今回はメタルバイブを使った渓流のヤマメ釣りの記事です。
激安メタルバイブのゲキブルがあればどんな魚でも釣れる。
コスパルアー界隈では定説となりつつあるゲキブル万能説ですが、このαトラウトは認めません。
ゲキブルがあれば魚どころじゃない、幸せそのものが釣れるはず。
もしも僕に資金的余裕があれば、今すぐゲキブルを祀り上げ新手のメタルバイブ教団を立ち上げたい。ていうかなんだメタルバイブ教団って。
そんなキナ臭い現実から離れるため、近所の小川でショート・トリップにでかけましょう。
メタルバイブを使って渓流でヤマメ釣り
真夏の日曜日の真昼間にメタルバイブを使いました。
さすがに暑すぎて家から出て買い物に行く気にもなれなかった僕ですが、少しだけ近くの川に出かけることにしました。
それにしてもこの時期の小さな川は素晴らしい。
広い本流では無理ですが、これだけ地位さな渓流だと緑のアーチが完璧にできあがっていて、天然のトンネルになっています。
日差しは完璧に避けられるし、それに渓流はそれほど虫も多くない。
近所にある名もなき渓流ですが、この時期は、こんな小さな川でメタルバイブで遊ぶのが一番快適です。
黒塗りのゲキブル3gを使って釣りあがる
今回使うのは激安安定のメタルバイブであるゲキブル3g。
使いすぎて色がハゲてしまったのをマッキーで黒く塗ったものです。
フックは鱒バリを使用。
このメタルバイブで釣りあがっていきながら、ヤマメさんを釣っていく予定です。
ヤマメ釣りはミノーやスピナーの独壇場ではありますが、ゲキブルのようなメタルバイブでも楽しめます。
それに、一個の値段の安さは段違い。
一個150円のメタルバイブレーションを使って楽しめればいいですよね。
が、しかしです。
メタルバイブを使ったヤマメ釣りは、あんまり知名度がない!
メタルバイブを持っていても、どうやって使ったら良いかわからないことが多い!
というわけで、若輩ながら今回はヤマメを釣るためのメタルバイブの釣りについても紹介させてもらいたいと思います。若輩若輩!
軽い3gのメタルバイブレーションで渓流ヤマメ釣り
若輩をワカハイと呼んでこそ、本物の若輩。
そんなワカハイ、αトラウトのゲキブルによる渓流ヤマメ釣行のはじまりです。
まず、写真のような水深が浅く、特に深くもなんともない場所。
普通はミノーなんかを投げていくところを、メタルバイブで探ることにします。
コツとしては、ゲキブル3gをキャスト後、着水と同時にリーリングを開始。
水の流れに合わせながらシェイクさせつつ巻く。バイブレーションではなく、シンキングミノーを使う感じでやっていきます。
流れが多少あるような場所は、ミノーとほぼ同じアクションで操作させてやったほうが食ってきやすいですね。
というわけで一匹目のヤマメさんをキャッチ。
メタルバイブだからといって、ブルブルさせなくても釣れます。
メタルバイブは飛距離が出るので渓流では注意してキャスト
ゲキブルのような小型のメタルバイブはミノーよりもはるかに飛距離が出ます。
具体的にいうと、5gのヘビーシンキングミノーと3gのゲキブルは飛距離が一緒。
なのでミノーのつもりでキャストすると、思わぬ距離が出て木にひかっかることも。
この手の小渓流でゲキブルのような飛びやすいルアーを投げる場合は、フリップを多用すると良いです。
渓流の落ち込み付近では細かくリフト&フォール
落ち込み付近でキャッチしたヤマメさんです。
小さな川であっても、落ち込みはそれなりに水深があり、巻き返しなども起きています。
ヤマメさんは流心付近のボトムに大量にいるので、ゲキブルで流れ込みの筋の左右に投げ入れ、巻き返しを利用しながらボトム付近でリフト&フォールを繰り返してあげるとバイト率が上昇。
リフト&フォールの感覚は細め。
リフトして、竿先に振動を感じた瞬間にフォールっていうのが理想。
タン、タン、タンとリズムよく動かし、なるべくボトムを切るように動かしてあげるとヤマメが食ってきます。
メタルバイブのボトム攻めで注意してほしいのは根掛
メタルバイブに限らず、メタル系のルアーはどれも根掛のリスクが高いですから、できるだけボトムに触らないようにリフト&フォールを繰り返すのがこつです。
また、フックを変えるのも根掛減少のコツ。
僕のようにスイミングフックを作り、スプーンの様にフックを上向きにセットすると根掛のリスクを減少できますし、バラシ率も減ります。
あと、スイミングフック作るの面倒な人は、フックアイに付けるスプリットリングを増やしてあげてもいいです。その場合は横アイのフックを使ってください。
流れの少ないプール付近ではメタルバイブのただ巻き
メタルバイブでプールに居るヤマメを狙う時にはただ巻きが強いです。
もちろんトゥイッチを掛けても、リフト&フォールでも釣れるのですが、流れのゆるい場所では警戒されにくいノーマルリトリーブのほうが場をスレさせないと感じてます。
深さのあるプールならボトムを狙ってもいいですが、とくにレンジを意識しなくても表層をメタルバイブでブルブルとリトリーブさせてあげるだけで食ってきます。
ボトムが砂地ならデジ巻きを試してみる
先に先行者が居たせいで場が完全にスレ切っていているようなプールなら、メタルバイブのデジ巻きを試してみるといいです。
ボトムに岩が少なく、砂などがたまっているようなプール限定ですが、早い動きになれているヤマメには、ボトムを這う虫を演出したほうが効果的だったりします。
ちなみにメタルバイブのデジ巻きとは、一定の速度でストップ&ゴーを繰り返す方法。
ボトムをずりずりと這うエビなどを演出する方法で、スレた魚でも口をつかいやすいです。
渓流でもメタルバイブで釣れる
小さな渓流で釣りあがる時にあまり使われないメタルバイブでも、軽い3gなら十分使えますよ。
ルアー1個のコストが少ないのと、ルアーのサイズが小さく、スレたヤマメに効果的。
飛距離が出やすく、沈みやすいので操作にはコツが必要ですが、慣れるとゲキブル単体で釣りあがりが可能。
ミノーイングに飽きてきたり、普通のルアーではヤマメが反応しないような時にはゲキブルを使ってヤマメ釣りを楽しんでみてください。
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