毎度おなじみジャクソンさんのトラウトアイテムにキャールブレードなる奇妙なルアーがアップされていました。
丁度根掛回避が得意なトラウト用ルアーを探していた僕、しかもジャクソンとくればおなじみダニエルの販売もとであったりで、何かと馴染みがある。
トラウト用のルアーでもかなり変わったアイテムを並べてくるジャクソンさんの勇気には毎度感服するわけですが、いよいよとんでもないのが来たなということで早めにご紹介します。
キャールブレードはジャクソンの根掛回避系ルアー?
(画像引用元:ジャクソン公式ページ)
この見ためからして目立ち過ぎてるのがキャールブレード(Cyarl Blade)です。
トラウト用ルアーでカエルの見た目をしているのも珍しいですが、とくに目を引くのがルアー後部の2つのブレード。
一体なぜこんな所にあるかも疑問ですが、さらにフックのある位置も今まで見たことないような場所。果たしてこのルアーはどんなアイテムなのか、詳しく迫っていきたいと思います。
根掛回避性能を求めたキャールブレード
キャールブレードは根掛回避性能を追求したルアーだそうです。
ジャクソンさんの公式には「トラウト用に根掛回避を目的としたルアーは少なかった」とありますが、確かにその通り。スプーンにしたってミノーにしたって、根掛回避ができるルアーがそもそも少ないし、根掛を圧倒的に回避できるワーム類は使えない場所がとても多いんです。
ということは確かに僕も思っていたし、こちらの記事でも書いていました。
また、ブログ読者の方からも根掛回避系ルアーに対する反応が良かったり、ライオットブレード系のバイブレーションが無いかなと探してみたりと、やっぱりトラウトフィッシングでスナッグレスは結構無視されてきたことだったりします。
しかし、その弱点を克服したというのがこのキャールブレードだというのです。
ブレードの間にあるフックがスナッグレス効果抜群
キャールブレードのフックはルアー後部にある2つのブレードの間にあります。
この位置にシングルフックがあることで、前方にあるストラクチャーを乗り越える時にフックの先端が下側を向かずに躱しやすくなります。
ストラクチャーに横から当たる場合も、二つのブレードがフックをカバーする役割を果たしてくれるのでスナッグレス効果に優れているのです。
このルアーの形を見て誰もが真っ先に思い出したのは、イマカツのメタルクロースピンなはず。
形状はカエルで、あちらはエビですがシステムはかなり似ていますし、メタルクローをトラウト向けにアレンジしたものと思って良いでしょう。
キャールブレードのフッキング率は高い
バス用のメタルクローとキャールブレードの大きな違いはフッキング率を劇的に高めたことですね。
キャールブレードはボディのアクションを極力抑え、後部のマイクロブレードにのみアクションを与えるように設計されています。
これにより、ブレードに対してバイトするように仕向け、なおかつ縦長の細いブレードだからこそ中央にあるフックへ魚の口が届く確率がとても高いのだとか。
口が小さいトラウトでも食いやすく、スナッグレス効果によって起きやすいフッキング率の低下を抑えたルアーになっています。
キャールブレードのスペックは可愛い
サイズ:35mm
ウェイト:3.5g
タイプ:Sinking
フック:#6 シングル
価格:オフィシャルで1,300円
スペック的に見ても渓流をメインとしたルアーであることがわかります。
サイズ的にはアマガエルと一緒。かなり可愛いルアーですし、イメージほど大きくありません。大型トラウトだったら一口で丸のみでしょうね。
シンキングモデルなので、沈めてからリトリーブさせるのが基本。スプーンと同じように使うのが基本で、リフト&フォールがメインでしょう。
カラーバリエーションもかなり豊富で、公式ページでは8色がラインナップ。
個人的にはこちらのブラックカラーが欲しいですね。黒いルアーって渓流で強いですから。
カエルで渓流を攻めたくなるルアー
ジャクソンさんのキャールブレードは見てるだけで使いたくなるルアーですね。
そもそもカエルで釣るっていうのも面白いし、おまけに後部にあるブレードでスナッグレス効果まで高いんですもの。そりゃ釣りたくなります。
価格は1300円がオフィシャル。
そこまで高額なルアーでもないですし、これでルアーロスト率が下がるっていうならお買い得かもしれませんね。
今年は周りのアングラーとは一味違うカエル型のブレードルアーでガンガントラウトを攻めてみましょう。
【今回紹介したルアー】
コメント
はじめまして
いつも愉しく拝見させていただいております!
このキャールブレードなんですけど
お腹の部分に鉛シールを貼ってヘヴィーシンキングカスタムしたら最高の使い勝手を発揮しましたyo!
ノーマルの3・5gではキャストでも重量的にフワーッと飛んでいく感じですが、
この時点でもダウンでの浮き上がりはだいぶ控えめだったので、
よし、と閃いて鉛シールでカスタム後は飛距離ビンビン浮き上がり抑えめの万能君です!
ボディがコンパクトなので沈みも早いです。
ボトムから表層までいけます!
細い支流に入ったら鉛シール剥がして釣る感じ、鉛シールとセットでやってます。
飛ぶからダムでもバッチリいけますよ。
今度、バス用48mmキャールのブレードを移植したハイアピール改モデルでやってみますよ!
はじめまして、いつもお読み頂きありがとうございます。
おお、ようやくキャールブレード使いの方があらわれましたね!w
実は僕も持ってるんですが、いまいち使い方がわからず、どうしたもんかと思ってたんですが
なるほど、ウェイトシールを貼ったら良い感じなんですね。今度ためしてみますー。