ダイワ・シルバークリークミノー・ダートカスタムのレビュー

ミノー
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ダイワのシルバークリークミノー・ダートカスタムを渓流で使って一年が経ちますが、そろそろレビュー記事などを書いていこうと思います。

渓流ルアーの中ではマイナーな部類である「ダート系」のミノーであり、使うのに抵抗がある人も結構いるかもしれません。

しかし、実際に使ってみると使用できるエリアも多ければ、低活性にも強く、スレた場所でも釣果を上げやすいルアーだと実感しました。

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シルバークリークミノー・ダートカスタムの特徴

シルバークリークミノーダートカスタム。

その名前が示す通り、横にダートする動きをするミノーです。

このルアーは平打ちに慣れてしまった魚を想定して作られているらしいのですが、たしかに、普通の渓流ミノーは扁平ボディ+後方重心によろロッドワークによってテールを大きく横に振る平打アクションが中心です。

一方、ダートカスタムも後方重心ながらボディの体高を抑えることでダートするように設計されていて、水中では左右にピョンピョンと細かく飛ぶような動きをします。

また、外観的な特徴として、ベイトフィッシュに似せたデザインが採用されています。

これにより、魚へのアプローチは平打系よりもリアルになっているため、ルアーに対して警戒心が高い魚に対してもナチュラルなアピールが可能になっています。

さらに、後方にウェイトが入っているためキャスタビリティに優れている上、瞬時に、かつ適切な深さにルアーを到達させることができるメリットがあります。

このような設計思想により生み出されたダートカスタムは普段は見慣れない渓流魚に対してリアクションバイトを誘発させるのが目的というわけです。

2種類のアクション

シルバークリークミノーダートカスタムには2種類のアクションが存在します。

1つ目は通常のトゥイッチで、このトゥイッチでは文字通りのダートを行うもの。

大きなターンで魚の捕食スイッチを入れることが出来る他、ダートの間に長いタメも出来るので、活性が低い魚に効果が高いです。

2つ目はショートトゥイッチ。

小さな渓流で短い距離で多くのアクションを詰め込みたい場合に使うもので、より細かなターンで魚を誘い出します。

この2つのアクションをポイントごとに使い分けることで、ダートの持つ魔力で魚のリアクションバイトを引き出せるルアーですね。

ダートカスタム48S/53S

ダートカスタムには、2つのサイズ(48Sと53S)があります。

48Sは、小規模な河川での使用を得意としています。

小さなポイントで多くのアクションを詰め込むのにも向いている他、小型の渓流魚を釣るのに最適。

アップクロスなどの釣りに向いているルアーといえるでしょう。

一方、少しサイズアップした53Sは通常の渓流か本流に近いエリアで使うためのルアー。

飛距離が求められたり、少し大きな渓流魚を釣るためのアピール力が求められるエリアに最適。

飛距離を求められる本流のクロスの釣りで効果が発揮できます。

僕がメインで使うのはやはり48Sの方で、やはり小渓流ではこちらのほうが扱いやすいです。

ダートカスタムが役立つシーン

また、他のヒラ打ち系ミノーで反応が無い場所でも、ダート系のクイックな動きには反応することもあるので、普通のルアーの中に織り交ぜて使うのが最もベストなルアーだと感じました。

スタンダードモデルのルアーでは、魚がルアーを追いかけるものの、距離が詰まらずバイトまで至らないことがありますが、まさにそんな時に活躍するのがシルバークリクミノー・ダートカスタムですね。

通常のミノーとは違うダートアクションで魚にスイッチをいれてチェイス&バイト。

平打だと後ろをくっついて来るだけの魚も、ダートでやる気が出たのか果敢なアタックをしてきます。

さらに、アクションロッドワークを駆使して、意図的にこのアクションを演出することができるのが、ダートカスタムの大きな魅力でしょう。動かしていて楽しいルアーですね。

また、バイトチャンスを作り出す時間も長いです。

左右に大きく飛ぶダートでは、ジグザグに水中を引いてくるので、直線的な動きよりもルアーを引く距離が長くなる。

そうなると、やはり小場所で効果的ですし、やる気の無い魚にスイッチを入れるチャンスも増えてきます。

また、ダートアクションも一定ではなく、流れ野中で変化したり、岩に当たることで予想外のイレギュラーな動きを出してくれます。

浮き上がりが少ないミノーなので、ボトムに当ててバイトチャンスを作り出せるのは良いですね。使っていて「ここで岩に当てよう」って感じでダートをコントロールすることもできます。

スレや低活性に強ダートカスタムで渓流魚を吊り上げよう

渓魚の活性が低かったり、スレていたりする場合、ミノーとの距離が詰まらないことが問題となりますが、ダートカスタムはクイックなアクションをしながら移動距離を抑えることができます。

活性が低い時期や、先行者が居るフィールドではダートカスタムは渓魚釣りの強力な味方となるでしょう。

ミノー
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