湖でラパラやスプーンを投げまくってトラウトを狙ってきた

北海道釣行記
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手持ちの大型トラウト用ルアーを持って湖で投げまくってきた話ですよ。

以前までは渓流トラウト一択だった僕ですが、気が付けば色々な釣りをするようになりました。

トラウト以外にもナマズを釣ったり海でボケーっとメタルバイブを投げたり、色んな釣りを試してみたくなるし、やっぱり何やっても釣りは面白い。

けれども、結局渓流大好きな僕。

今年も小さな渓流に入って、ヤマメやイワナやニジマスやらを釣ってばかりいました。

そんな僕が一番持っているルアーは、当然渓流用のルアー。

5㎝前後のミノー、5g前後のスプーンやスピナーが中心であり、本流用では7㎝が中心。

まぁ一般的なルアーフィッシングに比べると、やはりトラウト用のルアーというのは小さい。それがカワイイから僕は好きなんですけどね。

でも、なんか大きなルアーを色々手に入れてるんですよ。

それこそブログの読者様から頂いたルアーにはじまり、中古を漁り手に入れたもの、新品でもらったものや、メーカーさんからもらったもの。

そんな大きめのルアーを今年も投げる機会が中々無いのは、やっぱりもったいよね?

と思いっ経った僕は、ラパラをはじめとする大型魚狙いのルアーを持って、それはそれは大きな湖へと向かったわけですよ

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朱鞠内湖に行ってデッカいルアーを投げたろやないか

大型ルアーは、基本大きな魚のために作られています。

とくにトラウトというのは、自分の体長の6~5分の1のサイズの餌しか食えないと言われていますから、60upを狙うのに7㎝を使っても大きい位いです。

で、今回用意したルアーですが、ミノーは10㎝以上が中心。そのほか15g以上のルアーばかりを準備して臨むわけですよ。

このルアーを食える魚がいる場所で、うちの近所といえばもうあそこしかない。

そう、朱鞠内湖。

もう今年はコロナの影響もあって全然行ってなかった。
いや、思い返すと一度も行ってない。

じゃぁとりあえず、このデッカ魚用のルアーを持ってバカみたいに広い湖で投げまくってこようと思ったわけです。

朝3時になぜか湖にやってきてNetflixとキツネを眺める

朝3時に出かけたところ、湖に向かったのは、なぜか朝の3時頃でしたね。

いやね、ぶっちゃけ来る時間間違えたよね。

というのも、朱鞠内湖の釣り開始時間は日の出と決まっていて、この日の場合はだいたい5時20分頃。

まぁキッチリ日の出に合わせて投げる人は見た事ないんですが、とりあえず日の出に合わせて皆竿を出しはじめるわけです。

でまぁ現地入りしたのは良いけれど、釣りができるまで2時間もあるワケで

完全にフライングですねハイ。

前日に寝れず、夜中にまた起きてしまい、もう寝れないなら朱鞠内に向かおうとノリで来てしまったのが悪いんだけど、にしたって早すぎる。

てなわけで、しばらくの間は車の中でボンヤリしたり、たまに車の外にでて朱鞠内の星空を眺めていたり、Netflixで今さら『愛の不時着』を見て居たり、ずいぶんとロマンチックな時間を過ごしていました。

でまぁ久々の朱鞠内だったんですけど。

もう寒い季節になってきたというのに、朱鞠内湖は今年もキャンパーが勢ぞろい。

コロナの影響で閑散としているのかとおもいましたが、結構繁盛してるみたいです。

あとキツネもウロチョロしてましたね。

キャッパーが居ない頃だったら、餌を探しても見つからなかったろうけど、テントをあちこち回りながら餌になるものを探していました。このへんの動物では、おそらくコイツだけは何気に人間を待ち望んでましたね。

でまぁそれから釣り券くんでキップを購入。

とりあえず2時間しか投げるつもりも無いし、本当なら一日券買うのはだいぶ損なんですが、この素晴らしいスポットを維持している朱鞠内のスタッフへのリスペクトを込めて必ず切符を購入します。

もちろん、ここでの釣りは釣り券の購入が規則なんで、2時間だろうが1時間だろうが必ず券を買わないとAIを搭載した釣り券くんに攫われイトウの餌にされます。みなさん気をけましょう。

日の出と共に色んなルアーを投げまくりヒットを待つ

そして時刻は日の出となり、暗かった湖にも明かりが差し始めました。

この朱鞠内の日の出はいつ見ても綺麗です。

紫と赤のコントラストが空と湖に両方に広がっていく感じ。

これを見ると「ああ、朱鞠内に来たなぁ」って思いますね。

で、釣りの話ですけれど。

この日はもう「釣りにきたぜイトウさんをよぉ!」みたいなテンションではまったくありません。はい。ていうか何時も釣れる気しないんですけどね。

とにかく

「大きめのルアーを全部フルキャストしまくる」

というのが今朝の釣り。

もう普段のフィールドじゃトラウト相手に投げれないルアーをこれでもかと投げ、なんか運がよかったらイトウさんとかサクラさんとかアメマスさんに食いに来てもらえたら幸いです。

