雪解けの本流でニジマスが釣れる

トラウト考察
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春の雪解けシーズンはニジマスがとても釣りやすい時期

他のシーズンだと魚が散って釣りにくいのですが、産卵が近いこの時期はニジマスも産卵ポイントに移動してきて魚影も濃くなります。

というわけで、ニジマスが交尾のために移動してくるポイントにルアーを投げると、見事良型がヒットしてくれました。

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本流に入ってニジマスを釣る

この日はじつは釣りをするつもりはなく、近頃買ったマイクで雪解け水の音を撮影するために渓流に入っていました。

ついでに水中を覗いてニジマスが来ているかチェックしましたが、今のところ目視では無し。

川の中を移動中、一匹だけ遡上中のメスとすれ違いましたが、まだオスは居ない

もう少し時間が立てばさらに本流からニジマスが集まってくるでしょうが、其の頃が釣り時。

ということで、マイクをセットしたので本流へ移動。

7ftのロッドにスプーンを付けて、アメマスかニジマスが釣れればいいなとキャストしていると、すぐにニジマスがヒットしました。

「な、なんか重くないかこいつ・・・」

と、グイグイ引いてくるそのパワーに、良型だと思った僕は慎重にファイトしようと判断。

ところが、急激なジャンプを一発カマされ心臓ドキドキばっくんばっくん

な、なんかこの子すっごい元気だぞ?

しかも太っているのか、やけに重いし走るし、ジャンプしまくる。

まだ暖かくもないのに元気だなーとほっこり。

とはいえ、以前フックを伸ばされた経験があるのでココは慎重に行こうと、これ以上ドラグを占めたらフックが伸びてしまうというギリギリのところでやり取りすることに。

そしてまたジャンプ、飛ぶ飛ぶ。

ニジマスも個体によりますが、ぜんぜんジャンプしない子もいれば、これくらい飛びまくる子もいる。

体感ではメスよりオスのほうがジャンプする気がします。

そしてグリグリとリールを巻いて岸へよせる。ネットを車の中に忘れてきてしまったから、ずりあげしか方法がない。

しかし、なんでこんなの掛かる時ばかりネットを忘れてしまのか。

というか、ネットもってこないほうが良型がヒットするジンクスでもあるのかもしれません。

そして興奮のせいか息が荒くなる中、なんとか岸際に寄せるキャッチ完了。

よく見たらフックが外掛かりしてました。危ない。よくジャンプで取れませんでした。

しかし釣れたニジマスは形もよく、見事な体高で大満足。

色的にはこれから交尾に入る感じでしょうね、お腹もふくらんでいて、餌をたらふく食べています。

本流でもニジマスは産卵しているのか?

経験上ですが、ニジマスは渓流の上流部に移動して産卵や交尾をしている事が多いです

しかし、ニジマスの産卵で調べると、やはり本流でも普通に交尾や産卵を行っているらしいので、やはり特定のポイントに集まってくるようです。

まず砂地であるところは怪しいというか、なんか釣れる。

砂が溜まっているところは、たいてい川が深くなった場所の後ろ側で、流れが緩やかになっているので、ニジマスに限らず魚の産卵ポイントになっています。

イメージとしては、だいたい秋頃にサケがバシャバシャやってる場所と似たようなところが多いです。

他にも背頭といわれるポイントにもニジマスは集まります。

これは本流の中にある瀬が始まる直前の、流れがゆるやかになっているポイント。

ここも砂利や砂がたまっていて、いろんな魚の産卵床になりやすい

なので、もし雪解けシーズンで産卵に向かって行動しはじめたニジマスを狙うなら、流れがゆるやかで、川底に砂が溜まっているような場所を狙うとヒット率が上がるかもしれません。

できるだけ上流に行く

本流でもニジマスが釣れるとはいえ、できるだけ上流に移動したほうがヒット率は高い気がします。

どうもニジマスの多くはこの時期渓流部に入ろうとするので、中流域に居るよりは上流域のほうが魚影が濃くなる様子。

とはいえ、雪解けがどんどん進むと本流にいるニジマスは減り、渓流へと次々に向かってしまうので、もう春だなーと思ったら僕は渓流にいってニジマスを釣ります。そっちのほうが楽なので。

その位のニジマスは、全身が婚姻色に覆われていて、色も金色っぽく、レッドバンドも強くでていますね。

ただ、釣りやすい時期とはいえ、渓流では使えるロッドが短くなるので、7featロッドが使える本流でのファイトのほうが楽ですし、バラす確率も低いです。

そして、なにより交尾前のニジマスのほうがパワーが凄く、やりとりは断然本流のニジマスのほうが楽しいです。

とにかくニジマスが走るし、場所が広いので、グングンダッシュからの連続ジャンプ。

そういったニジマス釣りの醍醐味のようなものは、断然本流のほうがあります。

また、この時期のニジマスはやたら餌を食べており太っていてパワフルです。

本流でその猛ダッシュやジャンプを味わうと病みつきになるかもしれません。

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