがたやありがたや。

まぁこんだけ価値のある魚が岸から釣れるわけだから、そりゃ道民も熱狂するのはあたりまえ。

そして、熱狂できることがあるだけ、人生はマシだと思うんです。ほっといても、生きてることは大して面白くなんか無いからね。だから僕も釣りしてるわけだから。

だからこそ、あの酷いゴミだけは無くさないと、マジでサケ釣りはヤバいだろうなと実感した・・・というか、全ての釣りがだね。これは。

とにかく釣り人よりも一般の人達のほうがゴミへの意識は高いこの時代。

僕らだけ遅れてたら、時代の波に飲まれて、釣りそのものが「時代遅れの悪しき習慣」と呼ばれて消えてくだけです。

だから釣りのことだけは頑張らないとなーと思うよ。うん。そこんとこ、怠けてたら、結局時代錯誤って言われて終わりでしょ?

んでまぁ、とくに気を付けるべきは、僕みたいなしょうもない人間だよ。

ロクに勉強もせず、無駄なコトばっかりやって、本来あったあらゆる未来や将来を出入り禁止になったようなヤツだよ。

その結果、残されたクソみたいな人生で唯一の救いになってる場所なんだから・・・それだけは、釣りだけは守んないと。

コメント

  1. モチ より:

    人が捨てたゴミ拾うのって寂しさやら怒りやら複雑だけど単純に嫌な気持ちになるんですよね。
    ただ、根拠なんか無いしただの願掛けレベルですが私はゴミ拾い多めにやった日はいつもよりバス釣れてるので後味悪くもなくゴミ拾いできます。
    ライセンス制度ありですね。

    • アバター画像 αトラウト より:

      そうですねー、ほんと気分わるいんですけど、とりあえずゴミ拾いしないと、近隣住民からクレーム入って即釣り禁ですもんね
      いいことしたら釣れる気はたしかにします。ライセンス制度あったほうが、たぶんみんな快適になる気はしますね。