ってな状態。

だからとりあえず朝方は何か投げようかと思って取り出したのは

そう、ビッグベイトですよ。

朱鞠内湖でビッグベイトを投げてみる

なんで僕がビッグベイトを持っているのかといえば、実は最近「アルコール中男」を名乗る人物から大量の釣り具やら何やらが届いた中に入っていたからなんですね。

しかし、名前もよくわからない謎のビッグベイト。

なんか投げてみたいけど、一体何に使えば良いのかと迷っていたんですが

「そうだ明日の朝朱鞠内に行くときに試しに投げてみよう」

と思って持ち込んだんですね。

使うロッドは雷魚やナマズに仕様していたアブガルシアのクロスフィールド。

リールももちろん雷魚用のアンバサダー6500ですよ。

にしても、雷魚タックルでビッグベイトってぶん投げれるのかな・・・というか、ああなんか思ったより人いるなぁ・・・

と、若干周囲にビクビクしつつキャスト開始。

で、大きく振りかぶって、思い切り振りぬく。

すると、ものすごい勢いで回転するウグイほどの魚が宙を舞ったかと、ド派手な音を立てて着水。

・・・だめだ、ぜったい後ろのやつコッチを見てる。あれ?なんかそっちでボイルあったの?みたいな感じで見てるぞ・・・

と、普段ビッグベイトなんか誰も投げない朱鞠内湖で一人ビッグベイトをぶん投げた僕はとにかく恥ずかしい。たのむ、だれか僕の前にここでビッグベイト投げててくれ!僕を一人にしないでくれ!

とブツブツ呟きながらリールを巻いて、またキャスト。

というか驚いたのは、案外アンバサダー6500でもビッグベイトを扱えることですね。

シンキングモデルだから空気抵抗が少ないってのもあるだろうけど、僕の想像では毎キャストバックラの嵐だと思ってたので以外。

ずいぶん古いリールなのに、やっぱりアンバサダーは重いルアーを投げるのに向いてるんだなぁと感心してました。

しかし、さすがにドバンドバンと投げるのは気が引けてきたので、ルアーのアクションチェックだけすませてビッグベイトは終了。

今度は人がいないところで投げまくってみるよ、うん、マジで人のいないところで。

ノースアングラーのエアーオルグを投げてアクションをチェック

続いて投げたのは、ラパラ傘下のノースアングラーから発売されている対怪魚用ルアー、エアーオルグです。

このルアーも頂き物なんですが、見た目が良いので早く投げたいとずっと思ってたんですよね。

まずは重い方のエアーオルグからキャストしてみましたが、さすがに自重20g越えのシンキングルアーということもあり、滅茶苦茶にカッ飛ぶ。

気持ちいキャストのあとリールを巻いていくと、あんまり手ごたえはない。

ん?なんだろうこれは?と足元でルアーの動きをチェックしてみると、なるほど、こいつはS字スラローム系だったのか。

見た目からてっきりバイブレーションみたいなタイプかと思ってましたが、通常リトリーブだと左右にグイングインとスラロームをしていく。

で、リフト&フォールではブルルン!と、なんだかバイブレーションとクランクの中間みたいな動きで跳ね上がる感じ。

ほえーなんだこのルアー、面白いなぁ・・・

もう一つの軽い方のエアオルグはクランクみたいなバイブレーションみたいな不思議な動き。

で、このルアーなんだけど。

調べてみたら海や川に生息するスズキ化のルアーフィッシング活躍しているタイプらしくて、日本ならスズキやアカメ、海外ならバラマンディとかに効果があるらしい。

ほえー、それならイトウなんかも釣れるかもしれない。

で、たぶんこいつは湖よりも、河口付近のイトウに効くのかもしれません。飛距離もかなり出るし、ドリフトも得意そうです。

ラパラのJ11を投げてみる

そして先日購入したラパラJ11も投げてみました。

一応ウェイトを張った状態と外した状態で投げ比べてみましたが、やはりノーマルだと全然飛距離がでません。

まぁ湖で投げてるから余計飛んでない気がするんですけどね、重さ9gっていうのはちょと軽すぎる。スピニング以外でのフルキャストはバックラが鬼のように起きそうです。

でも、沼とかで投げるぶんには使えるし、近距離での釣りでは全然つかえる。

でまぁ、ラパラ特有の「飛ばないけど凄い動く」という例のあれが凝縮されたようなルアーでして、サイズのわりにまったく飛ばないのに、動きはとんでもない事になってる。

立ち上がりが速いのはもちろん、リーリングしながら寝そうになる超デットスローですらブリブリ動き続けてくれる鬼レスポンス。

にしても凄いな、J11は。

僕がしる限り、11㎝のミノーでこんなに動くのは居ない。なんだこれ怖いんだけど。

で、その鬼レスポンスは2g程度の重量増加ではものともしないらしく、ウェイト有りバージョンで飛距離を伸ばしたJ11でもブリブリに動きまくりますね。

ちなみにデットスローでの使用が前提のサーフェイス系ルアーなので、ほぼトップウォーターみたいなもの。浮き上がりも強いので、潜らせて使うなら板鉛を張って浮力を抑えた方が使いやすいです。

