PEラインを使い続けてはや2年。
渓流や湖、本流と様々な場所でPEラインを使ってきた僕ですが、その間なぜか永遠と一種類のラインしか使ってなかったんですよ。
まぁそれだけ愛情がるとか、そういう理由ではない。
単純に近所で売ってたPEがこれで、2年目に突入してもまだ購入したPEがあまってるから。
いやね、PEラインがこんなに耐久性あるとは思って無かったっていうか、どれだけ長持ちするのこれ、コスパ良すぎでしょ。
そもそもナイロンラインしか使わなかった僕は、2~3回釣に行くか、もしくは巻いてしばらくしたら当然交換。
そのパターンで使ってきたので、PEも最初に近所に売ってたラパラのラピノヴァXを3個買ったんですよ。
ところが、昨年使用したのはわずか1個のみ。
これほどコスパの良いラインだとまったく思わなかった。
というか、そのせいでまったく同じ
というわけでこんばんは、PEラインは茹で卵を切る時にも便利なことを訴えたいαトラウトです。卵は水から!
いやほんとうに、PEラインって便利なんで、もはや料理ですら活躍してますからね。本当に。
まぁそんな使い方されるなんてラパラも思ってなかったでしょうが、僕的には非常に助かっているライン。
しかーし、ダメなところも結構ある、もはや腐れ縁の友達状態で、長くいれば長くいるほどダメなとこばっかり目についてくる。
そんなラピノヴァXについて書いていこうとかと思いますが、今回もまたクセのあるブツレビュになりそうです。
ラパラの高コスパライン・ラピノヴァXとは?
ラパラから「高コスパ」を売り文句にリリースされているのが
RAPINOVA-X MULTI-GAME(ラピノヴァX)
お値段たったの1500円前後で購入できるPEラインであり、このコスパの良さから使っている人も結構いるはず。
このラインはひたすら安いので、売ってる数もかなり多い。
しかもラパラブランドってことで安心感もあるんでしょう、ネットでもよく売ってるのを見かけます。
それと、このパッケージはまぁ秀逸ですよね。
他のラインのパッケージて、見てるとまぁ「GT」「R]{X」みたいな文字ばかりドーンみたいなの多くて、車用品買ってる気分になりますからね。
いやGT-Rって書いてあるけど、うちぜんぜん違うんだけど・・みたいな気分になっちゃいますからね。
ただシーガーだけはなぜか避妊具みたいなパッケージでなんか好き、うん。
で、今回紹介するラピノバXなんですけど、パッケージは一番好きですね。
さすが北欧、デザインが秀逸。
中央にある動物のようなものは、フィンランド王国の紋章。
その下にラインの色とあわせたカラーで「Rapala」のロゴが入る。
このカラーバランスかつハイコンテクスト感あふれるシンプルなパッケージ。
正直ここはカッコイイ。
他のラインより一段抜けてカッコイイんです。
まぁそれが理由で買う人もいるでしょうが、問題は中身ですよね。
ちなみに詳しいラインナップについては公式をご覧ください。
ラピノヴァX:Rapala公式
ラピノヴァXは扱いやすいPEライン
ラピノヴァXは扱いやすいPEラインっていうのが売りですね。
とにかく釣りやすいことを前提に作られたラインなので、様々なルアーゲームに使用できます。
日本だとシーバスで使うラインみたいになってますけど、別にシーバスだけじゃなく、いろんな釣りに使えるタイプ。
僕なんか渓流での釣りで使ってますけど、とくに問題ないですね。
ラインは4つ編みですし、しなやかで使いやすい。
張りも適度にあるので、軽量ルアーを使う釣りにも使えます。
原糸はイグニスの4つ編み
原糸として使われているのは有名なイグニス。
デュエルやシマノのPEラインの原糸としても使われているので、かなりスタンダートな仕上がりとなってます。
100%のポリエチレンマルチフィラメントを使っているので、もはや普通に使えるというか、ザ・PEラインみたいな基本的な性能ですね。
高いPEみたいに特殊な加工とか何もないんで、とてつもなくベーシックな仕上がりとなっております。
なお4つ編みラインなので価格も抑えつつ、張りも適度にあるので感度良好。
摩擦にもある程度態勢がありますが、まぁここも特別凄いってわけじゃないですね。
2.5号以上はアキアジに最適とか言ってる
ちなみにこのライン、なぜか北海道で営業しまくってるのか、公式では
「2.5号以上は北海道のアキアジに最適!」みたいに言ってるんですね。
いや、まさかラパラの公式で北海道がどうのとか言ってるとはね。
ただ、北海道には確かにこのライン一杯見るし、なにより安いからアキアジ釣りをやる人が結構買ってる。
