こんにちはαトラウトです。
河川用メタルルアー開発に余念がなく、近々自作メタルジグ鉄男河川バーションの設計を今一度見直しております。
が、その最中に新しいアイディアが出てきたのでメモ程度に書き留めておきます。
てね、まぁαトラウトよ
仕事中に一体何考えてんだよ!
流体力学の本とか読んでるばあいじゃないんだよ!
経費計算きちんとやれよ!
と、金にならぬ学問などいらぬとマネーの神様がおっしゃっております。
そう、この世に金にならぬ学問などいらないのです。
文学や哲学を学んだところで就職には役立たずで
大学の文学部が大量に減らされてしまう。
覚えたコードを使おうと思ったら結局無関係の自営業をやらされ、使うのはCSSのみ。
ああ、もうなんなの!
もうなに?生きにくい!
帰還兵でもないのに社会に適応できないとかもう何のせいにもできない!
でも結局、金の心配をするよりも頭には設計のアイディが浮かぶ。
そう、僕にとっては何一つお金にもならないアイディアが。
金儲けが苦手な僕が頭を使うのはこんなことばかりですが、浮かぶものは浮かぶんだからしょうがない。
それを書き留めるためにも、このブログは使わせてもらおうかと思います。
潜航能力のあるチャターを作る
ボトム限定の超お手軽チャターを作りたい。
そう考えた結果、チャターとバイブレーションをセットにしたものがいいなと。
チャターのヘッドは強制的にルアーが頭を斜めに剥けるようにセッティングすることでルアーを動かすシステム。
で、重量だけでなくルアーじたいが潜るようにしたい。
これ何かっていうと、もう川の流れの中で永遠とボトムに張り付かせたいわけです。
永遠と。もうなにがあっても浮き上がってこないようなやつ!
で、ルアー全体をクランクベイトのリップのようにしてしまうシステムを考えてます。
ボトムだけとひたすらに攻め続けられるシンキングルアーだったら、クランクベイトをシンキングにしたら良いんでないの?と思ったんですけど、これが上手くいかない。
なんでって、クランクは基本流れが無い場所むけに作られてるんですね。だからリップがでかすぎ。潜航能力に反比例するようにルアーが暴れまくって、ダウンでひいたら逆にルアーがさかさまになって浮いてくるレベルですよ。
だから河川用はクランクじゃなくてシャッドなんですな。
シャッドのリップは潜航能力もほどほどで水の流れに対する抵抗もホドホド、バランスがすごい良いからミノーよりも深いレンジを狙えるってわけでございます。
ただね、これがまーすごい難しいバランス設計が必要というか。流れの速度+リトリーブスピードで潜航能力を決定しているんで、当然暴れる時は暴れるし浮く時は浮くと。
川の中のボトムを狙うって、リップ付きのルアーじゃやっぱり難しいんですね。
だからみんなメタルバイブやスプーンやヘビーシンキングミノーを使って、とにかく重量でもっていくってのがセオリーってわけです。
ぶっちゃけルアー作る上でも、使う側にしても重量でレンジを決められるほうが操作しやすいですからね。
ただ、シンキングの問題点。
とくにメタルバイブにいえること。
それが根掛・・・
メタルバイブはまじで無くすわけで、ぼくも自作メタルバイブをことごとく無くしてきました。
その原因となっているのが、フックが全部下向きについていること。
だから鉄男を作って背針が成功したとき「よっしゃーこれでボトム回避メタルルアー成功や!」と思ったんです。
ただね、鉄男は基本全レンジ対応のパイロットルアー。
ボトムだけを狙うために作られてないから、まあ普通のメタル系ルアーと同じように重量で沈めるきゃないので、リトリーブの抵抗具合によっては浮く時もあるよと。
んじゃボトムだけ狙えて、しかも根掛回避できるのないかいと思ってボトム系トラウトルアーを探したら、まぁだいたいエリア用で、川の流れを想定したものがない。
うむむむ、と一日中考えてみたというか、勝手に考えちゃったというか。
フロントは沈み、後部は浮かび上がらせるのがベスト。
お尻が浮くバイブレーション?
それか、への字型のルアーを作る?
ここで、トゥイッチ対応にしたい?まじ?できんの?
それじゃぁ、スミスのボトムノックスイマーに近い動きが良いなと。
こいつを手軽にステンレス板とがん玉や割りビシで作るのが良いかも?と思ってみたわけで。
■テールに浮力を持たせる。
一日中考えてネットで探すと、なんかそれっぽいのがソルトルアーとして発売されている。
それが、ティムコのスライドバイブ。
形状はメタルジグのようだけど、動きはボトムノックスイマーに良く似ている。
ただ引きならバイブレーション、トゥイッチなら左右へのダートアクション。
ただ、このままだとやっぱり違う。
まずリトリーブスピードがめちゃ速い。これはちょっと早すぎ。
もうすこし落としてみたい。
それと、僕はボトムでこれを立たせたい。お尻だけふわふわと。
で、それも川の流れの中で。
それならボトムの根掛も怖くないしね。
ということは、テール部分に水流を受けた時に浮力を持たせるようにするのが必須。
ただのヘの字型や、ティムコのような形だと川の中でテールが浮くなんてこと絶対にありえないですからね。
必殺の浮力体を装着
メタルバイブに浮力体を装着することも課題ですね。
テールに浮力を持つバイブレーションはありますが、まぁ大抵ボディごとプラスティックで形成されています。
硬いバルサをテールに装着するか?
それとも別のもの。例えば手軽に購入できる浮力体。フカセのアレとか。
ああそうだ、テール部分にのみ丸い浮力体を装着しよう。
それを水中でブルブルさせてみれば、なんか魚卵ぽい。
でもコストオバーになるのが嫌だから、すでに丸くて浮力が高く、なおかつ強度が高いものがいいなとも思ったり。
メタルバイブレーションに使うボディのステンレス板はそう重くはないし、テールに浮力体を付ければ浮かせるのは難しくないし、強度も維持できる。
これを鉄男の次に作るルアーにしようと思います。
うん、それじゃぁアイディアをためたところで、さっさと仕事しましょう。
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