ジグロックカスタムで行きついたジグスプーンは16g
これをサイズダウンし、さらに軽量化したモデルを作ろうと思い14gの開発をしていました。
全国400万人の貧乏アングラーのため、100円で買えるジグロックを14gのスプーンに変えなくてはならない。世界が貧困や格差にあえぐこの時代を乗り越えるため様々な試練。多くの支払いを乗りこえられそうで乗り越えられずにアイフルの自動ドアをくぐりかけた夜に完成した今回のルアーを紹介します。
ダイソージグロックスプーン14g
こちらがジグロックスプーン14gです。
ゴールドのからりーんぐはマッキーを使って塗装したこちらの記事で詳しく紹介しています。
前回作ったジグロックスプーン16gはこちらの記事を参照してください。
さて、16gからのサイズダウンバージョンである今回のルアーですが、目的は中規模河川での使いやすさを求めて作りました。
さらに細身のシェイプにすることでより小さなベイト。例えば小型のウグイやワカサギなんかを捕食しているトラウトに釣りやすい形を求めております。
作り方は基本的にジグロックスプーンと同じですが、違うのはフロント部分を細目に仕上げてある所ですかね。制作費用はかわらず安くて、フック代金とジグロック代金位。これでアイフルの自動ドアを再びくぐらずにすみます。
カスタムしたジグロックスプーンの14gのアクション
ジグロックをカスタマイズした14gバージョンのアクションです。
基本的にはジグロックスプーンと同じく左右にロールするスプーンの動きです。
ウェイトが軽くなったぶんアクションを出しやすくはなっていますが、浮き上がりは抑えつつお値段も収めの良心設計。
これで貧しきアングラーをこれでまた一人救い、世界から戦争の火を消せる。
ノーベル平和賞受賞確定。ありがとう爆弾博士(ダイナマイトノーベル)
フロント部分を削ることで浮き上がりを抑える
14g のジグロックスプーンはノーマルのジグロックの前半分を左右に削っています。
こうすることで後方重心に設定してアクションは出やすくなっています。
ただ、今回は中規模河川のボトムを狙う目的でジグロックを改造しているので、浮き上がりが良くなりすぎるのも困ります。(後方重心のメタルジグは浮き上がりやすい)
また、スリム化で強度を下げるのも嫌。
そこで、前半分のエッジを削ってセンター部分は残し、表面にきつい局面をつくる。
そこで前方から受ける水の抵抗を減らし、浮き上がりを押さえています。
アクションはルア―後方にあるカップ部分に水を受けることで発生させます。
ボディ前部を中心にロールするカスタム
スプーンというとルアの先端、もしくはスペイル部分を中心にグルグと回るイメージがありますが、ものによってはルアーの中心から少し前側を中心に頭をふりつつロールするものがあります。
今回はその動きを出そうと思いルアーの曲げ方を変更。
真下や上から見るとルアーがミノーのようにウォブリングして動くように見えるようにしました。
メタルジグでは見ない動きですが、スプーンでも細身のシェイプのものは良くこの動きをします。
なか動きがクネクネしているんで、これはトラウトに効きそうです。
ミノーよりも細く小さい14gで攻めたい
ミノーよりもシェイプが小さく思いルアーなので、6㎝未満の小さいベイトにしか食ってこない時に重宝しそうです。
飛距離は同重量のスプーンよりでます。
遠投性が高いので、レイクショアジギングでも使えるなと思いまいます。
基本はボトムトレース用。
川底を中心にリフト&フォールしながら広範囲に探るのに向いてます。
そして原型はジグロックということでコストパフォーマンスは良いです。
手間もほとんどかかりませんし、型を取ってメタルジグを作らずにすみますよ。
なんか手軽に作れるルアー欲しいなって言う時に、手元にジグロックが余っていたら、スプーンライクな14gのメタルジグを作ってみてはどうでしょうか。
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