だいたいアキアジ釣りって、普段釣りしない人でも参戦する北海道最大のフィッシングイベントだからね。素人からプロからヤクザまで、ありとあらゆる人間が竿もって海辺にいったり密漁したりワヤくちゃ。
そういう人にとって、やっぱり安いPEラインはありがたいんでしょう、うちの近所でもやたらラピノヴァ売ってますよ。
ラインカラーがとても見やすい
あとはラインのカラーですけど、これ凄い見やすいですね。
色んなカラーのPEラインがありますけど、やっぱり蛍光グリーンと蛍光ピンクが一番好きだし、このモンスターエナジーみたいな色が好み。
海外のラインの体に凄く悪そうな色がすごい好きというか、この毒々しいまでの派手さは視認性命の釣りにはすごく向いてます。
しかーし、そんなに安いラインにトラブルがないわけではない。
こいつは最初は超カッコイイみたいな雰囲気だしてくるし、気さくな値段ですぐに仲良くなるんですが、そのあとが問題。
だんだんクズさが露呈してきて、かなり寛容な奴とでないと付き合いが続かないんですよ。
まぁ一年クサレ縁やってると、そのあたりもよくわかる
というか、PEライントしては格安の部類に入ってくるので、それなりにトラブルがあるので注意してください、
ラピノヴァXはコーティングが取れるのが速い
まず使っているとすぐわかるのは、ラピノヴァXのコーティングは速攻で取れてしまうことですよね。
釣行回数でいったら10回目にはもう取れてるっていうか、ガイドをこすりやすい分から準に色があせていきますね。
コーティングが取れるとどうなるのか?
まず気になりはじめるのがリーリング中の音です。
コーティングが無くなることにより、ガイドをこするおとが大きくなるので、巻いているとすぐわかります。
続いてラインが糸がらみしやすくなる。
滑りがわるいので放出がスムーズにいかなくなるばかりか、張りもなくなるのでラインスラッグを出す釣りだと見事に絡みますね。
これくらいのクソ野郎っぷりはコーティングという表の顔のせいでわからないのがPEラインの使用感っていうか、インスタの投稿だけで人間性判断するようなもん。PEラインにとってのコーティングはバケの皮で、それがどこまで剥がれないかが問題。
一方、このラピノヴァXはまぁすぐにはがれる。
なんか2回目にのみにいったらすぐ金貸してくれって言われちゃう感じね、はやいから、おまそんな仲良くないから。
まぁ実はダメなラピノヴァさんですが、まぁノリが軽くお高く留まってないぶん、結構使う人も多い。
ということで、今度はこのラインとの付き合い方について書いてみようかなと思います。
オシャレだけど中身はクズ男なラピノヴァXとの付き合いかた
さて、2回目に飲んだら即座に金を借りようとしてくるクズ男、ラピノヴァXですが、まぁ僕なんかもクズな世界で生きてきましたから、こういう連中との付き合いは多い。
付き合う前は働いてたのに、交際しはじめて同棲しだしたら即無職になろうとするやつとかね。
で、そんな時にどうするのかというと、PEラインのコーティングを一時的に取り戻してやるわけです。
つまり、PEにシュッとかをかけてやると良いんですが、こいつにそんな良いものを使う必要もないので、釣りに行く前にシリコンスプレーをかけてやればいい。
つまり、短期バイトをさせる。
いつまでもゴロゴロしてないで、たまには働けよと言ってやる。
ラピノヴァがパチンコ屋に行く前にね。
そうすると、一時的にはラインの滑りが復活するので多少は扱いやすくなる。
ただ、それも一時的なものなので、釣りに行く前にシュッとしてやるのが重要。
だからPEにシュッみたいな高いのじゃなくて、シリコンスプレーで十分なんですよ。
案外クソ野郎なラピノヴァさんと上手く付き合ってください
というわけで、最初はいいけど後がダメなラピノヴァXさんの紹介でした。
しかしまぁ、この見た目だけはカッコイイラインでも、渓流で使ってれば1年以上持つから凄いですね。
小さい魚を釣るのに軽いルアーを投げる釣りなら、ラインにさほど負担もかからないんで、このラインでも結構持ちますね。
でかいの釣る時は、少し余裕をもって一つ上のやつを買ったほうがいいです、はい。
ただし、値段がまぁ安いんで「ちょっとPE使ってみっかー」位の時は丁度いいかも。
まぁ僕も、もうちょいバケの皮がはがれないPEラインを使いたいところですけど、まだこのラインあまってますからね。
しばらくはこいつと付き合っていきますが、うん、根は良いやつなんですよ?
とかありきたりの擁護をしておきます、ラピノヴァ!働け!
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