うーん、飛距離が出ないデメリットが凄いけど、そのぶんレスポンスにステ振りすぎて滅茶苦茶変なルアーになってる。

こいつはイトウにも良いだろうけど、ナマズでも全然良い感じ。

ナマズのトップゲームで使えるラパラのルアーが欲しかったから、来年はこいつも投入してみようと思いました。

ラパラのF11も投げてみる

続いて同じくラパラの「飛ばないけどすっごい動く」で有名なオリジナルフローティング11㎝も投げてみることにしました。

しかっしまぁこいつも飛びません。

もうエアオルグなんて投げたあとにラパラのバルサルアー投げる時点で、「ただ飛ばないことを実感したい変な人」みたいになってますね。

けれどねぇ、こいつもまぁ動く。

j11のブリブリとは違って、細いボディをローリングさせながらクルクル動く。なんて魅惑的なアクション。

魚の目の前にこいつを通せたら間違いなく釣れると確信できる動きですわ。

けれど残念ながら今回もバイトならず。

残念ながらいまだ朱鞠内の魚をF11で釣れていませんね、悔しい!!

レーベルミノーの11㎝も投げまくる

そしてアメリカンルアーのレーベルミノーも投げてきました。

使ったのはオールドのジョイントミノー11㎝。

こいつは何に使うかも考えず

「ただ欲しかったから買った、後悔はしていない」

っていう理由なき潔さで買ってきたやつです。

だからもう使うとか考えてなくて、部屋の中で

「いやーいいよーやっぱレーベルはいいよー」

とか作業に疲れて現実逃避したい時に眺めてましたよ。

でも、さすがに見るだけじゃつまらないんで、ついに出番ですよレーベルさん。

で、こっちはさすが元祖プラミノー。

ラパラの弱点であった飛距離を最初に克服した製品だけあって、飛距離はなかなか。いや、ラパラのF11投げた後だから余計に飛んでる気がする。

まぁたぶん、昔にこのルアーが出たときも「すげーとぶなー!」とか皆思ってたんでしょうね。

で、動きのほうがこれまた変わった感じというか。

ジョイント部分が普通よりちょい後ろにあるせいか、なんか凄い左右にテールを振ってますね。

だから動きが結構大きい。くねくねというよりも、グワングワンって感じ。水押してんなーって気がする。

でまぁこれも投げましたが、今回はノーフィッシュ。

いやー、やっぱりこの時期の朱鞠内湖じゃ飛距離が足りない。

春先だったらワンチャンあったかもなぁ。

ダイワの大型トラウト用スプーン・チヌークS17gで大遠投

そして最後は、まさに秋の朱鞠内湖用に準備していたチヌークSの17gの出番です。

秋の朱鞠内湖は岸沿いに魚が来ることが稀で、やっぱり沖の深い場所を回遊するようになる。

てなわけで、この時期からオッカっぱりはスプーン遠投がセオリーみたいになるのため、遠投用でボトムを取りやすいチヌークSの17gを準備したわけです。

それでブーンとぶん投げ、ただひたすらに巻いてくる。

なんかたまにスピードを遅くしたり、止めたりするけど、基本は巻く。それだけ。

そんな湖の伝統的ルアーフィッシングをやっている中でも、やっぱりチヌークSは優秀だなと思いましたよね。

よく飛ぶし、よく動くし、アクションも綺麗。僕的に湖のベストスプーン。

で、何投か投げて巻くを繰り返したあと、ああもう日も昇りはじめたなと空を見上げ、ふと巻くスピードが遅くなった瞬間に。

ゴン!と重い手ごたえ。

お?おお?いやきちゃった?イトウきちゃった?

とか思いフッキング。

しかし、思ったよりも抵抗もなく軽い。

あーこれはあれだなーあの銀色のやつだなー

と思いつつゴリゴリと巻いてくる。

そして釣れたのは見事なサクラマス。

いや普通にサクラマスとしてみたら良い魚体ですね、うん。

ランドロックのサクラマスはそんなに大きくはならないけれど、朱鞠内湖レベルで広くなると、サイズも結構上がりやすいみたい。

まぁイトウは釣れないけど、このサクラマスだけは毎回一匹は釣れてくれるんですよね。ありがたいですね。

で、この日はこれで終了で仕事に戻ります。朝も短くなりました。

色んなルアーを投げまくってきて

という感じで湖でルアーを投げまくってきたんですが、とにかく言えるのは。

湖の朝は滅茶苦茶気持ち良いなってことですね。

久々に朝の湖でルアーを投げましたが、広くて静かでいいです。あと朝焼けも見えるし。

とりあえず今度はもっとルアーを投げ倒したいのと、もう少しビッグベイト投げたかったので、人のいないところでやろうかなと思ってます。

にしても朱鞠内、気持ちい。

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